メック株式会社 (4971) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
半導体AIEVIoTDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 4/215位
A
安定性
業種 16/215位
A
成長性
業種 12/214位
C
効率性
業種 47/215位
C
CF健全性
業種 136/215位
売上高
209億円
粗利率
62.0%
営業利益率
27.4%
純利益率
24.0%
ROE
16.5%
ROIC
13.2%
自己資本比率
83.7%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
87億円
NC/時価総額
9.3%
運転資本余剰*
41億円
運転資本余剰/時価総額*
4.4%
フリーCF
6億円
FCFマージン
2.8%
キャッシュ化率
0.79倍
PBR
3.08倍
EV/EBITDA
12.9倍
PER
18.7倍
想定株価
5099.9円
想定時価総額
938億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 209億円 130億円 8億円 57億円 66億円 61億円 50億円
2024年12月期 182億円 111億円 8億円 46億円 54億円 47億円 23億円
2023年12月期 140億円 83億円 8億円 25億円 33億円 27億円 23億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 364億円 201億円 46億円 13億円 305億円
2024年12月期 330億円 197億円 45億円 17億円 269億円
2023年12月期 287億円 155億円 29億円 10億円 248億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 87億円 19億円 72億円 - 22億円 - 41億円
2024年12月期 103億円 18億円 58億円 - 16億円 - 58億円
2023年12月期 67億円 15億円 48億円 - 19億円 - 38億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 40億円 -34億円 -23億円 6億円
2024年12月期 42億円 5160万円 -9億円 43億円
2023年12月期 19億円 -14億円 -18億円 5億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 272.1円 1668.7円 96.0円 35.3% 475.8円 18.7倍 5099.9円 938億円 19,571,093株 1,182,000株
2024年12月期 122.4円 1436.5円 45.0円 36.8% 542.9円 28.6倍 3505.0円 662億円 20,071,093株 1,181,900株
2023年12月期 122.3円 1323.2円 45.0円 36.8% 354.2円 35.9倍 4395.1円 830億円 20,071,093株 1,181,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 16.5% 13.8% 13.2% 62.0% 27.4% 31.4% 24.0% 2.8% 83.7% -
2024年12月期 8.5% 6.9% 11.9% 60.9% 25.0% 29.5% 12.6% 23.3% 81.4% -
2023年12月期 9.3% 8.0% 7.0% 59.3% 17.8% 23.3% 16.4% 3.9% 86.4% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 14.9% 26.0% 119.4% 8.7% 11.9% 12.8% 代表取締役社長 前田和夫
2024年12月期 30.1% 83.0% -0.6% 6.6% 10.9% 5.0% 代表取締役社長 前田和夫
2023年12月期 -14.1% -37.8% -24.8% 5.5% 4.4% 1.7% 代表取締役社長 前田和夫

業種比較(化学、214社中央値)

指標メック株式会社業種中央値
ROE16.5%6.4%
ROA13.8%3.9%
営業利益率27.4%7.3%
純利益率24.0%5.2%
自己資本比率83.7%64.2%
売上成長率14.9%2.1%
PER18.7倍13.1倍
PBR3.08倍0.85倍
EV/EBITDA12.9倍6.2倍
NC/時価総額9.3%4.4%
運転資本余剰/時価総額4.4%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ZACROS株式会社 (7917) 920億円 1585億円
扶桑化学工業株式会社 (4368) 961億円 769億円
セントラル硝子株式会社 (4044) 996億円 1445億円
タカラバイオ株式会社 (4974) 997億円 450億円
KHネオケム株式会社 (4189) 870億円 1151億円
コニシ株式会社 (4956) 858億円 1366億円
旭有機材株式会社 (4216) 1053億円 801億円
クミアイ化学工業株式会社 (4996) 819億円 1705億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年12月期)

半導体AIEVIoT
生成AI関連半導体パッケージ基板次世代通信システムIoT自動運転GX(グリーントランスフォーメーション)

見通し: 2025年12月期は過去最高売上を記録し、営業利益率も27.4%と好調。中期経営計画では2027年12月期に連結売上高250億円、営業利益率26~30%を目指す。AI、自動運転、IoT等、エレクトロニクス業界の技術革新を追い風に、高密度電子基板向け製品や先端技術領域での成長が期待される。

強み: 半導体パッケージ基板向け「CZシリーズ」等、独自性の高い電子基板製造用薬品で高いシェアを持つ。グローバルな販売網と研究開発力も強み。

懸念: 電子基板業界への依存度が高く、業界動向に業績が左右されるリスクがある。また、研究開発費の負担や市場ニーズの分析誤りによる販売減の可能性も指摘されている。

リスク: 電子基板業界の動向に業績が左右されるリスク。研究開発費の負担や市場ニーズ分析の誤りが損益に影響する可能性。中国を含む海外事業展開におけるカントリーリスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社グループは、電子基板・電子部品製造用薬品の開発・製造販売を中核事業とし、関連機械や資材の販売も手掛けている。主要顧客は世界中の電子基板・電子部品メーカーであり、特に半導体パッケージ基板やディスプレイ用基板向けの表面処理剤で高いシェアを持つ。中核製品である密着向上剤「CZシリーズ」は、半導体パッケージ基板において銅と樹脂の剥離を防ぎ、高い信頼性を提供する。また、エッチング剤やその他の表面処理剤も、スマートフォン、PC、車載関連など、エレクトロニクス製品の高性能化・高密度化に不可欠な役割を果たしている。グローバルに事業展開しており、台湾、中国、欧州、タイ、インドに拠点を有し、世界の主要市場を網羅する体制を構築している。事業の大部分を薬品売上が占め、その収益性の高さが特徴である。AI、自動運転、IoT、DX/GXといった技術革新の進展が、同社が関わる市場の長期的な拡大を後押しすると見込まれており、特に高性能化が進む半導体パッケージ基板向けの需要増が期待されている。

直近決算ハイライト

2025年12月期は、売上高209億47百万円(前期比14.9%増)と過去最高を記録し、堅調な業績を達成した。特に、生成AI関連やPC、スマートフォン向けの先端半導体パッケージ基板向け製品の需要が好調であったことが、薬品売上高の伸長(前期比15.6%増)を牽引した。営業利益は57億48百万円(前期比26.0%増)と大幅に増加し、売上高営業利益率は27.4%と前期から2.4ポイント改善した。これは、収益性の高い薬品の出荷量増加と、高収益製品の需要が堅調だったことが要因である。経常利益は60億51百万円(前期比29.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は50億28百万円(前期比119.4%増)と大幅な増加となった。これは、営業利益の伸長に加え、特別利益として補助金の収入が計上されたこと、前期にあったグループ再編に伴う税金計上の影響がなくなったことも寄与した。自己資本比率は83.7%、ROEは17.5%と高い水準を維持しており、株主還元も年間配当金96円、連結配当性向35.3%と積極的に行われている。海外売上高比率は65.1%であり、グローバルな事業展開が業績に貢献している。

強みと競争優位性

同社グループの最大の強みは、電子基板・電子部品製造用薬品、特に半導体パッケージ基板向けの密着向上剤「CZシリーズ」における独自の「独創の技術」である。この技術は、半導体パッケージ基板の信頼性向上に不可欠であり、競合他社が容易に模倣できない高い参入障壁を築いている。また、化学薬品の表面処理技術を基盤とし、界面価値創造というユニークなコンセプトで事業を展開している点も特筆される。グローバルに展開する生産・販売ネットワークも強みであり、主要な電子基板市場を網羅することで、顧客ニーズに迅速に対応できる体制を構築している。売上高の9割以上を占める薬品事業の高い収益性は、継続的な研究開発投資(売上高の約10%)によって支えられており、これが技術革新への迅速な対応と高付加価値製品の開発を可能にしている。さらに、「仕事を楽しむ」という社是に象徴される企業文化は、従業員のエンゲージメントを高め、イノベーションを生み出す原動力となっていると考えられる。これらの要素が複合的に作用し、同社独自の競争優位性を確立している。

リスク要因

同社グループは、電子基板業界への依存度が高く、業界全体の動向に業績が大きく左右されるリスクがある。また、研究開発費として売上高の約10%を投じているが、新製品開発が市場ニーズと乖離したり、技術革新への対応が遅れたりした場合、研究開発費の負担が重荷となり、収益に悪影響を及ぼす可能性がある。グローバルに事業展開しているため、海外、特に中国におけるカントリーリスクも無視できない。為替変動の影響も大きく、円高は減収・減益の要因となる。原油・素材価格の高騰や調達リスクも、主要原料の一部に原油や銅を使用しているため、コスト上昇を通じて損益に影響を与える可能性がある。さらに、知的財産権侵害のリスク、情報セキュリティインシデント、化学物質に関する法規制の改正や順守への対応、自然災害や感染症の流行による生産活動の停止やサプライチェーンの分断といったリスクも抱えている。これらのリスク要因は、同社の事業継続性と収益性に潜在的な影響を与える可能性がある。

投資テーマとの関連

同社グループは、AI、自動運転、IoT、DX/GXといった現代の主要な投資テーマと密接に関連している。特に、AIの進化を支える生成AI関連の半導体需要の拡大は、同社主力製品である先端半導体パッケージ基板向け薬品の需要を牽引しており、直近決算の好調な業績にも大きく貢献している。自動運転やコネクテッドカーといった次世代モビリティの進展は、車載関連部品の高性能化・高信頼性化を要求し、同社の表面処理技術の重要性を高めている。IoTやDX/GXといったデジタル技術の進展は、エレクトロニクス製品全体の需要拡大につながり、同社の基盤市場を成長させる要因となる。同社は、「独創のAI企業としての顔を持つ」ことも目指しており、AI技術との融合も視野に入れている。これらのメガトレンドを背景に、高密度化、高性能化が進む電子基板・電子部品市場において、同社の持つ界面制御技術は、今後も不可欠な存在であり続けると予想される。そのため、先端技術の進化という投資テーマとの関連性は非常に深いと言える。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。