ZACROS株式会社 (7917) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
電子材料医療機器半導体バイオテクノロジー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 105/215位
B
安定性
業種 108/215位
C
成長性
業種 83/214位
C
効率性
業種 41/215位
E
CF健全性
業種 195/215位
売上高
1585億円
粗利率
23.2%
営業利益率
7.0%
純利益率
4.9%
ROE
8.1%
ROIC
7.2%
自己資本比率
60.5%
D/Eレシオ
0.13
有利子負債
123億円
ネットキャッシュ
20億円
NC/時価総額
2.1%
運転資本余剰*
-238億円
運転資本余剰/時価総額*
-25.9%
フリーCF
-83億円
FCFマージン
-5.2%
キャッシュ化率
1.53倍
PBR
0.97倍
EV/EBITDA
5.0倍
PER
12.1倍
想定株価
1284.3円
想定時価総額
920億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1585億円 368億円 70億円 111億円 180億円 123億円 77億円
2025年3月期 1507億円 347億円 60億円 101億円 161億円 104億円 65億円
2024年3月期 1362億円 297億円 59億円 83億円 142億円 89億円 45億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1568億円 805億円 381億円 144億円 948億円
2025年3月期 1539億円 868億円 426億円 107億円 917億円
2024年3月期 1417億円 929億円 408億円 73億円 856億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 143億円 184億円 339億円 123億円 29億円 3200万円 -238億円
2025年3月期 225億円 166億円 330億円 47億円 27億円 1億円 -201億円
2024年3月期 321億円 153億円 340億円 17億円 25億円 2億円 -87億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 118億円 -201億円 2億円 -83億円
2025年3月期 66億円 -175億円 3億円 -109億円
2024年3月期 101億円 -61億円 -35億円 40億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 106.1円 1324.1円 36.0円 33.9% 27.5円 12.1倍 1284.3円 920億円 77,071,040株 5,442,200株
2025年3月期 87.8円 1237.8円 32.5円 37.0% 240.6円 11.6倍 1018.6円 754億円 77,071,040株 3,029,200株
2024年3月期 60.4円 1151.2円 21.0円 34.8% 409.6円 18.0倍 1086.4円 808億円 77,071,040株 2,706,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.1% 4.9% 7.2% 23.2% 7.0% 11.4% 4.9% -5.2% 60.5% 0.13
2025年3月期 7.1% 4.2% 7.3% 23.0% 6.7% 10.7% 4.3% -7.2% 59.5% 0.05
2024年3月期 5.3% 3.2% 6.7% 21.9% 6.1% 10.4% 3.3% 2.9% 60.4% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 5.2% 9.3% 18.0% 7.0% 6.2% 23.4% -
2025年3月期 10.7% 21.2% 44.1% 5.7% 5.7% -0.7% 代表取締役社長 下田拓
2024年3月期 5.3% 41.9% -6.6% 5.1% 3.9% -6.7% 代表取締役社長 下田拓

業種比較(化学、214社中央値)

指標ZACROS株式会社業種中央値
ROE8.1%6.4%
ROA4.9%3.9%
営業利益率7.0%7.3%
純利益率4.9%5.2%
自己資本比率60.5%64.4%
売上成長率5.2%2.1%
PER12.1倍13.2倍
PBR0.97倍0.85倍
EV/EBITDA5.0倍6.2倍
NC/時価総額2.1%4.9%
運転資本余剰/時価総額-25.9%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
メック株式会社 (4971) 938億円 209億円
扶桑化学工業株式会社 (4368) 961億円 769億円
KHネオケム株式会社 (4189) 870億円 1151億円
コニシ株式会社 (4956) 858億円 1366億円
セントラル硝子株式会社 (4044) 996億円 1445億円
タカラバイオ株式会社 (4974) 997億円 450億円
クミアイ化学工業株式会社 (4996) 819億円 1705億円
大阪有機化学工業株式会社 (4187) 805億円 363億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

電子材料医療機器半導体
シングルユースバッグ(BioPhaS®)偏光板用プロテクトフィルム半導体パッケージ基板用層間絶縁材料海外事業拡大(中国・インド)積極的な設備投資(2024-2026年度)

見通し: 2025年度は積極投資による構造改革期として、三重・沼田事業所の拡張や中国・インドでの子会社設立等に570億円を投じる。2030年度には売上高2,200億円、ROE12%を目指す。

強み: 顧客・市場・社会の潜在的課題に挑む「ソリューション創造活動」を進化させ、ユニークな解決策を生み出す企業文化。

懸念: 情報電子関連市場の需要変動、原材料価格高騰、為替変動、競合他社による模倣や技術革新のリスク。

リスク: 情報電子関連市場の需要変動リスク:主力製品であるプロテクトフィルム等の需要が急変した場合、業績に大きな影響を与える可能性がある。原材料価格変動リスク:原油・ナフサ価格や為替変動により、吸収を超えるコスト増となった場合、業績を圧迫する。海外事業展開リスク:進出国の法規制変更や政情不安、紛争等により、サプライチェーンや事業活動に混乱が生じる可能性がある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ZACROS株式会社(旧社名:ZACROS株式会社)は、1994年より「ZACROS」をハウスネームとして使用し、創業110周年を機に社名を変更、社名に「究極の先端」という意味を込めて、世界に向けてソリューション創造活動を展開する企業です。主な事業は、ウェルネス、環境ソリューション、情報電子、産業インフラの4つのセグメントで、これらに関連する製品の製造・販売を行っています。ウェルネス事業では、医薬・医療用包装材やバイオ医薬品等製造用シングルユースバッグなどを手掛け、身体と心の健康実現を推進します。環境ソリューション事業では、つめかえ包装やプラスチック製液体容器などを提供し、循環型社会に貢献します。情報電子事業では、液晶ディスプレイ用プロテクトフィルムや半導体パッケージ基板用層間絶縁フィルムなどの高機能部材を提供し、超スマート社会を支えます。産業インフラ事業では、ビル用煙突や空調用配管などを扱い、生活を支える産業インフラの強化に貢献しています。これらの事業を通じて、顧客、市場、社会の潜在的な課題解決に挑み、ユニークな解決策を創出することで、新しい文化や価値を生み出し続けています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が1,585億35百万円となり、前年同期比で5.2%増加しました。営業利益は110億54百万円(同9.3%増)、経常利益は123億3百万円(同18.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は77億7百万円(同18.0%増)といずれも増益を達成しました。セグメント別では、ウェルネス事業は278億49百万円(同2.6%増)の増収でしたが、先行費用投入などにより営業損失2億1百万円となりました。環境ソリューション事業は325億59百万円(同0.4%減)と微減収でしたが、増収効果などにより営業利益14億59百万円(同12.5%増)を確保しました。情報電子事業は568億円(同5.3%増)と増収し、営業利益47億70百万円(同13.4%増)となりました。産業インフラ事業は413億25百万円(同11.8%増)と大きく伸長し、営業利益50億26百万円(同22.9%増)と堅調に推移しました。全体として、情報電子事業や産業インフラ事業の増収効果、生産効率向上や価格転嫁などの収益向上策が奏功し、業績を押し上げました。

強みと競争優位性

ZACROSは、創業以来培ってきた「ソリューション創造活動」を核とするビジネスモデルを強みとしています。顧客や市場の潜在的なニーズを先取りし、社内外の多様な製品、技術、サービスを組み合わせることで、他社にはないユニークな解決策を提供してきました。特に、情報電子事業における偏光板用プロテクトフィルムでは、業界再編の機を捉え、積極投資によって圧倒的な市場シェアを維持しようとしています。また、ウェルネス事業におけるバイオ医薬品等製造用シングルユースバッグ(BioPhaS®)も成長牽引事業として生産体制強化を進めています。さらに、中長期経営計画において「ビジネスモデルの進化」「事業ポートフォリオ変革」「バランスシート改革」を掲げ、高付加価値創造体質への構造変革を推進しており、これが将来の競争優位性をさらに高める可能性があります。多様な事業ポートフォリオと、それらを統合して新たな価値を生み出す企画力・開発力が、同社の独自性と競争力の源泉となっています。

リスク要因

ZACROSの事業運営における主要なリスクとしては、まず情報電子関連市場の需要変動が挙げられます。液晶ディスプレイやパソコン、サーバー市場の動向は、同社の業績に直接的な影響を与える可能性があります。また、原材料価格の変動や調達リスクも懸念されます。原油・ナフサ価格の国際市況や為替変動、さらには自然災害や国際情勢による需給バランスの崩れが、業績に影響を及ぼす可能性があります。加えて、競合他社との技術競争や価格競争も常に存在し、シェア低下のリスクを伴います。海外事業展開における税制・法規制の変更、政治・経済情勢の混乱、サプライチェーンの混乱リスクも考慮すべき点です。さらに、高品質な製品への要求が高まる中、製品の欠陥による賠償責任リスクや、サイバー攻撃等による情報セキュリティリスクも潜在的な脅威となります。これらのリスクに対し、同社は市場モニタリング、事業多角化、技術向上、サプライヤーとの関係構築、保険加入、情報セキュリティ対策などを実施していますが、リスクが顕在化する可能性は依然として存在します。

投資テーマとの関連

ZACROSは、直接的にAIや半導体、EVといった最先端の投資テーマに特化しているわけではありませんが、その事業内容を通じて間接的に関連を深めています。情報電子事業では、AI分野向けを中心とした半導体市場の成長を取り込むべく、層間絶縁フィルムの増産対応を継続しており、半導体サプライチェーンの一部を担っています。また、次世代通信やモビリティをターゲットとした電子部材の開発も推進しており、これは将来的なEVや通信インフラ関連の成長テーマとも関連します。産業インフラ事業におけるデータセンター向けビル用煙突の需要取り込みも、ITインフラ拡大というテーマと結びつきます。さらに、環境ソリューション事業における環境負荷低減製品の開発や、ウェルネス事業におけるバイオ医薬品製造用資材の提供は、サステナビリティやヘルスケアといった長期的な投資テーマとも整合性があります。中長期経営計画における「ソリューション創造活動の進化」は、これらの成長分野への対応力を高め、新たな投資テーマとの関連性を今後さらに広げていく可能性を秘めています。

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