オークマ株式会社 (6103) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
ロボティクスAI工場自動化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 147/230位
B
安定性
業種 81/230位
B
成長性
業種 57/230位
D
効率性
業種 135/230位
D
CF健全性
業種 193/230位
売上高
2359億円
粗利率
29.4%
営業利益率
6.6%
純利益率
5.3%
ROE
5.1%
ROIC
4.0%
自己資本比率
72.0%
D/Eレシオ
0.10
有利子負債
250億円
ネットキャッシュ
228億円
NC/時価総額
10.9%
運転資本余剰*
-44億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.1%
フリーCF
-54億円
FCFマージン
-2.3%
キャッシュ化率
1.90倍
PBR
0.85倍
EV/EBITDA
7.5倍
PER
16.9倍
想定株価
3515.7円
想定時価総額
2084億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2359億円 693億円 93億円 155億円 248億円 164億円 126億円
2025年3月期 2068億円 656億円 92億円 147億円 239億円 155億円 96億円
2024年3月期 2280億円 744億円 96億円 254億円 350億円 256億円 194億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3404億円 1906億円 522億円 323億円 2450億円
2025年3月期 2982億円 1846億円 427億円 174億円 2275億円
2024年3月期 2978億円 1878億円 468億円 131億円 2280億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 478億円 821億円 449億円 250億円 451億円 11億円 -44億円
2025年3月期 483億円 856億円 369億円 100億円 340億円 11億円 55億円
2024年3月期 492億円 818億円 419億円 50億円 359億円 11億円 24億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 238億円 -292億円 29億円 -54億円
2025年3月期 178億円 -153億円 -35億円 25億円
2024年3月期 53億円 -126億円 -107億円 -73億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 208.0円 4133.7円 100.0円 48.1% 384.1円 16.9倍 3515.7円 2084億円 67,510,000株 8,239,000株
2025年3月期 158.5円 3760.2円 100.0円 63.1% 632.6円 21.5倍 3406.9円 2061億円 67,510,000株 7,008,600株
2024年3月期 314.9円 3747.1円 100.0円 31.8% 727.3円 11.3倍 3558.4円 2165億円 67,510,000株 6,675,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.1% 3.7% 4.0% 29.4% 6.6% 10.5% 5.3% -2.3% 72.0% 0.10
2025年3月期 4.2% 3.2% 4.3% 31.7% 7.1% 11.5% 4.6% 1.2% 76.3% 0.04
2024年3月期 8.5% 6.5% 7.6% 32.6% 11.1% 15.3% 8.5% -3.2% 76.5% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 14.1% 5.8% 30.9% 1.2% 13.8% -14.5% -
2025年3月期 -9.3% -42.2% -50.5% 6.2% 3.7% 0.4% 代表取締役社長 家城淳
2024年3月期 0.2% 2.3% 1.0% 22.7% 1.5% 73.9% 代表取締役社長 家城淳

業種比較(機械、229社中央値)

指標オークマ株式会社業種中央値
ROE5.1%7.1%
ROA3.7%4.4%
営業利益率6.6%8.3%
純利益率5.3%6.6%
自己資本比率72.0%65.2%
売上成長率14.1%3.0%
PER16.9倍13.2倍
PBR0.85倍0.91倍
EV/EBITDA7.5倍6.1倍
NC/時価総額10.9%13.1%
運転資本余剰/時価総額-2.1%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
グローリー株式会社 (6457) 2157億円 3396億円
株式会社タクマ (6013) 1968億円 1656億円
NTN株式会社 (6472) 1903億円 8263億円
オーエスジー株式会社 (6136) 1896億円 1606億円
株式会社平和 (6412) 1843億円 2581億円
株式会社椿本チエイン (6371) 2394億円 2959億円
カナデビア株式会社 (7004) 1696億円 6452億円
TOWA株式会社 (6315) 1666億円 544億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2026年3月期)

ロボティクスAI工場自動化
ものづくりサービスGreen-Smart MachineAI・自動化ソリューション5軸制御マシニングセンタ・複合加工機グローバルサプライチェーン強靭化

見通し: 工作機械市場は、自動化・省人化需要拡大や国内回帰の動きを受け中長期的には緩やかな成長が見込まれる。2030年度売上高3,000億円、営業利益率15%以上を目指し、AI・自動化ソリューション強化と高付加価値製品拡販で収益拡大を図る。

強み: NC装置自社開発、機電情知融合技術。ハード・ソフト・加工技術・保守まで提供する「ものづくりサービス」。

懸念: 海外売上比率73.3%と高く、主要消費地域の経済変動やカントリーリスク(貿易政策、移転価格税制)の影響を受けやすい。

リスク: 1. 主要消費国の経済悪化や設備投資需要の変動。2. 米国を中心とした貿易政策の変動や関税措置によるコスト増・価格転嫁制約。3. 為替・金利・株価変動、原材料・海上運賃高騰。4. サイバーセキュリティリスク(ランサムウェア感染事例あり)。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

オークマは、NC旋盤、マシニングセンタ、複合加工機、NC研削盤といった工作機械の製造・販売を主軸とする総合工作機械メーカーです。機械、電気(制御)、情報、知識創造を融合させた「機電情知」を基盤とし、数値制御装置(NC装置)の自社開発能力を活かして、ハードウェアからソフトウェア、製品から加工技術、販売前からアフターサービスまで、一貫した「ものづくりサービス」を提供しています。これにより、顧客の製造プロセス全体にわたる課題解決と新たな価値創造を支援する「トータルレスポンシビリティ」を追求しています。スマートマシン(知能化・AI技術搭載)やスマートファクトリー構築ノウハウも提供し、労働人口減少や脱炭素化といった社会課題の解決に貢献することを目指しています。事業は日本、米州、欧州、アジア・パシフィックの4地域に区分されており、海外売上高比率が7割を超えるグローバル展開が特徴です。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、オークマは売上高2,359億円を達成し、前期比14.1%増と堅調な成長を示しました。営業利益は155億円(前期比5.8%増)、経常利益は164億円(前期比5.5%増)となりました。特に当期純利益は126億円(前期比30.9%増)と大きく伸長し、収益性の改善が見られます。これは、米州を中心とした需要の回復や、大手EVメーカーからの大型投資案件の受注が貢献した結果と言えます。一方で、売上高営業利益率は6.6%となり、前期から0.5%低下しました。これは、部材コストの上昇、輸送コストの高止まり、人的資本投資の強化といったコスト増加要因が影響したためです。営業活動によるキャッシュ・フローは238億円(前期比33.8%増)と大幅に改善しており、財務基盤の強化に寄与しています。

強みと競争優位性

オークマの最大の強みは、NC装置を含む工作機械の主要コンポーネントを自社で開発・製造できる総合力にあります。これにより、ハードウェアとソフトウェアを統合した高度な制御技術と、顧客の多様なニーズに応えるカスタマイズ能力を実現しています。「機電情知」の融合技術を基盤とした「ものづくりサービス」は、単なる機械販売にとどまらず、加工技術、スマートファクトリー構築ノウハウまで提供することで、顧客の生産性向上や自動化、省人化といった課題解決に貢献します。また、グローバルに広がる販売・サービスネットワークは、世界中の顧客に対して迅速かつきめ細やかなサポートを提供できる体制を構築しており、参入障壁の高さと顧客からの信頼獲得に繋がっています。海外売上高比率が高いことも、グローバル市場での競争力を示しています。

リスク要因

オークマの事業は、工作機械の主要消費地域である日本、米州、欧州、アジアの経済状況や設備投資需要の変動に大きく影響されます。特に海外売上高比率が高いため、これらの地域経済の悪化は業績に直結します。また、中国や台湾での製造、グローバルでの販売・サービス提供は、政情不安、予期せぬ法規制変更、貿易政策の変動、カントリーリスクに晒されています。為替変動リスクも、グローバルな事業展開から避けられません。原材料費や海上運賃の高騰もコスト増加要因となり、価格転嫁が困難な場合は収益性を圧迫する可能性があります。さらに、サイバー攻撃による情報システムへの影響や、自然災害による生産拠点への被害リスクも潜在的な脅威として存在します。

投資テーマとの関連

オークマは、製造業の自動化・省人化ニーズの高まりや、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展といった投資テーマと深く関連しています。同社が提供するスマートマシンやスマートファクトリーソリューションは、AIやIoT技術を活用し、生産現場の高度化に貢献します。特に、労働人口減少が深刻化する中で、製造業における自動化・省人化への投資は今後も拡大が見込まれ、オークマの事業機会となります。また、生成AIの進展は、機械の知能化やデータ活用による生産性向上をさらに加速させる可能性があり、同社の「知能化技術」とのシナジーが期待されます。航空宇宙・防衛・エネルギーといった、需要が堅調な産業分野への高付加価値製品の拡販も、中長期的な成長ドライバーとなり得ます。

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