日進工具株式会社 (6157) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
半導体AI自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 39/230位
A
安定性
業種 4/230位
C
成長性
業種 109/230位
C
効率性
業種 92/230位
A
CF健全性
業種 15/230位
売上高
95億円
粗利率
55.4%
営業利益率
20.6%
純利益率
15.2%
ROE
8.2%
ROIC
7.8%
自己資本比率
90.1%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
95億円
NC/時価総額
49.0%
運転資本余剰*
79億円
運転資本余剰/時価総額*
41.2%
フリーCF
18億円
FCFマージン
18.5%
キャッシュ化率
1.48倍
PBR
1.09倍
EV/EBITDA
3.8倍
PER
14.1倍
想定株価
822.0円
想定時価総額
193億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 95億円 53億円 6億円 20億円 26億円 20億円 14億円
2025年3月期 94億円 50億円 6億円 18億円 24億円 18億円 13億円
2024年3月期 90億円 49億円 6億円 19億円 25億円 19億円 13億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 196億円 135億円 15億円 2億円 177億円
2025年3月期 199億円 138億円 13億円 2億円 182億円
2024年3月期 192億円 127億円 13億円 2億円 175億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 95億円 24億円 14億円 - 4023万円 - 79億円
2025年3月期 98億円 23億円 14億円 - 3152万円 - 85億円
2024年3月期 88億円 24億円 13億円 - 2984万円 - 75億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 21億円 -4億円 -21億円 18億円
2025年3月期 20億円 -4億円 -7億円 16億円
2024年3月期 18億円 -6億円 -9億円 13億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 58.4円 751.9円 30.0円 51.4% 403.2円 14.1倍 822.0円 193億円 25,035,034株 1,552,900株
2025年3月期 50.8円 731.2円 30.0円 59.1% 392.0円 14.7倍 746.3円 186億円 25,035,034株 116,100株
2024年3月期 53.0円 705.3円 27.5円 51.9% 353.9円 18.6倍 984.8円 245億円 25,035,034株 185,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.2% 7.4% 7.8% 55.4% 20.6% 27.0% 15.2% 18.5% 90.1% -
2025年3月期 6.9% 6.3% 6.8% 52.8% 18.7% 25.6% 13.4% 17.2% 91.4% -
2024年3月期 7.5% 6.9% 7.5% 54.7% 20.7% 27.6% 14.6% 13.9% 91.1% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 0.7% 10.9% 14.0% -0.6% 3.2% -2.4% -
2025年3月期 4.3% -5.4% -4.2% -0.3% -0.2% -5.8% 代表取締役社長 後藤弘治
2024年3月期 -6.4% -11.4% -10.5% 3.7% -2.9% 7.3% 代表取締役社長 後藤弘治

業種比較(機械、229社中央値)

指標日進工具株式会社業種中央値
ROE8.2%7.1%
ROA7.4%4.3%
営業利益率20.6%8.2%
純利益率15.2%6.5%
自己資本比率90.1%65.2%
売上成長率0.7%3.1%
PER14.1倍13.2倍
PBR1.09倍0.91倍
EV/EBITDA3.8倍6.2倍
NC/時価総額49.0%13.1%
運転資本余剰/時価総額41.2%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
トリニティ工業株式会社 (6382) 198億円 390億円
日本ギア工業株式会社 (6356) 187億円 99億円
株式会社KVK (6484) 201億円 309億円
株式会社マルマエ (6264) 205億円 114億円
株式会社PEGASUS (6262) 179億円 217億円
ワイエイシイホールディングス株式会社 (6298) 177億円 265億円
株式会社松屋アールアンドディ (7317) 177億円 98億円
オカダアイヨン株式会社 (6294) 176億円 270億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AI自動車部品
超硬小径エンドミルAI・データセンター需要高付加価値製品独自製造プロセス生産拠点分散化

見通し: AI・データセンター需要に支えられ、半導体・電子部品関連は堅調。中華・アジア圏の自動車産業等での需要拡大も期待。高付加価値製品戦略と原価低減で増収増益が続く見込み。

強み: 超硬小径エンドミルに特化し、独自の製造プロセスと専用機による高精度・高品質・長寿命の両立。価格競争に依らない付加価値創出。

懸念: 主要素材タングステンの国際市況変動リスク。生産・開発拠点が宮城県に集中していることによる災害リスク。

リスク: 生産・開発拠点の集中による自然災害リスク。小径切削工具への集中による代替技術・素材出現リスク。主要素材タングステン価格高騰と供給不安リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E01729は、マシニングセンタ等に取り付けて金属加工を行う切削工具「エンドミル」の製造・販売を主軸とする企業です。特に、超硬素材で刃径6mm以下の小径エンドミルに経営資源を集中しており、これが取扱高の約8割を占める主力事業となっています。この小径エンドミルは、電子機器、民生機器、自動車部品などの精密金型製作や部品の精密・微細加工に不可欠な工具です。同社は、独自開発の専用加工機と製造プロセスに裏打ちされた高い精度、長寿命、品質安定性を強みとしており、これらを競争優位性の源泉としています。事業セグメントは、「エンドミル関連」と「その他」(工具ケース等のプラスチック成形品)の2つに分かれますが、売上規模の観点から「エンドミル関連」が実質的に事業全体を構成しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比0.7%増の95億円となり、堅調な推移を示しました。営業利益は同10.9%増の20億円、経常利益は同13.0%増の20億円、当期純利益は同14.0%増の14億円と、増収増益を達成しました。特に利益面での伸びが顕著であり、売上高経常利益率は21.2%と、目標としていた20%を上回りました。これは、AI・データセンター関連やアジア市場向け販売の好調に加え、原価低減活動による製造原価の抑制が寄与した結果です。一方で、純資産は前期比3.1%減の175億円、総資産は同1.7%減の196億円となり、これは主に自己株式取得による影響が反映されています。現金及び預金も同3.1%減の95億円となりました。営業キャッシュ・フローは同6.3%増の21億円と、本業での資金創出力は維持・向上しています。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、超硬小径エンドミルというニッチかつ高付加価値な分野に特化し、そこで培われた独自の技術力と生産体制にあります。自社開発の専用加工機と独自の製造プロセスにより、他社には容易に模倣できない高精度、長寿命、品質安定性を両立させています。これは、精密・微細加工が求められる先端分野において、顧客からの信頼を得るための強力な武器となっています。また、小径切削工具市場の成長性に着目した大手メーカーの参入がある中で、同社は「他社との明確な違い」を打ち出す独自性の高い製品開発を推進しており、価格競争に陥らない付加価値創出を経営戦略の基軸としています。さらに、地震対策として仙台工場に「オールラウンド免震」機構を導入するなど、生産拠点のリスク分散とBCP(事業継続計画)強化にも注力しており、これが安定供給能力の裏付けとなっています。

リスク要因

同社が直面するリスクとして、まず、主要素材であるタングステンの価格高騰と供給安定性が挙げられます。タングステンは国際市況に左右されやすく、中国への供給依存度が高いことがリスク要因となります。これに対し、同社は在庫の積み増し、仕入先との連携強化、調達先の分散といった対策を講じていますが、市場動向によってはコスト上昇圧力が継続する可能性があります。また、主要製品である超硬小径エンドミルが、将来的に他の素材や新たな加工方法(例:3Dプリンターによる金属積層造形)に代替される可能性も潜在的なリスクです。これに対しては、cBNやPCDといった代替素材製品の開発や、新たな加工技術への対応も研究していますが、技術革新のスピードによっては対応が追いつかないリスクも考慮されます。さらに、生産・開発拠点が宮城県の仙台北部中核工業団地に集約されていることから、当該地域で大規模な自然災害が発生した場合、事業全体に甚大な影響が及ぶ可能性があります。

投資テーマとの関連

E01729の事業は、AIやデータセンター、半導体、電子部品といった、現代の先端技術分野の発展と密接に関連しています。これらの分野では、微細化・高精度化が進む部品製造に不可欠な精密加工技術が求められ、同社が提供する小径エンドミルはその中核を担うツールです。特に、AIの普及やデータセンターの拡張に伴う半導体・電子部品需要の増加は、同社にとって追い風となる可能性があります。また、自動車分野においても、電動化や自動運転技術の進展に伴い、複雑な構造を持つ部品の精密加工ニーズは継続的に存在します。航空宇宙や医療機器といった成長分野でも、高度な加工技術への需要増加が期待されており、同社の事業領域との親和性は高いと言えます。これらの成長テーマへの貢献度合いが、今後の同社の業績成長を左右する重要な要素となるでしょう。

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