株式会社安川電機 (6506) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
AIロボティクスデータセンター再生医療工場自動化EV再生可能エネルギー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 104/248位
C
安定性
業種 148/249位
D
成長性
業種 181/247位
D
効率性
業種 150/249位
C
CF健全性
業種 153/249位
売上高
5421億円
粗利率
35.3%
営業利益率
8.7%
純利益率
6.5%
ROE
7.3%
ROIC
5.4%
自己資本比率
59.5%
D/Eレシオ
0.26
有利子負債
1249億円
ネットキャッシュ
-636億円
NC/時価総額
-4.4%
運転資本余剰*
-1299億円
運転資本余剰/時価総額*
-9.1%
フリーCF
80億円
FCFマージン
1.5%
キャッシュ化率
1.48倍
PBR
2.97倍
EV/EBITDA
25.5倍
PER
40.6倍
想定株価
5515.4円
想定時価総額
1.4兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年2月期 5421億円 1912億円 113億円 473億円 586億円 496億円 352億円
2025年2月期 5377億円 1915億円 105億円 502億円 607億円 785億円 570億円
2024年2月期 5757億円 2091億円 112億円 662億円 774億円 691億円 507億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年2月期 8124億円 4715億円 1912億円 1276億円 4835億円
2025年2月期 7438億円 4628億円 1795億円 1247億円 4312億円
2024年2月期 7023億円 4561億円 1891億円 1052億円 3993億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年2月期 612億円 2108億円 1639億円 1249億円 非該当 74億円 -1299億円
2025年2月期 590億円 2063億円 1537億円 1095億円 非該当 71億円 -1205億円
2024年2月期 403億円 2079億円 1679億円 959億円 非該当 73億円 -1489億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年2月期 32億円 904億円
2025年2月期 43億円 747億円
2024年2月期 44億円 440億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年2月期 522億円 -442億円 -86億円 80億円
2025年2月期 565億円 -213億円 -157億円 352億円
2024年2月期 546億円 -293億円 -294億円 253億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年2月期 135.9円 1864.3円 68.0円 50.0% -244.7円 40.6倍 5515.4円 1.4兆円 266,690,000株 6,663,900株
2025年2月期 218.6円 1662.6円 68.0円 31.1% -194.2円 18.4倍 4033.5円 1.0兆円 266,690,000株 6,663,100株
2024年2月期 193.9円 1527.8円 64.0円 33.0% -212.3円 31.6倍 6118.5円 1.6兆円 266,690,000株 4,661,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年2月期 7.3% 4.3% 5.4% 35.3% 8.7% 10.8% 6.5% 1.5% 59.5% 0.26
2025年2月期 13.2% 7.7% 6.5% 35.6% 9.3% 11.3% 10.6% 6.6% 58.0% 0.25
2024年2月期 12.7% 7.2% 9.4% 36.3% 11.5% 13.4% 8.8% 4.4% 56.9% 0.24

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年2月期 0.8% -5.7% -38.2% -0.8% 6.8% -11.5% -
2025年2月期 -6.6% -24.3% 12.4% 3.9% 5.5% -1.7% 代表取締役社長 小川昌寛
2024年2月期 3.5% -3.0% -2.1% 13.9% 3.9% 34.6% 代表取締役社長 小川昌寛

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標株式会社安川電機業種中央値
ROE7.3%6.9%
ROA4.3%4.2%
営業利益率8.7%6.8%
純利益率6.5%5.8%
自己資本比率59.5%61.2%
売上成長率0.8%4.0%
PER40.6倍15.0倍
PBR2.97倍1.04倍
EV/EBITDA25.5倍6.5倍
NC/時価総額-4.4%8.7%
運転資本余剰/時価総額-9.1%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
富士電機株式会社 (6504) 1.6兆円 1.2兆円
横河電機株式会社 (6841) 1.2兆円 6048億円
株式会社KOKUSAI ELECTRIC (6525) 1.2兆円 2351億円
レーザーテック株式会社 (6920) 1.8兆円 2515億円
ミネベアミツミ株式会社 (6479) 1.0兆円 1.7兆円
オムロン株式会社 (6645) 8745億円 7674億円
シスメックス株式会社 (6869) 8575億円 5000億円
株式会社SCREENホールディングス (7735) 8514億円 6057億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年2月期)

AIロボティクスデータセンター再生医療
i³-MechatronicsフィジカルAIAIロボティクスデータセンター再生医療

見通し: 2026年度はAI・半導体関連の需要増を背景に増収増益を計画。長期ビジョン「2035年ビジョン」では営業利益率20%以上、配当性向40%以上を目指す。中計「Dash 35」では営業利益1000億円を目標。

強み: 創業110年のメカトロニクス技術のDNA、i³-Mechatronicsによるソリューション提供力、安川ブランドの信頼性。

懸念: 急速に進展するAI技術への対応遅れによる競争優位性の喪失リスク。グローバルサプライチェーンにおける地政学リスク。

リスク: 地政学リスク:米中関係緊張、ロシア・ウクライナ情勢等による事業活動への影響。原材料・部品調達リスク:国際情勢変化や取引先の経営状況悪化による安定供給困難。情報セキュリティリスク:サイバー攻撃や生成AI不適切利用による情報漏洩・システム停止。

AI詳細分析(2026年2月期)

事業概要

安川電機は、1915年の創業以来、「事業の遂行を通じて広く社会の発展、人類の福祉に貢献すること」を存在意義とし、メカトロニクス技術を核とした事業を展開する企業です。創業以来110年以上にわたり、モータとその応用技術を基盤に、モーションコントロール、パワー変換、ロボット技術を培ってきました。同社のビジネスモデルは、これらのコア技術を融合させた「i³-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」というソリューションコンセプトに基づき、顧客の経営課題解決に貢献することにあります。このコンセプトは、「integrated(統合的)」「intelligent(知能的)」「innovative(革新的)」の3つの「i」をメカトロニクスに重ね合わせ、顧客への提供価値を最大化することを目指しています。主要な事業セグメントとしては、産業用ロボット、モーションコントロール(ACサーボドライバ、サーボモータ、コントローラ)、そしてインバータ事業が挙げられます。これらの製品群は、半導体製造装置、自動車、工作機械、物流、そして近年では医療・製薬、農業など、幅広い産業分野で活用されています。同社は、これらの製品・サービスを通じて、自動化、省エネルギー化、生産性向上といった顧客のニーズに応えるソリューションを提供しています。2026年2月期においては、売上高5,421億円を計上しました。

直近決算ハイライト

2026年2月期における安川電機の業績は、売上高が5,421億円と前期比で0.8%の微増となりました。しかし、営業利益は473億円で前期比5.7%の減少、経常利益は496億円で同36.8%の減少、当期純利益は352億円で同38.2%の減少となりました。この利益面での減少は、主に前期に発生した一時的な要因の反動や、市場環境の変化、研究開発投資の増加などが影響していると考えられます。営業利益率は8.7%となり、前期の10%超から低下しました。一方で、純資産は4,835億円と前期比12.1%増加し、総資産も8,124億円と前期比9.2%増加するなど、財務基盤は着実に強化されています。現金及び預金は612億円となり、前期比で3.7%増加しています。営業キャッシュフローは522億円で、前期比7.7%の減少となりました。一株当たり当期純利益(EPS)は135.88円で、前期比37.8%の減少となりました。株主還元としては、1株配当は68.00円で、前期比0.0%の据え置きとなりました。

強みと競争優位性

安川電機の最大の強みは、110年以上にわたり培ってきたメカトロニクス技術における深い専門知識と、それを核とした「i³-Mechatronics」という独自のソリューション提供能力にあります。特に、産業用ロボット分野においては、1977年に国産初の量産型産業用ロボット「MOTOMAN」を開発して以来、長年にわたり業界をリードしており、高いブランド力と技術的優位性を確立しています。また、サーボモータやACサーボドライバ、インバータといったモーションコントロールおよびパワー変換技術においても、世界トップクラスのシェアと品質を誇ります。これらのコア技術を統合し、顧客の生産性向上や自動化といった具体的な課題解決に結びつける能力は、他社との差別化要因となっています。さらに、グローバルに広がる生産・販売・サービスネットワークは、多様な顧客ニーズへの迅速な対応と、サプライチェーンの安定化に貢献しています。AIやデータ活用といった最新技術を取り込み、「フィジカルAI」や「i³-Singularity」といった新たな概念を提唱し、技術革新を続ける姿勢も、将来的な競争優位性を支える要素と言えます。

リスク要因

安川電機は、グローバルに事業を展開していることから、地政学リスクの影響を受けやすい構造にあります。特に、米中関係の緊張、ロシア・ウクライナ情勢、中東・アジア地域における紛争の拡大などは、サプライチェーンの寸断、輸出規制の強化、関税引き上げなどを通じて、事業活動に支障をきたす可能性があります。また、原材料や部品の調達リスクも無視できません。鋼材などの価格高騰や、国際情勢の不安定化、さらには取引先での自然災害や経営悪化などにより、安定的な供給が困難になるシナリオが考えられます。為替相場の変動も、海外での売上や原材料調達の円換算額に影響を与え、業績を左右する要因となります。競争環境の激化もリスクとして挙げられます。技術革新のスピードが速い分野では、競合他社との技術・品質競争で遅れをとる可能性や、価格競争による収益性の低下リスクが存在します。さらに、サイバー攻撃や情報漏洩、生成AIの不適切な利用といった情報セキュリティリスク、気候変動に伴う規制強化やコスト増加、そして人材確保の競争激化なども、経営に影響を及ぼす可能性のある要因として挙げられます。

投資テーマとの関連

安川電機は、産業用ロボットや自動化ソリューションを提供する企業として、「AI・ロボティクス」および「DX(デジタルトランスフォーメーション)」といった投資テーマに深く関連しています。同社は、AI技術と自社のコア技術であるモーションコントロール、ロボット技術を融合させた「フィジカルAI」や「AIロボティクス」の開発・社会実装を推進しており、これはAIの産業応用という大きな潮流に合致しています。具体的には、自律型AIロボット「MOTOMAN NEXT」の開発や、AIを活用した製造プロセスの最適化、スマートファクトリーの実現などが挙げられます。また、「i³-Mechatronics」というソリューションコンセプトは、IoT、AI、ビッグデータといったデジタル技術を活用してお客様の課題解決を目指すDXそのものであり、製造業のデジタルトランスフォーメーションを推進する上で中心的な役割を担うと考えられます。さらに、省エネルギー技術やクリーンエネルギー関連分野への貢献も、サステナビリティやGX(グリーン・トランスフォーメーション)といったテーマとの関連性を示唆しています。これらのテーマにおける同社の取り組みは、将来的な成長ポテンシャルを示すものとして注目されます。

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