横河電機株式会社 (6841) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
IoTAIクラウド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 40/248位
B
安定性
業種 89/249位
C
成長性
業種 111/247位
C
効率性
業種 64/249位
B
CF健全性
業種 62/249位
売上高
6048億円
粗利率
45.7%
営業利益率
13.7%
純利益率
9.6%
ROE
11.2%
ROIC
10.4%
自己資本比率
65.4%
D/Eレシオ
0.07
有利子負債
342億円
ネットキャッシュ
1743億円
NC/時価総額
14.4%
運転資本余剰*
-328億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.7%
フリーCF
528億円
FCFマージン
8.7%
キャッシュ化率
1.48倍
PBR
2.32倍
EV/EBITDA
9.8倍
PER
20.8倍
想定株価
4743.4円
想定時価総額
1.2兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 6048億円 2764億円 231億円 826億円 1056億円 843億円 581億円
2025年3月期 5624億円 2674億円 211億円 835億円 1046億円 854億円 521億円
2024年3月期 5402億円 2549億円 203億円 788億円 991億円 841億円 617億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 7956億円 5516億円 2414億円 244億円 5200億円
2025年3月期 7183億円 4963億円 1978億円 448億円 4679億円
2024年3月期 6729億円 4552億円 1865億円 416億円 4366億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2085億円 526億円 1582億円 342億円 708億円 130億円 -328億円
2025年3月期 1793億円 509億円 1401億円 341億円 643億円 66億円 -185億円
2024年3月期 1344億円 547億円 1426億円 329億円 656億円 60億円 -521億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 860億円 -331億円 -352億円 528億円
2025年3月期 990億円 -286億円 -262億円 704億円
2024年3月期 638億円 27億円 -575億円 665億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 227.7円 2042.3円 78.0円 34.3% 684.5円 20.8倍 4743.4円 1.2兆円 257,201,000株 2,572,800株
2025年3月期 200.4円 1807.4円 58.0円 28.9% 561.0円 14.4倍 2893.9円 7491億円 268,624,000株 9,765,100株
2024年3月期 234.8円 1678.4円 40.0円 17.0% 390.3円 14.9倍 3494.3円 9090億円 268,624,000株 8,473,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 11.2% 7.3% 10.4% 45.7% 13.7% 17.5% 9.6% 8.7% 65.4% 0.07
2025年3月期 11.1% 7.3% 11.7% 47.5% 14.8% 18.6% 9.3% 12.5% 65.1% 0.07
2024年3月期 14.1% 9.2% 11.8% 47.2% 14.6% 18.3% 11.4% 12.3% 64.9% 0.08

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 7.5% -1.2% 11.5% 9.8% 10.1% 23.0% -
2025年3月期 4.1% 6.0% -15.5% 13.0% 6.8% 39.6% 取締役 代表執行役社長重野邦正
2024年3月期 18.3% 77.4% 58.5% 13.0% 6.0% 35.6% 取締役 代表執行役社長奈良寿

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標横河電機株式会社業種中央値
ROE11.2%6.9%
ROA7.3%4.2%
営業利益率13.7%6.8%
純利益率9.6%5.8%
自己資本比率65.4%61.0%
売上成長率7.5%3.9%
PER20.8倍15.0倍
PBR2.32倍1.04倍
EV/EBITDA9.8倍6.5倍
NC/時価総額14.4%8.5%
運転資本余剰/時価総額-2.7%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社KOKUSAI ELECTRIC (6525) 1.2兆円 2351億円
ミネベアミツミ株式会社 (6479) 1.0兆円 1.7兆円
株式会社安川電機 (6506) 1.4兆円 5421億円
オムロン株式会社 (6645) 8745億円 7674億円
シスメックス株式会社 (6869) 8575億円 5000億円
富士電機株式会社 (6504) 1.6兆円 1.2兆円
株式会社SCREENホールディングス (7735) 8514億円 6057億円
株式会社リコー (7752) 7482億円 2.6兆円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

IoTAI
System of Systems (SoS)IA2IASmart ManufacturingGS2028 (中期経営計画)DX/OT

見通し: 中期経営計画「GS2028」に基づき、DX・OT、System of Systems (SoS) 型ビジネスを推進し、持続的な成長を目指す。2025年度は前期比減益だが、中計目標達成に向けた先行投資期間と位置づけ、成長加速を図る。

強み: 70年以上のグローバル事業展開で培った地域分散と3万件以上の豊富なプロジェクト実績。OT領域の強みを活かした顧客基盤と信頼関係。

懸念: ハードウェアのコモディティ化が進む制御事業。AI、IoT等デジタル技術への追随遅れによる競争優位性の低下リスク。

リスク: デジタル技術への対応遅れによる競争優位性の低下、AI活用等DXによる生産性向上要求への対応失敗リスク、気候変動対応遅れによる市場機会逸失リスク。これらは事業機会損失に直結する。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、1915年の創業以来、計測・制御・情報の技術を基盤に、産業界へ最先端の製品やソリューションを提供する企業です。主力事業である制御事業は、石油、ガス、化学、電力、鉄鋼、紙パルプ、医薬品、食品など多岐にわたる業種へ展開しており、日本国内で高いシェアを誇ります。また、その知見やノウハウを活かし、中東、中国、アセアン諸国などの資源国や新興国においても高いシェアを有しています。2025年度のセグメント別売上高比率では、制御事業が約94%を占め、測定器事業が約6%、新事業が約1%となっています。2025年度の海外売上高比率は約73%に達しており、グローバルな事業展開を着実に進めています。長年にわたる約70年のグローバル事業展開で築き上げた、偏りのない地域構成と3万件を超える豊富な納入実績は、お客様の既設プラント設備の生産性向上や保守効率化に繋がるソリューション提供を可能にし、外部環境の変化に耐えうるレジリエンスを高める源泉となっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社グループは売上高6,048億円を計上し、前期比7.5%の増加となりました。しかしながら、営業利益は826億円と前期比1.2%の減益、経常利益も843億円と前期比1.3%の減益となりました。これは、売上高の増加に対し、コスト構造の変化や先行投資の影響が圧迫した可能性を示唆しています。一方で、当期純利益は581億円と、前期比で11.5%増加しており、これは税金費用の変動や、一時的な要因による利益への影響などが考えられます。純資産は4,467億円(前期比7.1%増)、総資産は7,956億円(前期比10.8%増)と、資産規模は拡大傾向にあります。現金及び預金は2,085億円(前期比16.3%増)と潤沢な流動性を確保しています。営業キャッシュフローは860億円(前期比13.2%減)となりましたが、これは主に運転資金の増加などが影響していると考えられます。一株当たり当期純利益(EPS)は227.72円(前期比13.6%増)、一株当たり純資産(BPS)は2,042.26円(前期比13.0%増)と、株主資本の増加と利益の伸長がうかがえます。また、一株配当は78.00円(前期比34.5%増)と大幅な増配を実施しており、株主還元への意欲を示しています。

強みと競争優位性

当社グループの強みは、長年にわたり培ってきた計測・制御・情報の高度な技術力と、それらを活用した産業界における課題解決能力にあります。特に、主力事業である制御事業においては、石油、ガス、化学、電力など多様な業種で高いシェアを有しており、これは各産業分野における深い専門知識と、顧客ニーズにきめ細かく対応できるソリューション提供能力の証です。また、グローバルに展開する約70年にわたる事業経験は、地域ごとの特性を理解し、多様な市場環境に適応できる強固な事業基盤を築いています。3万件を超える豊富なプロジェクト遂行実績は、難易度の高い案件を成功に導くプロジェクトマネジメント能力と、納入後の運用・保守における信頼性の高さを証明しています。さらに、中期経営計画「Growth for Sustainability 2028」では、AI、デジタルツイン、ロボティックスなどのDX技術を取り込み、Industrial AutomationからIndustrial Autonomyへの進化を目指す「IA2IA」や、生産現場やサプライチェーンにおける自律を実現する「Smart Manufacturing」を推進しており、これらを支える人的資本や知的資本の活用・育成に注力することで、将来の競争優位性をさらに強化していく戦略です。

リスク要因

当社グループが直面するリスクは多岐にわたります。まず、グローバルに事業を展開しているため、各地域における政治、経済、社会情勢の変動、規制、税制、産業政策、地政学的リスクなどが事業活動に影響を与える可能性があります。為替レートの急激な変動も、製品競争力や調達コストに影響を及ぼす要因となります。戦略面では、コスト競争力の維持・強化が継続的な課題であり、市場の要求するコスト低減に効果的に対応できない場合、ビジネス機会を逸するリスクがあります。また、AIを含むデジタル技術の急速な進化や、市場ニーズに合わせたビジネスモデル変革への追随が遅れた場合、競争優位性の低下やビジネス機会の損失につながる可能性があります。気候変動への対応も、お客様の戦略に影響を与えるため、変化への対応が遅れるとリスクとなり得ます。さらに、戦略的投資、研究開発投資、優秀な人材の確保・育成、保有資産の価値低下、サイバー攻撃や情報漏洩、自然災害なども、業績や財政状況に影響を与える潜在的リスクとして挙げられます。これらのリスクに対し、国際規格に準拠したリスクマネジメント体制を構築し、継続的な改善に努めていますが、リスクの顕在化を完全に回避することは困難です。

投資テーマとの関連

当社グループは、中長期経営計画「Growth for Sustainability 2028」において、DX(デジタルトランスフォーメーション)とOT(オペレーショナルテクノロジー)の融合を軸とした事業戦略を推進しており、AIやIoTといった先端技術の活用は、当社の事業成長の重要な柱となっています。特に、「IA2IA(Industrial Automation to Industrial Autonomy)」や「Smart Manufacturing」といった取り組みは、AI技術の進化と産業界における自動化・自律化の潮流に直結しており、これらがもたらす生産性向上や新たな価値創造は、AI関連の投資テーマとも関連が深いです。また、長引く地政学リスクやエネルギー問題、気候変動への対応は、当社の制御技術やソリューションが貢献できる領域であり、エネルギー分野や環境・サステナビリティ関連の投資テーマとも結びついています。グローバルな事業展開と多様な産業へのソリューション提供能力は、これらの広範な投資テーマに対して、当社の技術とサービスが多角的に貢献できる可能性を示唆しています。特に、IT企業との競合激化を踏まえ、OT分野で培ったノウハウをアプリケーション化・サービス化し、リカーリングビジネスモデルへの変革を目指す姿勢は、ソフトウェアやサービス中心のビジネスモデルへのシフトという現代的な投資テーマにも合致しています。

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