森永製菓株式会社 (2201) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
健康食品飲料DXESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 16/130位
B
安定性
業種 50/130位
C
成長性
業種 75/129位
B
効率性
業種 22/130位
C
CF健全性
業種 43/130位
売上高
2367億円
粗利率
40.1%
営業利益率
9.5%
純利益率
7.5%
ROE
12.5%
ROIC
9.7%
自己資本比率
62.8%
D/Eレシオ
0.14
有利子負債
200億円
ネットキャッシュ
57億円
NC/時価総額
2.5%
運転資本余剰*
-319億円
運転資本余剰/時価総額*
-14.0%
フリーCF
93億円
FCFマージン
4.0%
キャッシュ化率
1.33倍
PBR
1.60倍
EV/EBITDA
6.8倍
PER
12.8倍
想定株価
2699.6円
想定時価総額
2269億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2367億円 950億円 102億円 224億円 326億円 227億円 178億円
2025年3月期 2290億円 900億円 99億円 213億円 312億円 223億円 177億円
2024年3月期 2134億円 867億円 95億円 203億円 298億円 210億円 152億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2259億円 1058億円 576億円 246億円 1420億円
2025年3月期 2100億円 1047億円 519億円 257億円 1309億円
2024年3月期 2236億円 1180億円 644億円 266億円 1312億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 257億円 399億円 284億円 200億円 100億円 - -319億円
2025年3月期 308億円 380億円 273億円 202億円 103億円 - -210億円
2024年3月期 471億円 286億円 306億円 203億円 132億円 - -173億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 236億円 -143億円 -132億円 93億円
2025年3月期 108億円 -98億円 -180億円 9億円
2024年3月期 302億円 -53億円 -141億円 248億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 211.1円 1690.6円 65.0円 30.8% 67.6円 12.8倍 2699.6円 2269億円 86,111,638株 2,061,300株
2025年3月期 200.8円 1523.1円 60.0円 29.9% 123.9円 12.5倍 2504.6円 2154億円 88,011,638株 2,009,800株
2024年3月期 165.6円 1448.0円 55.0円 33.2% 295.3円 15.8倍 2624.8円 2380億円 92,714,538株 2,037,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.5% 7.9% 9.7% 40.1% 9.5% 13.8% 7.5% 4.0% 62.8% 0.14
2025年3月期 13.5% 8.4% 9.8% 39.3% 9.3% 13.6% 7.7% 0.4% 62.3% 0.15
2024年3月期 11.6% 6.8% 9.4% 40.6% 9.5% 14.0% 7.1% 11.6% 58.7% 0.15

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.4% 5.3% 0.3% 6.8% 3.4% 13.7% -
2025年3月期 7.3% 4.9% 16.9% 8.1% 1.8% 6.3% 代表取締役社長COO 森信也
2024年3月期 9.8% 33.1% 50.6% 2.2% 0.8% 1.9% 代表取締役社長 太田栄二郎

業種比較(食料品、129社中央値)

指標森永製菓株式会社業種中央値
ROE12.5%7.0%
ROA7.9%3.9%
営業利益率9.5%4.3%
純利益率7.5%3.4%
自己資本比率62.8%57.8%
売上成長率3.4%3.7%
PER12.8倍17.5倍
PBR1.60倍1.13倍
EV/EBITDA6.8倍8.2倍
NC/時価総額2.5%-2.3%
運転資本余剰/時価総額-14.0%-15.3%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
カゴメ株式会社 (2811) 2454億円 2943億円
雪印メグミルク株式会社 (2270) 1977億円 6158億円
株式会社ニップン (2001) 1973億円 4184億円
アリアケジャパン株式会社 (2815) 1784億円 670億円
ハウス食品グループ本社株式会社 (2810) 2780億円 3170億円
寿スピリッツ株式会社 (2222) 2827億円 788億円
株式会社伊藤園 (2593) 2881億円 4727億円
宝ホールディングス株式会社 (2531) 2977億円 3943億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2026年3月期)

健康食品
ウェルネス事業への転換重点領域(in事業、冷菓、通販、米国事業)への資源集中構造改革による収益力向上DX・デジタル技術活用HI-CHEWブランドのグローバル展開強化

見通し: 2025年度は売上高2,367億円、営業利益224億円と増収増益見込み。重点領域への資源集中と構造改革で収益力向上を目指す。2030年には売上高3,000億円、営業利益率12%超を目標。

強み: 「inゼリー」や「HI-CHEW」など、成長が見込める重点領域ブランドを複数保有。長年の歴史で培ったブランド力と技術力が強み。

懸念: 原材料価格や物流費の高騰が続いている。重点領域以外の基盤領域の売上が伸び悩んでおり、収益の安定化が課題。

リスク: サプライチェーンの停止リスク(サイバー攻撃、自然災害、商品欠陥・リコール)、原材料調達難によるコスト上昇リスク、温室効果ガス排出規制や省エネ政策への対応コスト増加リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

森永製菓グループは、「おいしく たのしく すこやかに」というコーポレートメッセージのもと、食品・菓子製造を中核事業として展開しています。同社は「2030経営計画」において「ウェルネスカンパニー」への生まれ変わりを目指しており、健康志向の高まりに応える商品開発と事業ポートフォリオの転換を推進しています。事業は大きく「重点領域」「基盤領域」「探索・研究領域」に分類されます。「重点領域」では、「in」ブランドを中心としたin事業、冷菓事業、通販事業、米国事業に経営資源を集中させ、成長を牽引します。特に「inゼリー」や「チョコモナカジャンボ」、「HI-CHEW」などのブランドが主力です。「基盤領域」では、菓子食品事業などの安定的なキャッシュ創出を目指す事業で収益基盤を支えます。さらに、ウェルネスを軸とした新ビジネスモデルの創造や商品開発を行う「探索・研究領域」では、将来の成長エンジン育成を目指しています。これらの戦略を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、長期的な企業価値向上を図っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、森永製菓グループは売上高2,367億円(前期比+3.4%)、営業利益224億円(前期比+5.3%)、経常利益227億円(前期比+1.6%)、当期純利益178億円(前期比+0.3%)を達成しました。増収の主な要因としては、菓子食品事業、冷菓事業の好調が挙げられます。一方で、原材料価格の高騰、物流費の増加、DXや人的資本への投資といったコスト増もありましたが、増収効果や価格改定、コストダウンによる打ち返しが奏功し、増収増益となりました。セグメント別では、菓子食品事業はビスケットやココア製品が好調で、売上高は889億円(前期比+5.4%)と大幅な増益を記録しました。冷菓事業も「ジャンボ」グループや「板チョコアイス」などが堅調で、売上高は535億円(前期比+8.4%)となり、増益に貢献しました。しかし、in事業は「inゼリー」の苦戦などにより売上高が減少し、米国事業も競争激化やコスト増の影響で減収減益となりました。全体として、好調な事業が牽引する一方で、一部事業では課題も残る結果となりました。

強みと競争優位性

森永製菓グループの強みは、120年以上にわたる歴史の中で培われた「信頼と技術」にあります。「inゼリー」や「チョコモナカジャンボ」、「ハイチュウ」といった長年にわたり消費者に支持される強力なブランドポートフォリオを保有していることは、安定した収益基盤と新たな商品開発におけるレバレッジとなります。特に、「inゼリー」はゼリー飲料市場におけるパイオニアとしての地位を確立しており、多様なシーンでの飲用を訴求することで、さらなる市場拡大の可能性があります。また、米国市場における「HI-CHEW」の成功は、グローバル展開における潜在能力を示唆しています。同社は、これらの既存ブランドの強化に加え、「ウェルネス」を軸とした新規事業開発や、口腔ケア領域への挑戦、独自素材「パセノール™」ビジネスの育成など、将来の成長に向けた取り組みを積極的に行っています。さらに、スマートファクトリー化やDX推進による生産性向上、サプライヤーとの連携強化や調達拠点の多様化といったリスク対応策は、変化の激しい事業環境下での競争優位性を維持・強化する上で重要となります。

リスク要因

森永製菓グループが直面するリスク要因として、まずサイバー攻撃による情報漏洩やサプライチェーン停止のリスクが挙げられます。これに対しては、セキュリティ管理体制の整備やインシデント対応計画の策定、ゼロトラストの導入などを進めています。また、商品欠陥や異物混入によるリコール発生のリスクも存在し、品質保証体制の強化や認証取得、委託先管理を徹底しています。自然災害によるサプライチェーンの寸断や資産への影響も懸念され、BCM(事業継続マネジメント)の運用や防災訓練などを実施しています。中期・長期的なリスクとしては、気候変動や地政学リスクによる原材料調達難とそれに伴うコスト増加が挙げられ、調達先の分散化や代替原料の検討を進めています。さらに、温室効果ガス排出規制や省エネ政策への対応コスト増加、サクセッションプランの停滞による経営人材の不足リスクなども、中長期的な経営に影響を与える可能性があります。これらのリスクに対し、同社はリスクマネジメント委員会を設置し、PDCAサイクルを回すことで、リスクの把握と管理、予防策の実施に努めています。

投資テーマとの関連

森永製菓グループは、その事業戦略において「ウェルネス」を中核に据えており、これは健康志向の高まりという広範な投資テーマと強く関連しています。「inゼリー」をはじめとするin事業は、手軽に栄養補給ができる商品として、健康維持やパフォーマンス向上を目指す層からの需要を取り込んでいます。また、長期的には、口腔ケア領域への挑戦や健康素材「パセノール™」の活用など、ウェルネス関連の新たな事業機会を模索しており、これらの分野は将来的な成長ドライバーとなる可能性があります。さらに、同社はDX戦略においてAI技術の活用による業務効率化・高度化を目指しており、これはAI関連の投資テーマとも間接的に繋がります。米国事業における「HI-CHEW」の展開や、M&Aによる事業拡大への意欲も、グローバルな成長機会への投資という観点から注目されます。ただし、同社の事業は食品・菓子製造が中心であり、AI、半導体、EV、防衛といった短期的なテーマへの直接的な関連性は限定的です。しかし、人々の健康と豊かな生活を支えるという長期的な視点においては、ウェルネス市場の拡大というメガトレンドに乗る企業として、その動向が注目されます。

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