株式会社伊藤園 (2593) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
飲料健康食品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 60/130位
C
安定性
業種 90/130位
D
成長性
業種 84/129位
B
効率性
業種 40/130位
C
CF健全性
業種 76/130位
売上高
4727億円
粗利率
38.0%
営業利益率
4.9%
純利益率
3.0%
ROE
8.1%
ROIC
6.5%
自己資本比率
50.6%
D/Eレシオ
0.42
有利子負債
731億円
ネットキャッシュ
125億円
NC/時価総額
4.3%
運転資本余剰*
-226億円
運転資本余剰/時価総額*
-7.8%
フリーCF
47億円
FCFマージン
1.0%
キャッシュ化率
1.27倍
PBR
1.65倍
EV/EBITDA
8.7倍
PER
29.1倍
想定株価
3416.9円
想定時価総額
2881億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年4月期 4727億円 1796億円 87億円 230億円 317億円 230億円 142億円
2024年4月期 4539億円 1771億円 86億円 250億円 336億円 267億円 157億円
2023年4月期 4317億円 1656億円 104億円 196億円 299億円 203億円 129億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年4月期 3446億円 2320億円 1081億円 605億円 1743億円
2024年4月期 3539億円 2437億円 967億円 740億円 1815億円
2023年4月期 3388億円 2344億円 892億円 774億円 1706億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年4月期 856億円 593億円 668億円 731億円 49億円 8億円 -226億円
2024年4月期 1054億円 574億円 624億円 760億円 46億円 15億円 87億円
2023年4月期 1009億円 576億円 601億円 768億円 40億円 25億円 117億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年4月期 180億円 -133億円 -232億円 47億円
2024年4月期 255億円 -107億円 -122億円 147億円
2023年4月期 238億円 -86億円 -91億円 151億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年4月期 117.5円 1511.8円 44.0円 37.5% 148.2円 29.1倍 3416.9円 2881億円 85,212,380株 906,100株
2024年4月期 126.4円 1516.2円 42.0円 33.2% 333.0円 30.3倍 3830.5円 3381億円 89,212,380株 939,800株
2023年4月期 103.8円 1408.5円 40.0円 38.5% 273.7円 40.5倍 4204.7円 3710億円 89,212,380株 976,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年4月期 8.1% 4.1% 6.5% 38.0% 4.9% 6.7% 3.0% 1.0% 50.6% 0.42
2024年4月期 8.6% 4.4% 6.8% 39.0% 5.5% 7.4% 3.5% 3.3% 51.3% 0.42
2023年4月期 7.5% 3.8% 5.5% 38.4% 4.5% 6.9% 3.0% 3.5% 50.4% 0.45

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年4月期 4.2% -8.2% -9.6% 5.7% -0.4% 6.9% 代表取締役社長 本庄大介
2024年4月期 5.1% 27.8% 21.4% 0.6% -2.1% 14.5% 代表取締役社長 本庄大介
2023年4月期 7.7% 4.2% -0.3% -3.7% -2.7% -0.6% 代表取締役社長 本庄大介

業種比較(食料品、129社中央値)

指標株式会社伊藤園業種中央値
ROE8.1%7.0%
ROA4.1%3.9%
営業利益率4.9%4.3%
純利益率3.0%3.4%
自己資本比率50.6%59.2%
売上成長率4.2%3.5%
PER29.1倍17.4倍
PBR1.65倍1.13倍
EV/EBITDA8.7倍8.1倍
NC/時価総額4.3%-2.3%
運転資本余剰/時価総額-7.8%-15.3%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
寿スピリッツ株式会社 (2222) 2827億円 788億円
宝ホールディングス株式会社 (2531) 2977億円 3943億円
ハウス食品グループ本社株式会社 (2810) 2780億円 3170億円
不二製油株式会社 (2607) 3096億円 7723億円
伊藤ハム米久ホールディングス株式会社 (2296) 3257億円 1.1兆円
カゴメ株式会社 (2811) 2454億円 2943億円
江崎グリコ株式会社 (2206) 3450億円 3614億円
森永製菓株式会社 (2201) 2269億円 2367億円
食料品の企業一覧(全130社)→

異常検知フラグ

2022年4月期: 売上3年連続減少

AI分析(2025年4月期)

飲料健康食品
「お~いお茶」グローバルブランド化茶殻リサイクルシステムVoice制度地域密着型ルートセールス中期経営計画

見通し: 「お~いお茶」ブランドのグローバル展開や新シリーズ投入により、海外売上拡大を目指す。国内はコスト上昇が利益を圧迫する可能性はあるが、全体として売上高は前期比増を維持し、堅調な推移を見込む。

強み: 「お~いお茶」ブランドの強固な基盤と、国内茶葉調達における圧倒的な生産者との信頼関係及び生産量。グローバル展開への注力。

懸念: 原材料費やエネルギー価格の高騰、為替変動による調達コストの上昇が利益を圧迫するリスク。競争激化によるリベート増加。

リスク: 原材料費・エネルギー価格高騰による原価上昇と、為替変動リスク。国内飲料市場での競争激化とそれに伴う販売促進費・リベート増加。気候変動による農産物不作リスクと、それに伴う調達価格上昇・供給不足。

AI詳細分析(2025年4月期)

事業概要

伊藤園は、「自然・健康・安全・良いデザイン・おいしい」を製品開発コンセプトに掲げ、創業以来「お客様第一主義」を経営理念として、多岐にわたる事業を展開している。主力事業はリーフ・ドリンク関連事業で、特に「お~いお茶」ブランドを中心とした緑茶飲料が売上の大部分を占める。この事業では、原料となる茶葉の調達から製品開発、製造、販売まで一貫した体制を構築しており、国内市場での圧倒的なシェアを基盤に、海外市場への展開も積極的に進めている。飲食関連事業では、「タリーズコーヒー」ブランドのカフェ運営を通じて、高品質なコーヒーとくつろぎの空間を提供し、ブランド強化と店舗網の拡大を図っている。その他事業としては、食品、健康関連商品、不動産賃貸など、多角的な事業ポートフォリオを持つ。企業全体としては、健康創造企業として、心身の健康、社会の健康、地球環境の健康という3つの側面から価値創造を目指し、持続可能な社会の実現に貢献することをミッションとしている。

直近決算ハイライト

2025年4月期(当連結会計年度)の業績は、売上高が前期比4.1%増の4,727億16百万円と堅調に伸長したが、営業利益は同8.2%減の229億69百万円、経常利益は同13.9%減の229億73百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.5%減の141億56百万円と、利益面では減益となった。リーフ・ドリンク関連事業では、「お~いお茶」ブランド製品が堅調に推移し売上は3.6%増の4,203億28百万円となったものの、原材料価格をはじめとするコスト上昇、競争激化に伴うリベート増加、広告宣伝費の先行投資などにより、営業利益は13.9%減の190億25百万円と減益に終わった。一方、飲食関連事業のタリーズコーヒージャパンは、季節限定ドリンクやフードメニューの好調、話題性のある新店舗出店などにより、売上高は8.5%増の437億69百万円、営業利益も8.7%増の35億18百万円と増収増益を達成した。その他事業も増収増益であった。利益率の低下は、主にコスト増と販管費の増加が要因と考えられる。

強みと競争優位性

伊藤園の最大の強みは、長年にわたり築き上げてきた「お~いお茶」ブランドの圧倒的な認知度と、それに裏打ちされた強固な顧客基盤である。国内緑茶飲料市場において、同社はリーディングカンパニーとしての地位を確立しており、そのブランド力は他社との差別化要因となっている。また、創業以来培ってきた「お客様第一主義」の経営理念は、顧客ニーズにきめ細かく対応する製品開発やサービス提供につながっており、これがリピーターの獲得やロイヤルティの向上に寄与している。さらに、国内荒茶生産量の約4分の1を取り扱うなど、業界でも屈指の原料調達力も強みである。茶産地育成事業や契約栽培を通じて、高品質な茶葉の安定確保とコスト競争力の維持に努めている点は、サプライチェーンにおける優位性と言える。加えて、ファブレス生産方式の採用により、市場環境の変化に迅速に対応できる柔軟な生産体制も、競争優位性を高めている要素である。

リスク要因

同社を取り巻くリスクとしては、まず主力製品である緑茶飲料の市場動向への依存度が挙げられる。飲料市場全体の低価格化や競争激化、消費者の嗜好の多様化は、販売額の伸び悩みに繋がる可能性がある。また、原料調達に関するリスクも無視できない。茶葉をはじめとする農産物は、気候変動による不作や、生産者の高齢化、後継者不足による生産量の減少、さらに世界的な資源価格の高騰や地政学リスクなど、様々な要因で調達コストの上昇や供給不安が生じる可能性がある。これは、同社の利益率を圧迫する要因となり得る。さらに、食品の安全性・衛生管理に関するリスクも常に存在する。異物混入やアレルゲン表示ミス、食中毒などの発生は、ブランドイメージの低下や訴訟リスクに直結するため、厳格な管理体制が求められる。加えて、海外事業の拡大に伴う政治・経済・法規制リスクや、サイバー攻撃による情報セキュリティリスクも、経営に影響を及ぼす可能性がある。

投資テーマとの関連

伊藤園の事業は、食品・飲料業界における「健康志向」「サステナビリティ」といった投資テーマと深く関連している。主力製品である緑茶飲料は、機能性表示食品や特定保健用食品の開発にも注力しており、健康価値への関心の高まりが追い風となる可能性がある。また、同社は「茶殻リサイクルシステム」の推進や、持続可能な原料調達、環境負荷低減への取り組みなど、サステナビリティ経営を積極的に推進している。これは、ESG投資への関心が高まる中で、投資家からの評価を高める要因となり得る。海外市場、特に北米やアジアにおける「お~いお茶」ブランドのグローバル展開は、成長テーマとして注目される。抹茶事業の強化も、健康志向の高まりとアジア文化への関心の増大というトレンドに乗るものとして期待される。一方で、AIや半導体、EVといった直接的な成長テーマとの関連性は低いものの、間接的には、これらの分野の発展がもたらす経済全体の活性化や、消費者の購買力向上といった恩恵を受ける可能性はある。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。