不二製油株式会社 (2607) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
ESG環境技術DX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 93/130位
E
安定性
業種 120/130位
A
成長性
業種 2/129位
C
効率性
業種 83/130位
C
CF健全性
業種 78/130位
売上高
7723億円
粗利率
14.4%
営業利益率
3.9%
純利益率
1.4%
ROE
4.5%
ROIC
4.0%
自己資本比率
38.7%
D/Eレシオ
1.14
有利子負債
2811億円
ネットキャッシュ
-2343億円
NC/時価総額
-75.7%
運転資本余剰*
-2105億円
運転資本余剰/時価総額*
-68.0%
フリーCF
74億円
FCFマージン
1.0%
キャッシュ化率
4.87倍
PBR
1.26倍
EV/EBITDA
10.6倍
PER
27.7倍
想定株価
3591.2円
想定時価総額
3096億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 7723億円 1109億円 214億円 298億円 512億円 267億円 111億円
2025年3月期 6712億円 792億円 180億円 99億円 279億円 53億円 22億円
2024年3月期 5641億円 829億円 179億円 182億円 361億円 168億円 65億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 6369億円 3591億円 2573億円 1351億円 2466億円
2025年3月期 5966億円 3548億円 2732億円 1088億円 2105億円
2024年3月期 4702億円 2369億円 1469億円 790億円 2322億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 468億円 1820億円 1152億円 2811億円 非該当 266億円 -2105億円
2025年3月期 698億円 1610億円 1125億円 2888億円 166億円 186億円 -2034億円
2024年3月期 275億円 1090億円 900億円 1354億円 160億円 218億円 -1195億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 27億円 88億円
2025年3月期 - -
2024年3月期 - -

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 543億円 -468億円 -374億円 74億円
2025年3月期 -506億円 -217億円 1149億円 -724億円
2024年3月期 482億円 88億円 -500億円 570億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 129.6円 2793.1円 52.0円 40.1% -2717.2円 27.7倍 3591.2円 3096億円 87,569,000株 1,347,200株
2025年3月期 25.9円 2448.4円 52.0円 200.4% -2543.6円 118.0倍 3062.4円 2636億円 87,569,000株 1,495,100株
2024年3月期 75.9円 2700.9円 52.0円 68.5% -1253.8円 31.5倍 2390.8円 2058億円 87,569,000株 1,494,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.5% 1.8% 4.0% 14.4% 3.9% 6.6% 1.4% 1.0% 38.7% 1.14
2025年3月期 1.1% 0.4% 1.4% 11.8% 1.5% 4.2% 0.3% -10.8% 35.3% 1.37
2024年3月期 2.8% 1.4% 3.5% 14.7% 3.2% 6.4% 1.2% 10.1% 49.4% 0.58

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 15.1% 201.4% 399.6% 11.5% 16.2% 39.7% -
2025年3月期 19.0% -45.7% -65.8% 15.7% 10.1% -13.0% 代表取締役社長CEO 大森 達司
2024年3月期 1.2% 66.5% 6.5% 15.6% 13.4% 0.6% 代表取締役社長CEO 酒井 幹夫

業種比較(食料品、129社中央値)

指標不二製油株式会社業種中央値
ROE4.5%7.0%
ROA1.8%3.9%
営業利益率3.9%4.4%
純利益率1.4%3.4%
自己資本比率38.7%59.2%
売上成長率15.1%3.5%
PER27.7倍17.4倍
PBR1.26倍1.13倍
EV/EBITDA10.6倍8.1倍
NC/時価総額-75.7%-1.5%
運転資本余剰/時価総額-68.0%-15.1%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
宝ホールディングス株式会社 (2531) 2977億円 3943億円
伊藤ハム米久ホールディングス株式会社 (2296) 3257億円 1.1兆円
株式会社伊藤園 (2593) 2881億円 4727億円
寿スピリッツ株式会社 (2222) 2827億円 788億円
ハウス食品グループ本社株式会社 (2810) 2780億円 3170億円
江崎グリコ株式会社 (2206) 3450億円 3614億円
カゴメ株式会社 (2811) 2454億円 2943億円
カルビー株式会社 (2229) 3750億円 3402億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2026年3月期)

業務用チョコレート事業の構造改革植物性油脂事業の原料調達・安定供給サステナブル調達挑戦領域(プレミアムオイル、機能性素材)の育成事業持株会社体制への移行

見通し: カカオ価格高騰の影響で業務用チョコレート事業の収益悪化が続いているが、植物性油脂事業の堅調な販売や構造改革により、売上高は15.1%増、営業利益は201.4%増と大幅な回復見込み。中長期的には成長領域の強化と新規挑戦領域の確立で持続的成長を目指す。

強み: 植物性素材への深い知見と応用技術。油脂・チョコレート・乳化発酵・大豆加工の4事業を融合させ、顧客課題解決に貢献する多様な製品開発力。

懸念: カカオ価格高騰による業務用チョコレート事業の収益圧迫。Blommer社の赤字継続による連結業績への影響が依然としてリスク。

リスク: ①カカオ相場高騰:業務用チョコレート事業の収益悪化と資本効率への影響。 ②地政学的リスク・経済環境変化:グローバルな事業展開におけるサプライチェーンの混乱や調達コスト増のリスク。 ③競争激化:乳化・発酵素材事業や大豆加工素材事業における価格競争や需要低迷。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

不二製油グループは、創業以来培ってきた植物性素材、特に南方系油脂と大豆たん白を核とした高度な技術力を基盤に、食品素材メーカーとして多岐にわたる事業を展開しています。主要な事業セグメントは、植物性油脂事業、業務用チョコレート事業、乳化・発酵素材事業、そして大豆加工素材事業の4つです。これらの事業は、それぞれが独自の強みを持つと同時に、技術の融合によるシナジー効果を生み出すことで、顧客の課題解決や消費者の食の多様化に貢献する製品・ソリューションを提供しています。ビジネスモデルは、顧客のニーズや社会課題を捉え、それらを解決するための製品や技術を提供する「課題解決型ビジネス」を特徴としています。売上高の構成比率については、有価証券報告書上、セグメントごとの詳細な内訳は公開されていませんが、直近決算においては植物性油脂事業、業務用チョコレート事業が売上を牽引していることが示唆されています。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算において、不二製油グループは売上高7,723億円、前期比+15.1%と大幅な増収を達成しました。営業利益は298億円、前期比+201.4%と、利益面でも顕著な回復を見せています。経常利益は267億円(前期比+403.1%)、当期純利益は111億円(前期比+399.6%)となり、全ての利益項目で大幅な増加を記録しました。これは、主要原材料であるパーム油やカカオ豆の価格高騰を販売価格に転嫁できたこと、および植物性油脂事業におけるチョコレート用油脂の堅調な販売などが寄与した結果です。特に、業務用チョコレート事業では、カカオ豆価格の高騰とその関連費用の減少により、損失が改善されたことが利益改善に大きく貢献しました。一方で、米国子会社Blommerにおけるれんの減損損失や繰延税金資産の取り崩しといった一時的な要因があったものの、全体としては堅調な業績推移となりました。

強みと競争優位性

不二製油グループの強みは、創業以来「植物性素材」に特化してきた歴史に裏打ちされた、深い技術力とノウハウにあります。植物性油脂事業における南方系油脂を軸とした高度な利用技術、業務用チョコレート事業における油脂技術の融合による機能性とおいしさの提供、乳化・発酵素材事業における乳化・発酵技術、そして大豆加工素材事業における大豆の栄養と機能性の活用といった、各事業セグメント固有の技術力は、同業他社との差別化要因となっています。さらに、これらの個別の技術を融合させることで、事業の垣根を越えた革新的な製品を生み出す力も有しています。また、BtoBの食品素材メーカーとして、顧客の課題に寄り添い、共に解決策を提案する「課題解決力」や、環境・人権に配慮した原料調達を進める「サステナブル調達」の取り組みは、持続可能な社会の実現を目指す現代において、重要な競争優位性となっています。

リスク要因

カカオ相場の高騰は、特に米国子会社Blommerの収益に影響を与え続けており、連結業績や資本効率へのリスクとなっています。2026年3月期においても、この影響により、れんの減損損失や繰延税金資産の取り崩しを計上しました。また、植物性油脂事業においては、パーム油などの原料価格の変動リスクが常に存在します。気候変動や地政学的な要因による市場の不確実性は、今後も継続すると予測され、原料調達から製造、販売に至るサプライチェーン全体の安定化と、価格競争に依存しない収益構造の構築が課題です。さらに、乳化・発酵素材事業や大豆加工素材事業においては、市場環境の悪化や競争環境の変化に伴う事業構造改革と収益性改善が求められています。これらのリスク要因への対応が、今後の持続的な成長において重要となります。

投資テーマとの関連

不二製油グループは、「サステナブルな食の未来」の実現を目指しており、ESG(環境・社会・ガバナンス)を経営戦略の中核に据えています。植物由来の素材を活用した製品開発は、環境負荷低減や持続可能な食料供給という観点から、SDGs(持続可能な開発目標)との関連性が高いと言えます。特に、植物性油脂事業におけるサステナブル原料のサプライチェーン構築や、大豆加工素材事業における植物性タンパク質の活用は、食料問題や環境問題への貢献が期待されます。また、健康志向の高まりや、ウェルビーイングへの関心の増加は、同社が提供する「おいしさと健康」を両立する製品群にとって追い風となる可能性があります。これらの要素は、ESG投資や、食の安全・安心、健康・ウェルネスといった投資テーマと深く関連しています。

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