林兼産業株式会社 (2286) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
DXESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 68/130位
D
安定性
業種 99/130位
C
成長性
業種 69/129位
B
効率性
業種 21/130位
D
CF健全性
業種 85/130位
売上高
456億円
粗利率
13.5%
営業利益率
2.9%
純利益率
2.8%
ROE
9.4%
ROIC
4.3%
自己資本比率
48.0%
D/Eレシオ
0.58
有利子負債
79億円
ネットキャッシュ
-60億円
NC/時価総額
-82.1%
運転資本余剰*
-79億円
運転資本余剰/時価総額*
-108.3%
フリーCF
7600万円
FCFマージン
0.2%
キャッシュ化率
0.56倍
PBR
0.54倍
EV/EBITDA
6.1倍
PER
5.8倍
想定株価
891.5円
想定時価総額
73億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 456億円 61億円 8億円 13億円 22億円 17億円 13億円
2025年3月期 493億円 57億円 8億円 11億円 19億円 14億円 11億円
2024年3月期 474億円 52億円 7億円 7億円 14億円 9億円 7億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 282億円 149億円 98億円 48億円 136億円
2025年3月期 276億円 153億円 107億円 52億円 118億円
2024年3月期 290億円 157億円 129億円 51億円 111億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 20億円 67億円 55億円 79億円 54億円 2億円 -79億円
2025年3月期 31億円 64億円 45億円 84億円 43億円 2億円 -75億円
2024年3月期 25億円 63億円 59億円 93億円 45億円 - -104億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 7億円 -6億円 -13億円 7600万円
2025年3月期 11億円 9億円 -14億円 20億円
2024年3月期 36億円 -4億円 -12億円 32億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 153.7円 1661.5円 43.0円 28.0% -732.2円 5.8倍 891.5円 73億円 8,910,000株 743,700株
2025年3月期 123.4円 1395.7円 25.0円 20.3% -623.1円 4.0倍 493.7円 42億円 8,910,000株 461,500株
2024年3月期 85.9円 1285.2円 15.0円 17.5% -784.8円 6.7倍 575.5円 50億円 8,910,000株 278,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.4% 4.5% 4.3% 13.5% 2.9% 4.7% 2.8% 0.2% 48.0% 0.58
2025年3月期 8.9% 3.8% 3.7% 11.5% 2.2% 3.8% 2.1% 4.1% 42.7% 0.71
2024年3月期 6.8% 2.6% 2.4% 11.0% 1.5% 3.0% 1.6% 6.7% 38.2% 0.84

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -7.5% 22.3% 20.8% 2.3% 0.5% 55.2% -
2025年3月期 4.0% 54.1% 40.8% 6.9% 1.8% 13.9% 代表取締役社長 中部哲二
2024年3月期 11.4% 98.5% 124.8% 2.2% 1.3% 4.3% 代表取締役社長 中部哲二

業種比較(食料品、129社中央値)

指標林兼産業株式会社業種中央値
ROE9.4%7.0%
ROA4.5%3.9%
営業利益率2.9%4.4%
純利益率2.8%3.4%
自己資本比率48.0%59.2%
売上成長率-7.5%3.7%
PER5.8倍17.5倍
PBR0.54倍1.14倍
EV/EBITDA6.1倍8.2倍
NC/時価総額-82.1%-1.5%
運転資本余剰/時価総額-108.3%-15.1%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日和産業株式会社 (2055) 70億円 456億円
マルサンアイ株式会社 (2551) 81億円 329億円
株式会社 マルタイ (2919) 81億円 96億円
仙波糖化工業株式会社 (2916) 82億円 194億円
日東ベスト株式会社 (2877) 90億円 575億円
和弘食品株式会社 (2813) 97億円 173億円
日糧製パン株式会社 (2218) 46億円 190億円
第一屋製パン株式会社 (2215) 43億円 290億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2026年3月期)

霧島黒豚事業機能性素材事業介護食事業低魚粉飼料開発選択と集中による事業ポートフォリオ見直し

見通し: 今期は養魚用飼料販売減で減収だが、霧島黒豚の成績改善等で増益見込み。新中期経営計画「Challenge2028」では、選択と集中による事業ポートフォリオ見直し、株主還元強化、ROIC向上を目指す。

強み: 飼料製造から食品販売まで一貫体制を持つ垂直型メーカー。自社ブランド「霧島黒豚」の畜産・加工事業に強み。

懸念: 養魚用飼料、魚肉ねり製品の特定取引先への依存度が高い。農畜水産物相場や為替の変動リスクが大きい。

リスク: 特定取引先への依存(売上減リスク)、農畜水産物相場変動(価格変動リスク)、売上債権回収リスク(貸倒リスク)。いずれも業績に影響を与える可能性がある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

林兼産業は、飼料の生産から加工食品の販売までを一貫して手掛ける垂直型メーカーです。主な事業セグメントは「食品事業」と「飼料事業」の二つに大別されます。「食品事業」では、機能性素材、加工食品、食肉の製造・仕入販売を行っており、自社ブランド「霧島黒豚」の生産・販売や、健康・予防ニーズに応える機能性素材、介護食などを展開しています。「飼料事業」では、養魚用・畜産用飼料の製造・販売に加え、飼料の販売先で生産された水産物の仕入販売も手掛けています。また、不動産賃貸事業といった「その他の事業」も一部手掛けています。2026年3月期は、売上高456億円、営業利益13億円、経常利益17億円、当期純利益13億円を達成しました。売上高は前期比7.5%減少しましたが、利益面では大幅な増加を遂げ、特に営業利益は22.3%増となりました。これは、食品事業における「霧島黒豚」の肥育成績改善などが寄与した結果です。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は456億円と前期比7.5%の減少となりました。これは主に飼料事業における養魚用飼料の販売数量減少が影響しています。しかしながら、利益面では顕著な改善が見られました。営業利益は13億円(前期比22.3%増)、経常利益は17億円(前期比22.7%増)、当期純利益は13億円(前期比20.9%増)と、いずれも大幅な増加を達成しました。特に営業利益の増加は、食品事業における自社ブランド「霧島黒豚」の農場肥育成績改善が大きく貢献しました。セグメント別に見ると、食品事業の売上高は224億円(前期比0.1%増)とほぼ横ばいながら、セグメント利益は8億46百万円(前期比82.7%増)と大幅に増加しました。一方、飼料事業の売上高は231億円(前期比13.7%減)と減少しましたが、セグメント利益は15億41百万円(前期比7.2%減)となり、利益率の改善が見られます。純資産は113億円(前期比8.3%増)、総資産は282億円(前期比2.2%増)となり、財務基盤の安定化も進んでいます。配当は1株あたり43円(前期比72.0%増)と大幅に増配されており、株主還元への意欲も示されています。

強みと競争優位性

林兼産業の強みは、飼料生産から食品販売までを一貫して手掛ける垂直統合型のビジネスモデルにあります。これにより、原材料の安定調達から品質管理、最終製品の供給まで、サプライチェーン全体をコントロールし、コスト効率と品質の維持向上を図ることが可能です。特に、連結子会社であるキリシマドリームファーム株式会社が豚肉を生産し、自社で加工・販売するという体制は、ブランド力と収益性の両立に貢献しています。また、「霧島黒豚」のような自社ブランドを育成し、その生産効率を改善していくことで、競争の激しい食肉市場においても優位性を築いています。さらに、長年培ってきた水産物や畜産物の知見を活かした配合飼料事業は、独自の技術と疾病予防策を組み合わせることで高付加価値化を推進しており、安定した収益基盤となっています。機能性素材分野では、食品加工で培った研究基盤とエビデンスを強みとし、健康・予防ニーズに対応した製品開発で事業拡張を目指しています。

リスク要因

林兼産業が直面するリスク要因として、まず特定の取引先への依存が挙げられます。養魚用飼料や魚肉ねり製品の販売において、上位2社で売上高の約2割を占めており、これらの取引に支障が生じた場合は業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、主要な事業である農畜水産物の相場変動リスクも無視できません。市場の需給、天候不順、自然災害、疾病の発生などにより原材料価格や販売価格が大きく変動し、売上高の減少や原材料費の上昇を引き起こす可能性があります。さらに、配合飼料販売における売上債権の回収リスクも存在します。信用力の低い水畜産物生産者を販売先としている場合、水畜産物相場の下落や疾病発生などにより、多額の売上債権が回収困難となる懸念があります。為替変動リスクも、輸出入取引において円安が続けば原材料価格の上昇につながる可能性があります。食品の安全性や自然災害、農畜水産物の疾病発生なども、事業活動に影響を与える可能性のあるリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

林兼産業は、直接的にAI、半導体、EVといった最先端技術分野に直接関連する事業を展開しているわけではありません。しかし、食料品メーカーとして「食の安全・安心」や「豊かな食文化の実現」といった、広範な社会課題解決に貢献する事業を展開しており、SDGs(持続可能な開発目標)の実践を経営戦略に組み込んでいます。具体的には、水産資源や海洋環境の保全に向けた低魚粉飼料の開発、温室効果ガス削減への取り組み、動物の飼養管理の改善などが挙げられます。これらのサステナビリティ経営への注力は、ESG投資の観点から注目される可能性があります。また、食品事業における機能性素材や介護食といった分野は、高齢化社会や健康志向の高まりといったメガトレンドと関連しており、これらのテーマへの投資妙味は将来的に高まる可能性があります。飼料事業における水産資源保全への取り組みも、持続可能な水産業への関心の高まりと連動する可能性があります。

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