株式会社柿安本店 (2294) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
外食
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 89/130位
A
安定性
業種 20/130位
E
成長性
業種 121/129位
B
効率性
業種 27/130位
D
CF健全性
業種 109/130位
売上高
361億円
粗利率
54.2%
営業利益率
4.2%
純利益率
1.9%
ROE
4.7%
ROIC
7.0%
自己資本比率
78.4%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
80億円
NC/時価総額
30.7%
運転資本余剰*
44億円
運転資本余剰/時価総額*
16.8%
フリーCF
-12億円
FCFマージン
-3.4%
キャッシュ化率
2.49倍
PBR
1.73倍
EV/EBITDA
8.4倍
PER
38.0倍
想定株価
2715.6円
想定時価総額
260億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年4月期 361億円 196億円 6億円 15億円 21億円 15億円 7億円
2024年4月期 371億円 200億円 5億円 22億円 27億円 22億円 14億円
2023年4月期 439億円 235億円 6億円 35億円 41億円 36億円 22億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年4月期 192億円 115億円 36億円 5億円 150億円
2024年4月期 217億円 144億円 35億円 5億円 177億円
2023年4月期 217億円 152億円 43億円 5億円 170億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年4月期 80億円 10億円 25億円 - 2億円 - 44億円
2024年4月期 101億円 10億円 25億円 - 2億円 - 66億円
2023年4月期 107億円 10億円 28億円 - 1億円 - 65億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年4月期 17億円 -30億円 -9億円 -12億円
2024年4月期 14億円 -12億円 -9億円 3億円
2023年4月期 25億円 -7億円 -11億円 18億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年4月期 71.5円 1570.7円 85.0円 118.9% 834.8円 38.0倍 2715.6円 260億円 12,446,000株 2,868,600株
2024年4月期 133.7円 1685.8円 85.0円 63.6% 965.1円 20.6倍 2748.4円 288億円 12,446,000株 1,972,900株
2023年4月期 210.6円 1623.8円 85.0円 40.4% 1025.9円 10.9倍 2289.2円 240億円 12,446,000株 1,972,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年4月期 4.7% 3.6% 7.0% 54.2% 4.2% 5.9% 1.9% -3.4% 78.4% -
2024年4月期 7.9% 6.5% 8.7% 54.0% 5.9% 7.4% 3.8% 0.7% 81.4% -
2023年4月期 13.0% 10.2% 14.4% 53.4% 8.0% 9.3% 5.0% 4.2% 78.3% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年4月期 -2.6% -31.8% -49.9% - -0.6% - 代表取締役社長 赤塚保正
2024年4月期 -15.6% -37.3% -36.5% -0.8% -3.4% -7.5% 代表取締役社長 赤塚保正
2023年4月期 - - - 5.6% -0.2% 38.7% 代表取締役社長 赤塚保正

業種比較(食料品、129社中央値)

指標株式会社柿安本店業種中央値
ROE4.7%7.0%
ROA3.6%3.9%
営業利益率4.2%4.4%
純利益率1.9%3.4%
自己資本比率78.4%57.8%
売上成長率-2.6%3.7%
PER38.0倍17.4倍
PBR1.73倍1.13倍
EV/EBITDA8.4倍8.1倍
NC/時価総額30.7%-2.3%
運転資本余剰/時価総額16.8%-15.3%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
シマダヤ株式会社 (250A) 257億円 411億円
株式会社ファーマフーズ (2929) 256億円 653億円
鳥越製粉株式会社 (2009) 250億円 263億円
エバラ食品工業株式会社 (2819) 249億円 500億円
ミヨシ油脂株式会社 (4404) 243億円 595億円
株式会社なとり (2922) 241億円 486億円
ブルドックソース株式会社 (2804) 237億円 147億円
株式会社紀文食品 (2933) 237億円 1110億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2025年4月期)

外食
原材料・エネルギー価格高騰既存店収益改善新規出店・退店戦略複合型店舗展開商品・接客サービスの価値向上

見通し: 原材料・エネルギー価格の高騰が継続する中、既存店改善、新規出店・退店、不採算店整理、間接部門効率化で収益性向上を目指す。2025年4月期売上高営業利益率は4.2%。

強み: 「おいしいものをお値打ちに」を理念に、素材・職人技・おもてなしで「柿安らしさ」を追求。総合食品企業として多様なニーズに対応。

懸念: 国内生産拠点の三重県桑名市への集中は、大規模災害発生時の生産・供給リスクを高める。

リスク: 原材料価格変動(畜産物・農作物)、自然災害(国内生産拠点集中)、食品衛生・安全性問題(法的規制、風評被害)が経営成績に影響する可能性。

AI詳細分析(2025年4月期)

事業概要

柿安本店は、精肉、惣菜、和菓子、牛肉のしぐれ煮製造販売、そしてレストラン運営を主軸とする総合食品企業です。主要事業は「精肉事業」「惣菜事業」「和菓子事業」「レストラン事業」「食品事業」の5つに分かれています。精肉事業では、松阪牛や自社ブランド「三重 柿安牛」を中心に、契約牧場からの厳選された牛肉、豚肉、鶏肉、加工品を扱う専門店を展開。惣菜事業では、百貨店中心の「柿安ダイニング」や中華惣菜「柿安上海DELI」、黒毛和牛牛めし専門店「柿安 牛めし」など多様な業態で、職人が作り出す創作惣菜を提供しています。和菓子事業では、「口福堂」ブランドで定番和菓子や季節商品を販売し、惣菜と併売する新業態「柿次郎」も展開。レストラン事業は、料亭、グリル、フードコート、中華ビュッフェと多角的なレストラン形態を運営し、高品質な肉料理や日本料理を提供しています。食品事業では、「料亭しぐれ煮」を看板商品に、レトルト食品や高級レトルトカレー、瓶詰めシリーズなどを展開しており、各事業が連携しながら、食の安全・安心とおいしさを追求しています。

直近決算ハイライト

2025年4月期は、売上高36,104百万円(前期比2.6%減)、営業利益1,500百万円(同31.8%減)、経常利益1,538百万円(同31.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益701百万円(同50.0%減)と、減収減益となりました。売上高営業利益率は4.2%でした。各セグメントでは、精肉事業は売上高13,809百万円(前期比2.4%減)、セグメント利益777百万円(同36.4%減)。惣菜事業は売上高12,817百万円(同2.9%減)、セグメント利益1,172百万円(同1.5%減)と、利益は微減に留まりました。和菓子事業は売上高6,634百万円(同0.7%増)と微増でしたが、セグメント利益は389百万円(同14.2%減)。レストラン事業は売上高1,345百万円(同9.9%減)と減収、セグメント利益は1百万円(前期は61百万円の利益)と大幅に落ち込みました。食品事業も売上高1,494百万円(同7.6%減)、セグメント利益143百万円(同20.3%減)でした。全体として、原材料・エネルギー価格の高騰、人件費の上昇といった厳しい経営環境の中、出退店や店舗改装を進めつつも、利益確保には課題が残る結果となりました。

強みと競争優位性

柿安グループの強みは、創業以来培ってきた「おいしさの追求」という揺るぎない経営理念に根差したブランド力と、多角的な事業展開によるシナジー効果です。精肉事業で培われた厳選された素材調達力と品質管理ノウハウは、惣菜事業やレストラン事業での高付加価値商品開発に活かされています。特に、松阪牛をはじめとするブランド肉の仕入れルートや加工技術は、競合他社との差別化要因となっています。また、百貨店、駅ビル、高速道路サービスエリア、ショッピングセンターなど、多様なチャネルで店舗を展開しているため、幅広い顧客層へのアプローチが可能です。近年では、惣菜事業や和菓子事業と共同で「複合型店舗」を展開するなど、各事業の強みを組み合わせた新しい顧客体験の提供にも注力しており、これは参入障壁の構築に繋がっています。さらに、伝統的な製法で作られる「料亭しぐれ煮」のようなロングセラー商品が、ブランドイメージを支え、安定した収益基盤を形成している点も特筆すべきです。

リスク要因

柿安グループが抱えるリスク要因として、まず原材料価格の変動が挙げられます。鶏肉や牛肉などの畜産物、農作物の価格は、自然災害や世界情勢、輸入停止措置などにより大きく変動し、調達価格や生産原価に影響を与える可能性があります。また、国内生産拠点が三重県桑名市に集中しているため、地震や台風などの大規模自然災害が発生した場合、生産活動の停止や製品供給の遅延といった、経営成績及び財政状態への重大な影響が懸念されます。食品を扱う企業として、食品衛生問題や食の安全に関するリスクも不可避です。異物混入、食中毒、産地偽装などが発生した場合、回収費用、訴訟、風評被害による買い控えなど、収益への打撃は避けられません。さらに、積極的な新規出店計画を進める中で、景気動向や消費者の嗜好変化による店舗の不採算化、人材の確保・育成の遅れは、事業成長の阻害要因となり得ます。

投資テーマとの関連

柿安グループは、直接的にAI、半導体、EVといった最先端技術分野とは関連が薄いものの、「食」という普遍的なテーマにおいて、現代の消費者のニーズに応える企業として捉えることができます。近年、健康志向の高まりや、食の安全・安心への関心は一層高まっており、同社が掲げる「おいしさの追求」や品質管理体制の強化は、これらのトレンドと合致しています。また、食品ロス削減やサステナビリティへの意識も高まる中、同社の生産・販売プロセスにおける効率化や、規格外食材の活用などが進めば、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。さらに、インバウンド需要の回復に伴う外食産業への追い風や、国内の食文化への関心の高まりも、レストラン事業や和菓子事業などの成長機会となり得ます。ただし、現時点では、これらの投資テーマとの直接的な関連性は限定的であると言えます。

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