株式会社ファーマフーズ (2929) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 食料品
バイオテクノロジー創薬健康食品医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 106/130位
E
安定性
業種 122/130位
D
成長性
業種 109/129位
C
効率性
業種 56/130位
D
CF健全性
業種 106/130位
売上高
653億円
粗利率
80.6%
営業利益率
3.6%
純利益率
0.6%
ROE
3.2%
ROIC
6.9%
自己資本比率
35.4%
D/Eレシオ
1.09
有利子負債
126億円
ネットキャッシュ
-36億円
NC/時価総額
-14.0%
運転資本余剰*
-109億円
運転資本余剰/時価総額*
-42.8%
フリーCF
-20億円
FCFマージン
-3.1%
キャッシュ化率
-2.97倍
PBR
2.22倍
EV/EBITDA
9.4倍
PER
69.1倍
想定株価
886.5円
想定時価総額
256億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年7月期 653億円 526億円 7億円 24億円 31億円 26億円 4億円
2024年7月期 621億円 488億円 8億円 51億円 59億円 52億円 32億円
2023年7月期 686億円 553億円 5億円 36億円 41億円 35億円 31億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年7月期 326億円 239億円 200億円 11億円 115億円
2024年7月期 366億円 273億円 232億円 18億円 116億円
2023年7月期 362億円 275億円 244億円 22億円 96億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年7月期 91億円 79億円 50億円 126億円 25億円 7100万円 -109億円
2024年7月期 156億円 67億円 40億円 169億円 30億円 1億円 -76億円
2023年7月期 163億円 61億円 41億円 201億円 25億円 2億円 -81億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年7月期 -11億円 -10億円 -45億円 -20億円
2024年7月期 55億円 -14億円 -48億円 41億円
2023年7月期 61億円 -10億円 23億円 51億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年7月期 12.8円 399.9円 25.0円 194.9% -123.8円 69.1倍 886.5円 256億円 29,079,000株 206,900株
2024年7月期 112.7円 412.7円 25.0円 22.2% -47.2円 9.8倍 1104.6円 310億円 29,079,000株 1,006,700株
2023年7月期 106.7円 333.9円 22.0円 20.6% -131.4円 15.7倍 1675.2円 483億円 29,079,000株 233,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年7月期 3.2% 1.1% 6.9% 80.6% 3.6% 4.8% 0.6% -3.1% 35.4% 1.09
2024年7月期 27.7% 8.8% 12.6% 78.5% 8.2% 9.5% 5.2% 6.6% 31.7% 1.46
2023年7月期 32.0% 8.5% 8.5% 80.6% 5.3% 6.0% 4.5% 7.4% 26.6% 2.09

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年7月期 5.0% -53.7% -88.5% 2.7% 33.6% 29.9% 代表取締役社長 金武祚
2024年7月期 -9.4% 41.6% 4.0% 10.0% 42.6% -3.4% 代表取締役社長 金武祚
2023年7月期 13.9% 234.3% 723.8% 64.7% 53.9% 69.6% 代表取締役社長 金武祚

業種比較(食料品、129社中央値)

指標株式会社ファーマフーズ業種中央値
ROE3.2%7.0%
ROA1.1%3.9%
営業利益率3.6%4.4%
純利益率0.6%3.4%
自己資本比率35.4%59.2%
売上成長率5.0%3.5%
PER69.1倍17.4倍
PBR2.22倍1.13倍
EV/EBITDA9.4倍8.1倍
NC/時価総額-14.0%-1.5%
運転資本余剰/時価総額-42.8%-15.1%
同業他社: 日本たばこ産業株式会社(2914)アサヒグループホールディングス株式会社(2502)キリンホールディングス株式会社(2503)サントリービバレッジ&フード株式会社(2587)味の素株式会社(2802)全130社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

食料品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
シマダヤ株式会社 (250A) 257億円 411億円
株式会社柿安本店 (2294) 260億円 361億円
鳥越製粉株式会社 (2009) 250億円 263億円
エバラ食品工業株式会社 (2819) 249億円 500億円
ミヨシ油脂株式会社 (4404) 243億円 595億円
株式会社なとり (2922) 241億円 486億円
ブルドックソース株式会社 (2804) 237億円 147億円
株式会社紀文食品 (2933) 237億円 1110億円
食料品の企業一覧(全130社)→

AI分析(2025年7月期)

バイオテクノロジー創薬健康食品医療機器
卵殻膜バイオものづくりプロジェクト医薬品新工場建設GABA(ファーマギャバ)開発ALAgene technologyオボヴェール(卵殻膜繊維)

見通し: 今期は研究開発投資、新製品開発、販売チャネル開拓、組織体制強化に注力。卵殻膜素材「オボヴェール」の社会実装、GABA配合飲料の販路拡大、新製品「ラクトロン錠」の貢献が期待される。売上高1,000億円目標に向け、積極投資と販路拡大で成長を目指す。

強み: 独自技術「ALAgene technology」を基盤としたバイオメディカル事業、卵殻膜素材「オボヴェール」のユニークな用途展開、米国FDA GRAS認証に向けたGABA開発が強み。

懸念: 主力製品「ニューモ育毛剤」への依存度(売上構成比24.0%)が高く、同製品の不測の事態が経営成績に影響するリスク。また、バイオメディカル事業は研究開発の長期化・多額化による回収遅延・不能リスクを抱える。

リスク: 1. バイオメディカル事業における新薬開発の不確実性:開発中止やライセンスアウト先の不確保による研究開発費の回収不能リスク。2. 特定製品への依存:主力製品「ニューモ育毛剤」の仕入・販売における不測の事態発生リスク。3. 委託生産リスク:生産委託先の製造中止や品質問題発生による製品供給遅延・停止リスク。

AI詳細分析(2025年7月期)

事業概要

当社グループは、「医食の研究で貢献」というミッションを掲げ、独自のバイオ技術を核とした持続可能な健康社会の実現を目指しています。科学的根拠に基づき、機能性と安全性を両立させた食品、化粧品、医薬品の開発・提供を主軸とし、「BtoB事業」「BtoC事業」「バイオメディカル事業」の3つのセグメントで事業を展開しています。BtoB事業では、機能性素材や健康食品、医薬品等の研究開発・製造を行い、食品・医薬品メーカーや流通事業者等に販売します。特に、主力素材である「ファーマギャバ」は、国内大手飲料・食品メーカーや海外サプリメントメーカーに採用され、成長を牽引しています。BtoC事業では、独自開発の機能性素材を配合したサプリメント、医薬部外品、化粧品などを自社ブランドで展開し、通信販売を中心に販売しています。近年では、医薬品製造で培ったリソースを活用し、育毛、整腸、耳鳴りといった深い健康ニーズに応える新製品開発に注力しています。バイオメディカル事業では、自己免疫疾患やがん、炎症性疾患などの難治性疾患を対象とした抗体医薬品やペプチド医薬品の研究開発を進めており、製薬企業とのライセンス契約や共同研究を通じて事業基盤の拡大を目指しています。

直近決算ハイライト

2025年7月期連結会計年度の業績は、売上高65,260百万円(前期比5.0%増)と増収を達成しました。しかし、研究開発費および広告宣伝費の増加、新工場建設への投資、および医薬品製造受託事業における採算性見直しなどが影響し、営業利益は2,367百万円(前期比53.7%減)、経常利益は2,553百万円(前期比51.3%減)と大幅な減益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も368百万円(前期比88.5%減)と大きく落ち込みました。セグメント別では、BtoB事業は機能性素材の海外販売好調により増収でしたが、CMO事業の減収等により全体では売上高8,182百万円(前期比10.2%減)、セグメント利益1,248百万円(前期比20.7%減)となりました。BtoC事業は、新製品投入や販売チャネル拡大により堅調に推移しましたが、詳細な決算数値は開示されていません。バイオメディカル事業は、創薬研究開発費の増加や一部事業の減収により、売上高331百万円(前期比30.8%減)、セグメント損失378百万円(前期は272百万円のセグメント損失)となりました。

強みと競争優位性

当社グループの最大の強みは、長年にわたる研究開発で培われた独自のバイオ技術、特に「ALAgene technology(アラジンテクノロジー)」にあります。この技術は、既存医薬品よりも優れた薬効を持つ抗体を作製する可能性を秘めており、難治性疾患への応用が期待されています。また、「卵殻膜素材」の開発・社会実装も進んでおり、繊維、農業、電子材料など幅広い産業への展開が期待されています。BtoB事業における「ファーマギャバ」の海外販売好調や、BtoC事業における自社ブランド製品の販路拡大も競争優位性となっています。さらに、医薬品製造で培った品質管理能力や、大手企業との業務提携、公的研究機関との連携強化は、新製品開発や事業基盤の拡充において有利に働きます。中長期的には、300億円規模の挑戦的な投資計画を実行しており、新工場建設やM&Aによる事業拡大を目指すことで、将来的な競争力の強化を図っています。

リスク要因

事業展開におけるリスクとして、まず特定人物(代表取締役社長)への依存が挙げられます。社長の業務遂行が困難になった場合、事業運営に支障が生じる可能性があります。また、事業拡大には専門知識・技能を有する研究員の確保が不可欠ですが、人材確保が計画通りに進まない場合、研究開発に遅れが生じるリスクがあります。ビジネスモデル上、販売実績が限定的であるため、技術開発の進捗、市場環境の変動、法令改正などが経営成績に影響を与える可能性があります。特にバイオメディカル事業では、研究開発の成果不確実性、開発遅延による費用増、ライセンスアウト先の確保難、競争環境の変化などがリスクとなります。BtoC事業においては、広告宣伝費の費用対効果、薬機法等の法令遵守、製品の安全性問題、インターネット販売に関する規制強化、システム障害などが懸念されます。主力製品である「ニューモ育毛剤」への売上依存度(24.0%)もリスク要因です。さらに、機能性素材や食品・化粧品は消費者の嗜好やライフサイクルの影響を受けやすく、新製品開発・販売動向が業績に直結します。競合他社との技術開発競争の激化や、新規事業における予期せぬリスク発生も注意が必要です。

投資テーマとの関連

当社グループは、ヘルスケア業界における「医食の研究」を核とした事業展開を通じて、健康寿命の延伸や持続可能な社会の実現に貢献することを目指しており、これは「ヘルスケア」「SDGs」といった投資テーマと深く関連しています。特に、バイオメディカル事業における難治性疾患を対象とした創薬研究や、次世代抗体の創出に向けたAI・バイオインフォマティクス活用は、「AI」「バイオテクノロジー」といった先進技術分野との接点があります。また、未利用資源である卵殻膜を活用した素材開発やアップサイクルへの取り組みは、「循環型経済」「環境技術」といったテーマにも貢献する可能性があります。さらに、健康意識の高まりを背景とした機能性食品・素材の開発は、「ウェルネス」「食品テック」といった市場の成長とも連動しています。研究開発への積極的な投資と、M&Aやアライアンスによる事業拡大戦略は、これらの投資テーマにおけるイノベーション創出と成長機会の追求に繋がる可能性があります。

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