株式会社サイバーリンクス (3683) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
クラウドSaaSAIフィンテックスマートシティ
財務プロファイル(全4181社中の相対位置)
B
収益性
業種 262/659位
C
安定性
業種 445/666位
A
成長性
業種 97/641位
B
効率性
業種 174/666位
C
CF健全性
業種 390/666位
売上高
181億円
粗利率
32.5%
営業利益率
10.2%
純利益率
7.2%
ROE
14.4%
ROIC
10.3%
自己資本比率
57.1%
D/Eレシオ
0.40
有利子負債
36億円
ネットキャッシュ
-14億円
NC/時価総額
-9.6%
運転資本余剰*
-30億円
運転資本余剰/時価総額*
-20.4%
フリーCF
4億円
FCFマージン
2.0%
キャッシュ化率
1.21倍
PBR
1.65倍
EV/EBITDA
5.6倍
PER
11.5倍
想定株価
1348.3円
想定時価総額
149億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 181億円 59億円 11億円 18億円 29億円 19億円 13億円
2024年12月期 159億円 49億円 8億円 13億円 21億円 13億円 8億円
2023年12月期 150億円 48億円 6億円 10億円 17億円 11億円 4億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 158億円 85億円 52億円 15億円 90億円
2024年12月期 136億円 67億円 35億円 19億円 80億円
2023年12月期 131億円 63億円 33億円 23億円 74億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 21億円 7億円 26億円 36億円 1400万円 5億円 -30億円
2024年12月期 15億円 6億円 25億円 28億円 1400万円 5億円 -20億円
2023年12月期 19億円 6億円 26億円 30億円 1400万円 7億円 -14億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 16億円 -12億円 2億円 4億円
2024年12月期 12億円 -13億円 -3億円 -1億円
2023年12月期 12億円 -12億円 -3億円 -900万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 117.2円 814.8円 30.0円 25.6% -129.5円 11.5倍 1348.3円 149億円 11,412,309株 336,400株
2024年12月期 73.0円 720.0円 17.0円 23.3% -116.9円 10.7倍 780.6円 87億円 11,389,111株 216,400株
2023年12月期 40.0円 659.7円 13.0円 32.5% -93.1円 19.1倍 763.0円 85億円 11,366,712株 216,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 14.4% 8.3% 10.3% 32.5% 10.2% 16.0% 7.2% 2.0% 57.1% 0.40
2024年12月期 10.1% 6.0% 8.1% 30.9% 7.9% 13.1% 5.1% -0.7% 59.4% 0.35
2023年12月期 6.0% 3.4% 7.0% 31.8% 6.9% 11.2% 3.0% -0.1% 56.4% 0.40

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 14.3% 47.1% 60.1% 14.1% 7.3% 17.9% 代表取締役社長 東直樹
2024年12月期 5.6% 20.7% 82.9% 6.2% 8.7% 9.9% 代表取締役社長 東直樹
2023年12月期 22.9% -7.7% -51.0% 5.5% 9.2% 4.0% 代表取締役社長 東直樹

業種比較(情報・通信業、665社中央値)

指標株式会社サイバーリンクス業種中央値
ROE14.4%11.1%
ROA8.3%6.5%
営業利益率10.2%8.7%
純利益率7.2%6.6%
自己資本比率57.1%62.1%
売上成長率14.3%9.1%
PER11.5倍16.8倍
PBR1.65倍2.19倍
EV/EBITDA5.6倍7.5倍
NC/時価総額-9.6%20.8%
運転資本余剰/時価総額-20.4%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全666社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
サイバーソリューションズ株式会社 (436A) 150億円 35億円
株式会社YE DIGITAL (2354) 148億円 203億円
株式会社インフキュリオン (438A) 151億円 95億円
株式会社ドリーム・アーツ (4811) 151億円 57億円
株式会社ファイバーゲート (9450) 152億円 137億円
株式会社CAICA DIGITAL (2315) 147億円 52億円
株式会社ユニリタ (3800) 146億円 123億円
スターツ出版株式会社 (7849) 146億円 81億円
情報・通信業の企業一覧(全666社)→

AI分析(2025年12月期)

クラウドSaaSAIフィンテック
AI自動発注次世代基幹システム開発企業間連携プラットフォームActiveCityVerifiable Credentials(VC)

見通し: 2026年12月期を初年度とする中期経営計画に基づき、AI活用やDX推進により定常収入・売上高・経常利益の伸長を目指す。特に流通クラウド事業の拡大と官公庁クラウド事業のシェア拡大、トラスト事業でのサービス拡充が成長ドライバーとなる。ROЕ13%以上を計画。

強み: 「シェアクラウド」を軸とした高機能・低価格なサービス提供。AI自動発注や次世代基幹システム開発など、食品流通業界のDX推進を支援するソリューション。マイナンバーカード活用等、トラストサービスへの強み。

懸念: 顧客のIT投資意欲の低下、公共事業予算削減、マイナンバーカード活用停滞、携帯電話販売台数の減少。AI開発の遅延や予期せぬ不具合発生リスク。物価上昇による原価増と価格転嫁の難しさ。

リスク: 1. 顧客のIT投資意欲低下や公共事業予算削減による業績への影響。2. AI技術革新や代替技術出現への対応遅れによる競争力低下リスク。3. サイバー攻撃やシステム障害による情報漏洩・サービス停止リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当期の決算期である2025年12月期において、同社は「シェアクラウド(共同利用型クラウド)」を事業の中核に据え、ITコスト削減と業界全体の活性化に貢献することを目指しています。事業は主に流通クラウド事業、官公庁クラウド事業、トラスト事業、モバイルネットワーク事業の4つで構成されています。流通クラウド事業では、食品流通業界向けに「@rmsV6」や「AI自動発注」などのシステムを提供し、中大規模スーパーマーケットへの展開を加速しています。AI機能を取り込んだ次世代基幹システムの開発や、企業間連携プラットフォームの普及を通じて、業界全体の生産性向上を目指しています。官公庁クラウド事業では、「ActiveCity」を中心に全国クラウドサービスと地域密着型サービスを両軸に展開し、特に小規模自治体への導入加速とAI機能による付加価値向上を図っています。トラスト事業では、デジタル証明書発行サービス「CloudCerts」やマイナンバーカードを活用した本人認証サービスを通じて、デジタルトラストサービスの拡大を目指し、Verifiable Credentials(VC)としての価値提供拡充やウォレット機能開発、プラットフォーム構築にも取り組んでいます。モバイルネットワーク事業では、NTTドコモの二次代理店としてドコモショップを運営し、地域顧客のサポートやデジタルデバイド解消に貢献する出張型サービスなどを展開しています。

直近決算ハイライト

2025年12月期の決算は、売上高181億円(前期比+14.3%)と、好調な成長を遂げました。特に、営業利益は18億円(前期比+47.1%)と大幅に増加し、収益性の改善が顕著です。経常利益も19億円(前期比+46.7%)、当期純利益も13億円(前期比+60.1%)と、いずれも高い伸び率を示しています。これは、売上増加に伴うスケールメリットの享受に加え、事業運営の効率化が進んだ結果と考えられます。純資産は90億円(前期比+12.2%)、総資産は158億円(前期比+16.5%)と、着実に資産基盤を拡大しています。営業キャッシュ・フローも16億円(前期比+37.4%)と堅調であり、事業活動から安定的に資金を生み出す力が示されています。一株当たり当期純利益(EPS)は117.24円(前期比+60.7%)と大幅に増加し、株主価値の向上に貢献しています。また、株主還元としては、一株当たり配当金は30.00円(前期比+76.5%)と増配を実施しており、株主への利益還元姿勢を強めています。

強みと競争優位性

同社の強みは、複数の事業領域でクラウドサービスを展開し、多様な顧客基盤を構築している点にあります。流通クラウド事業における食品流通業界への深い知見や、官公庁クラウド事業における行政システムへの実績は、参入障壁となり得ます。また、「シェアクラウド(共同利用型クラウド)」というキーワードのもと、高機能かつ安価なサービスを提供することで、顧客のITコスト削減に貢献するビジネスモデルは、価格競争力という点で優位性をもたらしています。AI技術の積極的な活用や、Verifiable Credentials(VC)といった先進技術への取り組みは、将来的な競争優位性を確保するための布石と言えます。さらに、定常収入を重視するストック型ビジネスモデルは、安定した収益基盤を築き、経営の安定化に寄与しています。株主資本コストを上回るROEの確保を経営方針として掲げ、資本効率の向上にも注力しており、株主価値向上への意識の高さも強みの一つです。

リスク要因

同社が認識しているリスク要因は多岐にわたります。まず、顧客の投資・購買意欲の変動は、流通クラウド事業やトラスト事業、モバイルネットワーク事業の業績に影響を与える可能性があります。特に、官公庁クラウド事業においては、デジタル庁の方針や地方自治体予算の動向がリスクとなり得ます。また、市場ニーズや技術革新への対応の遅れ、AI活用開発における予期せぬ不具合や仕様変更は、新サービス開発の遅延や採算悪化につながる可能性があります。情報セキュリティに関するリスクも重大であり、サイバー攻撃や情報漏洩は、社会的信用の失墜や損害賠償責任につながる恐れがあります。さらに、物価上昇による原価増加に対し、サービス料金への価格転嫁が顧客離反を招くリスクも存在します。競合他社との価格競争激化や、人材の確保・育成が計画通りに進まないことも、業績に影響を与える可能性があります。特定の仕入先・取引先への依存度が高い事業(特にモバイルネットワーク事業)は、取引先の方針変更や契約解除により、事業継続に支障が生じるリスクを抱えています。

投資テーマとの関連

同社は、AI技術の活用を中期経営計画の重要な柱の一つとして位置づけており、流通クラウド事業におけるAI自動発注や、官公庁クラウド事業におけるAI機能の実装など、AI関連の投資テーマとの関連が深いです。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、社会全体のトレンドであり、官公庁や流通業界におけるDX投資需要の高まりは、同社の事業成長にとって追い風となります。特に、官公庁クラウド事業におけるガバメントクラウド活用や行政手続のオンライン化、トラスト事業におけるデジタル証明書やマイナンバーカード活用は、政府主導のデジタル化政策と密接に関連しています。また、クラウドサービスの拡充やIT技術の蓄積・応用といった戦略は、クラウドインフラやSaaSといったテクノロジー投資テーマとも合致しています。ただし、半導体やEV、防衛といったテーマとの直接的な関連性は限定的であり、主にDX、AI、クラウドといった分野における成長機会を捉える企業と言えます。

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