株式会社リップス (373A) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
化粧品アパレル
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 7/215位
A
安定性
業種 2/215位
B
効率性
業種 6/215位
A
CF健全性
業種 16/215位
売上高
44億円
粗利率
58.0%
営業利益率
21.5%
純利益率
14.8%
ROE
18.0%
ROIC
18.4%
自己資本比率
88.8%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
27億円
NC/時価総額
31.5%
運転資本余剰*
22億円
運転資本余剰/時価総額*
26.4%
フリーCF
7億円
FCFマージン
15.0%
キャッシュ化率
1.04倍
PBR
2.33倍
EV/EBITDA
5.9倍
PER
12.7倍
想定株価
3299.5円
想定時価総額
84億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年8月期 44億円 26億円 3067万円 9億円 10億円 9億円 7億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年8月期 41億円 39億円 4億円 2370万円 36億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年8月期 27億円 6億円 6億円 - - - 22億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年8月期 7億円 -1375万円 1億円 7億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年8月期 260.0円 1418.7円 - - 1040.2円 12.7倍 3299.5円 84億円 2,550,000株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年8月期 18.0% 16.0% 18.4% 58.0% 21.5% 22.2% 14.8% 15.0% 88.8% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年8月期 - - - - - - 代表取締役社長 的場隆光

業種比較(化学、214社中央値)

指標株式会社リップス業種中央値
ROE18.0%6.4%
ROA16.0%3.9%
営業利益率21.5%7.3%
純利益率14.8%5.2%
自己資本比率88.8%64.2%
売上成長率-2.1%
PER12.7倍13.2倍
PBR2.33倍0.85倍
EV/EBITDA5.9倍6.2倍
NC/時価総額31.5%4.4%
運転資本余剰/時価総額26.4%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社日本ピグメントホールディングス (4119) 83億円 422億円
大伸化学株式会社 (4629) 83億円 346億円
ロンシール工業株式会社 (4224) 86億円 221億円
株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ (4360) 80億円 110億円
プレミアアンチエイジング株式会社 (4934) 75億円 162億円
新日本理化株式会社 (4406) 75億円 321億円
株式会社アルマード (4932) 74億円 101億円
株式会社サンエー化研 (4234) 71億円 304億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年8月期)

化粧品アパレル
LIPPSブランドヘアワックスメンズコスメECチャネル強化新商品開発

見通し: メンズビューティー市場の拡大を追い風に、主力商品であるヘアワックスやスキンケア・メイクアップ商品の販売が堅調に推移。ECチャネルの強化や新商品投入で売上成長を継続。2025年8月期は売上高17.2%増、当期純利益53.9%増と過去最高を更新。今後もブランド力向上と販路拡大でシェア拡大を目指す。

強み: 美容感度の高い若年層男性からの支持と、ヘアサロン事業との連携による商品開発力。メンズコスメ市場における「LIPPS」ブランドの認知度とトレンド発信力。

懸念: 主力商品であるヘアワックスへの売上依存度が高く、消費者嗜好の変化や市場縮小リスク。製造委託先への依存度も高く、取引への支障は業績に直結する。

リスク: 主力商品「ヘアワックス」への過度な依存。消費者嗜好の変化やブランド力低下によりシェア低下や市場縮小の可能性。主要製造委託先「エフシー中央薬理研究所」との取引に支障が生じた場合、生産・供給に重大な影響。原材料価格や為替変動による原価高騰リスク。

AI詳細分析(2025年8月期)

事業概要

LIPPSは、「LIPPS」ブランドを中心に、メンズビューティー市場に特化した事業を展開する企業です。主な事業は、ヘアケア製品(スタイリング剤、シャンプー等)や男性向けスキンケア・メイクアップ製品の企画・開発・販売を行う「商品事業」、および「LIPPS hair」ブランドでヘアサロンのフランチャイズ運営を行う「サロンフランチャイズ事業」の二つで構成されています。商品開発においては、自社ヘアサロンでの日々のサロンワークから得られる顧客の課題やニーズ、スタイリストからの意見を反映させる独自のプロセスを強みとしています。主力製品であるヘアワックスシリーズは、そのデザイン性でグッドデザイン賞を受賞するなど、高い評価を得ています。また、国内メーカーに先駆けて男性向けスキンケア・メイクアップ商品シリーズ「LIPPS BOY」を発売するなど、トレンドを捉えた商品展開も特徴です。2025年8月期には、商品事業で39.7億円、サロンフランチャイズ事業で4.4億円の売上高を達成しました。

直近決算ハイライト

2025年8月期決算では、売上高は前期比17.2%増の44.1億円と過去最高を更新しました。これは、主力である商品事業の売上高が同19.9%増の39.7億円と大きく伸長したことが牽引しました。特に、ヘアワックスシリーズの小売店への配荷拡大や、Amazonを中心としたECサイトでの「スタイリストシャンプー&トリートメント」等の出荷が好調でした。新商品の投入やECサイト(楽天市場、ZOZOTOWN)への出店といったプロモーション施策も奏功しました。利益面では、売上増加に伴う運送費の増加や、事業拡大に伴う人員増強による販売費及び一般管理費の増加がありましたが、それを上回る売上増により、営業利益は同31.7%増の9.5億円、経常利益は同30.8%増の9.4億円、当期純利益は同53.9%増の6.5億円と大幅な増益を達成しました。一方、サロンフランチャイズ事業の売上高は同2.3%減の4.4億円となりましたが、利益面では集客強化やVR映像学習アプリ導入による効率化が寄与し、同46.9%増の1.6億円と伸長しました。

強みと競争優位性

LIPPSの最大の強みは、ヘアサロン事業で培われた美容感度の高い顧客層との密接な接点と、そこから生まれる商品開発力です。自社サロンでの現場の声を商品開発にダイレクトに反映させることで、市場のニーズを的確に捉えた製品を生み出すことができます。特に、ヘアワックスやヘアケア商品における高いブランド認知度と、男性向けスキンケア・メイクアップ市場における先駆者としての地位は、他社との差別化要因となっています。また、広告宣伝費や販売促進費の売上高比率が同業他社と比較して低い(10.4%)ことは、効率的なマーケティング戦略とブランド力の高さを物語っています。ECチャネルの拡大や、有力卸売先(株式会社大山、アマゾンジャパン合同会社、中央物産株式会社)との強固な関係も、安定した販売基盤を支えています。これらの要素が組み合わさることで、メンズビューティー市場における確固たる競争優位性を築いています。

リスク要因

LIPPSの事業運営における主要なリスクとして、主力商品であるヘアワックスへの依存度が高い点が挙げられます。消費者嗜好の変化やブランド力の低下、主力市場の縮小は業績に大きな影響を与える可能性があります。また、主要商品のほとんどをエフシー中央薬理研究所株式会社に製造委託していることから、特定取引先への高い依存もリスク要因です。原材料価格の変動、自然災害によるサプライチェーンへの影響、商品の品質不良や偶発的な事故によるブランドイメージの毀損、顧客情報の流出、そして物流コストの高騰なども、財政状態や経営成績に影響を与える可能性があります。さらに、人材確保と定着も、小規模組織である当社においては重要な課題であり、優秀な人材の確保や大量離職は業績を左右する可能性があります。新株予約権の行使による株式価値の希薄化も、投資家にとっては留意すべき点です。

投資テーマとの関連

LIPPSは、メンズビューティー市場の拡大という大きなトレンドに乗る企業であり、特に男性の美容意識の高まりを背景としたスキンケア・メイクアップ分野での成長が期待されます。これは、近年の「男性美容市場」や「ウェルネス」といった投資テーマと関連が深いです。また、Eコマース(EC)チャネルの強化や、SNSを活用した情報発信は、デジタル化の進展やD2C(Direct to Consumer)といったテーマとも親和性があります。新商品の企画・開発力や、トレンドを先取りする姿勢は、消費財セクターにおけるイノベーションを求める投資家の関心を集める可能性があります。ただし、AIや半導体、EV、防衛といった、よりマクロな投資テーマとの直接的な関連性は薄いと考えられます。その成長は、主にメンズビューティー市場の拡大というミクロな市場動向に依存する形となります。

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