エア・ウォーター株式会社 (4088) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
再生可能エネルギーEV半導体
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 96/215位
D
安定性
業種 193/215位
C
成長性
業種 91/214位
C
効率性
業種 82/215位
C
CF健全性
業種 135/215位
売上高
1.1兆円
粗利率
21.5%
営業利益率
7.0%
純利益率
4.6%
ROE
9.5%
ROIC
5.6%
自己資本比率
41.4%
D/Eレシオ
0.81
有利子負債
4182億円
ネットキャッシュ
-3476億円
NC/時価総額
-80.4%
運転資本余剰*
-2572億円
運転資本余剰/時価総額*
-59.5%
フリーCF
311億円
FCFマージン
2.9%
キャッシュ化率
1.90倍
PBR
0.84倍
EV/EBITDA
8.4倍
PER
8.8倍
想定株価
1888.2円
想定時価総額
4322億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年3月期 1.1兆円 2315億円 175億円 752億円 928億円 740億円 491億円
2024年3月期 1.0兆円 2203億円 167億円 683億円 849億円 667億円 444億円
2023年3月期 1.0兆円 2001億円 154億円 622億円 776億円 610億円 401億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年3月期 1.3兆円 4566億円 3279億円 3854億円 5171億円
2024年3月期 1.2兆円 4494億円 3175億円 3967億円 4886億円
2023年3月期 1.1兆円 4311億円 2997億円 3455億円 4302億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年3月期 706億円 982億円 2424億円 4182億円 非該当 803億円 -2572億円
2024年3月期 650億円 926億円 2406億円 4187億円 非該当 819億円 -2525億円
2023年3月期 659億円 920億円 2293億円 3667億円 非該当 651億円 -2338億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年3月期 107億円 953億円
2024年3月期 118億円 1006億円
2023年3月期 62億円 782億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年3月期 932億円 -622億円 -273億円 311億円
2024年3月期 796億円 -980億円 147億円 -183億円
2023年3月期 570億円 -711億円 193億円 -142億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年3月期 214.6円 2256.7円 75.0円 34.9% -1518.6円 8.8倍 1888.2円 4322億円 229,755,000株 847,100株
2024年3月期 194.7円 2140.7円 64.0円 32.9% -1545.9円 12.3倍 2394.7円 5480億円 229,755,000株 929,800株
2023年3月期 176.8円 1892.4円 60.0円 33.9% -1315.2円 9.4倍 1662.3円 3802億円 229,755,000株 1,054,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年3月期 9.5% 3.9% 5.6% 21.5% 7.0% 8.6% 4.6% 2.9% 41.4% 0.81
2024年3月期 9.1% 3.6% 5.3% 21.5% 6.7% 8.3% 4.3% -1.8% 40.0% 0.86
2023年3月期 9.3% 3.7% 5.5% 19.9% 6.2% 7.7% 4.0% -1.4% 39.4% 0.85

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年3月期 5.0% 10.2% 10.6% 6.6% 5.9% 4.9% 代表取締役会長 豊田喜久夫
2024年3月期 1.9% 9.8% 10.5% 8.3% 5.0% 10.0% 代表取締役会長 豊田喜久夫
2023年3月期 13.1% -4.6% -7.1% 7.5% 5.9% 7.1% 代表取締役会長 豊田喜久夫

業種比較(化学、214社中央値)

指標エア・ウォーター株式会社業種中央値
ROE9.5%6.4%
ROA3.9%4.0%
営業利益率7.0%7.3%
純利益率4.6%5.2%
自己資本比率41.4%64.4%
売上成長率5.0%2.1%
PER8.8倍13.2倍
PBR0.84倍0.85倍
EV/EBITDA8.4倍6.2倍
NC/時価総額-80.4%4.9%
運転資本余剰/時価総額-59.5%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
住友ベークライト株式会社 (4203) 4233億円 3199億円
株式会社ニフコ (7988) 4084億円 3527億円
関西ペイント株式会社 (4613) 4083億円 5898億円
ライオン株式会社 (4912) 4564億円 4221億円
小林製薬株式会社 (4967) 4033億円 1657億円
株式会社クラレ (3405) 4874億円 8084億円
デクセリアルズ株式会社 (4980) 3676億円 1138億円
株式会社ADEKA (4401) 3551億円 4166億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年3月期)

再生可能エネルギーEV半導体
カーボンニュートラル半導体関連事業アグリ・フーズ事業液化バイオメタン研究開発体制刷新

見通し: 2025年度から「収益性の追求」へ経営シフト。既存事業の効率化と成長事業への重点投資で、2030年時価総額1兆円(現状の2倍)を目指す。半導体・カーボンニュートラル・アグリ領域に注力。

強み: 「空気」と「水」を原点とする多角的事業展開。産業ガスで培った技術・ノウハウを成長分野へ応用できる。

懸念: 海外事業拡大に伴う言語・法制・政治リスク。原料・燃料調達における地政学リスクや為替変動リスク。

リスク: 海外事業リスク:言語・法制・税制の違いや政治・経済安全保障上のリスクにより事業停滞の可能性。制度変更リスク:医療費抑制策に伴う診療報酬・薬価改定が業績に影響する可能性。調達リスク:電力、ヘリウム、LPG、バイオマス燃料等の価格変動や供給不安定化リスク。

AI詳細分析(2025年3月期)

事業概要

エア・ウォーターは「空気、水、そして地球にかかわる事業の創造と発展」を経営理念に掲げ、多岐にわたる事業を展開する総合化学メーカーです。事業は「デジタル&インダストリー」「エネルギーソリューション」「ヘルス&セーフティー」「アグリ&フーズ」「その他」の5つのセグメントに大別されます。「デジタル&インダストリー」では、半導体製造に不可欠な高純度ガスや特殊ケミカル、関連装置などを提供し、デジタル社会の発展を支えています。産業ガス供給で培った技術とインフラを基盤に、素材分野から最先端分野まで幅広く対応しています。「エネルギーソリューション」では、LPガスやLNGなどのエネルギー供給に加え、カーボンニュートラルに貢献する液化バイオメタンや垂直ソーラー発電システムなどを展開し、持続可能な社会の実現に貢献しています。「ヘルス&セーフティー」では、医療用ガスや機器、衛生材料などを提供し、人々の健康と安全な生活を支えています。また、防災分野ではデータセンター向けガス消火設備などを手掛けています。「アグリ&フーズ」では、スマート農業技術や鮮度保持技術を活用し、持続可能な農業と食料安定供給に貢献しています。加工食品の製造・販売も手掛けており、食の課題解決を目指しています。その他事業では、インドや北米での産業ガス事業、高出力UPS事業、物流事業などを展開し、グローバルな事業拡大とシナジー創出を図っています。

直近決算ハイライト

2025年3月期(連結)は、売上収益1兆759億2900万円(前期比105.0%)、営業利益752億4600万円(同110.2%)、親会社株主に帰属する当期利益490億7400万円(同110.6%)と、過去最高業績を更新しました。これは、デジタル・半導体関連事業やインド・北米の産業ガス関連事業といった成長領域の強化、国内既存事業における価格マネジメントや生産性向上による収益力強化が奏功した結果です。セグメント別では、「デジタル&インダストリー」は半導体関連事業の好調や産業ガス価格マネジメント効果により増収増益、「エネルギーソリューション」はLNG燃料転換の推進やLPガス販売における低採算取引の見直し等により増収増益、「ヘルス&セーフティー」は医療機器・消耗品販売拡大や防災分野の堅調な推移により増収増益、「アグリ&フーズ」は受託製造の増加や北米市場での販売拡大で増収となったものの、原料高や一部採用減により減益となりました。「その他」事業も、物流事業やグローバル&エンジニアリング事業の好調により増収増益となりました。ROEは9.8%(前期9.7%)と微増ですが、10%に迫る水準を維持しています。

強みと競争優位性

エア・ウォーターの強みは、空気と水という普遍的な資源を基盤とした多角的な事業ポートフォリオにあります。特に、産業ガス事業で長年培ってきた技術力、供給インフラ、顧客基盤は、デジタル・半導体関連事業やカーボンニュートラル分野といった成長領域への展開において強力な推進力となっています。半導体製造に不可欠な高純度ガスや特殊ケミカルの安定供給能力は、技術集約的な市場において参入障壁の高さを示しています。また、国内外でのM&Aや事業提携を積極的に活用し、事業領域を拡大してきた実績は、変化する市場環境への適応力と成長戦略実行能力の高さを示唆します。北海道におけるアグリ・フーズ事業では、地域資源を活用したサプライチェーン構築や、スマート農業・鮮度保持技術の開発により、食料問題解決と事業成長の両立を目指しています。さらに、再生医療や海水技術といった新規分野への研究開発投資は、将来の成長ドライバーとなり得るポテンシャルを秘めています。これらの事業間シナジーと、社会課題解決に貢献するという経営姿勢が、同社の持続的な競争優位性を支えています。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因は多岐にわたります。まず、海外事業展開に伴う言語、法制、税制の違いや、政治・経済・安全保障上のリスクが挙げられます。これらのリスクは、海外子会社の業績や財務状況に影響を与える可能性があります。また、医療制度改革に伴う診療報酬や薬価の改定は、メディカルプロダクツ事業に影響を及ぼす可能性があります。自然災害の頻発化・激甚化は、生産・供給体制の停止やコスト増加につながるリスクがあります。電力コストの変動は、大量の電力を消費する産業ガス事業の収益に直接的な影響を与え、ヘリウムや水素、炭酸ガスといった原料の安定調達も地政学リスクや供給元の操業状況に左右されます。為替レートの急変は、海外事業や海外調達品に影響を与える可能性があります。環境規制の強化、特に温室効果ガス排出規制の強化は、製造業である同社にとって対応コストの増加や事業制限につながる可能性があります。情報セキュリティリスクも無視できず、サイバー攻撃による情報漏洩は、信用失墜や損害賠償につながる恐れがあります。これらのリスクに対し、同社はリスクマネジメント体制の強化や、BCP策定、情報セキュリティ対策、調達ルートの多様化など、様々な対策を講じていますが、依然として注視が必要です。

投資テーマとの関連

エア・ウォーターは、複数の重要な投資テーマと深い関連を持っています。まず、「カーボンニュートラル」分野では、液化バイオメタンの商用利用開始、CO2回収技術、液化水素プラントといった具体的な取り組みを進めており、脱炭素社会の実現に不可欠なソリューションを提供しています。これは、世界的な環境規制強化や企業のESG投資の流れと合致しています。「半導体」分野では、最先端の半導体製造に不可欠な高純度ガスや特殊ケミカル、関連装置を提供しており、デジタル化の進展やAI、IoTといった技術革新の恩恵を受ける事業構造を持っています。また、インドや北米での産業ガス事業拡大は、グローバルなインフラ投資や産業発展というテーマとも関連が深いです。「アグリテック」や「食料安全保障」といったテーマにも、スマート農業や鮮度保持技術、サプライチェーン構築を通じて貢献しており、持続可能な食料供給システムへの関心の高まりは、同社事業の重要性を増しています。さらに、ヘルスケア分野での医療機器や介護用品の開発・提供は、高齢化社会におけるQOL向上というテーマとも関連が深いです。これらのテーマは、中長期的な成長が見込まれる分野であり、エア・ウォーターの事業ポートフォリオは、これらのテーマの進展とともに発展していく可能性を秘めています。

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