株式会社ADEKA (4401) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
半導体AIEV電子材料電池材料DX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 65/215位
C
安定性
業種 132/215位
C
成長性
業種 114/214位
C
効率性
業種 84/215位
C
CF健全性
業種 139/215位
売上高
4166億円
粗利率
28.5%
営業利益率
10.0%
純利益率
6.7%
ROE
8.9%
ROIC
7.7%
自己資本比率
56.0%
D/Eレシオ
0.20
有利子負債
627億円
ネットキャッシュ
252億円
NC/時価総額
7.1%
運転資本余剰*
-275億円
運転資本余剰/時価総額*
-7.8%
フリーCF
105億円
FCFマージン
2.5%
キャッシュ化率
1.46倍
PBR
1.13倍
EV/EBITDA
5.5倍
PER
13.0倍
想定株価
3610.6円
想定時価総額
3551億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 4166億円 1187億円 188億円 416億円 604億円 428億円 279億円
2025年3月期 4071億円 1149億円 176億円 410億円 586億円 393億円 250億円
2024年3月期 3998億円 1047億円 171億円 354億円 525億円 358億円 230億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 5600億円 3544億円 1154億円 730億円 3134億円
2025年3月期 5431億円 3499億円 1222億円 691億円 2967億円
2024年3月期 5431億円 3466億円 1344億円 689億円 2851億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 879億円 1195億円 1168億円 627億円 497億円 8億円 -275億円
2025年3月期 1078億円 1134億円 1101億円 640億円 428億円 - -145億円
2024年3月期 969億円 1146億円 1169億円 760億円 420億円 - -375億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 406億円 -301億円 -353億円 105億円
2025年3月期 462億円 -126億円 -223億円 337億円
2024年3月期 420億円 -231億円 -46億円 189億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 277.9円 3203.0円 112.0円 40.3% 255.9円 13.0倍 3610.6円 3551億円 103,768,142株 5,416,600株
2025年3月期 245.6円 2916.3円 100.0円 40.7% 427.8円 10.9倍 2688.8円 2749億円 103,768,142株 1,537,700株
2024年3月期 224.9円 2791.9円 90.0円 40.0% 203.5円 14.3倍 3224.6円 3306億円 103,768,142株 1,241,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.9% 5.0% 7.7% 28.5% 10.0% 14.5% 6.7% 2.5% 56.0% 0.20
2025年3月期 8.4% 4.6% 8.0% 28.2% 10.1% 14.4% 6.1% 8.3% 54.6% 0.22
2024年3月期 8.1% 4.2% 6.9% 26.2% 8.9% 13.1% 5.8% 4.7% 52.5% 0.27

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.3% 1.5% 11.4% 1.1% 5.0% 8.7% -
2025年3月期 1.8% 15.8% 8.9% 3.9% 6.0% 5.5% 代表取締役社長兼社長執行役員 城詰 秀尊
2024年3月期 -0.9% 9.4% 37.0% 6.9% 6.0% 6.9% 代表取締役社長兼社長執行役員 城詰 秀尊

業種比較(化学、214社中央値)

指標株式会社ADEKA業種中央値
ROE8.9%6.4%
ROA5.0%3.9%
営業利益率10.0%7.3%
純利益率6.7%5.2%
自己資本比率56.0%64.4%
売上成長率2.3%2.1%
PER13.0倍13.2倍
PBR1.13倍0.85倍
EV/EBITDA5.5倍6.2倍
NC/時価総額7.1%4.4%
運転資本余剰/時価総額-7.8%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
DIC株式会社 (4631) 3472億円 1.1兆円
デクセリアルズ株式会社 (4980) 3676億円 1138億円
日本ゼオン株式会社 (4205) 3381億円 4120億円
株式会社日本触媒 (4114) 3351億円 3999億円
上村工業株式会社 (4966) 3171億円 918億円
株式会社ダイセル (4202) 3124億円 5796億円
小林製薬株式会社 (4967) 4033億円 1657億円
デンカ株式会社 (4061) 3048億円 3842億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AIEV
半導体材料樹脂添加剤プラントベースフードAI・データセンター投資サステナビリティ推進

見通し: 2025年度は過去最高業績を更新し、売上高4,166億円、営業利益416億円を見込む。半導体材料やライフサイエンス事業の成長が牽引役となる見通し。中期経営計画『ADX 2026』の最終年度として、企業価値向上に向けた取り組みを加速させる。

強み: 半導体材料、樹脂添加剤、食品、ライフサイエンスと多角化された事業ポートフォリオ。AI・データセンター投資拡大の恩恵を受けやすい事業構造。

懸念: 地政学リスクによる原燃料価格高止まりや物流停滞、為替変動、台湾情勢の緊迫化によるサプライチェーン寸断リスク。

リスク: 地政学リスク(中東情勢、台湾有事)、原材料調達リスク(価格高騰、供給途絶)、新製品開発リスク(技術競争、陳腐化)、為替変動リスク、サイバーセキュリティリスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00878は、化学品事業と食品事業を二つの大きな柱とする化学メーカーです。化学品事業では、樹脂添加剤、半導体材料、環境材料といった多岐にわたる製品群を展開しており、これらは自動車、家電、電子部品、建築、塗料など、幅広い産業分野で不可欠な中間素材として使用されています。特に、半導体材料分野はAIやデータセンター投資の拡大を背景に成長が期待されており、次世代EUVリソグラフィ向け金属酸化物レジスト用金属化合物や高誘電材料などの開発・供給に注力しています。環境材料分野では、自動車向け潤滑油添加剤や建築塗料向け反応性乳化剤などを提供し、環境負荷低減に貢献する製品開発を進めています。食品事業では、製パン・製菓用のショートニングやマーガリンに加え、プラントベースフード「デリプランツ」シリーズの展開を強化しており、国内外での販売拡大を目指しています。ライフサイエンス事業では、農薬分野での製品供給を通じて、食料生産の安定化と効率化に貢献しています。これらの事業を通じて、社会の持続的な発展と人々の豊かな暮らしに貢献することを経営理念として掲げています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、E00878は過去最高となる売上高4,166億円、営業利益416億円、経常利益428億円、当期純利益279億円を記録しました。売上高は前期比2.3%増、営業利益は同1.5%増と堅調に推移し、特に経常利益は同8.7%増、当期純利益は同11.4%増と、増益率が加速しています。これは、ライフサイエンス事業が前期比11.8%増と大きく成長したことや、環境材料事業も同14.1%増と好調に推移したことが寄与しています。一方で、化学品事業全体では前期比1.7%減と減収となりました。特に樹脂添加剤事業は、家電・EV市況の低迷や価格競争の激化により、難燃剤や酸化防止剤の販売が低調でした。半導体材料事業は、先端フォトレジスト向け材料や高誘電材料の販売が好調であったものの、研究開発や生産プラント新設への先行投資により固定費が増加し、営業利益は減益となりました。食品事業は、国内での高機能練込素材やプラントベースフードの販売は堅調でしたが、中国市場でのショートニング・マーガリン類の販売低迷により、増収ながら営業利益は微減となりました。現金及び預金は前期比18.5%減の879億円となりましたが、これは主に投資活動や自己株式取得による支出の増加が要因です。

強みと競争優位性

E00878の強みは、多岐にわたる産業分野をカバーする幅広い事業ポートフォリオと、そこで培われた高度な技術力にあります。化学品事業における半導体材料分野では、半導体製造プロセスに不可欠な先端フォトレジスト向け材料や高誘電材料などを提供しており、AIやデータセンターといった成長分野の需要を取り込むことで競争優位性を確立しています。また、環境材料分野で提供する特殊エポキシ樹脂や光硬化樹脂、潤滑油添加剤などは、自動車や電子部品、ディスプレイといった分野で高い評価を得ています。食品事業においても、プラントベースフード「デリプランツ」シリーズのような環境負荷低減に貢献する製品開発や、国内市場での高機能練込素材の展開は、消費者のニーズ変化に対応した強みと言えます。さらに、グローバルに広がる生産・販売ネットワークは、地域ごとの市場動向に合わせた迅速な対応を可能にし、サプライチェーンの強靭化にも寄与しています。中期経営計画『ADX 2026』では、これらの強みを活かし、社会価値と利益の共創による企業価値向上を目指しており、特にサステナビリティを推進する環境貢献製品の拡大に注力することで、市場からの信頼と評価を高めています。

リスク要因

E00878の事業運営には、いくつかの重要なリスク要因が存在します。まず、グローバルな事業展開に伴う経済状況や地政学リスクの影響が挙げられます。中東情勢の緊迫化による原燃料価格の高止まりや物流停滞、台湾情勢の緊迫化によるサプライチェーン寸断リスク、米国の関税政策などは、原材料調達コストの増加や製品販売への直接的・間接的な影響をもたらす可能性があります。また、為替変動リスクも、海外子会社の財務諸表換算や外貨建て取引において業績に影響を与える可能性があります。技術革新の速い化学品業界においては、新製品開発の遅れや既存技術の陳腐化、競合他社による追随や価格競争の激化もリスクとなります。知的財産権侵害のリスクも無視できません。さらに、原材料の調達においては、石油化学原料や油脂原料、電力などの価格変動、異常気象による油脂原料の供給不安定化、国内エチレン設備の統廃合による調達への影響も懸念されます。製品の欠陥や製造物責任(PL)訴訟のリスク、自然災害や事故による事業停止リスク、サイバー攻撃による情報漏洩リスクなども、事業継続性に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対しては、リスクマネジメント委員会の強化やBCPの整備、サプライチェーンの複数購買化など、多角的な対策を講じていますが、その影響を完全に排除することは困難です。

投資テーマとの関連

E00878は、複数の重要な投資テーマと関連性の高い事業を展開しています。特に、半導体材料分野は、AI、データセンター、高性能コンピューティングといった最先端技術の進化に不可欠な素材を提供しており、これらのテーマの成長と密接に連動しています。同社は、次世代EUVリソグラフィ向け材料や高誘電材料の開発・供給に注力しており、半導体産業の技術革新を支える重要なプレイヤーとしての地位を確立しつつあります。また、環境・サステナビリティという観点では、環境貢献製品の拡大に注力しており、バイオマス資源を原料としたプラスチック製造への参画や、漂着プラスチック分析・リサイクル材品質改善への貢献などが挙げられます。これは、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといった長期的な投資テーマとの関連性を示唆しています。食品事業におけるプラントベースフードの展開も、食の安全・安心や健康志向の高まり、環境負荷低減といった消費者ニーズに対応したものであり、これらのトレンドに乗る形で成長が期待されます。ライフサイエンス事業における農薬分野も、食料安全保障や持続可能な農業といったテーマとの関連があります。これらのテーマは、長期的な市場成長が見込まれる分野であり、E00878の事業ポートフォリオがこれらの成長機会を捉えるポテンシャルを有していることを示しています。

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