小林製薬株式会社 (4967) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
化粧品ESGDXM&A
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 155/215位
A
安定性
業種 30/215位
D
成長性
業種 193/214位
D
効率性
業種 200/215位
A
CF健全性
業種 14/215位
売上高
1657億円
粗利率
51.1%
営業利益率
9.0%
純利益率
2.2%
ROE
1.7%
ROIC
5.0%
自己資本比率
76.3%
D/Eレシオ
0.00
有利子負債
7億円
ネットキャッシュ
640億円
NC/時価総額
15.9%
運転資本余剰*
46億円
運転資本余剰/時価総額*
1.1%
フリーCF
254億円
FCFマージン
15.3%
キャッシュ化率
7.00倍
PBR
1.92倍
EV/EBITDA
15.2倍
PER
110.3倍
想定株価
5425.7円
想定時価総額
4033億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 1657億円 847億円 74億円 149億円 223億円 170億円 37億円
2024年12月期 1656億円 876億円 66億円 249億円 315億円 269億円 101億円
2023年12月期 1735億円 964億円 49億円 258億円 307億円 273億円 203億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 2753億円 1488億円 601億円 42億円 2102億円
2024年12月期 2654億円 1445億円 464億円 55億円 2128億円
2023年12月期 2675億円 1583億円 561億円 65億円 2044億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 647億円 228億円 522億円 7億円 318億円 77億円 46億円
2024年12月期 460億円 242億円 494億円 8億円 246億円 93億円 -5億円
2023年12月期 597億円 221億円 530億円 10億円 321億円 97億円 36億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 256億円 -2億円 -79億円 254億円
2024年12月期 112億円 -184億円 -78億円 -72億円
2023年12月期 184億円 -196億円 -195億円 -12億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 49.2円 2827.7円 104.0円 211.4% 861.1円 110.3倍 5425.7円 4033億円 78,050,000株 3,711,200株
2024年12月期 135.4円 2862.3円 102.0円 75.3% 607.0円 46.0倍 6229.3円 4631億円 78,050,000株 3,711,100株
2023年12月期 268.2円 2749.2円 101.0円 37.7% 789.7円 25.3倍 6784.4円 5043億円 78,050,000株 3,711,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 1.7% 1.3% 5.0% 51.1% 9.0% 13.4% 2.2% 15.3% 76.3% 0.00
2024年12月期 4.7% 3.8% 8.2% 52.9% 15.0% 19.0% 6.1% -4.3% 80.2% 0.00
2023年12月期 10.0% 7.6% 8.8% 55.6% 14.9% 17.7% 11.7% -0.7% 76.4% 0.00

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 0.1% -40.0% -63.7% -0.1% 1.9% -17.6% 代表取締役社長 豊田賀一
2024年12月期 -4.5% -3.6% -50.5% 2.2% -0.3% -1.6% 代表取締役社長 豊田賀一
2023年12月期 4.3% -3.3% 1.6% 4.8% 0.7% -0.2% 代表取締役社長 小林章浩

業種比較(化学、214社中央値)

指標小林製薬株式会社業種中央値
ROE1.7%6.5%
ROA1.3%4.0%
営業利益率9.0%7.3%
純利益率2.2%5.2%
自己資本比率76.3%64.2%
売上成長率0.1%2.2%
PER110.3倍13.1倍
PBR1.92倍0.85倍
EV/EBITDA15.2倍6.2倍
NC/時価総額15.9%4.4%
運転資本余剰/時価総額1.1%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
関西ペイント株式会社 (4613) 4083億円 5898億円
株式会社ニフコ (7988) 4084億円 3527億円
住友ベークライト株式会社 (4203) 4233億円 3199億円
エア・ウォーター株式会社 (4088) 4322億円 1.1兆円
デクセリアルズ株式会社 (4980) 3676億円 1138億円
株式会社ADEKA (4401) 3551億円 4166億円
ライオン株式会社 (4912) 4564億円 4221億円
DIC株式会社 (4631) 3472億円 1.1兆円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年12月期)

化粧品
紅麹事案からの信頼回復品質・安全に関する意識改革と体制強化コーポレート・ガバナンスの抜本的改革組織風土改革と人材戦略再構築事業ポートフォリオ見直しとSKU削減

見通し: 健康被害事案からの信頼回復と経営基盤強化を最優先とし、2026-2028年を土台築き・企業変革期間と位置づける。新中期計画では持続的成長を目指す。具体的な数値目標は開示されていないが、事業ポートフォリオ見直しやSKU削減によるリソース再配分が成長の基盤となる。

強み: ニッチでユニークな製品群と、それを支える「アイデア創出」から始まるバリューチェーン。長年培ってきたブランド力と顧客基盤。

懸念: 健康被害事案による顧客・取引先からの信頼失墜が長期化するリスク。再発防止策の実行が遅延した場合、ブランドイメージ低下に繋がる。

リスク: 1. 製品安全性のリスク:紅麹事案の再発防止策の遅延や不備により、健康被害や補償コスト増加、信用失墜に繋がる。2. レピュテーションリスク:事案対応の遅れや不十分さがSNS等で拡散し、ブランドイメージ低下を招く。3. 人的資本確保・活用のリスク:品質・安全意識改革の遅延、人材獲得・育成の遅れにより、社会的責任遂行や経営成績に悪影響。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

小林製薬は、一般用医薬品、医薬部外品、医療機器、化粧品、健康食品、衛生雑貨、食品、化学品などの製造・販売を行う企業です。独自のニッチ市場をターゲットとし、消費者の「見過ごされがちなお困りごと」を解決するユニークな製品開発を強みとしています。売上の大部分は一般用医薬品や健康食品、衛生雑貨といったコンシューマー向けの製品が占めており、テレビCMを中心とした広告宣伝活動を通じて、製品の認知度向上と販売促進を図っています。また、国内外に販売網を持ち、グローバル展開も進めていますが、主力は国内市場です。近年は、ECサイトの活用や顧客との関係構築にも注力しており、多様化する顧客ニーズや購買行動の変化に対応しようとしています。

直近決算ハイライト

直近の決算では、紅麹原料に起因する健康被害問題により、業績に大きな影響が出ています。具体的な数値は開示されていませんが、自主回収や健康被害を受けた顧客への補償対応、再発防止策の実行にかかる費用が増加し、収益性が圧迫されている状況が示唆されます。特に、健康被害の補償対応については、2026年2月末時点で補償申請書類の確認済が860名、補償対象となった方が510名、慰謝料等の支払いが完了した方が290名と、継続的な費用負担が見込まれます。また、この事案を受けて、製品開発や広告宣伝、品質管理体制の強化に多額の投資が行われており、短期的な利益は大幅に減少している可能性があります。事業ポートフォリオの見直しや不採算事業からの撤退(自社通販サイト、コールセンター、紀の川工場の閉鎖など)も進められており、中長期的な収益回復に向けた構造改革に着手している段階です。

強みと競争優位性

小林製薬の強みは、長年にわたり培ってきたユニークな製品開発力と、それを市場に浸透させるマーケティング力にあります。競合が少なく、かつ一定の需要が見込めるニッチな分野に焦点を当て、消費者の潜在的なニーズを掘り起こす商品企画力は、同社のDNAとも言えます。「アイボン」「メガネクリーナ―ふきふき」「熱さまシート」といったロングセラー商品群は、その代表例であり、高いブランド認知度と顧客からの信頼を確立しています。また、リスク管理体制の抜本的な改革を進めており、品質・安全に関する意識改革やコーポレート・ガバナンスの強化、多様な人材の確保・育成に注力することで、将来的な競争力の維持・向上を目指しています。特に、機能別本部制への移行や専門部署の新設は、専門性の向上と迅速な意思決定を可能にし、組織としての対応力を高めることが期待されます。

リスク要因

最大の事業リスクは、紅麹原料に起因する健康被害問題の長期的な影響です。これによるブランドイメージの低下、顧客からの信頼失墜、補償費用の増加、品質管理体制強化のための追加投資負担は、当面の業績を大きく圧迫する要因となります。また、医薬品、食品、化粧品などを扱うため、製品の安全性に関わるリスクは常に存在し、製造工程での不具合や副作用報告への対応誤りが、健康被害や信用失墜につながる可能性があります。さらに、法規制の変更や輸出入規制の変動も、事業に影響を与える可能性があります。競合他社の新製品投入や価格競争、原材料価格の高騰、地政学リスクといった事業環境の変化も、収益性を低下させる要因となり得ます。組織風土の改革が進まず、人的資本の確保・活用が遅延することも、新製品開発能力の低下や社会的責任の遂行に支障をきたすリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

小林製薬は、直接的にはAI、半導体、EVといった成長テーマとの関連性は薄い企業です。しかし、同社が注力している「健康・ウェルネス」分野は、高齢化社会の進展や健康意識の高まりを背景に、長期的な成長が見込めるテーマです。特に、医薬品や健康食品、サプリメントといった製品群は、これらのトレンドと親和性が高いと言えます。また、同社が現在進めている、品質管理体制の抜本的な強化やコーポレート・ガバナンスの改革は、企業の持続的な成長と投資家からの信頼回復に不可欠な要素であり、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。将来的に、健康寿命の延伸やQOL(Quality of Life)向上に貢献する革新的な製品を開発・提供できれば、これらのテーマとの関連性がより深まることも考えられます。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。