住友ベークライト株式会社 (4203) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
半導体AIEV自動車部品車載半導体DX脱炭素サイバーセキュリティ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 57/215位
B
安定性
業種 72/215位
B
成長性
業種 58/214位
C
効率性
業種 92/215位
B
CF健全性
業種 45/215位
売上高
3199億円
粗利率
31.3%
営業利益率
10.8%
純利益率
8.8%
ROE
8.1%
ROIC
6.5%
自己資本比率
71.7%
D/Eレシオ
0.08
有利子負債
274億円
ネットキャッシュ
974億円
NC/時価総額
23.0%
運転資本余剰*
337億円
運転資本余剰/時価総額*
8.0%
フリーCF
271億円
FCFマージン
8.5%
キャッシュ化率
1.25倍
PBR
1.22倍
EV/EBITDA
8.5倍
PER
15.1倍
想定株価
4824.8円
想定時価総額
4233億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 3199億円 1001億円 41億円 345億円 385億円 388億円 280億円
2025年3月期 3048億円 936億円 41億円 308億円 349億円 286億円 193億円
2024年3月期 2873億円 857億円 41億円 275億円 316億円 315億円 218億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 4842億円 2670億円 910億円 425億円 3472億円
2025年3月期 4178億円 2319億円 826億円 416億円 2907億円
2024年3月期 4412億円 2507億円 943億円 432億円 3012億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1248億円 686億円 642億円 274億円 非該当 32億円 337億円
2025年3月期 1035億円 622億円 597億円 307億円 非該当 15億円 209億円
2024年3月期 1216億円 588億円 650億円 485億円 非該当 15億円 274億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 37億円 534億円
2025年3月期 21億円 422億円
2024年3月期 14億円 409億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 350億円 -79億円 -136億円 271億円
2025年3月期 437億円 -156億円 -449億円 281億円
2024年3月期 402億円 -211億円 -63億円 191億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 319.5円 3957.2円 110.0円 34.4% 1110.1円 15.1倍 4824.8円 4233億円 88,249,856株 514,300株
2025年3月期 208.9円 3316.8円 95.0円 45.5% 831.3円 15.9倍 3321.7円 2911億円 93,757,956株 6,122,400株
2024年3月期 233.7円 3233.8円 150.0円 64.2% 785.0円 19.8倍 4626.5円 4309億円 93,757,956株 628,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.1% 5.8% 6.5% 31.3% 10.8% 12.0% 8.8% 8.5% 71.7% 0.08
2025年3月期 6.6% 4.6% 6.7% 30.7% 10.1% 11.5% 6.3% 9.2% 69.6% 0.11
2024年3月期 7.2% 5.0% 5.5% 29.8% 9.6% 11.0% 7.6% 6.7% 68.3% 0.16

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 5.0% 11.8% 45.3% 3.9% 8.9% 10.7% -
2025年3月期 6.1% 12.3% -11.7% 5.0% 8.1% 5.2% 代表取締役社長 藤原一彦
2024年3月期 0.8% 7.9% 7.6% 11.2% 6.2% 18.2% 代表取締役社長 藤原一彦

業種比較(化学、214社中央値)

指標住友ベークライト株式会社業種中央値
ROE8.1%6.4%
ROA5.8%3.9%
営業利益率10.8%7.3%
純利益率8.8%5.2%
自己資本比率71.7%64.2%
売上成長率5.0%2.1%
PER15.1倍13.1倍
PBR1.22倍0.85倍
EV/EBITDA8.5倍6.2倍
NC/時価総額23.0%4.4%
運転資本余剰/時価総額8.0%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
エア・ウォーター株式会社 (4088) 4322億円 1.1兆円
株式会社ニフコ (7988) 4084億円 3527億円
関西ペイント株式会社 (4613) 4083億円 5898億円
小林製薬株式会社 (4967) 4033億円 1657億円
ライオン株式会社 (4912) 4564億円 4221億円
デクセリアルズ株式会社 (4980) 3676億円 1138億円
株式会社クラレ (3405) 4874億円 8084億円
株式会社ADEKA (4401) 3551億円 4166億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AIEV
AI・次世代通信向け先端半導体材料ポリカーボネート事業譲受・京セラケミカル事業承継DX・GX対応への資本投下サステナビリティ経営(SBT認定、ICP導入)医療・バイオ関連製品のグローバル展開強化

見通し: 2025年度は、半導体関連材料のAI・次世代通信向け需要拡大、京セラケミカル事業承継によるシナジー効果で大幅な増収増益が見込まれる。中期経営計画の達成に向け、堅調な成長が期待される。

強み: AI・次世代通信向け先端半導体材料、高機能プラスチック、医療・バイオ関連製品など、多岐にわたる高付加価値製品群。M&Aによる事業基盤強化も奏功。

懸念: ポリカーボネート事業譲受・京セラケミカル事業承継に伴うPMI(買収後統合)の遅延リスク。グローバルサプライチェーンの混乱リスクは依然として潜在。

リスク: 地政学リスク(国際関係変化、経済安全保障政策強化、戦争・紛争)、情報セキュリティインシデント(サイバー攻撃、OT機器へのリスク)、環境負荷低減(GHG排出規制強化、カーボンプライシング導入)。いずれも事業継続性や信用に影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00819は、化学品を基盤とした多角的な事業を展開する企業グループです。主要な事業セグメントは、「半導体関連材料」「高機能プラスチック製品」「クオリティオブライフ関連製品」の3つで構成されています。半導体関連材料分野では、AIや次世代通信技術に対応した封止材、感光性材料、ボンディングペースト、基板材料などを提供し、先端半導体市場での競争優位性確立を目指しています。高機能プラスチック製品分野では、自動車や電機分野向けの耐熱材料、絶縁材料、特殊樹脂などを展開し、製品ポートフォリオの改革と生産体制の効率化を進めています。クオリティオブライフ関連製品分野は、医療機器(血液バッグ、カテーテル等)、バイオ関連製品、医薬品包装用フィルム、産業用機能性材料、防水関連製品など、幅広い製品群で人々の生活の質向上に貢献しています。これらの事業を通じて、社会の進運と民生の向上に貢献することを使命としています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比5.0%増の3,199億円となりました。これは、主に半導体関連材料分野での旺盛な需要とAI用途の拡大が牽引した結果です。営業利益は同11.8%増の345億円となり、事業利益率も0.7ポイント改善して10.8%を記録しました。高付加価値製品への注力や販売価格の適正化が収益構造の改善に寄与しています。当期純利益は前期比45.3%増の280億円と大幅な増加を示し、ROEも2.3ポイント上昇して8.8%となりました。セグメント別では、半導体関連材料が16.5%増収と好調でした。高機能プラスチックは売上高横ばいながら、構造改革や高付加価値製品へのシフトにより利益は18.4%増加しました。クオリティオブライフ関連製品は売上高が微減でしたが、価格適正化や生産再編の効果で利益は9.5%増加しました。

強みと競争優位性

E00819の強みは、多岐にわたる事業分野で培われた高度な技術力と、ニッチ市場におけるトップシェアを目指す戦略にあります。特に、AIや次世代通信といった成長分野に不可欠な半導体関連材料においては、先端技術に対応した製品開発力とグローバルな供給体制が競争優位性の源泉となっています。また、京セラ株式会社のケミカル事業の一部承継やAGC株式会社のポリカーボネート事業譲受といった戦略的なM&Aを通じて、技術力や製品ポートフォリオを拡充し、シナジー創出による企業価値向上を目指しています。さらに、SBT認定を取得したGHG排出量削減目標や、SDGs貢献製品の売上比率向上への取り組みなど、サステナビリティを経営の重要課題と位置づけ、環境・社会価値の創造を推進している点も、長期的な競争優位性に繋がる要素です。顧客との共創やイノベーションの推進も、持続的な成長を支える基盤となっています。

リスク要因

同社グループが直面するリスクとしては、まず「災害・事故・パンデミック」が挙げられます。地震、爆発、風水害、パンデミック等の発生は、人的被害、施設損壊、サプライチェーンの分断を引き起こし、事業継続性に深刻な影響を与える可能性があります。これに対し、BCP(事業継続計画)の策定や生産体制の二重化といった対策を講じていますが、リスクの性質上、影響を完全に排除することは困難です。「地政学リスク」も無視できません。米中貿易摩擦や地域紛争の激化は、経済安全保障政策の強化や制裁措置に繋がり、輸出入取引や事業継続に支障をきたす恐れがあります。また、「情報セキュリティインシデント」も深刻なリスクです。サイバー攻撃の巧妙化・高度化により、情報流出やシステム停止が発生した場合、信用の失墜や事業混乱を招く可能性があります。さらに、化学物質規制の強化や排出規制など、「法令・規制への対応」も事業運営上の重要なリスク要因となります。これらのリスクが顕在化した場合、多額の損失や信用の低下に繋がる可能性があります。

投資テーマとの関連

E00819は、複数の重要な投資テーマと関連が深いです。まず、「半導体」関連では、AI、次世代通信、データセンター向けなどの先端半導体材料を供給しており、その成長を取り込むポテンシャルがあります。特に、AIデータセンター向けの半導体材料分野では、京セラ社の技術との融合により、ソリューション提供能力を飛躍的に高めることが期待されています。次に、「EV・自動車」関連では、高機能プラスチック製品分野で自動車用高耐熱材料などを展開しており、EVシフトに伴う高機能材料への需要増が期待されます。また、環境対応製品への注力は、「GX(グリーントランスフォーメーション)」や「SDGs」といったテーマにも合致しており、SBT認定やインターナルカーボンプライスの導入、再生可能エネルギー由来電力への切り替えなどを通じて、脱炭素化への貢献を目指しています。これらのテーマへの取り組みは、持続的な企業価値向上に繋がる可能性を秘めています。

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