日本ゼオン株式会社 (4205) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
自動車部品電池材料機能性化学電子材料
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 53/215位
B
安定性
業種 70/215位
C
成長性
業種 86/214位
C
効率性
業種 51/215位
B
CF健全性
業種 49/215位
売上高
4120億円
粗利率
29.4%
営業利益率
8.8%
純利益率
8.8%
ROE
9.6%
ROIC
6.5%
自己資本比率
68.8%
D/Eレシオ
0.04
有利子負債
160億円
ネットキャッシュ
125億円
NC/時価総額
3.7%
運転資本余剰*
-1158億円
運転資本余剰/時価総額*
-34.3%
フリーCF
340億円
FCFマージン
8.3%
キャッシュ化率
2.11倍
PBR
0.90倍
EV/EBITDA
6.1倍
PER
9.4倍
想定株価
1754.7円
想定時価総額
3381億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 4120億円 1212億円 172億円 364億円 536億円 400億円 362億円
2025年3月期 4206億円 1182億円 194億円 293億円 488億円 331億円 262億円
2024年3月期 3823億円 1025億円 201億円 205億円 406億円 269億円 311億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 5482億円 2575億円 1443億円 257億円 3775億円
2025年3月期 5338億円 2981億円 1520億円 238億円 3573億円
2024年3月期 5323億円 3010億円 1436億円 250億円 3624億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 284億円 1242億円 638億円 160億円 737億円 - -1158億円
2025年3月期 268億円 1416億円 816億円 260億円 712億円 - -1252億円
2024年3月期 425億円 1234億円 833億円 90億円 853億円 - -1010億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 764億円 -424億円 -349億円 340億円
2025年3月期 208億円 -220億円 -171億円 -12億円
2024年3月期 474億円 -54億円 -301億円 420億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 186.7円 1972.7円 76.0円 40.7% 64.8円 9.4倍 1754.7円 3381億円 209,251,000株 16,570,700株
2025年3月期 127.4円 1810.8円 70.0円 54.9% 4.4円 11.7倍 1490.9円 2962億円 215,251,000株 16,570,300株
2024年3月期 147.2円 1714.9円 45.0円 30.6% 157.8円 9.0倍 1324.7円 2818億円 229,513,000株 16,762,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.6% 6.6% 6.5% 29.4% 8.8% 13.0% 8.8% 8.3% 68.8% 0.04
2025年3月期 7.3% 4.9% 5.4% 28.1% 7.0% 11.6% 6.2% -0.3% 66.9% 0.07
2024年3月期 8.6% 5.8% 3.9% 26.8% 5.4% 10.6% 8.1% 11.0% 68.1% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -2.1% 24.1% 38.3% 2.0% 6.4% 10.2% -
2025年3月期 10.0% 43.0% -15.8% 5.2% 5.5% -12.9% 代表取締役社長 豊嶋哲也
2024年3月期 -1.6% -24.6% 194.3% 8.2% 2.5% -15.0% 代表取締役社長 豊嶋哲也

業種比較(化学、214社中央値)

指標日本ゼオン株式会社業種中央値
ROE9.6%6.4%
ROA6.6%3.9%
営業利益率8.8%7.3%
純利益率8.8%5.2%
自己資本比率68.8%64.2%
売上成長率-2.1%2.2%
PER9.4倍13.2倍
PBR0.90倍0.85倍
EV/EBITDA6.1倍6.2倍
NC/時価総額3.7%4.9%
運転資本余剰/時価総額-34.3%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社日本触媒 (4114) 3351億円 3999億円
DIC株式会社 (4631) 3472億円 1.1兆円
株式会社ADEKA (4401) 3551億円 4166億円
上村工業株式会社 (4966) 3171億円 918億円
株式会社ダイセル (4202) 3124億円 5796億円
デクセリアルズ株式会社 (4980) 3676億円 1138億円
デンカ株式会社 (4061) 3048億円 3842億円
株式会社コーセーホールディングス (4922) 2991億円 3302億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品電池材料
エラストマー素材事業高機能材料事業電池材料光学フィルムSTAGE30

見通し: 2026年度はホルムズ海峡の状況による調達・生産・出荷への影響が見通せず不透明。コスト増に対応した価格改定、在庫削減、収益改善、事業構造改革を推進し難局を乗り切る。成長分野への選択と集中で企業体質強化を目指す。

強み: 独創的な技術・製品・サービス提供力。エラストマー素材と高機能材料の二本柱で、グローバル展開も進む。

懸念: 主原料ナフサへの依存度が高く、供給途絶リスクがある。為替変動、原材料価格高騰、地政学リスク、サイバー攻撃リスクも抱える。

リスク: ①原材料価格高騰・供給途絶リスク:主原料ナフサへの依存度が高く、地政学リスク等で価格高騰や供給途絶の可能性。②為替変動リスク:海外売上比率が高く、急激な為替変動は収益を圧迫する恐れ。③サイバー攻撃リスク:重要インフラ事業者としてプラント制御システム等を有し、サイバー攻撃による事業中断リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ゼオンは、エラストマー素材事業、高機能材料事業、その他の事業の3つを主軸とする化学メーカーです。エラストマー素材事業では、合成ゴム、合成ラテックス、化成品(C5石油樹脂、熱可塑性エラストマー等)などを国内外で製造・販売しており、国内においては当社に加え、ゼオン化成、ゼオンポリミクスなどが主要な役割を担っています。海外ではZeon Chemicals L.P.などがグローバルに事業を展開しています。高機能材料事業では、化学品(合成香料、有機合成薬品等)、電子材料、電池材料、トナー、高機能樹脂、高機能部材、医療器材などを扱っており、国内ではゼオンメディカル、海外ではZeon Specialty Materials Inc.などが事業を推進しています。その他の事業では、RIM配合液や塗料などを手掛けており、国内外に多数の子会社・関連会社が連携して事業活動を行っています。企業理念として「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」を掲げ、独創的な技術・製品・サービスを通じて「持続可能な地球」と「安心で快適な人々のくらし」に貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、売上高は4,120億円となり、前期比2.1%の減収となりました。しかし、営業利益は364億円(前期比24.1%増)、経常利益は400億円(前期比21.1%増)、当期純利益は362億円(前期比38.3%増)と、利益面では大幅な増益を達成しました。これは、エラストマー素材事業においては原料価格下落に伴う販売価格改定の影響があったものの、高機能材料事業における大型テレビ向け光学フィルムや電池材料の販売が好調に推移したこと、そして全社的な固定費削減の進展が寄与した結果と考えられます。営業キャッシュ・フローは764億円と、前期比で267.8%の大幅な増加を示しており、本業での資金創出力が大きく向上していることがうかがえます。一株当たり利益(EPS)も186.67円と、前期比46.5%の増加を示しており、収益性の改善が株主価値向上に繋がっています。

強みと競争優位性

ゼオンの強みは、長年培ってきた独創的な技術力に裏打ちされた高付加価値製品の開発力です。特に、シクロオレフィンポリマー(COP)を基盤とする光学フィルムや光学レンズ、電池材料、特殊溶剤などの高機能材料事業は、エレクトロニクス産業やエネルギー分野といった成長市場において競争優位性を確立しています。市場の技術革新スピードが速いこれらの分野において、顧客ニーズを的確に捉え、タイムリーに新製品を投入できる研究開発体制と、それを支えるグローバルな生産・販売ネットワークが強みとなっています。また、エラストマー素材事業においても、合成ゴムや合成ラテックスなどの基盤事業で培われた技術を活かし、採算性向上やグローバル展開を進めています。さらに、中期経営計画「STAGE30」のもと、サステナビリティを重視した経営を推進し、CO2排出量削減やSDGs貢献製品の売上高比率向上といった目標達成に向けた取り組みは、社会からの信頼獲得や新たな事業機会の創出に繋がる可能性があります。

リスク要因

ゼオンの事業運営におけるリスクとしては、まず外部事業環境の変動が挙げられます。主要市場である日本、北米、欧州、アジアの経済状況の悪化は、製品販売に直接的な影響を与える可能性があります。また、原油価格やナフサ価格といった原材料価格の変動は、製造コストに大きな影響を及ぼします。地政学的な要因による市況の高騰や資源ナショナリズムなどが、コスト急上昇のリスク要因となります。為替レートの変動も、海外での生産・調達コストや収益性に影響を与えるため、注意が必要です。さらに、企業理念に反して、知的財産権の侵害や模倣、製品の品質問題によるリコール発生のリスクも潜在的に存在します。サプライチェーンの混乱やサイバー攻撃による事業中断リスク、気候変動に起因する異常気象による事業所やサプライチェーンへの影響なども、中長期的に考慮すべきリスク要因と言えます。

投資テーマとの関連

ゼオンは、成長著しい「電池材料」分野で事業を展開しており、EV(電気自動車)市場や再生可能エネルギー分野の拡大といった投資テーマとの関連が深いです。特に、中国政府の補助金政策やAIデータセンター向け需要の増加を背景に、同国内および欧米でのESS(電力貯蔵システム)用電池材料の需要が堅調に推移しています。また、「半導体」関連では、電子材料事業においてAI関連投資の活発化を背景に需要が旺盛であり、特殊溶剤の販売も堅調です。これらの事業は、今後の技術革新や市場拡大が期待される分野であり、ゼオンの成長ドライバーとなる可能性があります。さらに、サステナビリティ基本方針に基づき、CO2排出量削減や循環型社会への貢献といったESG(環境・社会・ガバナンス)投資の観点からも注目される企業と言えます。SDGs貢献製品の売上高比率向上を目指す取り組みは、持続可能な社会の実現に貢献する企業としての評価を高めるでしょう。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。