株式会社コーセーホールディングス (4922) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
化粧品インバウンドDXM&AESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 139/215位
A
安定性
業種 57/215位
C
成長性
業種 72/214位
C
効率性
業種 91/215位
D
CF健全性
業種 183/215位
売上高
3302億円
粗利率
69.0%
営業利益率
5.6%
純利益率
4.6%
ROE
5.3%
ROIC
4.4%
自己資本比率
72.2%
D/Eレシオ
0.04
有利子負債
107億円
ネットキャッシュ
801億円
NC/時価総額
26.8%
運転資本余剰*
275億円
運転資本余剰/時価総額*
9.2%
フリーCF
-66億円
FCFマージン
-2.0%
キャッシュ化率
0.74倍
PBR
1.05倍
EV/EBITDA
7.5倍
PER
19.8倍
想定株価
5241.2円
想定時価総額
2991億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 3302億円 2280億円 109億円 185億円 293億円 215億円 151億円
2024年12月期 3228億円 2226億円 98億円 174億円 271億円 216億円 75億円
2023年12月期 3004億円 2112億円 96億円 160億円 255億円 203億円 117億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 3935億円 2289億円 632億円 255億円 2842億円
2024年12月期 3831億円 2403億円 712億円 213億円 2723億円
2023年12月期 3717億円 2567億円 702億円 184億円 2662億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 907億円 730億円 561億円 107億円 199億円 56億円 275億円
2024年12月期 1078億円 696億円 500億円 112億円 168億円 135億円 366億円
2023年12月期 1057億円 709億円 444億円 102億円 158億円 36億円 354億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 111億円 -177億円 -100億円 -66億円
2024年12月期 184億円 -89億円 -87億円 94億円
2023年12月期 304億円 -112億円 -97億円 192億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 264.8円 4979.4円 140.0円 52.9% 1403.3円 19.8倍 5241.2円 2991億円 60,592,000株 3,518,200株
2024年12月期 131.6円 4771.7円 140.0円 106.4% 1691.7円 54.5倍 7178.6円 4096億円 60,592,000株 3,527,600株
2023年12月期 204.4円 4664.7円 140.0円 68.5% 1673.0円 51.7倍 10575.2円 6034億円 60,592,000株 3,535,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 5.3% 3.8% 4.4% 69.0% 5.6% 8.9% 4.6% -2.0% 72.2% 0.04
2024年12月期 2.8% 2.0% 4.3% 69.0% 5.4% 8.4% 2.3% 2.9% 71.1% 0.04
2023年12月期 4.4% 3.1% 4.0% 70.3% 5.3% 8.5% 3.9% 6.4% 71.6% 0.04

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 2.3% 6.3% 101.3% 4.5% 3.4% -5.8% 代表取締役社長 小林一俊
2024年12月期 7.4% 8.6% -35.6% 12.8% -0.3% -2.7% 代表取締役社長 小林一俊
2023年12月期 3.9% -27.7% -37.9% 2.5% -2.0% 6.3% 代表取締役社長 小林一俊

業種比較(化学、214社中央値)

指標株式会社コーセーホールディングス業種中央値
ROE5.3%6.5%
ROA3.8%4.0%
営業利益率5.6%7.3%
純利益率4.6%5.2%
自己資本比率72.2%64.2%
売上成長率2.3%2.1%
PER19.8倍13.1倍
PBR1.05倍0.85倍
EV/EBITDA7.5倍6.2倍
NC/時価総額26.8%4.4%
運転資本余剰/時価総額9.2%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
デンカ株式会社 (4061) 3048億円 3842億円
株式会社カネカ (4118) 2889億円 8116億円
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス (4927) 2884億円 1703億円
株式会社ダイセル (4202) 3124億円 5796億円
上村工業株式会社 (4966) 3171億円 918億円
株式会社トクヤマ (4043) 2693億円 3495億円
株式会社日本触媒 (4114) 3351億円 3999億円
日本化薬株式会社 (4272) 2608億円 2419億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2021年12月期: 売上3年連続減少

AI分析(2025年12月期)

化粧品インバウンド
中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner―Milestone2030」純粋持株会社体制への移行グローバル展開(脱・自前による地域最適化、M&A/提携)新成長領域(ジェンダー・ジェネレーションの垣根を超えた価値提供、ウェルビーイング領域)PURI CO.,LTD.との企業結合

見通し: 2025年12月期は売上高2.3%増、親会社株主に帰属する当期純利益101.2%増と大幅な増益を見込む。中長期では売上高CAGR+5%以上、営業利益率12%以上を目指し、グローバル展開と新領域拡大で持続的成長を図る。

強み: 長年の歴史と「化粧品で人々に夢と希望を与える」という創業精神。多様なブランドポートフォリオとグローバルな販売網。

懸念: 中国市場における国産ブランドの台頭や個人消費の低迷。米国市場での価格感度の高まりと不透明な関税政策。インバウンド需要の変動。

リスク: グローバル経済の不透明性(米国の関税政策、地政学的緊張)による景気下振れリスク。為替変動や物価上昇による個人消費への影響。気候変動対応の遅れや生物多様性・水資源課題への対応遅れによる事業継続性低下。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

コーセーは、1946年の創業以来、化粧品事業を主軸に「化粧品で人々に夢と希望を与え、明るい世の中をつくりたい」という使命のもと、美と誠実に向き合ってきた企業です。その事業は、主に「化粧品事業」と「コスメタリー事業」の二つのセグメントで構成されています。化粧品事業では、「コスメデコルテ」や「ONE BY KOSÉ」といった高付加価値ブランドを中心に、グローバル展開も積極的に行っています。一方、コスメタリー事業では、「ソフティモ」や「ジルスチュアート」などのコンシューマー向けブランドを展開し、多様な顧客ニーズに応えています。2025年12月期においては、化粧品事業の売上高は2,623億円(前期比2.7%増)となり、コスメタリー事業は645億円(同0.3%減)でした。企業グループ全体としては、3,301億円の売上高を記録し、前年比2.3%の増加となりました。この売上構成比は、化粧品事業が約79.4%を占め、同社の収益の大部分を担っていることがわかります。そのほか、アメニティ製品や不動産賃貸なども含めた「その他」の事業も、売上高34億円(同26.3%増)と成長を見せています。

直近決算ハイライト

2025年12月期決算では、連結売上高は3,301億93百万円と、前期比2.3%増収となりました。これは、主力である化粧品事業が、ハイプレステージ、プレステージ双方で伸長し、新規連結子会社であるパンピューリの上乗せ効果もあり、2,623億3百万円(前期比2.7%増)となったことが大きく寄与しています。コスメタリー事業は644億93百万円(前期比0.3%減)と微減でしたが、全体としては増収基調を維持しました。営業利益は、タルト事業やアルビオン事業で減益があったものの、コーセー事業における収益性改善や販売費及び一般管理費の抑制が奏功し、184億67百万円(前期比6.3%増)と増加しました。経常利益は、為替差益の減少などにより214億63百万円(前期比0.8%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上した中国本土の構造改革に伴う事業整理損の反動や法人税等の減少により、151億14百万円(前期比101.2%増)と大幅な増益を達成しました。特に、化粧品事業の営業利益は167億68百万円(同11.4%増)と大きく伸びており、高付加価値ブランド戦略の進展が業績に貢献したことが伺えます。

強みと競争優位性

コーセーの強みは、創業以来培ってきた高いブランド力と、多様な顧客層に対応できる幅広い製品ラインナップにあります。特に「コスメデコルテ」や「雪肌精」といったグローバルでも認知度の高いブランドは、強力なブランドエクイティを確立しており、参入障壁の高い高級化粧品市場において優位性を保っています。また、日本国内における強固な販売網と、個々のブランドの特性に合わせた販売チャネル戦略も競争優位性の一つです。近年は、M&Aや提携を積極的に活用し、地域に根差したブランドの獲得や、新たな顧客層へのアプローチも進めています。例えば、新規連結子会社である「パンピューリ」や、米国市場で展開する「Tarte」などは、グローバルな成長戦略の一環であり、多様な美の価値を提供し続けるための布石と言えます。さらに、研究開発への積極的な投資と、データサイエンスや最先端技術の活用は、イノベーションの創出と、変化する市場ニーズへの迅速な対応を可能にしています。

リスク要因

コーセーを取り巻くリスクとしては、まずグローバル経済の不透明性が挙げられます。特に、米国の関税政策や地政学的緊張の高まりは、景気下振れリスクとして認識されており、為替変動による物価再上昇や個人消費への影響も懸念されます。アジア市場、特に中国市場においては、国産ブランドの台頭や個人消費の低迷が市場の二極化を招き、事業環境の厳しさが増しています。また、化粧品市場全体としては、消費者の価格感度の高まりが、中・高価格帯ブランドの事業環境を厳しくする可能性があります。原材料価格の高騰や供給途絶のリスクも、利益率低下や製品供給への支障をきたす要因となり得ます。さらに、気候変動への対応遅れや、人権問題・雇用差別への対応不備は、事業収益性やレピュテーションの低下につながるリスクとして、経営陣も重視しています。これらのリスクに対し、同社はリスクマネジメント推進委員会を設置し、網羅的なリスク評価と対策を講じていますが、予期せぬ事象の発生には常に注意が必要です。

投資テーマとの関連

コーセーは、美容・健康・ウェルビーイングといった、持続的な社会的な関心を集める投資テーマと深く関連しています。中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner―Milestone2030」では、ジェンダー・ジェネレーションの垣根を超えた価値提供や、ウェルビーイング領域、体験そのものを提供する事業領域の拡大を掲げており、これらのテーマへのコミットメントは明確です。特に、多様な美の選択肢を提供し、顧客一人ひとりの生涯に寄り添うという姿勢は、パーソナルケア製品市場の成長性と合致しています。また、気候変動対応や生物多様性・水資源課題への取り組みを強化しており、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の観点からも注目されます。CO2排出量削減目標や、環境意識啓発といった非財務目標の設定は、サステナビリティへの意識の高さを物語っており、長期的な企業価値向上に繋がる可能性があります。AIやデジタル技術の活用は、顧客体験の向上や研究開発の効率化に貢献し、将来的な成長ドライバーとなり得ます。

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