日本化薬株式会社 (4272) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
自動車部品半導体創薬機能性化学
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 47/215位
B
安定性
業種 96/215位
B
成長性
業種 51/214位
C
効率性
業種 98/215位
B
CF健全性
業種 96/215位
売上高
2419億円
粗利率
30.1%
営業利益率
9.3%
純利益率
10.2%
ROE
8.8%
ROIC
4.8%
自己資本比率
70.0%
D/Eレシオ
0.18
有利子負債
492億円
ネットキャッシュ
42億円
NC/時価総額
1.6%
運転資本余剰*
-118億円
運転資本余剰/時価総額*
-4.5%
フリーCF
116億円
FCFマージン
4.8%
キャッシュ化率
1.17倍
PBR
0.93倍
EV/EBITDA
6.7倍
PER
10.9倍
想定株価
1756.9円
想定時価総額
2608億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2419億円 729億円 156億円 225億円 381億円 255億円 246億円
2025年3月期 2226億円 715億円 139億円 204億円 343億円 223億円 175億円
2024年3月期 2018億円 613億円 139億円 73億円 212億円 126億円 41億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3987億円 2202億円 651億円 535億円 2790億円
2025年3月期 3737億円 2068億円 556億円 496億円 2675億円
2024年3月期 3632億円 2031億円 598億円 328億円 2696億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 534億円 843億円 625億円 492億円 306億円 5億円 -118億円
2025年3月期 579億円 715億円 590億円 421億円 354億円 6億円 23億円
2024年3月期 648億円 670億円 570億円 315億円 455億円 8億円 50億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 288億円 -172億円 -202億円 116億円
2025年3月期 255億円 -273億円 -48億円 -18億円
2024年3月期 232億円 -194億円 38億円 38億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 161.2円 1878.9円 66.0円 40.9% 28.2円 10.9倍 1756.9円 2608億円 160,000,000株 11,525,100株
2025年3月期 107.2円 1673.2円 60.0円 56.0% 99.0円 13.2倍 1414.6円 2261億円 165,003,000株 5,139,400株
2024年3月期 24.8円 1625.2円 45.0円 181.4% 201.0円 52.7倍 1307.0円 2167億円 170,503,000株 4,660,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.8% 6.2% 4.8% 30.1% 9.3% 15.7% 10.2% 4.8% 70.0% 0.18
2025年3月期 6.5% 4.7% 4.6% 32.1% 9.2% 15.4% 7.9% -0.8% 71.6% 0.16
2024年3月期 1.5% 1.1% 1.7% 30.4% 3.6% 10.5% 2.0% 1.9% 74.2% 0.12

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 8.7% 10.1% 40.7% 6.8% 6.9% 1.5% -
2025年3月期 10.3% 178.1% 325.7% 6.4% 4.9% -1.0% 代表取締役社長 涌元厚宏
2024年3月期 1.7% -65.9% -72.5% 5.2% 3.2% -21.6% 代表取締役社長 涌元厚宏

業種比較(化学、214社中央値)

指標日本化薬株式会社業種中央値
ROE8.8%6.4%
ROA6.2%3.9%
営業利益率9.3%7.3%
純利益率10.2%5.2%
自己資本比率70.0%64.2%
売上成長率8.7%2.1%
PER10.9倍13.2倍
PBR0.93倍0.85倍
EV/EBITDA6.7倍6.2倍
NC/時価総額1.6%4.9%
運転資本余剰/時価総額-4.5%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社トクヤマ (4043) 2693億円 3495億円
伊勢化学工業株式会社 (4107) 2390億円 393億円
UBE株式会社 (4208) 2361億円 4623億円
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス (4927) 2884億円 1703億円
株式会社カネカ (4118) 2889億円 8116億円
アイカ工業株式会社 (4206) 2290億円 2518億円
株式会社コーセーホールディングス (4922) 2991億円 3302億円
デンカ株式会社 (4061) 3048億円 3842億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品半導体創薬
Evolution2035 Phase1未来Bizセンター新設モビリティ&イメージング事業ファインケミカルズ事業ライフサイエンス事業

見通し: 今期は増収増益、特に純利益は大幅増。次期以降も「Evolution2035 Phase1」達成に向け、売上高3,000億円、営業利益360億円(2028年度目標)を目指し、成長投資とポートフォリオ再構築を加速させる。

強み: 自動車、半導体、ライフサイエンスなど多角化された事業ポートフォリオ。火薬技術を応用したセイフティシステムズや高機能材料に強み。

懸念: 為替変動リスク、原材料価格高騰、地政学リスクによるサプライチェーンや景気への影響。研究開発投資の成果不確実性。

リスク: サプライチェーンリスク:原材料調達難や物流混乱により供給不安定化の可能性。競合リスク:価格・技術競争激化による収益性低下の懸念。研究開発リスク:投資対効果の不確実性や市場投入遅延の可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

日本化薬グループは、自動車の安全性を高めるセイフティシステムズ、ディスプレイや半導体関連部材を手掛けるポラテクノ、機能性材料、色素材料、触媒を扱うファインケミカルズ、医薬品や農薬、食品添加物などを展開するライフサイエンス、そして不動産賃貸事業の5つの領域で事業を展開しています。モビリティ&イメージング事業領域では、エアバッグ用インフレータやシートベルトプリテンショナー用マイクロガスジェネレータなどを製造・販売しており、自動車の安全基準向上やEV化の進展に伴う需要増が見込まれます。ファインケミカルズ事業領域では、AIサーバーやデータセンター、自動車の高度電装化に対応する高機能樹脂や半導体製造装置用部材、色素材料、触媒などを提供し、先端技術分野の成長を取り込んでいます。ライフサイエンス事業領域では、抗がん剤やバイオ医薬品などの新薬開発・供給に加え、食糧問題や環境負荷低減に貢献する農薬や農業資材の開発・販売も行っています。これらの事業を通じて、社会の安全・安心、健康、そして環境保全に貢献することを目指しています。2026年3月期においては、これらの多岐にわたる事業が、それぞれの市場動向に応じて展開されています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、日本化薬グループは売上高2,419億円(前期比+8.7%)を達成し、堅調な成長を示しました。営業利益は225億円(前期比+10.1%)、経常利益は255億円(前期比+14.4%)と、増収効果に加え、販管費の抑制(前期比1.3%減少)が利益率の改善に寄与しました。特に、当期純利益は246億円(前期比+40.7%)と大幅に増加しており、これは投資有価証券売却益55億8千1百万円の計上が大きく影響しています。セグメント別では、ライフサイエンス事業領域が医薬品の新薬販売やバイオシミラーの市場浸透、海外での農薬販売好調により売上高729億9千4百万円(前期比12.3%増)、セグメント利益96億8千万円(前期比52.3%増)と大きく伸長しました。ファインケミカルズ事業領域も、半導体関連部材や感熱顕色剤の需要拡大により売上高741億4千2百万円(前期比12.0%増)、セグメント利益119億2千9百万円(前期比20.5%増)と成長しました。一方で、モビリティ&イメージング事業領域は、自動車生産の堅調さからセイフティシステムズ事業は好調でしたが、ポラテクノ事業は一部部材の需要減によりセグメント利益が前期比20.0%減少しました。

強みと競争優位性

日本化薬グループの強みは、多岐にわたる事業領域で培ってきた高度な技術力と、それらを基盤とした製品開発力にあります。特に、セイフティシステムズ事業におけるエアバッグ用インフレータやシートベルトプリテンショナー用マイクロガスジェネレータといった安全部品は、自動車メーカーからの高い信頼を得ています。ファインケミカルズ事業領域では、半導体製造プロセスに不可欠な高機能樹脂やクリーナー、色素材料など、先端分野の技術革新を支える製品群を有しており、成長市場での競争優位性を確立しています。ライフサイエンス事業領域では、医薬品の研究開発から製造・販売まで一貫して手掛ける体制を持ち、新薬開発やジェネリック医薬品、バイオシミラーの供給を通じて、医療ニーズに応えています。また、農薬分野でも環境負荷低減に配慮した製品開発を進めており、持続可能な農業への貢献も期待されます。これらの事業ポートフォリオの多様性は、特定事業への依存度を低減し、景気変動や市場の変化に対するリスク分散にも繋がっています。長年の事業運営で蓄積された顧客基盤やサプライチェーンにおけるノウハウも、安定した収益基盤を支える重要な要素です。

リスク要因

日本化薬グループが直面するリスクとしては、まずサプライチェーンの混乱が挙げられます。原材料調達の停滞や物流の混乱、特定サプライヤーへの依存は、生産体制や供給安定性に影響を及ぼす可能性があります。また、国内外の競合他社との価格競争や技術競争の激化は、収益性を圧迫する要因となり得ます。研究開発投資が期待通りの成果に繋がらない、あるいは市場投入が遅延するリスクも存在し、これが新製品開発や事業成長の遅れに繋がる可能性があります。為替相場の変動は、海外売上や原材料コストに影響を与え、業績を変動させる要因となります。さらに、世界経済や自動車・半導体市場といった特定市場の景気変動は、需要の増減を通じて売上や収益に影響を及ぼす可能性があります。地震、火災、事故などの災害リスクは、生産拠点の操業停止や供給断絶を引き起こし、事業継続性を脅かす恐れがあります。地政学リスク、例えば国際紛争や貿易規制の強化は、原材料調達や製品輸出入に制約をもたらす可能性があります。これらのリスクに対して、同社は調達先の多元化、在庫最適化、研究開発テーマの選択と集中、事業ポートフォリオの多様化、BCP(事業継続計画)の高度化、調達先・販売先の分散といった対応方針を掲げています。

投資テーマとの関連

日本化薬グループは、複数の重要な投資テーマとの関連性を有しています。まず、ファインケミカルズ事業領域で手掛ける機能性材料は、AI・データセンター、次世代通信(5G/6G)、自動車の高度電装化といった成長分野に不可欠な部材を供給しており、これらのテーマの進展と密接に連動します。特に、半導体関連材料は、世界的な半導体需要の拡大という大きな潮流に乗るものです。モビリティ&イメージング事業領域におけるセイフティシステムズ事業は、EVシフトや自動運転技術の進化に伴い、自動車の安全・安心に対する要求が高まる中で、その重要性を増しています。ライフサイエンス事業領域は、健康寿命の延伸や個別化医療への期待から、医薬品、特に抗がん剤やバイオ医薬品分野での新薬開発・供給は、バイオ・ヘルスケアという長期的な投資テーマに合致しています。また、アグロ事業における環境負荷低減に貢献する農薬や農業資材は、SDGsやサステナビリティといったテーマへの貢献が期待されます。これらの事業を通じて、同社は先端技術の発展、安全・安心な社会の実現、そして持続可能な地球環境への貢献といった、現代社会が求める多様なニーズに応える製品・サービスを提供しており、これらの投資テーマに関心を持つ投資家にとって魅力的な企業となり得ます。

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