UBE株式会社 (4208) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
機能性化学自動車部品EV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 142/215位
D
安定性
業種 183/215位
C
成長性
業種 92/214位
D
効率性
業種 194/215位
E
CF健全性
業種 212/215位
売上高
4623億円
粗利率
22.4%
営業利益率
4.1%
純利益率
5.2%
ROE
5.5%
ROIC
1.7%
自己資本比率
46.2%
D/Eレシオ
0.82
有利子負債
3582億円
ネットキャッシュ
-3056億円
NC/時価総額
-129.4%
運転資本余剰*
-1513億円
運転資本余剰/時価総額*
-64.1%
フリーCF
-802億円
FCFマージン
-17.4%
キャッシュ化率
2.51倍
PBR
0.54倍
EV/EBITDA
12.1倍
PER
9.9倍
想定株価
2430.6円
想定時価総額
2361億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 4623億円 1035億円 257億円 189億円 446億円 375億円 239億円
2025年3月期 4868億円 909億円 272億円 180億円 452億円 224億円 -48億円
2024年3月期 4682億円 867億円 266億円 225億円 490億円 363億円 290億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 9463億円 3083億円 2039億円 2875億円 4372億円
2025年3月期 8657億円 3584億円 1977億円 2559億円 3951億円
2024年3月期 7890億円 2957億円 1982億円 1615億円 4087億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 526億円 1367億円 923億円 3582億円 2340億円 322億円 -1513億円
2025年3月期 1154億円 1220億円 965億円 3305億円 2255億円 24億円 -823億円
2024年3月期 359億円 1339億円 974億円 2134億円 2239億円 14億円 -1624億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 600億円 -1402億円 130億円 -802億円
2025年3月期 358億円 -632億円 1059億円 -273億円
2024年3月期 530億円 -333億円 -157億円 196億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 245.8円 4500.5円 110.0円 44.8% -3145.7円 9.9倍 2430.6円 2361億円 106,200,000株 9,055,000株
2025年3月期 -49.6円 4067.9円 110.0円 - -2214.7円 - - - 106,200,000株 9,079,300株
2024年3月期 298.6円 4210.1円 105.0円 35.2% -1829.3円 9.1倍 2726.1円 2646億円 106,200,000株 9,126,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.5% 2.5% 1.7% 22.4% 4.1% 9.7% 5.2% -17.4% 46.2% 0.82
2025年3月期 -1.2% -0.6% 1.7% 18.7% 3.7% 9.3% -1.0% -5.6% 45.6% 0.84
2024年3月期 7.1% 3.7% 2.5% 18.5% 4.8% 10.5% 6.2% 4.2% 51.8% 0.52

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -5.0% 5.0% 395.7% -2.2% -5.5% 5.1% -
2025年3月期 4.0% -19.6% -116.6% -9.4% -6.1% -25.7% 代表取締役社長 西田祐樹
2024年3月期 -5.4% 37.9% 313.7% -8.6% -8.5% -4.7% 代表取締役社長 泉原雅人

業種比較(化学、214社中央値)

指標UBE株式会社業種中央値
ROE5.5%6.5%
ROA2.5%4.0%
営業利益率4.1%7.3%
純利益率5.2%5.2%
自己資本比率46.2%64.4%
売上成長率-5.0%2.2%
PER9.9倍13.2倍
PBR0.54倍0.85倍
EV/EBITDA12.1倍6.2倍
NC/時価総額-129.4%4.9%
運転資本余剰/時価総額-64.1%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
伊勢化学工業株式会社 (4107) 2390億円 393億円
アイカ工業株式会社 (4206) 2290億円 2518億円
日本化薬株式会社 (4272) 2608億円 2419億円
株式会社大阪ソーダ (4046) 2102億円 1000億円
株式会社トクヤマ (4043) 2693億円 3495億円
株式会社エフピコ (7947) 1903億円 2405億円
日本曹達株式会社 (4041) 1879億円 1521億円
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス (4927) 2884億円 1703億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

スペシャリティ化学事業拡大ウレタンシステムズ事業統合事業構造改革(アンモニア・カプロラクタム等撤退)グローバル5極体制構築地球環境問題への対応

見通し: 2025年度は売上高5,500億円、営業利益600億円を目標とする中期経営計画の初年度。スペシャリティ化学企業への転換を目指し、ポリイミド、分離膜、セラミックス、ウレタンシステムズ事業の強化と、アンモニア・カプロラクタム等の事業撤退・縮小を進める。欧州のウレタンシステムズ事業取得効果もあり、増収増益が見込まれる。

強み: 創業120年超の歴史で培われたモノづくり技術。スペシャリティ化学分野での独自技術と、グローバルな事業展開力。環境問題への積極的な取り組み。

懸念: 化学・機械事業における原料価格変動リスクと、スペシャリティ事業の世代交代の速さへの対応。主力事業の海外売上高比率55%と、カントリーリスク。

リスク: ①化学・機械事業における原料価格変動や競争激化による収益圧迫。②地球環境問題への対応遅れによる販売低迷や企業価値毀損。③サイバー攻撃によるシステム停止や情報漏洩リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E01002は、化学品と機械の二つの主要事業分野で多岐にわたる製品を製造・販売する総合化学メーカーです。化学事業では、石油化学誘導品、合成樹脂、機能性化学品などを展開し、特にスペシャリティ化学分野の強化を目指しています。機械事業では、ダイカストマシンや射出成形機などの産業機械、プラント設備、搬送機器などを提供しています。近年は、2025年度から2030年度までを対象とする中期経営計画「UBE Vision 2030 Transformation -2nd Stage-」を掲げ、「地球環境と人々の健康、そして豊かな未来社会に貢献するスペシャリティ化学企業」への進化を目指しています。この戦略に基づき、ポリイミドフィルム、分離膜、セラミックス、セパレータ、DMC・EMCといった成長分野への投資を加速させるとともに、M&Aや事業再編を通じてポートフォリオの最適化を進めています。売上構成比は、2026年3月期においては樹脂・化成品セグメントが約54%を占め、機械セグメントが約15%、機能品セグメントが約13%となっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期においては、売上高は前期比5.0%減の4,623億円となりました。これは、樹脂・化成品セグメントでのナイロンポリマー等の販売低迷や、機械セグメントにおける前年度の製鋼事業譲渡の影響などが主因です。一方で、営業利益は前期比5.0%増の189億円と増加に転じました。これは、樹脂・化成品セグメントにおける事業構造改革に伴う減損損失の減少や、アンモニア工場の定期修理中止、原料価格の下落などが寄与した結果です。経常利益は前期比67.6%増の375億円と大幅に増加しましたが、これは営業利益の増加に加え、持分法投資損失の消滅や為替差益の増加が大きく影響しています。親会社株主に帰属する当期純利益も前期比595.7%増の239億円と劇的な増加を見せましたが、これは主に前期に計上した特別損失の反動によるものです。セグメント別では、高機能ウレタンセグメントはM&A効果で大幅増収となったものの、統合費用等により減益となりました。医薬セグメントは受託品事業の販売減で減収減益、樹脂・化成品セグメントは一部製品の販売低迷がありましたが、構造改革効果等で増益となりました。機能品セグメントと機械セグメントは減収減益となりました。

強みと競争優位性

E01002の強みは、長年にわたり培ってきた化学品および機械分野における多様な技術力と、それらを基盤としたスペシャリティ分野での事業展開能力にあります。特に、ポリイミドフィルム、分離膜、セラミックス、セパレータなどの高機能素材分野では、独自の技術に基づいた製品開発力が高く評価されています。これらの製品は、エレクトロニクス、自動車、環境・エネルギーといった成長分野で不可欠な部材となっており、顧客の高度な要求に応えることで競争優位性を築いています。また、M&Aによる事業買収を積極的に行い、ウレタンシステムズ事業などを獲得することで、事業ポートフォリオの拡充とシナジー創出を図る機動力も強みと言えます。さらに、グローバルに展開する生産・販売拠点網は、各地域市場への密着した対応を可能にし、カントリーリスクの分散にも寄与しています。環境問題への対応として、再生材利用化学製品やCO2電解といった革新的な技術開発にも注力しており、将来の持続可能性を重視する市場ニーズに対応できるポテンシャルを有しています。

リスク要因

当社の事業運営においては、複数のリスク要因が存在します。化学事業においては、主要原料価格の急激な変動や同業他社の生産能力増強による供給過多が製品価格に影響を与える可能性があります。また、スペシャリティ事業では、技術革新のスピードが速い分野において、顧客ニーズへの対応遅れが販売減少につながるリスクがあります。機械事業では、世界経済の減速、地政学リスク、脱炭素化の進展に伴う自動車産業や関連設備投資の動向が受注に影響を与える可能性があります。地球環境問題への対応遅れは、規制強化によるコスト増だけでなく、ステークホルダーからの評価低下を招き、企業価値に悪影響を及ぼすリスクがあります。さらに、大規模な爆発・火災・漏洩事故、製品の品質問題、サイバー攻撃による情報漏洩、訴訟リスク、海外事業におけるカントリーリスクなど、事業活動の広範さに起因する多様なリスクが存在します。これらのリスクに対しては、リスク管理委員会の設置や各種対策の実施により低減に努めていますが、潜在的な影響は無視できません。

投資テーマとの関連

E01002は、複数の重要な投資テーマと関連性を持っています。まず、「スペシャリティ化学企業」への進化を目指す中期経営計画は、高機能素材分野への注力を意味し、これは半導体、デジタル家電、先進モビリティといった成長分野に不可欠な素材を提供することから、これらのテーマと深く結びついています。特に、分離膜事業やセラミックス事業、セパレータ事業などは、環境・エネルギー分野における技術革新や、EV(電気自動車)関連の需要拡大に貢献する可能性を秘めています。また、CO2電解技術の開発など、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといった環境テーマへの取り組みは、長期的な持続可能性を重視する投資家にとって魅力となり得ます。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、事業効率の向上だけでなく、スマートファクトリー化による安全性向上など、幅広いテーマに貢献する可能性があります。一方、既存の汎用化学品事業や機械事業は、景気変動の影響を受けやすいため、スペシャリティ分野へのシフトが、こうしたテーマとの関連性をより強固なものにすると考えられます。

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