伊勢化学工業株式会社 (4107) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 8/215位
A
安定性
業種 32/215位
B
成長性
業種 26/214位
B
効率性
業種 19/215位
C
CF健全性
業種 148/215位
売上高
393億円
粗利率
31.6%
営業利益率
24.2%
純利益率
16.6%
ROE
16.2%
ROIC
16.3%
自己資本比率
78.5%
D/Eレシオ
0.01
有利子負債
6億円
ネットキャッシュ
39億円
NC/時価総額
1.7%
運転資本余剰*
-48億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.0%
フリーCF
8億円
FCFマージン
2.1%
キャッシュ化率
1.16倍
PBR
5.96倍
EV/EBITDA
20.4倍
PER
36.8倍
想定株価
4690.2円
想定時価総額
2390億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 393億円 124億円 20億円 95億円 115億円 93億円 65億円
2024年12月期 333億円 101億円 20億円 77億円 96億円 74億円 51億円
2023年12月期 264億円 74億円 20億円 53億円 73億円 51億円 37億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 510億円 326億円 93億円 16億円 401億円
2024年12月期 453億円 281億円 82億円 15億円 356億円
2023年12月期 401億円 241億円 68億円 14億円 319億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 45億円 121億円 89億円 6億円 - - -48億円
2024年12月期 57億円 104億円 89億円 6億円 - - -25億円
2023年12月期 57億円 76億円 67億円 7億円 - - -11億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 75億円 -67億円 -20億円 8億円
2024年12月期 35億円 -18億円 -18億円 17億円
2023年12月期 44億円 -19億円 -12億円 25億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 127.5円 786.3円 219.0円 171.7% 77.2円 36.8倍 4690.2円 2390億円 51,351,350株 393,000株
2024年12月期 99.5円 698.0円 36.0円 36.2% 100.6円 32.6倍 3245.3円 1654億円 51,351,350株 390,000株
2023年12月期 72.0円 625.7円 27.0円 37.5% 99.4円 11.9倍 858.8円 438億円 51,351,350株 384,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 16.2% 12.7% 16.3% 31.6% 24.2% 29.4% 16.6% 2.1% 78.5% 0.01
2024年12月期 14.3% 11.2% 14.8% 30.4% 23.0% 28.9% 15.2% 5.0% 78.6% 0.02
2023年12月期 11.5% 9.2% 11.4% 28.0% 20.1% 27.5% 13.9% 9.3% 79.6% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 17.9% 23.8% 28.1% 15.4% 18.4% 36.2% 代表取締役兼社長執行役員 粕 谷 俊 郎
2024年12月期 26.0% 44.6% 38.1% 17.8% 14.6% 41.4% 代表取締役兼社長執行役員 粕 谷 俊 郎
2023年12月期 3.3% 41.0% 43.3% 16.1% 11.1% 34.3% 代表取締役兼社長執行役員 平 岡 正 司

業種比較(化学、214社中央値)

指標伊勢化学工業株式会社業種中央値
ROE16.2%6.4%
ROA12.7%3.9%
営業利益率24.2%7.3%
純利益率16.6%5.2%
自己資本比率78.5%64.2%
売上成長率17.9%2.1%
PER36.8倍13.1倍
PBR5.96倍0.85倍
EV/EBITDA20.4倍6.2倍
NC/時価総額1.7%4.9%
運転資本余剰/時価総額-2.0%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
UBE株式会社 (4208) 2361億円 4623億円
アイカ工業株式会社 (4206) 2290億円 2518億円
日本化薬株式会社 (4272) 2608億円 2419億円
株式会社大阪ソーダ (4046) 2102億円 1000億円
株式会社トクヤマ (4043) 2693億円 3495億円
株式会社エフピコ (7947) 1903億円 2405億円
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス (4927) 2884億円 1703億円
株式会社カネカ (4118) 2889億円 8116億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年12月期)

自動車部品
ヨウ素事業の安定供給と拡大天然ガス事業の国内資源活用MLCC向け金属化合物事業の成長新規用途・新商品開発産学連携・外部提携による開発加速

見通し: ヨウ素事業は医療用途需要増で中長期的に安定成長。天然ガスも堅調。金属化合物事業はMLCC向け需要拡大で成長期待。2026~2028年戦略投資枠100億円、EBITDA110億円以上、ROE10%以上を目指す。

強み: ヨウ素のパイオニアとしての技術力と安定供給体制。天然ガスという国内資源の活用。MLCC向け金属化合物の高品位製造技術。

懸念: ヨウ素・天然ガス事業は安全操業と設備維持・更新が継続的な課題。金属化合物事業は金属相場変動の影響を受けやすい。

リスク: 景気変動による需要減退、法規制変更(カーボンニュートラル関連)、気候変動等による災害・事故、大規模感染症の発生リスク。これらは事業継続に影響しうる。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社グループは、ヨウ素及び天然ガス事業、金属化合物事業の二つのセグメントを展開しています。主力事業であるヨウ素及び天然ガス事業では、地下かん水を主原料としてヨウ素を生産し、日本国内はもとより北米、欧州、アジアなどグローバルに販売しています。ヨウ素は、現代社会において医療用途をはじめとする多様な分野で不可欠な資源であり、その原料となる地下資源の賦存地域が偏在していることから、安定供給能力が重要となります。また、ヨウ素の生産過程で採取される天然ガスも、国内エネルギー資源として、また化石燃料の中でも比較的環境負荷が低いという特性から、当面は堅調な需要が見込まれています。金属化合物事業においては、主に塩化ニッケルなどの製造販売を手掛けており、これは積層セラミックコンデンサ(MLCC)の素材として、特に車載用途や通信用途の拡大に伴い、今後大きな成長が期待される分野です。金属化合物の製造においては、高度な抽出技術により高品位な製品を生産する強みを持っています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度における連結業績は、売上高が前期比17.9%増の392億5千8百万円、営業利益は同23.8%増の94億8千4百万円と、増収増益を達成しました。これは、ヨウ素及び天然ガス事業におけるヨウ素製品の販売数量増加と国際市況の堅調な推移が牽引した結果です。同事業の売上高は同23.4%増の346億5千6百万円、営業利益は同22.2%増の94億6千5百万円となりました。一方、金属化合物事業は、主力製品である塩化ニッケルの金属相場下落の影響を受け、販売価格が前期を下回ったことから、売上高は前期比11.6%減の46億1百万円となりました。しかし、各種改善効果により、同事業の営業損失は前期の8千6百万円から1千8百万円へと大幅に改善しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比28.1%増の64億9千8百万円となりました。売上高営業利益率は24.2%と、前期の23.0%からさらに改善し、高い収益性を維持しています。

強みと競争優位性

当社グループの最大の強みは、ヨウ素及び天然ガスという、資源としての希少性と多様な用途を持つ事業を両輪で展開している点です。特にヨウ素事業においては、地下かん水からの生産という独自のプロセスと、日本国内における資源保有、そして長年にわたる生産・供給ノウハウが、参入障壁となっています。また、ヨウ素の国際市況が堅調に推移する中で、安定した生産能力とグローバルな販売網を構築していることは、他社に対する優位性となります。金属化合物事業においては、積層セラミックコンデンサ(MLCC)向け塩化ニッケルというニッチながらも成長性の高い市場において、高品位な製品を安定供給できる技術力が競争力の源泉となっています。さらに、親会社であるAGC株式会社との連携や、三菱商事株式会社といった有力商社との取引関係は、販売チャネルの確保や原料調達において有利に働いています。これらの強みを活かし、持続的な成長を目指しています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとしては、まず景気変動による需要環境の変化が挙げられます。特に、ヨウ素や金属化合物は、その用途が限定される部分もあり、顧客産業の景気動向に影響を受けやすいと考えられます。また、金融・為替情勢の変動も、外貨建資産・負債の管理や、国際市況に左右されるヨウ素の販売価格に影響を及ぼす可能性があります。法規制の変更、特にカーボンニュートラルに向けた環境規制の強化は、生産プロセスやコストに影響を与える可能性があります。さらに、ヨウ素や天然ガスといった天然資源の生産には、地下資源の枯渇リスクや、地震、台風などの自然災害による生産設備への被害、サプライチェーンの分断リスクも潜在しています。大規模な感染症の発生も、人的被害や事業活動の停滞につながる可能性があります。これらのリスクに対しては、市場動向の把握、製品ポートフォリオの最適化、設備投資による安定生産体制の維持、防災体制の強化、情報セキュリティ対策などを通じて、リスクの低減に努めています。

投資テーマとの関連

当社グループは、その事業内容から複数の投資テーマとの関連性が考えられます。まず、ヨウ素は、医療分野での需要が安定的に見込まれることに加え、液晶ディスプレイや感熱記録紙、さらには今後の技術革新によっては、半導体製造プロセスやエネルギー分野など、新たな用途開発の可能性も秘めています。この「医療・ヘルスケア」や「先端素材」といったテーマとの関連性が期待できます。また、金属化合物事業の主力製品である塩化ニッケルは、電気自動車(EV)の普及に伴う車載用MLCCの需要拡大に直結しており、「EV・自動運転」というメガトレンドとの関連が深いです。さらに、同社は「かがくでつなぐ、地球の資源」という経営理念のもと、持続可能な開発を重視しており、天然資源の有効活用や環境負荷低減への取り組みは、「サステナビリティ」や「ESG投資」といった観点からも注目される可能性があります。これらのテーマとの関連性は、今後の事業展開において株価に影響を与える要因となり得ます。

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