日本化学工業株式会社 (4092) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
半導体電子材料機能性化学電池材料ESGDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 111/215位
C
安定性
業種 124/215位
C
成長性
業種 132/214位
D
効率性
業種 172/215位
B
CF健全性
業種 88/215位
売上高
402億円
粗利率
19.9%
営業利益率
6.0%
純利益率
7.2%
ROE
5.8%
ROIC
2.6%
自己資本比率
64.1%
D/Eレシオ
0.29
有利子負債
144億円
ネットキャッシュ
-66億円
NC/時価総額
-27.0%
運転資本余剰*
-117億円
運転資本余剰/時価総額*
-48.0%
フリーCF
20億円
FCFマージン
5.0%
キャッシュ化率
1.86倍
PBR
0.49倍
EV/EBITDA
5.1倍
PER
8.5倍
想定株価
2820.1円
想定時価総額
245億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 402億円 80億円 37億円 24億円 62億円 24億円 29億円
2025年3月期 388億円 88億円 36億円 33億円 69億円 32億円 26億円
2024年3月期 385億円 73億円 37億円 23億円 59億円 24億円 16億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 785億円 311億円 195億円 86億円 503億円
2025年3月期 751億円 314億円 201億円 86億円 464億円
2024年3月期 765億円 340億円 201億円 114億円 450億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 78億円 111億円 105億円 144億円 51億円 - -117億円
2025年3月期 76億円 124億円 90億円 151億円 45億円 - -125億円
2024年3月期 87億円 113億円 120億円 165億円 59億円 - -114億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 54億円 -34億円 -19億円 20億円
2025年3月期 64億円 -51億円 -24億円 13億円
2024年3月期 62億円 -44億円 -9億円 17億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 331.4円 5799.6円 120.0円 36.2% -762.6円 8.5倍 2820.1円 245億円 8,922,000株 246,000株
2025年3月期 290.6円 5311.1円 92.0円 31.7% -852.5円 7.7倍 2223.2円 194億円 8,922,000株 187,000株
2024年3月期 180.3円 5106.3円 70.0円 38.8% -884.2円 13.7倍 2472.6円 218億円 8,922,000株 100,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.8% 3.7% 2.6% 19.9% 6.0% 15.3% 7.2% 5.0% 64.1% 0.29
2025年3月期 5.5% 3.4% 3.8% 22.5% 8.6% 17.8% 6.6% 3.3% 61.8% 0.32
2024年3月期 3.5% 2.1% 2.6% 19.0% 5.9% 15.4% 4.1% 4.5% 58.9% 0.37

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.5% -27.7% 13.1% 1.8% 3.0% 23.2% -
2025年3月期 0.8% 47.6% 60.9% 1.4% 1.4% -5.2% 代表取締役社長 棚橋洋太
2024年3月期 1.2% 75.2% 86.0% 3.6% 1.3% -6.7% 代表取締役社長 棚橋洋太

業種比較(化学、214社中央値)

指標日本化学工業株式会社業種中央値
ROE5.8%6.5%
ROA3.7%4.0%
営業利益率6.0%7.3%
純利益率7.2%5.2%
自己資本比率64.1%64.4%
売上成長率3.5%2.1%
PER8.5倍13.2倍
PBR0.49倍0.85倍
EV/EBITDA5.1倍6.2倍
NC/時価総額-27.0%4.9%
運転資本余剰/時価総額-48.0%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本カーバイド工業株式会社 (4064) 243億円 499億円
荒川化学工業株式会社 (4968) 251億円 821億円
株式会社I-ne (4933) 236億円 490億円
日華化学株式会社 (4463) 254億円 557億円
恵和株式会社 (4251) 230億円 205億円
共和レザー株式会社 (3553) 224億円 558億円
日本高純度化学株式会社 (4973) 268億円 181億円
ハリマ化成グループ株式会社 (4410) 221億円 1038億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体電子材料
電子セラミック材料事業の拡大半導体向け高純度電子材料サステナビリティ経営グローバル化の推進オープンイノベーションによる新価値創造

見通し: 2025年度は売上増が続くも、利益率は低下。中期経営計画では2026年度に売上高490億円、営業利益33億円を目指す。電子セラミック材料や高純度電子材料の需要拡大が牽引役となる見込み。

強み: 130年以上の歴史と「人と技術」を基盤とした企業文化。化学品・機能品事業で多様な製品群とグローバルな販売網を持つ。

懸念: 原材料市況価格の変動と販売価格への転嫁タイムラグによる利益率低下リスク。半導体向け材料への投資時期・規模の精査が必要。

リスク: 経済変動による需要減退、原材料価格変動、為替変動リスク。電子部品・半導体業界の生産動向に左右されやすい。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00784は、130年以上の歴史を持つ化学メーカーであり、化学品事業、機能品事業、賃貸事業、その他事業の4つのセグメントで事業を展開しています。化学品事業では、国内唯一のクロム化合物メーカーとしての強みを活かし、めっきや耐火レンガ、顔料などに使用される製品を製造・販売しています。また、日本で初めて珪酸ソーダの試作に成功した歴史を持つシリカ製品や、工業薬品原料、食品添加物、医薬原料など多岐にわたる分野で利用される燐製品も提供しています。機能品事業では、触媒や量子ドット原料となるホスフィン誘導体、リチウムイオン二次電池用正極活物質である電池材料、積層セラミックコンデンサなどに用いられる電子セラミック材料、半導体向けの高純度ホスフィンガスなどを製造・販売しています。これらの製品は、AIサーバーや自動車、半導体市場など、成長分野での需要拡大が見込まれています。賃貸事業では、大阪府と福島県で病院や小売業向けに土地・建物の賃貸を行っています。その他事業では、環境測定や分析業務などを手掛けています。2026年3月期においては、売上高402億円、営業利益24億円、当期純利益29億円を記録しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比3.4%増の402億円となりました。これは、機能品事業における電子セラミック材料の販売がAIサーバーや自動車向けで大幅に増加したことや、半導体市場の回復に伴う高純度電子材料の需要増が牽引した結果です。しかし、営業利益は前期比27.7%減の24億円にとどまりました。この減益の主な要因としては、電池材料における原材料市況価格の変動と販売価格への転嫁のタイムラグ、前年度に計上した棚卸資産評価損の減少効果の剥落、そして売上構成の変化が影響したと分析されています。経常利益も前期比25.8%減の24億円となりました。一方で、当期純利益は前期比13.1%増の29億円と増加しました。これは、固定資産売却益や投資有価証券売却益といった特別利益の計上が寄与したためです。株主資本は前期比4.2%増の430億円、総資産は前期比4.5%増の785億円と、全体としては資産・負債ともに増加傾向にあります。

強みと競争優位性

E00784の強みは、長年の歴史で培われた「人と技術」を大切にする経営理念に根差した、高品質な製品とサービス提供能力にあります。化学品事業においては、国内唯一のクロム化合物メーカーであるという地位を確立しており、その技術力と設備は世界でも屈指のものと評価されています。また、シリカ製品や燐製品においても、創業以来のたゆまぬ研究開発と設備拡充により、多様なニーズに応える製品ラインナップを有しています。機能品事業では、電子セラミック材料や高純度電子材料といった成長分野において、AIサーバーや半導体、自動車といった最先端分野の需要を取り込むための事業基盤整備を進めており、主要顧客との協業を通じて開発力と市場対応力の向上を図っています。さらに、グローバルな販売拠点ネットワークを活用し、地域特性に応じた販売活動と供給体制の構築を進めている点も、海外市場での競争優位性を高める要因となっています。

リスク要因

E00784を取り巻くリスクは多岐にわたります。まず、経済変動に係るリスクとして、グローバルに事業を展開しているため、各国の経済状況や自動車、電子部品といった最終用途産業の生産動向の変化が業績に影響を与える可能性があります。また、米国、中国、タイ、台湾に現地法人を持つことから、国際紛争や地政学的リスク、港湾ストライキや物流網の混乱など、国内外の事業継続に係るリスクも存在します。為替レートの変動は、仕入コストや販売価格に影響を及ぼし、業績変動要因となり得ます。さらに、原材料調達及び価格変動リスク、在庫リスク、固定資産の減損リスク、研究開発や知的財産に関するリスク、情報セキュリティーリスク、気候変動に係るリスク、コンプライアンスリスク、そして事業基盤を支える人材確保・育成の遅れやサステナビリティ対応の遅れなども、経営成績等に重要な影響を与える可能性があるとして、リスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

E00784は、特に「電子セラミック材料」や「高純度電子材料」といった機能品事業において、AIサーバーや自動車、半導体といった成長分野向けの製品を提供しており、これらの分野との関連が深いです。AIの進化や自動運転技術の進展は、高性能な電子部品への需要を増加させるため、同社の電子セラミック材料や回路材料は、こうした技術革新を支える基盤材料としての役割が期待されます。また、半導体市場の回復と成長は、高純度電子材料の需要を直撃するため、同社の半導体向け材料事業の拡大ポテンシャルは大きいと言えます。中期経営計画では、「成長分野である電子セラミック材料事業においては、大型投資の完了により強化された安定供給体制を活かし、今後の需要拡大に対応可能な事業基盤の構築を進めてまいります」と明記しており、これらの先端技術分野への積極的な取り組み姿勢が伺えます。サステナビリティ経営を基盤とした事業拡大も、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。

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