荒川化学工業株式会社 (4968) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
電子材料AIデータセンター機能性化学バイオテクノロジー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 186/215位
D
安定性
業種 175/215位
C
成長性
業種 88/214位
D
効率性
業種 183/215位
C
CF健全性
業種 140/215位
売上高
821億円
粗利率
21.7%
営業利益率
3.0%
純利益率
2.7%
ROE
3.5%
ROIC
1.7%
自己資本比率
49.5%
D/Eレシオ
0.65
有利子負債
406億円
ネットキャッシュ
-322億円
NC/時価総額
-128.4%
運転資本余剰*
-377億円
運転資本余剰/時価総額*
-150.2%
フリーCF
21億円
FCFマージン
2.5%
キャッシュ化率
1.90倍
PBR
0.40倍
EV/EBITDA
7.1倍
PER
11.4倍
想定株価
1264.9円
想定時価総額
251億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 821億円 179億円 56億円 25億円 81億円 24億円 22億円
2025年3月期 802億円 165億円 57億円 11億円 68億円 9億円 26億円
2024年3月期 722億円 117億円 58億円 -26億円 32億円 -24億円 -10億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1261億円 649億円 461億円 207億円 624億円
2025年3月期 1223億円 623億円 376億円 275億円 585億円
2024年3月期 1254億円 642億円 434億円 251億円 561億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 84億円 251億円 258億円 406億円 112億円 - -377億円
2025年3月期 64億円 238億円 259億円 394億円 101億円 - -312億円
2024年3月期 92億円 233億円 257億円 424億円 112億円 - -342億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 42億円 -21億円 -3億円 21億円
2025年3月期 51億円 -32億円 -47億円 19億円
2024年3月期 12億円 -71億円 55億円 -60億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 111.0円 3143.2円 50.0円 45.1% -1623.6円 11.4倍 1264.9円 251億円 20,652,400株 813,600株
2025年3月期 133.3円 2947.5円 49.0円 36.8% -1660.7円 8.3倍 1106.5円 220億円 20,652,400株 813,600株
2024年3月期 -52.6円 2829.5円 48.0円 - -1674.7円 - - - 20,652,400株 813,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 3.5% 1.8% 1.7% 21.7% 3.0% 9.8% 2.7% 2.5% 49.5% 0.65
2025年3月期 4.5% 2.2% 0.8% 20.6% 1.3% 8.5% 3.3% 2.3% 47.8% 0.67
2024年3月期 -1.9% -0.8% -1.9% 16.2% -3.6% 4.4% -1.4% -8.3% 44.8% 0.76

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.4% 136.5% -16.8% 1.1% 3.1% - -
2025年3月期 11.1% -59.6% 153.7% -0.1% 1.9% -31.6% 代表取締役社長執行役員 高 木 信 之
2024年3月期 -9.1% -190.0% -121.1% 0.8% -1.9% - 代表取締役社長 高木信之

業種比較(化学、214社中央値)

指標荒川化学工業株式会社業種中央値
ROE3.5%6.5%
ROA1.8%4.0%
営業利益率3.0%7.3%
純利益率2.7%5.2%
自己資本比率49.5%64.4%
売上成長率2.4%2.1%
PER11.4倍13.2倍
PBR0.40倍0.85倍
EV/EBITDA7.1倍6.2倍
NC/時価総額-128.4%4.9%
運転資本余剰/時価総額-150.2%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日華化学株式会社 (4463) 254億円 557億円
日本化学工業株式会社 (4092) 245億円 402億円
日本カーバイド工業株式会社 (4064) 243億円 499億円
株式会社I-ne (4933) 236億円 490億円
日本高純度化学株式会社 (4973) 268億円 181億円
恵和株式会社 (4251) 230億円 205億円
前澤化成工業株式会社 (7925) 274億円 242億円
共和レザー株式会社 (3553) 224億円 558億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

電子材料AIデータセンター
光硬化型樹脂ファインケミカル製品ライフサイエンス事業事業ポートフォリオ改革生産性向上

見通し: 2025年度は売上高821億円、営業利益25億円、経常利益24億円。第6次中期計画では2030年度に売上高1,030億円、営業利益70億円を目指す。成長市場への投資と事業ポートフォリオ改革を推進。

強み: 光硬化型樹脂やファインケミカル製品はAIサーバー、データセンター向け需要が堅調。ライフサイエンス分野への新規事業展開も注力。

懸念: 製紙・環境事業の海外市況悪化、粘接着・バイオマス事業の米国関税政策の影響。主要原材料の中国依存と価格高騰リスク。

リスク: 主要原材料(ガムロジン、石油化学製品)の価格高騰や供給不安定化リスク。グローバル事業展開における政治・経済情勢、為替変動リスク。自然災害、事故、感染症によるサプライチェーン停止リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

荒川化学工業は、機能性コーティング、製紙・環境、粘接着・バイオマス、ファイン・エレクトロニクス、その他の5つの事業セグメントを展開する化学メーカーです。主要製品は、光硬化型樹脂や熱硬化型樹脂といった機能性コーティング材料、紙の強度や耐水性を向上させる製紙・環境関連薬品、水素化石油樹脂や粘着・接着剤用樹脂などの粘接着・バイオマス関連製品、そして半導体製造プロセスに不可欠なファインケミカル製品や精密研磨剤など多岐にわたります。これらの製品は、国内外の自動車、エレクトロニクス、製紙、塗料、インキ、接着剤といった幅広い産業分野で使用されており、多様な顧客ニーズに対応する化学ソリューションを提供しています。企業理念として「個性を伸ばし 技術とサービスで みんなの夢を実現する」を掲げ、「つなぐを化学する SPECIALITY CHEMICAL PARTNER」をビジョンとし、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が821億円で前期比2.4%増となりました。営業利益は25億円(前期比136.5%増)、経常利益は24億円(前期比179.9%増)と大幅な増益を達成しました。これは、特に機能性コーティング事業やファイン・エレクトロニクス事業におけるAIサーバー向け材料やデータセンター関連需要の伸長、そして千葉アルコン製造株式会社の稼働率改善が寄与した結果です。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は22億円で、前期比16.8%減となりました。これは、一時的な要因や税金費用の変動などが影響した可能性があります。セグメント別では、機能性コーティング事業はAIサーバーやスマートフォン、ディスプレイ関連分野での需要増により売上高が8.1%増加し、利益も大幅に改善しました。製紙・環境事業は、市況の厳しさから売上高が6.2%減少、利益も減少しました。粘接着・バイオマス事業は、ロジン系樹脂の収益性改善や水素化石油樹脂の生産量増加により、売上高は微増ながらセグメント損失を大幅に縮小させました。ファイン・エレクトロニクス事業は、半導体関連先端材料やデータセンター向け研磨剤の販売好調により、売上高9.6%増、利益も増加しました。

強みと競争優位性

荒川化学工業の強みは、長年にわたり培ってきた特殊化学品分野における高度な技術力と、多様な産業分野にわたる広範な顧客基盤にあります。特に、ロジン関連技術や樹脂合成技術は、業界内で高い評価を得ています。また、「つなぐ」を化学するというビジョンに基づき、顧客の課題解決に貢献するスペシャリティケミカルパートナーとしての地位を確立しています。AIサーバー向け材料やデータセンター関連といった成長分野への注力は、将来の収益源確保に向けた戦略的な取り組みであり、競争優位性をさらに強化する可能性があります。新中期経営計画では、電子材料およびライフサイエンス分野への集中投資を掲げており、これらの成長分野での技術開発と市場開拓を加速させることで、持続的な成長を目指しています。さらに、グローバルな事業展開も進めており、アジア、南北アメリカ、ヨーロッパなど、世界各地の市場ニーズに対応できる体制を構築している点も競争力の源泉です。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとして、まず政治・経済状況および需要の動向が挙げられます。事業を展開する国内外の経済状況や、主要顧客である製紙、印刷インキ、塗料、粘接着剤、電子工業といった業界の景気後退は、需要減少を通じて業績に影響を与える可能性があります。また、原材料価格の変動もリスク要因です。特に主要原材料であるガムロジンを中国からの調達に依存していることや、石油化学製品の価格高騰・供給不安定化は、コスト増加につながる可能性があります。為替レートの変動も、海外取引が多い同社にとっては収益に影響を与える要因となります。さらに、大規模自然災害、火災事故、感染症の流行といった偶発的な事象は、生産活動の停止やサプライチェーンの混乱を引き起こす可能性があります。環境規制の強化や法規制の変更、情報セキュリティインシデントの発生なども、事業継続やコストに影響を与える潜在的なリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

荒川化学工業は、複数の重要な投資テーマと関連性を持っています。特に、ファイン・エレクトロニクス事業における半導体関連先端材料や、機能性コーティング事業におけるAIサーバー向け材料の供給は、AI・半導体分野への貢献を示唆します。生成AIの普及に伴うデータセンター投資の活発化は、同社の精密研磨剤や光硬化型樹脂の需要を押し上げており、この分野での成長が期待されます。また、ライフサイエンス領域への注力は、ヘルスケア、アグリ(農業)、コスメといったテーマとの関連を示しています。特に、微細藻類や松葉抽出物などを活用した製品開発は、バイオテクノロジーや健康関連市場への展開を示唆しており、将来的な事業拡大の可能性を秘めています。環境経営の深化や、CO2排出量で除した「炭素利益率(ROC)」の導入といった取り組みは、サステナビリティやESG投資の観点からも注目に値すると言えます。これらのテーマとの関連は、同社の将来的な成長ポテンシャルを示唆する要素です。

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