恵和株式会社 (4251) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
医療機器半導体自動車部品環境技術DXESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 25/215位
A
安定性
業種 61/215位
D
成長性
業種 184/214位
C
効率性
業種 64/215位
C
CF健全性
業種 138/215位
売上高
205億円
粗利率
42.9%
営業利益率
20.9%
純利益率
11.1%
ROE
9.5%
ROIC
11.6%
自己資本比率
77.1%
D/Eレシオ
0.09
有利子負債
21億円
ネットキャッシュ
55億円
NC/時価総額
23.7%
運転資本余剰*
29億円
運転資本余剰/時価総額*
12.8%
フリーCF
5億円
FCFマージン
2.5%
キャッシュ化率
1.56倍
PBR
0.97倍
EV/EBITDA
2.7倍
PER
10.2倍
想定株価
1245.2円
想定時価総額
230億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 205億円 88億円 21億円 43億円 64億円 42億円 23億円
2024年12月期 211億円 99億円 17億円 47億円 65億円 52億円 28億円
2023年12月期 176億円 72億円 16億円 25億円 40億円 28億円 20億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 309億円 178億円 46億円 25億円 239億円
2024年12月期 320億円 189億円 70億円 21億円 230億円
2023年12月期 293億円 163億円 58億円 31億円 204億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 75億円 21億円 51億円 21億円 2億円 - 29億円
2024年12月期 96億円 19億円 43億円 31億円 1億円 - 26億円
2023年12月期 74億円 20億円 49億円 39億円 1億円 - 15億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 35億円 -30億円 -27億円 5億円
2024年12月期 59億円 -27億円 -14億円 32億円
2023年12月期 24億円 -39億円 -15億円 -15億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 122.1円 1290.3円 40.0円 32.8% 295.6円 10.2倍 1245.2円 230億円 19,285,152株 789,600株
2024年12月期 144.7円 1190.5円 35.0円 24.2% 339.6円 6.9倍 998.7円 193億円 19,285,152株 1,400株
2023年12月期 102.9円 1056.4円 25.0円 24.3% 181.5円 12.3倍 1265.9円 244億円 19,270,448株 600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 9.5% 7.3% 11.6% 42.9% 20.9% 31.2% 11.1% 2.5% 77.1% 0.09
2024年12月期 12.2% 8.7% 12.7% 46.8% 22.4% 30.6% 13.2% 15.1% 71.7% 0.13
2023年12月期 9.7% 6.8% 7.1% 41.2% 14.0% 23.0% 11.3% -8.3% 69.6% 0.19

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -3.1% -9.6% -18.7% -1.0% 6.8% -8.4% 代表取締役社長 長村惠弌
2024年12月期 20.3% 93.0% 40.7% 5.2% 6.0% 14.8% 代表取締役社長 長村惠弌
2023年12月期 -16.7% -55.9% -59.2% 6.0% - 30.6% 代表取締役会長兼CEO 長村惠弌

業種比較(化学、214社中央値)

指標恵和株式会社業種中央値
ROE9.5%6.4%
ROA7.3%3.9%
営業利益率20.9%7.3%
純利益率11.1%5.2%
自己資本比率77.1%64.2%
売上成長率-3.1%2.2%
PER10.2倍13.2倍
PBR0.97倍0.85倍
EV/EBITDA2.7倍6.2倍
NC/時価総額23.7%4.4%
運転資本余剰/時価総額12.8%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社I-ne (4933) 236億円 490億円
共和レザー株式会社 (3553) 224億円 558億円
ハリマ化成グループ株式会社 (4410) 221億円 1038億円
新田ゼラチン株式会社 (4977) 220億円 380億円
日本カーバイド工業株式会社 (4064) 243億円 499億円
OATアグリオ株式会社 (4979) 218億円 320億円
日本化学工業株式会社 (4092) 245億円 402億円
荒川化学工業株式会社 (4968) 251億円 821億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2019年12月期: dividend_corrected:13.0->0.77

AI分析(2025年12月期)

医療機器半導体
直下型ミニLED液晶ディスプレイ向け複合拡散板「オパスキ®」光拡散フィルム「オパルス®」医療用工程フィルム「メディテクト」ウルトラプレシジョンマーケティング・生産CSV(Creating Shared Value)経営

見通し: PC・タブレット市場の回復と車載市場の需要増を背景に、光学製品事業の「オパスキ®」や「オパルス®」、機能製品事業の医療衛生向けフィルムなどが成長ドライバーとなる。2025年度は、これらの高付加価値製品への集中と生産体制強化により、売上・利益の回復・伸長を目指す。

強み: 液晶ディスプレイ向け光学フィルムで培った精密加工技術と、顧客ニーズを捉えるウルトラプレシジョンマーケティング・生産体制が強み。

懸念: 液晶ディスプレイ市場の価格競争激化や、最終消費財市場の景況感、中国依存の高い事業構造は引き続きリスク要因。

リスク: 販売価格や原材料価格の変動リスク、為替変動リスク、中国事業への依存リスク、最終消費財市場の景況感、研究開発・設備投資回収リスク、災害リスク、環境規制強化リスク、人材確保・育成リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社の主力事業は「光学製品事業」と「機能製品事業」の二つで構成されています。光学製品事業では、液晶ディスプレイ(LCD)や有機ELディスプレイ(OLED)に用いられる光学フィルム、複合拡散板、光拡散フィルムなどを製造・販売しています。特に、ノートPC、タブレット、車載ディスプレイ向け製品に強みを持ち、高機能・高品質な製品を提供することで競争優位性を確立しています。機能製品事業では、クリーンエネルギー車向けの特殊フィルムや、医療・衛生分野で使用される医療用工程フィルム、発泡ウレタン用工程紙などを展開しています。これらの事業を通じて、社会のニーズに応える製品を提供し、持続的な成長を目指しています。当社のビジネスモデルは、顧客との緊密な連携による「Ultra-precision Marketing」と、3つのコア技術(シーティング、ラミネーティング、コーティング)を高度な先端技術(UP: ウルトラプレシジョン)と組み合わせた「コア技術SLC×UP」による高付加価値製品の提供が特徴です。

直近決算ハイライト

直近連結会計年度の業績は、売上高204億73百万円(前期比3.1%減)、営業利益42億86百万円(前期比9.6%減)、経常利益42億40百万円(前期比18.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は22億68百万円(前期比18.7%減)となりました。光学製品事業は、従来型液晶ディスプレイ向け光拡散フィルム「オパルス」の堅調な需要はあったものの、ミニLED液晶ディスプレイ向け複合拡散板「オパスキ」の期ずれにより微減となりました。機能製品事業では、医療用工程フィルムの売上が大幅に増加したものの、クリーンエネルギー車向け特殊フィルムの生産回復遅れや、建材分野での一時的な受注減少により、全体では微減となりました。売上総利益率は、高付加価値製品の売上減少等により、前期の46.8%から42.9%へと低下しました。一方で、販売費及び一般管理費は売上高比で2.3pt低下し、22.0%となりました。これは、コスト競争力強化や生産性向上への取り組みが奏功した結果と考えられます。

強みと競争優位性

当社の強みは、顧客ニーズを的確に捉え、高付加価値製品を具現化する「Ultra-precision Marketing」と、それを実現する「コア技術SLC×UP」にあります。マーケターやエンジニアが顧客と直接対面し、精密な情報収集を行うことで、市場の潜在的ニーズを掘り起こし、独自性の高い製品開発につなげています。具体的には、LCDやOLEDディスプレイ向け光学フィルム、複合拡散板などの分野で、長年培ってきたシーティング、ラミネーティング、コーティング技術と、高精度な生産・品質管理技術を融合させることで、競合他社との差別化を図っています。また、社内全体でイノベーションを追求する「All Keiwa Innovation活動(AKI活動)」は、単なる改善活動に留まらず、継続的なイノベーションを生み出す企業文化として、従業員のモチベーション向上とCSV(Creating Shared Value)志向の醸成に貢献しています。これにより、グローバルニッチ市場における競争優位性を維持・強化しています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとして、まず販売価格の変動が挙げられます。液晶ディスプレイ業界はグローバルに熾烈な価格競争に晒されており、販売価格の低下が続いた場合、収益に影響を及ぼす可能性があります。また、原材料価格の変動もリスク要因です。光学製品事業で使用される樹脂・フィルムなどの価格は原油・ナフサ市況の影響を受けやすく、価格上昇分を販売価格に転嫁できない場合は業績に影響する可能性があります。為替相場の変動も、海外での資材調達や販売を行っているため、業績に影響を与える要因となります。さらに、特定の製品分野・技術、特に液晶ディスプレイ関連への依存度が高いことから、技術革新や競合製品・代替製品の台頭による市場変動リスクも存在します。中国市場への依存度が高い海外事業展開も、現地の政治・経済情勢の変動リスクを内包しています。

投資テーマとの関連

当社の事業は、現代のデジタル化社会を支えるディスプレイ技術に深く関わっており、いくつかの重要な投資テーマと関連性があります。特に、ミニLED液晶ディスプレイ向け複合拡散板「オパスキ®」や、車載ディスプレイ向けの光学シートなどは、高性能化が進むエレクトロニクス分野における技術革新を支える部材として、将来的な成長が期待されます。また、クリーンエネルギー車向けの特殊フィルム「ACE」は、EV(電気自動車)市場の拡大という大きな投資テーマと直結しており、今後の需要増加が業績に貢献する可能性があります。医療・衛生分野向けの医療用工程フィルム「メディテクト」は、ヘルスケア分野の高度化というテーマとも関連が深いです。これらの分野における高付加価値製品の開発・販売強化は、新たな技術トレンドや社会課題の解決に貢献する企業として、投資家の関心を集める可能性があります。

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