東京応化工業株式会社 (4186) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
半導体電子材料AI生成AIDXESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 9/215位
B
安定性
業種 92/215位
A
成長性
業種 9/214位
C
効率性
業種 37/215位
C
CF健全性
業種 111/215位
売上高
2370億円
粗利率
37.7%
営業利益率
20.0%
純利益率
14.1%
ROE
14.6%
ROIC
13.1%
自己資本比率
67.9%
D/Eレシオ
0.12
有利子負債
265億円
ネットキャッシュ
427億円
NC/時価総額
6.2%
運転資本余剰*
99億円
運転資本余剰/時価総額*
1.4%
フリーCF
99億円
FCFマージン
4.2%
キャッシュ化率
1.06倍
PBR
3.05倍
EV/EBITDA
11.6倍
PER
20.8倍
想定株価
5791.1円
想定時価総額
6942億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 2370億円 894億円 88億円 474億円 562億円 493億円 333億円
2024年12月期 2010億円 734億円 83億円 331億円 414億円 346億円 227億円
2023年12月期 1623億円 580億円 77億円 227億円 304億円 243億円 127億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 3353億円 1728億円 594億円 336億円 2276億円
2024年12月期 2819億円 1518億円 541億円 144億円 2005億円
2023年12月期 2519億円 1343億円 386億円 178億円 1837億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 692億円 440億円 472億円 265億円 319億円 - 99億円
2024年12月期 564億円 369億円 418億円 105億円 221億円 - 23億円
2023年12月期 428億円 331億円 330億円 105億円 228億円 - 42億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 352億円 -253億円 32億円 99億円
2024年12月期 301億円 -27億円 -154億円 274億円
2023年12月期 172億円 -94億円 -74億円 78億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 278.4円 1898.9円 72.0円 25.9% 356.6円 20.8倍 5791.1円 6942億円 127,800,000株 7,922,000株
2024年12月期 187.3円 1671.8円 63.0円 33.6% 382.0円 18.9倍 3539.8円 4246億円 127,800,000株 7,851,300株
2023年12月期 105.1円 1517.0円 113.3円 107.8% 266.1円 29.6倍 3111.0円 3776億円 127,800,000株 6,420,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 14.6% 10.0% 13.1% 37.7% 20.0% 23.7% 14.1% 4.2% 67.9% 0.12
2024年12月期 11.3% 8.1% 11.0% 36.5% 16.5% 20.6% 11.3% 13.6% 71.1% 0.05
2023年12月期 6.9% 5.1% 8.2% 35.7% 14.0% 18.8% 7.8% 4.8% 72.9% 0.06

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 17.9% 43.2% 47.0% 10.5% 15.0% 16.2% 取締役社長 種市順昭
2024年12月期 23.8% 45.7% 78.4% 12.8% 14.3% 16.9% 取締役社長 種市順昭
2023年12月期 -7.5% -24.8% -35.4% 11.3% 9.0% 13.4% 取締役社長 種市順昭

業種比較(化学、214社中央値)

指標東京応化工業株式会社業種中央値
ROE14.6%6.4%
ROA10.0%3.9%
営業利益率20.0%7.3%
純利益率14.1%5.2%
自己資本比率67.9%64.2%
売上成長率17.9%2.1%
PER20.8倍13.1倍
PBR3.05倍0.85倍
EV/EBITDA11.6倍6.2倍
NC/時価総額6.2%4.4%
運転資本余剰/時価総額1.4%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日油株式会社 (4403) 7017億円 2580億円
三井化学株式会社 (4183) 6839億円 1.7兆円
東ソー株式会社 (4042) 7135億円 1.0兆円
日産化学株式会社 (4021) 8048億円 2796億円
住友化学株式会社 (4005) 8242億円 2.3兆円
太陽ホールディングス株式会社 (4626) 5550億円 1379億円
株式会社クラレ (3405) 4874億円 8084億円
ライオン株式会社 (4912) 4564億円 4221億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年12月期)

半導体電子材料AI
生成AI関連需要先端レジスト高純度化学薬品微細加工技術高純度化技術

見通し: 生成AI需要拡大や円安を背景に、2027年12月期業績目標を上方修正。売上高2,950億円、営業利益580億円を目指す。先端レジストや高純度化学薬品の増産投資を継続し、成長を加速させる。

強み: 微細加工技術と高純度化技術がコアコンピタンス。先端レジストでグローバルシェアNo.1を目指す戦略と、欧州M&Aによる技術・製品ポートフォリオ強化。

懸念: エレクトロニクス業界の景気変動リスク、急速な技術革新への対応、為替変動リスク、原材料価格変動リスク、製造物責任リスク、サイバーセキュリティリスク。

リスク: エレクトロニクス業界の激しい市況変動と技術革新が業績に影響する可能性。為替変動や原材料価格上昇もリスク要因。また、知的財産権や製造物責任、サイバーセキュリティ関連のリスクにも注意が必要。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社グループは、エレクトロニクス機能材料および高純度化学薬品の製造・販売を主たる事業として展開しています。事業は「材料事業」の単一セグメントであり、2025年度の生産実績は157,231百万円(前年度比16.4%増)、販売実績は237,029百万円(前年度比17.9%増)と、いずれも堅調な伸びを示しています。主要顧客としては、台湾積体電路製造(TSMC)が前年度比30.4%増の79,631百万円(総販売実績の33.6%)を占めており、同社の存在が事業の根幹をなしていることが伺えます。エレクトロニクス機能材料部門が1,247億円、高純度化学薬品部門が1,094億円の売上をそれぞれ計上しており、両事業が事業収益を牽引しています。グローバルに事業を展開し、北米、欧州、アジア地域に生産・販売拠点を有しています。経営ビジョンとして「豊かな未来、社会の期待に化学で応える“The e-Material Global Company™”」を掲げ、2030年に向けた長期ビジョン「tok Vision 2030」の達成を目指し、中期経営計画「tok中期計画2027」を推進しています。

直近決算ハイライト

2025年度の連結業績は、売上高2,370億29百万円(前年度比17.9%増)、営業利益473億86百万円(同43.2%増)、経常利益492億74百万円(同42.6%増)と、売上高、利益ともに過去最高を更新しました。親会社株主に帰属する当期純利益も333億45百万円(同47.0%増)と大幅な増加を達成しています。この好調な業績は、スマートフォン需要が低調な一方で、生成AI関連需要の拡大やパソコンの買い替え需要の堅調さが追い風となったエレクトロニクス市場の動向に加え、先端レジストのグローバルシェアNo.1を目指す戦略の奏功、そしてドイツmicro resist technology GmbHの完全子会社化による欧州市場での戦略強化が寄与しています。また、フォトレジスト新製造棟の建設や高純度化学薬品の新製造棟着工といった戦略的投資も進められています。開発関連材料等の在庫認識に伴う一過性の利益計上も利益を押し上げる要因となりました。自己資本比率は67.9%と健全な財務基盤を維持しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、エレクトロニクス産業の高度化・多様化するニーズに応えるための「微細加工技術」と「高純度化技術」というコアコンピタンスにあります。これらの独自技術を深化させ、顧客の要求に応える製品開発を行うことで、先端レジスト分野におけるグローバルシェアNo.1を目指す姿勢は、競争優位性の源泉となっています。また、TSMCという世界最大級の半導体製造受託企業を主要顧客に持つことは、安定した需要基盤と、最先端の技術動向を早期に把握できるという点で大きな強みです。ドイツのmicro resist technology GmbHの買収により、欧州市場での顧客密着戦略を強化し、技術融合による製品ポートフォリオの拡充も進めており、グローバルな事業展開力と技術力を高めています。さらに、営業、開発、製造が一体となった戦略的な研究開発体制は、技術トレンドと顧客ニーズを先取りし、ロングランの研究開発を可能にしています。

リスク要因

当社の事業は、エレクトロニクス業界特有の景気変動リスクに晒されています。半導体・ディスプレイ市場の循環的な市況変動や、技術革新の速さ、ユーザーニーズの複雑化・多様化は、業績に影響を与える可能性があります。また、グローバルに事業を展開しているため、為替変動リスクも無視できません。さらには、原材料価格の変動や調達遅延・中断といった原材料調達リスク、製品の欠陥に起因する製造物責任リスクも存在します。研究開発においても、投入した経営資源に対して十分な成果が得られないリスクや、知的財産権を巡る紛争リスク、サイバーセキュリティリスク、自然災害や事故による生産停止リスクなども考慮すべき要因です。気候変動による異常気象や、脱炭素社会への移行に伴う炭素税等の政策・法規制の厳格化も、将来的にコスト増加や事業活動の制限につながる可能性があります。

投資テーマとの関連

当社は、半導体製造に不可欠なフォトレジストや高純度化学薬品を提供する企業として、生成AIブームを背景とした半導体需要の拡大という、極めて重要な投資テーマと深く関連しています。特に、生成AIの性能向上に直結する先端半導体の製造プロセスにおいて、当社の高精度な材料は不可欠な存在となりつつあります。中期経営計画における定量目標の引き上げは、この生成AI関連需要の拡大を織り込んだものであり、今後の成長への期待感を示唆しています。また、通信革命やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展も、エレクトロニクス材料の需要を刺激する要因となります。さらに、環境規制への対応やCO2排出量削減に貢献する製品開発への取り組みは、サステナビリティやGX(グリーントランスフォーメーション)といったテーマとも関連性が高まっています。

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