日油株式会社 (4403) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
ヘルスケアIT再生可能エネルギー電子材料バイオテクノロジー再生医療創薬宇宙防衛DXAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 12/215位
A
安定性
業種 46/215位
C
成長性
業種 84/214位
C
効率性
業種 50/215位
A
CF健全性
業種 26/215位
売上高
2580億円
粗利率
34.5%
営業利益率
18.4%
純利益率
15.7%
ROE
13.7%
ROIC
11.0%
自己資本比率
74.0%
D/Eレシオ
0.02
有利子負債
51億円
ネットキャッシュ
778億円
NC/時価総額
11.1%
運転資本余剰*
-33億円
運転資本余剰/時価総額*
-0.5%
フリーCF
314億円
FCFマージン
12.2%
キャッシュ化率
0.88倍
PBR
2.38倍
EV/EBITDA
9.0倍
PER
17.6倍
想定株価
3100.1円
想定時価総額
7017億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2580億円 891億円 221億円 474億円 695億円 504億円 406億円
2025年3月期 2383億円 852億円 80億円 453億円 533億円 466億円 365億円
2024年3月期 2223億円 795億円 69億円 421億円 491億円 456億円 340億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3992億円 2368億円 862億円 165億円 2953億円
2025年3月期 3572億円 2120億円 583億円 193億円 2785億円
2024年3月期 3414億円 2049億円 541億円 214億円 2650億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 830億円 643億円 748億円 51億円 461億円 - -33億円
2025年3月期 827億円 573億円 592億円 50億円 419億円 - 244億円
2024年3月期 875億円 510億円 546億円 52億円 512億円 - 334億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 359億円 -44億円 -314億円 314億円
2025年3月期 290億円 -137億円 -220億円 152億円
2024年3月期 300億円 -150億円 -171億円 150億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 176.3円 1304.3円 61.0円 34.6% 343.9円 17.6倍 3100.1円 7017億円 236,524,000株 10,167,000株
2025年3月期 153.9円 1192.7円 45.0円 29.2% 332.7円 13.1倍 2020.4円 4717億円 236,524,000株 3,066,700株
2024年3月期 141.2円 1109.0円 76.7円 54.3% 344.7円 14.8倍 2085.1円 4981億円 242,523,000株 3,642,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 13.7% 10.2% 11.0% 34.5% 18.4% 27.0% 15.7% 12.2% 74.0% 0.02
2025年3月期 13.1% 10.2% 11.2% 35.7% 19.0% 22.4% 15.3% 6.4% 78.0% 0.02
2024年3月期 12.8% 10.0% 10.9% 35.8% 19.0% 22.1% 15.3% 6.8% 77.6% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 8.3% 4.6% 11.1% 5.8% 8.4% 5.3% -
2025年3月期 7.2% 7.5% 7.4% 7.3% 5.7% 8.4% 代表取締役社長 沢村孝司
2024年3月期 2.1% 3.7% 0.1% 8.8% 3.3% 16.6% 代表取締役社長 沢村孝司

業種比較(化学、214社中央値)

指標日油株式会社業種中央値
ROE13.7%6.4%
ROA10.2%3.9%
営業利益率18.4%7.3%
純利益率15.7%5.2%
自己資本比率74.0%64.2%
売上成長率8.3%2.1%
PER17.6倍13.1倍
PBR2.38倍0.85倍
EV/EBITDA9.0倍6.2倍
NC/時価総額11.1%4.4%
運転資本余剰/時価総額-0.5%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
東京応化工業株式会社 (4186) 6942億円 2370億円
東ソー株式会社 (4042) 7135億円 1.0兆円
三井化学株式会社 (4183) 6839億円 1.7兆円
日産化学株式会社 (4021) 8048億円 2796億円
住友化学株式会社 (4005) 8242億円 2.3兆円
太陽ホールディングス株式会社 (4626) 5550億円 1379億円
株式会社クラレ (3405) 4874億円 8084億円
ライオン株式会社 (4912) 4564億円 4221億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

ヘルスケアIT再生可能エネルギー電子材料
ライフ・ヘルスケア事業環境・エネルギー事業電子・情報事業新技術・新事業創出DX・スマートファクトリー化

見通し: 2025年度は、ライフ・ヘルスケア、環境・エネルギー、電子・情報の3分野に経営資源を集中し、持続的成長を目指す。M&Aやオープンイノベーションも活用し、新技術・新事業創出を加速。売上高8.2%増、営業利益4.6%増と堅調に推移。

強み: 「バイオから宇宙まで」を掲げる多角的な事業ポートフォリオ。3つの重点分野への戦略投資と、新研究所設立による研究開発体制強化が強み。

懸念: 海外拠点のガバナンス不全やサイバー攻撃リスク、技術流出リスクなど、グローバル展開に伴うリスク管理が課題。

リスク: 地震・津波、感染症等の自然災害やパンデミックによる事業中断リスク。海外拠点のガバナンス不全やサイバー攻撃による情報漏洩・事業中断リスク。知的財産権侵害や技術流出による競争力低下リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

本企業グループは、機能化学品、医薬・医療・健康、化薬の3つの主要事業セグメントを中心に、運送や不動産といったその他の事業も展開している。機能化学品事業では、脂肪酸誘導体、界面活性剤、エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体、有機過酸化物、特殊防錆処理剤などを製造・販売しており、電子材料や機能性ポリマーなども手掛ける。医薬・医療・健康事業では、食用加工油脂、食品機能材、健康関連製品、生体適合性素材、医薬用製剤原料などを扱っている。化薬事業では、産業用爆薬類、宇宙関連製品、防衛関連製品などを提供している。これらの事業は、国内外の子会社や関連会社を含めたグローバルなネットワークを通じて展開されている。企業理念として「バイオから宇宙まで、化学の力で新しい価値を創造する企業グループとして、人と社会に貢献する」を掲げ、「挑戦」「公正」「調和」の3つの価値観を重視し、持続的な成長を目指している。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が前期比8.2%増の2,580億円となり、増収を達成した。営業利益は同4.6%増の474億円、経常利益は同8.1%増の504億円、当期純利益は同11.1%増の406億円といずれも増益を記録した。特に、化薬事業が防衛関連製品の販売増加や宇宙関連製品の出荷増により、売上高59.1%増、営業利益154.9%増と大きく貢献した。機能化学品事業は売上高3.4%減、営業利益9.9%減と減収減益となったものの、特殊防錆処理剤の堅調な需要により一部カバーされた。医薬・医療・健康事業は売上高4.0%増、営業利益0.8%増と増収微増益となった。純資産は同3.6%増の2,557億円、総資産は同11.8%増の3,992億円へと増加した。営業キャッシュフローも前期比23.8%増の359億円と堅調に推移しており、株主還元としては1株配当が同35.6%増の61円となった。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、多岐にわたる事業領域と、それぞれの分野における長年の技術蓄積にある。特に「ライフ・ヘルスケア」「環境・エネルギー」「電子・情報」の3分野に経営資源を重点的に投入し、新技術・新事業の創出を加速している点が挙げられる。具体的には、機能化学品事業における化粧品ODM製造設備の増設や、電子部品材料・高機能電子材料分野での生産能力増強、化薬事業における防衛力整備計画への対応などが進められている。また、「ヘルスサイエンス研究所」と「マテリアルサイエンス研究所」の新設による研究開発体制の強化、オープンイノベーションの推進、スタートアップへの投資など、将来の成長に向けた積極的な投資姿勢も競争優位性を高める要因となっている。さらに、DXやMI(マテリアルズ・インフォマティクス)の活用による研究開発・生産効率の向上、スマートファクトリー化といった取り組みも、持続的な競争力維持に寄与すると考えられる。

リスク要因

事業を取り巻くリスクとしては、まずグローバル経済の不確実性が挙げられる。米国の通商政策、ウクライナ危機、中東情勢の緊迫化といった地政学リスクは、原燃料価格の高止まりや金融資本市場の変動を招き、業績に影響を与える可能性がある。また、自然災害や感染症のパンデミック、サイバー攻撃・情報システム障害、火災・爆発といった偶発的な事象は、事業継続計画(BCP)を策定しているものの、想定を超える規模となった場合には、生産、販売、物流活動の中断や、甚大な損害賠償につながるリスクがある。さらに、国内外の法規制遵守に関するリスク、海外拠点のガバナンス不全、知的財産権侵害や技術流出、製品の品質偽装、ハラスメント・人権侵害、人材育成の遅滞、非財務情報の開示不足、サプライヤーにおける人権・環境問題なども、企業の信用や業績に影響を及ぼす可能性がある。

投資テーマとの関連

同社は、化学の力で新しい価値を創造する企業として、複数の主要投資テーマと関連が深い。特に「ライフ・ヘルスケア」分野では、医薬・医療・健康事業における食品機能材、健康関連製品、生体適合性素材、医薬用製剤原料などが、健康寿命の延伸やQOL向上といったテーマに貢献している。また、「環境・エネルギー」分野では、機能化学品事業における脂肪酸誘導体などが、再生可能エネルギー関連や省エネルギー技術への応用が期待される。さらに、「電子・情報」分野では、機能化学品事業における電子材料や高機能電子材料などが、半導体、ディスプレイ、通信機器といった成長分野を支える基盤技術となりうる。化薬事業においては、防衛力整備計画への対応が、安全保障といったテーマとの関連を示唆している。これらの分野への積極的な投資や新技術開発は、今後の成長ドライバーとして注目される。

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