フリー株式会社 (4478) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSフィンテック
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 485/649位
D
安定性
業種 527/657位
D
成長性
業種 432/637位
D
効率性
業種 550/657位
D
CF健全性
業種 473/656位
売上高
333億円
粗利率
82.2%
営業利益率
1.8%
純利益率
4.1%
ROE
7.0%
ROIC
1.5%
自己資本比率
37.1%
D/Eレシオ
0.49
有利子負債
96億円
ネットキャッシュ
262億円
NC/時価総額
11.5%
運転資本余剰*
45億円
運転資本余剰/時価総額*
2.0%
フリーCF
-9億円
FCFマージン
-2.8%
キャッシュ化率
2.67倍
PBR
11.66倍
EV/EBITDA
216.1倍
PER
165.2倍
想定株価
3845.9円
想定時価総額
2275億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 333億円 274億円 3億円 6億円 9億円 4億円 14億円
2024年6月期 254億円 210億円 - -84億円 - -86億円 -102億円
2023年6月期 192億円 161億円 - -79億円 - -80億円 -123億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 526億円 459億円 313億円 16億円 195億円
2024年6月期 400億円 384億円 214億円 16億円 168億円
2023年6月期 428億円 412億円 141億円 17億円 257億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 358億円 - 36億円 96億円 4億円 6億円 45億円
2024年6月期 318億円 - 27億円 47億円 4億円 - 104億円
2023年6月期 359億円 - 23億円 - 5億円 - 219億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 37億円 -46億円 50億円 -9億円
2024年6月期 -68億円 -11億円 37億円 -79億円
2023年6月期 -48億円 -19億円 5億円 -67億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 23.3円 329.8円 - - 442.7円 165.2倍 3845.9円 2275億円 59,221,680株 62,500株
2024年6月期 -174.4円 286.5円 - - 462.0円 - - - 58,600,020株 42,900株
2023年6月期 -215.6円 444.7円 - - 620.5円 - - - 57,875,116株 12,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 7.0% 2.6% 1.5% 82.2% 1.8% 2.8% 4.1% -2.8% 37.1% 0.49
2024年6月期 -60.5% -25.4% -27.3% 82.5% -33.0% - -39.9% -30.9% 42.0% 0.28
2023年6月期 -47.9% -28.8% -21.6% 83.6% -41.2% - -64.2% -34.8% 60.1% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 30.8% -92.7% -86.5% 32.3% 37.0% - 代表取締役CEO 佐々木大輔
2024年6月期 32.3% -205.9% -182.3% 35.3% - - 代表取締役CEO 佐々木大輔
2023年6月期 33.7% -360.3% -206.3% 40.7% - - 代表取締役CEO 佐々木大輔

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標フリー株式会社業種中央値
ROE7.0%11.2%
ROA2.6%6.6%
営業利益率1.8%8.6%
純利益率4.1%6.5%
自己資本比率37.1%62.0%
売上成長率30.8%9.1%
PER165.2倍17.2倍
PBR11.66倍2.29倍
EV/EBITDA216.1倍7.8倍
NC/時価総額11.5%20.5%
運転資本余剰/時価総額2.0%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ジャストシステム (4686) 2249億円 515億円
株式会社マネーフォワード (3994) 2309億円 503億円
株式会社 TKC (9746) 2184億円 835億円
株式会社JMDC (4483) 2120億円 505億円
株式会社NSD (9759) 2080億円 1178億円
Sansan株式会社 (4443) 2544億円 432億円
株式会社ラクス (3923) 2631億円 603億円
シンプレクス・ホールディングス株式会社 (4373) 1792億円 587億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2024年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2022年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2021年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2020年6月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年6月期)

SaaSフィンテック
スモールビジネス向け統合型ERPクラウド会計・人事労務ソフトユーザー基盤拡大顧客価値最大化金融サービス連携

見通し: 2025年6月期に黒字化を達成し、今後も売上高成長と収益性向上を両立させ、2028年6月期には調整後FCFマージン15%以上を目指す。スモールビジネス向けERPとしてのTAM拡大とユーザー基盤拡大が成長ドライバー。

強み: SaaSモデルによる安定収益、統合型プラットフォームによるユニークな顧客価値、スモールビジネス市場における強固なポジション。

懸念: クラウド市場の成長鈍化、技術革新への対応遅延、競合激化、規制変更リスク。特に、ユーザー継続率や単価向上が想定を下回る可能性。

リスク: クラウド市場の成長鈍化や技術革新への対応遅延が事業成長を阻害するリスク。競合激化やユーザー継続率低下により、想定した収益が得られない可能性。規制変更や情報漏洩による事業停止・信用失墜リスク。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

freee株式会社は、スモールビジネスを世界の主役にすることを使命とし、「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」を提供しています。主要事業は、個人事業主から法人まで、スモールビジネスのバックオフィス業務全般を効率化するクラウド型SaaSサービスです。具体的には、会計ソフト「freee会計」、人事労務ソフト「freee人事労務」を中心に、経費精算、請求書発行、販売管理、電子契約、さらにはクレジットカードサービスやファクタリングといった金融サービスまで、統合的に提供しています。同社は、従来の会計・人事労務ソフトを単にクラウド化したのではなく、経費精算や請求書発行といった記帳業務の上流工程まで含めた一体的な設計により、経理業務のみならずバックオフィス全体の効率化と経営者の意思決定支援に寄与するユニークなサービス設計が強みです。国内99.7%を占める中小企業は生産性が低く、テクノロジー活用に大きな成長ポテンシャルがあると捉え、個人事業主、従業員19名以下のSmall、従業員20名以上1,000名以下のMidの3領域に対し、それぞれに最適化されたソリューションを提供しています。

直近決算ハイライト

2025年6月期において、同社は創業以来継続していた赤字から黒字化を達成するという重要な節目を迎えました。これは、継続的な成長戦略と収益性向上への取り組みが結実した結果と言えます。売上高は堅調に成長しており、有料課金ユーザー企業数も606,533件と、創業以来拡大を続けています。特に、会計事務所とのパートナーシップ拡大が顧客獲得を大きく伸長させた要因の一つと考えられます。サブスクリプション売上高比率が90%超と安定した収益構造を維持しており、月次平均解約率も約1.1%と、スモールビジネスを対象としたサービスとしては低い水準を達成しています。これは、機能開発やカスタマーサクセスへの継続的な投資が顧客維持に貢献していることを示唆しています。今後は、売上高成長率と調整後FCFマージンの合計で40%に到達することを目標に掲げ、持続的な事業成長と収益性の向上の両立を目指しています。

強みと競争優位性

freee株式会社の最大の強みは、スモールビジネス向け統合型経営プラットフォームとしてのユニークなポジションと、その市場における高い成長ポテンシャルです。同社のサービスは、単なる会計・人事労務ソフトではなく、バックオフィス業務全体をカバーする「統合型」であり、経費精算や請求書発行などの上流工程から記帳業務まで一貫して提供することで、顧客の業務効率化を抜本的に支援します。これにより、競合他社との差別化を図り、約1.6兆円とされる財務・人事労務ソフト市場におけるクラウドソリューションの浸透率の低さを背景に、さらなるTAM拡大を目指せる状況にあります。また、同社が提供する「freee会計」には、各ユーザー企業のトランザクションデータが集約されるという強みがあり、これはECサイトや決済サービスなど個別のサービスでは実現できない、スモールビジネスの情報が集積されたビジネスプラットフォームとしての優位性につながります。さらに、サブスクリプションモデルによる安定的な収益基盤と、低い解約率も競争優位性を支えています。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因は多岐にわたりますが、特に「クラウド関連市場の成長阻害」は、事業の根幹に関わるリスクです。サブスクリプション売上高が収益の大半を占めるため、クラウドサービスの導入が想定通りに進まなかった場合、事業に大きな影響を与える可能性があります。また、「技術革新・規制変更への対応」も重要なリスクです。クラウドサービスを取り巻く技術革新のスピードは速く、常に先端技術を取り入れる必要があります。対応の遅れや競合他社の優れたサービス展開は、競争力の低下を招く可能性があります。さらに、会計、税務、人事労務などの規制変更への迅速かつ的確な対応も求められます。加えて、金融サービス展開に伴う「法的規制」、「情報管理体制」、「与信管理」に関するリスクや、競争環境の変化、既存ユーザーの継続率・単価向上、先行投資からの効果が期待通りに実現しないリスクなども、事業運営上の課題として挙げられます。

投資テーマとの関連

freee株式会社は、スモールビジネスのDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に推進する企業として、現代の主要な投資テーマと深く関連しています。まず、AIやクラウドコンピューティングといったテクノロジーを駆使したサービス提供は、AI・クラウド関連への投資テーマと合致しています。同社の統合型経営プラットフォームは、スモールビジネスの業務効率化と生産性向上を支援し、これは、人手不足が深刻化する日本経済における労働生産性向上という大きな社会課題への貢献とも捉えられます。また、フィンテック領域への金融サービス展開は、フィンテック関連への関心とも連動します。スモールビジネスの経営支援、ひいては日本経済全体の活性化に貢献するポテンシャルを持つ同社は、持続的な経済成長を支える基盤技術やサービスを提供する企業として、長期的な視点での投資対象となり得ます。特に、中小企業・個人事業主といった、これまでIT化が遅れていた層へのテクノロジー浸透を加速させる役割は、今後の日本経済の成長を考える上で重要です。

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