株式会社JMDC (4483) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
ヘルスケアITバイオテクノロジーAIデータセンター遠隔医療ビッグデータ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 216/649位
D
安定性
業種 490/657位
B
成長性
業種 234/637位
D
効率性
業種 547/657位
D
CF健全性
業種 488/656位
売上高
505億円
粗利率
54.9%
営業利益率
20.8%
純利益率
13.4%
ROE
8.1%
ROIC
5.4%
自己資本比率
52.8%
D/Eレシオ
0.62
有利子負債
520億円
ネットキャッシュ
-231億円
NC/時価総額
-10.9%
運転資本余剰*
41億円
運転資本余剰/時価総額*
1.9%
フリーCF
-20億円
FCFマージン
-3.9%
キャッシュ化率
1.27倍
PBR
2.53倍
EV/EBITDA
19.6倍
PER
31.3倍
想定株価
3239.7円
想定時価総額
2120億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 505億円 277億円 15億円 105億円 120億円 100億円 68億円
2025年3月期 417億円 238億円 14億円 87億円 101億円 85億円 73億円
2024年3月期 324億円 193億円 12億円 70億円 95億円 69億円 46億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1585億円 566億円 249億円 495億円 837億円
2025年3月期 1430億円 559億円 205億円 440億円 780億円
2024年3月期 1225億円 414億円 342億円 175億円 706億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 290億円 5億円 240億円 520億円 非該当 626億円 41億円
2025年3月期 322億円 4億円 201億円 469億円 非該当 584億円 117億円
2024年3月期 145億円 2億円 222億円 378億円 非該当 560億円 -198億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 19億円 105億円
2025年3月期 21億円 73億円
2024年3月期 36億円 45億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 86億円 -106億円 -13億円 -20億円
2025年3月期 147億円 -35億円 65億円 112億円
2024年3月期 -1700万円 -249億円 166億円 -249億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 103.4円 1278.1円 18.0円 17.4% -352.9円 31.3倍 3239.7円 2120億円 65,439,808株 800株
2025年3月期 111.3円 1193.0円 16.0円 14.4% -225.1円 24.8倍 2760.1円 1804億円 65,373,808株 700株
2024年3月期 71.8円 1080.5円 14.0円 19.5% -357.5円 50.3倍 3608.8円 2358億円 65,331,208株 600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.1% 4.3% 5.4% 54.9% 20.8% 23.8% 13.4% -3.9% 52.8% 0.62
2025年3月期 9.3% 5.1% 4.9% 57.2% 20.9% 24.2% 17.4% 26.9% 54.5% 0.60
2024年3月期 6.5% 3.8% 4.5% 59.5% 21.6% 29.3% 14.2% -76.8% 57.6% 0.54

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 20.9% 20.7% -7.0% 22.0% 24.6% 21.1% -
2025年3月期 28.8% 24.4% 57.9% 24.1% 28.0% 22.0% 代表取締役社長 兼CEO野口亮
2024年3月期 16.4% 18.2% 8.0% 24.5% - 23.8% 代表取締役社長 兼CEO野口亮

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社JMDC業種中央値
ROE8.1%11.2%
ROA4.3%6.6%
営業利益率20.8%8.6%
純利益率13.4%6.5%
自己資本比率52.8%62.0%
売上成長率20.9%9.1%
PER31.3倍17.2倍
PBR2.53倍2.29倍
EV/EBITDA19.6倍7.8倍
NC/時価総額-10.9%20.5%
運転資本余剰/時価総額1.9%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社NSD (9759) 2080億円 1178億円
株式会社 TKC (9746) 2184億円 835億円
株式会社ジャストシステム (4686) 2249億円 515億円
フリー株式会社 (4478) 2275億円 333億円
株式会社マネーフォワード (3994) 2309億円 503億円
シンプレクス・ホールディングス株式会社 (4373) 1792億円 587億円
フューチャー株式会社 (4722) 1758億円 760億円
Sansan株式会社 (4443) 2544億円 432億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2024年3月期: 極端なFCFマージン
2023年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

ヘルスケアITバイオテクノロジーAIデータセンター
ヘルスビッグデータ活用遠隔医療サービスAIエンジン開発健康情報プラットフォーム「Pep Up」健康経営アライアンス

見通し: ヘルスビッグデータ事業が牽引し、売上高20.9%増、営業利益20.7%増と好調。AIエンジン開発やアジア展開も進み、持続的な成長が期待される。

強み: 「健康で豊かな人生をすべての人に」を企業理念に、ヘルスビッグデータとICTで持続可能なヘルスケアシステム構築を目指す。強固なデータベースとAI活用が強み。

懸念: 事業拡大に伴うシステムトラブル、情報漏洩リスク、競合他社との競争激化、他社知的財産権侵害の可能性。

リスク: 個人情報漏洩・悪用による信用低下リスク。システムトラブルによるサービス低下リスク。競合激化による販売競争劣勢リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当企業は「データとICTの力で、持続可能なヘルスケアシステムを実現する」ことを企業理念に掲げ、ヘルスビッグデータと遠隔医療の二つのセグメントを中心に事業を展開しています。ヘルスビッグデータ事業では、健康保険組合等から収集したレセプトデータや健診データ、加入者台帳などを匿名加工し、民間利用可能な国内最大規模のヘルスビッグデータ基盤を構築・活用しています。製薬企業、保険会社、研究機関などに対し、データ分析サービスや、健康情報プラットフォーム「Pep Up」を通じた個別アドバイス、疾病リスク表示などを提供しています。また、医療機関に対しても、データ分析サービスや診療報酬ファクタリング、薬剤データベース提供などを行っています。遠隔医療事業では、国内最大の放射線診断専門医プラットフォームを有し、医療機関と契約読影医をオンラインで繋ぐ遠隔読影サービスや、遠隔画像診断を可能とするASPサービスを提供しています。これらの事業を通じて、医療費の増大、医療の地域格差、生活習慣病の増大、労働力不足といった社会課題の解決を目指し、持続可能なヘルスケアシステムの実現に貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比20.9%増の505億円と大幅な増収を達成しました。営業利益も同20.7%増の105億円と、売上高の伸びと連動する形で堅調に増加しています。経常利益は同17.1%増の100億円となり、増収効果が利益を押し上げました。一方で、当期純利益は同7.0%減の68億円と減益に転じました。これは、営業利益の増加があったものの、その他の要因が影響したと考えられます。親会社所有者に帰属する当期純利益は67.65億円、配当金の支払額は10.45億円となっています。純資産は同7.2%増の837億円、総資産は同10.9%増の1,585億円と、資産・負債ともに増加傾向にあります。営業活動によるキャッシュ・フローは86億円と、前年同期比で41.5%減少しましたが、これは法人所得税の支払い増加や営業債権の増加などが主な要因です。1株当たり純利益(EPS)は103.44円(前期比-7.1%)となりました。

強みと競争優位性

同社の強みは、ヘルスビッグデータ事業における国内最大級のデータ基盤と、それを活用した高付加価値サービス提供能力にあります。健康保険組合等から収集した多様なデータを匿名加工し、民間利用可能な形で保有していることは、参入障壁の高さを示しています。また、健康情報プラットフォーム「Pep Up」は、ユーザー一人ひとりに合わせた個別アドバイスや疾病リスク表示を提供し、顧客エンゲージメントを高めています。これにより、保険者・生活者向け事業だけでなく、製薬企業や保険会社といった産業向け事業においても、顧客単価の向上(アップセル)とデータ種類の拡充(クロスセル)を両立させています。遠隔医療事業においては、国内最大の放射線診断専門医プラットフォームを保有しており、医師不足という社会課題に対応するサービスとして、医療機関からの評価を得ています。AI技術を活用した画像診断支援プラットフォーム「AI-RAD」の開発も進めており、サービスの高度化と将来的な競争力強化に繋がる可能性があります。

リスク要因

同社が直面するリスクとしては、まず競合他社との競争が挙げられます。資本力や技術開発力、価格競争力において優位性を持つ競合が出現した場合、販売競争で劣勢に立たされる可能性があります。また、事業運営が情報システムに大きく依存しているため、セキュリティ侵害や不正アクセス、自然災害などによるシステムトラブルが発生した場合、直接的な損害やサービス低下を招くリスクがあります。遠隔画像診断サービスにおいては、契約読影医による誤診やトラブル発生が、会社の信用や業績に影響を与える可能性も否定できません。さらに、個人情報保護規制の変更や、医薬品・医療機器に関する法規制の変更なども、事業運営に影響を与える可能性があります。企業買収を成長戦略の一つとしているため、買収に伴う期待通りのシナジー効果が得られないリスクや、偶発的な債務発生のリスクも存在します。

投資テーマとの関連

当企業は、ヘルスケア分野におけるデータ活用とDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する企業として、現代の主要な投資テーマと深く関連しています。特に、AI(人工知能)やビッグデータといったテーマとの親和性が高く、医療ビッグデータを活用したAIエンジン開発や、データ分析による医療の高度化・効率化への貢献が期待されます。また、政府が進める医療費適正化や、マイナンバーカードを活用したヘルスケアデータの活用促進といった政策動向も、同社事業の追い風となる可能性があります。高齢化社会の進展に伴う医療費増大への対応や、医療の地域格差是正といった社会課題解決への貢献は、ESG投資の観点からも注目される要素です。海外展開にも意欲を見せており、アジア諸国におけるヘルスケア課題解決への貢献も、将来的な成長ポテンシャルとして期待できます。

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