株式会社NSD (9759) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AISaaSクラウド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 126/649位
A
安定性
業種 168/657位
C
成長性
業種 286/637位
A
効率性
業種 97/657位
A
CF健全性
業種 162/656位
売上高
1178億円
粗利率
25.3%
営業利益率
16.2%
純利益率
11.0%
ROE
17.6%
ROIC
18.1%
自己資本比率
75.7%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
325億円
NC/時価総額
15.6%
運転資本余剰*
172億円
運転資本余剰/時価総額*
8.3%
フリーCF
131億円
FCFマージン
11.1%
キャッシュ化率
1.24倍
PBR
2.82倍
EV/EBITDA
8.7倍
PER
16.1倍
想定株価
2739.8円
想定時価総額
2080億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1178億円 298億円 12億円 191億円 203億円 193億円 130億円
2025年3月期 1078億円 275億円 12億円 168億円 180億円 170億円 118億円
2024年3月期 1013億円 250億円 13億円 152億円 165億円 153億円 103億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 974億円 600億円 153億円 74億円 738億円
2025年3月期 905億円 544億円 147億円 75億円 674億円
2024年3月期 864億円 501億円 145億円 78億円 624億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 325億円 8億円 236億円 - 17億円 82億円 172億円
2025年3月期 299億円 6億円 228億円 19億円 18億円 95億円 152億円
2024年3月期 270億円 5億円 194億円 32億円 17億円 103億円 124億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 162億円 -31億円 -105億円 131億円
2025年3月期 123億円 9億円 -103億円 132億円
2024年3月期 122億円 -178億円 -58億円 -57億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 170.5円 971.4円 96.0円 56.3% 427.9円 16.1倍 2739.8円 2080億円 86,000,000株 10,077,600株
2025年3月期 153.6円 881.7円 87.0円 56.6% 366.8円 21.8倍 3344.1円 2557億円 86,000,000株 9,535,700株
2024年3月期 133.3円 811.3円 72.0円 54.0% 309.1円 22.3倍 2976.4円 2288億円 86,000,000株 9,118,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 17.6% 13.4% 18.1% 25.3% 16.2% 17.2% 11.0% 11.1% 75.7% -
2025年3月期 17.5% 13.0% 17.0% 25.5% 15.6% 16.7% 10.9% 12.3% 74.5% 0.03
2024年3月期 16.4% 11.9% 16.2% 24.6% 15.0% 16.3% 10.1% -5.6% 72.2% 0.05

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.3% 13.2% 10.3% 14.7% 12.2% 15.0% -
2025年3月期 6.5% 11.0% 14.9% 14.8% 10.6% 13.9% 代表取締役社長 今城義和
2024年3月期 29.8% 21.2% 0.4% 15.2% 10.3% 15.5% 代表取締役社長 今城義和

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社NSD業種中央値
ROE17.6%11.1%
ROA13.4%6.6%
営業利益率16.2%8.6%
純利益率11.0%6.5%
自己資本比率75.7%62.0%
売上成長率9.3%9.1%
PER16.1倍17.2倍
PBR2.82倍2.29倍
EV/EBITDA8.7倍7.8倍
NC/時価総額15.6%20.5%
運転資本余剰/時価総額8.3%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社JMDC (4483) 2120億円 505億円
株式会社 TKC (9746) 2184億円 835億円
株式会社ジャストシステム (4686) 2249億円 515億円
フリー株式会社 (4478) 2275億円 333億円
株式会社マネーフォワード (3994) 2309億円 503億円
シンプレクス・ホールディングス株式会社 (4373) 1792億円 587億円
フューチャー株式会社 (4722) 1758億円 760億円
株式会社DTS (9682) 1636億円 1352億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AISaaS
DX・AIソリューション事業システム開発事業(金融IT、産業IT、社会基盤IT、ITインフラ)プライベート生成AIプラットフォーム「BizInsight」AI議事録ツール「QuickDigest」中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)

見通し: 今期は売上高9.3%増、営業利益13.2%増と堅調な業績。中期経営計画では2029年3月期に売上高1,500億円、うちDX・AI・ソリューション事業800億円を目指す。

強み: 金融ITを中心に長年の実績と顧客基盤。AI・DX分野への注力と、システム開発からソリューション事業へのシフトが強み。

懸念: AI・DX分野での対応遅れによる受注機会逸失リスク。優秀な人材の確保・育成が事業継続の鍵。

リスク: DX・AI分野での競争激化と対応遅れによる受注機会逸失。優秀な人材の確保・育成が想定通りに進まないリスク。情報セキュリティインシデントによる信用の失墜。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

NSD<0xE3><0x80><0x80>グループは、システム開発事業とソリューション事業を主軸とするITサービス企業です。システム開発事業は、金融IT、産業IT、社会基盤IT、ITインフラの4つの領域に細分化され、それぞれ銀行・保険・証券といった金融機関、製造業・商業、通信・運輸・公共団体、IT基盤・ネットワーク構築といった幅広い顧客層に対し、ソフトウェア開発やシステムコンサルティングを提供しています。特に、長年にわたる多様な業種との取引を通じて蓄積された「顧客業務プロセスの知見」が強みとなっています。ソリューション事業では、医療・ヘルスケア、ヒューマンリソース、物流、株主優待サービス、RFID、セキュリティなど、汎用性の高いものから業務特化型まで、多様なソリューションを提供し、第二の収益の柱として育成を図っています。AI・DX分野への注力を加速しており、AI議事録ツール「QuickDigest」やプライベート生成AIプラットフォーム「BizInsight」などの製品開発、営業基盤の拡充を進め、顧客との共創や外部ネットワークの拡大にも取り組んでいます。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、NSDグループは売上高1,178億円、前期比9.3%増収を達成し、堅調な成長を示しました。営業利益は191億円、前期比13.2%増益、経常利益は193億円、前期比13.4%増益と、利益面でも増収効果と事業運営の効率化により、大幅な増加となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も130億円、前期比10.3%増と、着実に増加しています。特に注力しているDX・AI等新技術関連事業を含むDAS事業は、売上高576億円、前期比15.8%増と大きく伸長しており、これが全体の業績を牽引しました。システム開発事業全体も、金融IT、産業IT、社会基盤IT、ITインフラの各セグメントで堅調な成長を見せ、売上高1,001億円、前期比8.3%増となりました。ソリューション事業も、医療DX関連やセキュリティ強化ニーズの高まりを背景に、売上高177億円、前期比15.0%増と大きく成長しました。1株配当も96円、前期比10.3%増と、株主還元も着実に行われています。

強みと競争優位性

NSDグループの強みは、長年にわたる多様な業種におけるシステム開発で培われた「顧客業務プロセスの知見」にあります。これにより、顧客の潜在的な課題までも見抜き、的確な提案を行うコンサルティング能力を高めています。また、創業以来、金融業をはじめとする多くの顧客から厚い信頼を得ており、安定した顧客基盤と長期的な取引関係を築いていることは、収益の安定性に貢献しています。IT業界における高い利益率、厚い自己資本、そして社内に多数在籍する優秀なシステムエンジニアも、強固な経営基盤を支えています。さらに、DXやAI分野への積極的な投資と、それに関連する事業本部の設置、子会社「NSD AIテクノロジー株式会社」を通じた研究開発体制の強化は、急速に変化するIT市場において競争優位性を維持・拡大するための重要な戦略となっています。M&Aを戦略的に活用し、事業規模の拡大と新たな技術・ノウハウの獲得を両立させている点も、競争環境における優位性と言えます。

リスク要因

NSDグループが認識している主要なリスクとして、まず事業全般における社会・経済情勢の変化、IT技術の変革、競合状況、大型案件の成約成否などが挙げられます。これらのリスクに対しては、プロジェクト管理を含むリスクマネジメントを徹底することで対応しています。また、DXやAI分野への対応の遅れは、受注機会の逸失につながる可能性があり、このリスクに対しては「イノベーション事業本部」などを中心に技術・ノウハウの蓄積、人材確保・育成、経営資源の効率的な活用を進めています。優秀な人材の確保・育成が想定通りに進まない場合、生産性低下やコスト増大につながるリスクも存在し、多様な人材が活躍できる環境整備や研修制度の充実を図ることで対応しています。情報サービス事業の特性上、情報セキュリティ及び知的財産権に関するリスクも重要であり、情報資産の流出や不正侵入を防ぐための対策を徹底しています。自然災害や感染症の発生といった予期せぬ事態への対応として、事業継続計画の改善やテレワーク等の柔軟な働き方にも取り組んでいます。

投資テーマとの関連

NSDグループは、AI(人工知能)およびDX(デジタルトランスフォーメーション)分野への注力を経営戦略の核としており、これらの投資テーマとの関連性は非常に深いです。具体的には、AI議事録ツール「QuickDigest」やプライベート生成AIプラットフォーム「BizInsight」といったAI関連製品の開発・提供を進めており、生成AIの活用を事業拡大の重要な柱と位置づけています。また、DXを目的としたシステム開発事業を注力分野(DAS事業)の中心に据え、クラウド技術やAIを活用したシステム開発を推進しています。製造業における生産計画の自動化や、水道事業体の「次世代水道事業DX」支援など、具体的なDX推進事例も報告されています。さらに、中期経営計画では2029年3月期までにDX・AI・ソリューション事業の売上高を800億円に拡大することを目指しており、これらの投資テーマへのコミットメントの強さが伺えます。AI技術の進化や社会的なDX推進の動きは、同社の成長機会に直結するものと考えられます。

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