株式会社ジャストシステム (4686) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AI生成AISaaSEdTech
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 78/649位
A
安定性
業種 27/657位
B
成長性
業種 159/637位
C
効率性
業種 407/657位
A
CF健全性
業種 156/656位
売上高
515億円
粗利率
80.1%
営業利益率
43.7%
純利益率
29.3%
ROE
12.7%
ROIC
13.3%
自己資本比率
87.0%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
649億円
NC/時価総額
28.9%
運転資本余剰*
475億円
運転資本余剰/時価総額*
21.1%
フリーCF
58億円
FCFマージン
11.2%
キャッシュ化率
1.30倍
PBR
1.89倍
EV/EBITDA
6.3倍
PER
14.9倍
想定株価
3501.3円
想定時価総額
2249億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 515億円 413億円 29億円 225億円 254億円 231億円 151億円
2025年3月期 446億円 348億円 25億円 180億円 205億円 182億円 123億円
2024年3月期 410億円 324億円 22億円 170億円 193億円 174億円 116億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1364億円 1246億円 174億円 3億円 1187億円
2025年3月期 1210億円 1096億円 158億円 2億円 1051億円
2024年3月期 1091億円 983億円 149億円 2億円 941億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 649億円 26億円 31億円 - 1400万円 - 475億円
2025年3月期 606億円 20億円 28億円 - 1400万円 - 447億円
2024年3月期 741億円 18億円 26億円 - 1400万円 - 591億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 196億円 -138億円 -15億円 58億円
2025年3月期 150億円 -271億円 -13億円 -121億円
2024年3月期 131億円 -86億円 -13億円 45億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 235.0円 1848.0円 27.0円 11.5% 1010.5円 14.9倍 3501.3円 2249億円 64,224,800株 1,000株
2025年3月期 191.9円 1635.3円 22.0円 11.5% 943.1円 17.6倍 3378.1円 2170億円 64,224,800株 900株
2024年3月期 181.2円 1463.7円 20.0円 11.0% 1153.3円 14.7倍 2663.5円 1711億円 64,224,800株 900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.7% 11.1% 13.3% 80.1% 43.7% 49.4% 29.3% 11.2% 87.0% -
2025年3月期 11.7% 10.2% 12.0% 78.0% 40.5% 46.0% 27.7% -27.2% 86.9% -
2024年3月期 12.4% 10.7% 12.7% 79.1% 41.6% 47.0% 28.4% 10.9% 86.2% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 15.6% 24.7% 22.4% 7.1% 4.6% 5.7% -
2025年3月期 8.7% 5.8% 5.9% 2.3% 4.1% 1.7% 代表取締役社長 関灘恭太郎
2024年3月期 -2.3% -10.5% -13.2% -0.1% 7.4% 4.2% 代表取締役社長 関灘恭太郎

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社ジャストシステム業種中央値
ROE12.7%11.1%
ROA11.1%6.6%
営業利益率43.7%8.6%
純利益率29.3%6.5%
自己資本比率87.0%62.0%
売上成長率15.6%9.1%
PER14.9倍17.2倍
PBR1.89倍2.29倍
EV/EBITDA6.3倍7.8倍
NC/時価総額28.9%20.4%
運転資本余剰/時価総額21.1%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
フリー株式会社 (4478) 2275億円 333億円
株式会社マネーフォワード (3994) 2309億円 503億円
株式会社 TKC (9746) 2184億円 835億円
株式会社JMDC (4483) 2120億円 505億円
株式会社NSD (9759) 2080億円 1178億円
Sansan株式会社 (4443) 2544億円 432億円
株式会社ラクス (3923) 2631億円 603億円
シンプレクス・ホールディングス株式会社 (4373) 1792億円 587億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2023年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2020年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

AI生成AISaaS
AI活用生成AIスマイルゼミATOK PassportDX推進

見通し: 個人・法人向けソフトウエア事業で、AI活用や新サービス展開により継続的な増収増益を目指す。特に法人向け事業の伸びが牽引役。1人当たり営業利益の拡大を重視し、企業価値向上を図る。

強み: AI技術や生成AIを活用した高付加価値な商品・サービス開発力。個人・法人双方に幅広く提供できる顧客基盤。ストック比率71.4%と安定収益基盤。

懸念: 急速な技術革新による既存技術の陳腐化リスク。新商品・サービス開発投資の回収遅延や販売不振の可能性。大株主キーエンスの経営方針変更による影響。

リスク: 急速な技術革新への対応遅れによる陳腐化リスク。新商品開発投資の回収遅延や販売不振リスク。第三者からの知的財産権侵害訴訟リスクや、情報システム停止・情報漏洩リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、株式会社ジャストシステムを中心としたソフトウェア及び関連サービスの企画・開発・提供を主たる事業としています。個人向けおよび法人向けに多岐にわたる製品・サービスを展開しており、特に近年はサブスクリプションモデルによるストックビジネスの比率を高めていることが特徴です。個人向けでは、タブレット学習教材「スマイルゼミ」や日本語ワープロソフト「一太郎」、日本語入力システム「ATOK Passport」などを提供し、AI技術を活用した個別最適化学習や生成AIによる文章作成支援機能の強化を図っています。法人向けでは、ノーコードデータベース「JUST.DB」、営業支援クラウド「JUST.SFA」、BIソリューション「Actionista!」といったDX推進を支援するツールや、教育市場向けの学習クラウド「ジャストスマイル」などを展開しています。これらの事業を通じて、顧客の利便性向上や業務効率化、教育DXの推進に貢献しています。2026年3月期の売上高は515億15百万円であり、そのうち71.4%にあたる367億76百万円がサブスクリプションによるストックビジネスからの収益となっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社グループは堅調な業績を達成しました。売上高は前期比15.6%増の515億15百万円となり、特に法人向け事業が同34.8%増と大きく成長しました。営業利益は同24.7%増の224億92百万円、経常利益は同27.2%増の231億1百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同22.4%増の150億92百万円と、増収増益を達成しています。これは、当期及びそれ以前に提供を開始した新商品・サービスが奏功したことに加え、既存ビジネスにおける安定した収益基盤が寄与した結果です。純資産は同12.9%増の1,186億88百万円と増加しており、利益剰余金の増加が主な要因です。現金及び預金は同7.2%増の649億1百万円となり、営業活動によるキャッシュ・フローは同30.6%増の196億26百万円と、資金創出力も高まっています。

強みと競争優位性

当社グループの強みは、長年にわたり培ってきたソフトウェア開発力と、個人・法人双方の多様な顧客ニーズに対応できる幅広い製品ポートフォリオにあります。特に、AI技術や生成AIを積極的に活用し、既存製品の機能強化や新サービスの開発を進めている点が競争優位性につながっています。「スマイルゼミ」におけるAI個別指導や、「ATOK Passport」の生成AI文章作成支援機能などは、顧客体験の向上に貢献しています。また、サブスクリプションモデルへの移行を推進し、ストックビジネスの割合を71.4%まで高めたことは、収益の安定化と継続的な成長基盤の確立に寄与しています。これにより、景気変動の影響を受けにくい、より強固な事業基盤を構築しています。さらに、株式会社キーエンスという強力な大株主との関係性も、経営の安定性や将来的な事業展開において潜在的な強みとなり得ます。

リスク要因

ソフトウエアビジネス特有の、人件費等の固定費が高い一方、売上変動による利益変動が大きいという構造は、常にリスクとして存在します。急速な技術革新により、既存技術やノウハウが陳腐化する可能性や、新商品・サービス開発が市場のニーズと合致せず、投資回収に失敗するリスクも考えられます。また、知的財産権を巡る紛争や、第三者による知的財産権侵害のリスクも存在し、事業運営に支障をきたす可能性があります。顧客情報を含む情報システムのセキュリティリスクや、自然災害、感染症の蔓延による事業継続への影響も懸念されます。さらに、優秀な人材の確保・育成が計画通りに進まない場合、技術革新への対応や事業成長に遅れが生じるリスクも抱えています。大株主である株式会社キーエンスの経営方針変更や、株式保有比率の変動も、事業運営に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、AI技術の活用を積極的に進めており、これはAI関連の投資テーマと深く関連しています。個人向け学習教材「スマイルゼミ」におけるAI個別指導や、日本語入力システム「ATOK Passport」への生成AI機能搭載は、AIが教育やコミュニケーションの分野でどのように活用され、付加価値を生み出すかを示す具体例と言えます。また、法人向けソリューションにおける「JUST.DB」や「Fastask」などへの生成AI活用は、企業のDX推進を支援する技術として、AIのビジネス応用という観点からも注目されます。ソフトウェア開発における技術革新への投資は、将来的な収益成長の源泉となり得るため、IT業界の長期的な成長トレンドに乗る企業として、投資テーマとの関連性は高いと言えるでしょう。

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