室町ケミカル株式会社 (4885) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 27/81位
D
安定性
業種 71/85位
D
成長性
業種 29/83位
B
効率性
業種 1/84位
D
CF健全性
業種 33/74位
売上高
67億円
粗利率
29.5%
営業利益率
6.5%
純利益率
3.6%
ROE
9.8%
ROIC
7.4%
自己資本比率
46.6%
D/Eレシオ
0.67
有利子負債
16億円
ネットキャッシュ
-6億円
NC/時価総額
-17.6%
運転資本余剰*
-4億円
運転資本余剰/時価総額*
-12.2%
フリーCF
-2億円
FCFマージン
-2.3%
キャッシュ化率
0.90倍
PBR
1.43倍
EV/EBITDA
6.9倍
PER
14.5倍
想定株価
876.1円
想定時価総額
35億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年5月期 67億円 20億円 2億円 4億円 6億円 4億円 2億円
2024年5月期 64億円 19億円 1億円 4億円 6億円 4億円 3億円
2023年5月期 63億円 18億円 1億円 4億円 5億円 4億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年5月期 53億円 36億円 15億円 14億円 25億円
2024年5月期 51億円 35億円 16億円 12億円 23億円
2023年5月期 49億円 36億円 21億円 10億円 19億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年5月期 10億円 11億円 11億円 16億円 3億円 - -4億円
2024年5月期 11億円 9億円 10億円 14億円 3億円 - -5億円
2023年5月期 9億円 10億円 10億円 16億円 1億円 - -12億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年5月期 2億円 -4億円 1億円 -2億円
2024年5月期 6億円 -2億円 -2億円 4億円
2023年5月期 3億円 -2億円 -2億円 2億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年5月期 60.4円 612.4円 25.0円 41.4% -154.7円 14.5倍 876.1円 35億円 4,095,500株 91,900株
2024年5月期 83.4円 571.3円 22.0円 26.4% -97.4円 8.1倍 675.7円 27億円 4,095,500株 119,600株
2023年5月期 67.9円 487.3円 19.0円 28.0% -182.4円 11.1倍 754.1円 30億円 4,095,500株 165,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年5月期 9.8% 4.6% 7.4% 29.5% 6.5% 8.9% 3.6% -2.3% 46.6% 0.67
2024年5月期 14.5% 6.5% 8.0% 29.1% 6.6% 8.8% 5.2% 6.4% 44.9% 0.63
2023年5月期 13.4% 5.2% 7.4% 27.9% 5.9% 7.8% 4.1% 2.5% 38.7% 0.82

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年5月期 4.5% 2.5% -26.9% 5.4% - -0.4% 代表取締役社長 青木淳一
2024年5月期 1.2% 14.2% 28.8% 8.8% - 4.5% 代表取締役社長 青木淳一
2023年5月期 10.7% -15.5% -43.8% - - - 代表取締役社長 青木淳一

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標室町ケミカル株式会社業種中央値
ROE9.8%2.4%
ROA4.6%1.4%
営業利益率6.5%8.3%
純利益率3.6%6.8%
自己資本比率46.6%69.7%
売上成長率4.5%4.9%
PER14.5倍16.9倍
PBR1.43倍1.12倍
EV/EBITDA6.9倍9.4倍
NC/時価総額-17.6%4.2%
運転資本余剰/時価総額-12.2%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社中京医薬品 (4558) 22億円 66億円
株式会社カイノス (4556) 56億円 53億円
コージンバイオ株式会社 (177A) 62億円 49億円
日本ケミファ株式会社 (4539) 65億円 331億円
株式会社ステムセル研究所 (7096) 77億円 28億円
有機合成薬品工業株式会社 (4531) 84億円 154億円
森下仁丹株式会社 (4524) 91億円 127億円
わかもと製薬株式会社 (4512) 122億円 99億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

異常検知フラグ

2021年5月期: dividend_corrected:15.0->0.41

AI分析(2025年5月期)

医薬品原薬事業化学品事業(イオン交換樹脂)健康食品事業撤退中期経営計画2028品質管理体制強化

見通し: 2026年5月期までの中期経営計画は未達だったが、健康食品事業からの撤退により事業再構築を進め、医薬品・化学品事業に経営資源を集中。新中期経営計画『中期経営計画2028』のもと、既存事業の伸長と新市場・新技術への挑戦、製造体制強化、アライアンス活用、人的資本経営導入により、持続的な企業価値向上を目指す。

強み: 医薬品原薬の調達・製造・加工・分析・試験まで一貫して提供できるトータルサービス。化学品事業ではイオン交換樹脂の特殊加工技術に強み。

懸念: 医薬品事業は一部顧客への依存度が高く、取引額の変動リスク。為替変動や原材料・人件費高騰による収益圧迫。健康食品事業撤退に伴う一時的な費用発生。

リスク: 医薬品原薬の調達遅延・不能リスク(海外メーカー依存)、品質低下による信用失墜リスク、許認可取消・法令改正リスク、健康食品事業撤退による一時的な費用負担と人員・資源の再配分。

AI詳細分析(2025年5月期)

事業概要

当社は、1917年の創業以来、医薬品、健康食品、化学品の3つの事業を柱とし、長年培ってきた化学技術を基盤とした製品・サービスを提供しています。医薬品事業では、高カリウム血症改善薬用原薬や抗凝固薬用原薬、抗てんかん薬用原薬などの医薬品原薬の調達、自社合成、精製、異物除去といった加工、さらには輸入原薬の販売まで、原薬のトータルサービスを提供しています。商社機能とメーカー機能を併せ持ち、国内外の製薬会社や医薬品商社に対し、品質試験・分析体制を整えた上で、原薬のサプライヤーとして機能しています。健康食品事業では、スティックゼリーやTパウチゼリーといった形態の製品を提供してきましたが、今後は事業撤退を予定しています。化学品事業では、イオン交換樹脂「ムロマック®」やRO膜、UF膜などの分離膜、純水製造装置、そしてアミノ酸精製や接着剤等の機能性材料のリパックや混合・分散といった受託加工サービスなどを展開しています。特に、イオン交換樹脂の粉砕・乾燥設備は国内でも稀有な設備であり、長年の実績に裏打ちされた技術力が強みです。

直近決算ハイライト

2025年5月期は、売上高が前期比4.5%増の66億5303万円と増収を達成しましたが、当期純利益は前期比26.9%減の24億1278万円と大幅な減益となりました。増収の要因としては、化学品事業におけるイオン交換樹脂の好調な販売や受託加工量の増加、健康食品事業における新規OEM案件の獲得や既存製品の売上増加が挙げられます。しかし、当期純利益の減少は、健康食品事業の撤退に伴う減損損失の計上や、医薬品開発センター移転に関連する費用増加が響いたためです。セグメント別に見ると、医薬品事業は輸入原薬の販売増があったものの、自社製造原薬の売上減により微減収、営業利益はほぼ前年並みでした。健康食品事業は増収ながらも、事業撤退に伴う損失計上により営業損失は拡大しました。化学品事業は、半導体市場の活性化などを背景にイオン交換樹脂や受託加工が好調で、増収増益となりました。自己資本比率は46.6%と健全性を維持しており、中期経営計画においては、事業再構築と成長基盤の確立を目指しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、医薬品原薬の調達から加工、分析、試験までを一貫して提供できるトータルサービス能力にあります。特に、自社で日本薬局方に基づいた試験・分析が可能な体制を有していることは、品質保証の面で顧客からの信頼を得ており、原薬商社とメーカー双方の機能を持つことで、原料調達から最終製品までをカバーできる点が競争優位性となっています。化学品事業においては、イオン交換樹脂の粉砕・乾燥設備を保有している企業が国内でも少なく、長年の加工実績で培われた技術は模倣が困難な領域に達しています。また、水処理技術を活かした顧客課題解決型の製品開発や、海外メーカーとの共同開発も推進しており、ニッチ市場における強固な地位を築いています。少量多品種生産に対応可能な工場設備は、医薬品製造受託において競合他社に対する優位性をもたらす可能性があります。これらの独自技術や生産体制、そして長年にわたる経験と実績が、当社の持続的な競争力の源泉となっています。

リスク要因

当社の事業運営には複数のリスク要因が存在します。まず、医薬品原薬の調達においては、海外メーカーへの依存度が高く、市況変動、為替変動、あるいは海外メーカーの経営状態や現地の政情などにより、供給遅延や価格高騰のリスクがあります。また、特定の顧客への依存度も無視できず、上位5社で売上高の32.8%を占めることから、取引先の戦略変更や経営統合などが業績に影響を及ぼす可能性があります。薬機法をはじめとする各種法規制の遵守は不可欠であり、予期せぬ法令違反や規制変更は事業継続に重大な影響を与える恐れがあります。品質管理体制の維持は極めて重要であり、製品の品質低下や異物混入、予期せぬ副作用の発生などは、信用の失墜や損害賠償につながるリスクを孕んでいます。さらに、薬価改定による販売価格や利益幅の低下、化学品事業における価格競争の激化、知的財産権を巡る紛争、設備老朽化による稼働停止、研究開発投資の未回収リスク、自然災害や事故による生産停止、金利上昇による調達コスト増加、売掛金回収不能リスク、そしてサイバー攻撃や情報漏洩といったIT関連リスクも潜在的な脅威として存在します。

投資テーマとの関連

当社は、医薬品事業における原薬の製造・販売を通じて、ヘルスケア分野、特に医薬品サプライチェーンの一部を担っています。新薬開発の進展やジェネリック医薬品の普及に伴い、高品質な原薬の安定供給は常に求められており、当社はこの需要に応える存在と言えます。また、化学品事業におけるイオン交換樹脂や分離膜、水処理装置は、半導体製造プロセスにおける高純度水の供給や、環境負荷低減に資する水処理技術に貢献する可能性を秘めています。特に、半導体製造プロセスでは極めて高い品質管理が要求されるため、当社の品質管理能力と技術力は、この分野での貢献が期待できます。PFASといった新たな分野への進出も視野に入れており、環境問題解決に繋がる技術開発への取り組みは、サステナビリティを重視する投資テーマとも合致する可能性があります。ただし、AIやEVといった先端技術分野に直接的な関与は限定的であり、現時点では、ヘルスケアおよび環境・素材分野への間接的な関連性が主な投資テーマとの関連性と言えるでしょう。

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