日本ケミファ株式会社 (4539) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
ジェネリック医薬品医療機器創薬バイオテクノロジー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 46/81位
D
安定性
業種 77/85位
D
成長性
業種 53/83位
D
効率性
業種 40/84位
D
CF健全性
業種 31/74位
売上高
331億円
粗利率
25.4%
営業利益率
0.5%
純利益率
0.6%
ROE
1.0%
ROIC
0.4%
自己資本比率
39.0%
D/Eレシオ
0.85
有利子負債
166億円
ネットキャッシュ
-112億円
NC/時価総額
-172.9%
運転資本余剰*
-74億円
運転資本余剰/時価総額*
-113.1%
フリーCF
-4100万円
FCFマージン
-0.1%
キャッシュ化率
3.13倍
PBR
0.33倍
EV/EBITDA
10.2倍
PER
32.5倍
想定株価
1781.3円
想定時価総額
65億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 331億円 84億円 16億円 2億円 17億円 2億円 2億円
2025年3月期 326億円 87億円 14億円 6億円 20億円 4億円 3億円
2024年3月期 307億円 77億円 15億円 -5億円 10億円 -2億円 -2億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 500億円 299億円 127億円 178億円 195億円
2025年3月期 499億円 301億円 123億円 184億円 192億円
2024年3月期 495億円 318億円 138億円 173億円 185億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 53億円 129億円 82億円 166億円 21億円 - -74億円
2025年3月期 70億円 106億円 83億円 181億円 19億円 - -52億円
2024年3月期 92億円 107億円 77億円 170億円 21億円 - -46億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 6億円 -7億円 -17億円 -4100万円
2025年3月期 -3億円 -17億円 -3億円 -19億円
2024年3月期 3億円 -31億円 14億円 -28億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 54.8円 5382.5円 50.0円 91.2% -3079.4円 32.5倍 1781.3円 65億円 4,261,000株 610,300株
2025年3月期 81.7円 5312.5円 50.0円 61.2% -3023.9円 - - - 4,261,000株 610,100株
2024年3月期 -50.1円 5116.0円 50.0円 - -2131.0円 - - - 4,261,000株 609,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 1.0% 0.4% 0.4% 25.4% 0.5% 5.3% 0.6% -0.1% 39.0% 0.85
2025年3月期 1.5% 0.6% 1.1% 26.9% 1.9% 6.1% 0.9% -5.9% 38.5% 0.94
2024年3月期 -1.0% -0.4% -1.0% 25.2% -1.6% 3.1% -0.6% -9.3% 37.3% 0.92

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.6% -70.5% -32.6% 1.6% 1.0% - -
2025年3月期 5.9% 22.7% 63.3% 0.1% 0.5% -9.8% 代表取締役社長 山口一城
2024年3月期 -2.6% -305.0% -153.1% -0.9% -2.1% - 代表取締役社長 山口一城

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標日本ケミファ株式会社業種中央値
ROE1.0%2.4%
ROA0.4%1.6%
営業利益率0.5%8.3%
純利益率0.6%6.8%
自己資本比率39.0%69.7%
売上成長率1.6%4.9%
PER32.5倍16.2倍
PBR0.33倍1.18倍
EV/EBITDA10.2倍9.2倍
NC/時価総額-172.9%4.2%
運転資本余剰/時価総額-113.1%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
コージンバイオ株式会社 (177A) 62億円 49億円
株式会社カイノス (4556) 56億円 53億円
株式会社ステムセル研究所 (7096) 77億円 28億円
有機合成薬品工業株式会社 (4531) 84億円 154億円
森下仁丹株式会社 (4524) 91億円 127億円
室町ケミカル株式会社 (4885) 35億円 67億円
株式会社中京医薬品 (4558) 22億円 66億円
わかもと製薬株式会社 (4512) 122億円 99億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少
2020年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

ジェネリック医薬品医療機器創薬
ジェネリック医薬品臨床検査薬(ドロップスクリーン)新薬開発(NC-2800)海外展開(ベトナム、中国)薬価改定への対応

見通し: ジェネリック医薬品事業は薬価改定の影響で収益性が厳しいが、臨床検査薬「ドロップスクリーン」の拡大や新薬開発の進展により、中長期的には成長を目指す。2026年5月には新設備からの出荷開始も予定。

強み: 「ドロップスクリーン」の高い製品力と導入実績、海外展開(特にベトナム)への意欲、ジェネリック医薬品の品質保証体制強化。

懸念: 継続的な薬価引き下げによるジェネリック医薬品事業の収益性悪化。新薬開発の成功確率の低さ。原材料価格高騰や地政学リスク。

リスク: 薬価制度・医療保険制度の変更リスク:薬価引き下げは継続しており、業績に直接的な影響を与える。医薬品の研究開発リスク:新薬開発は成功確率が低く、開発遅延・中止の可能性がある。ジェネリック医薬品の競争リスク:他社競合品や薬価改定により、価格低下圧力や収益性悪化の懸念。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00957は、医薬品を中核としたトータルヘルスケア事業を展開する企業グループである。事業セグメントは「医薬品事業」と「その他」に大別される。「医薬品事業」では、ジェネリック医薬品、臨床検査薬、そして新薬開発を手掛けており、これらを海外展開することも含めて持続的な成長を目指している。ジェネリック医薬品においては、品質保証と安定供給に注力し、子会社である日本薬品工業やベトナムのNC-VN社とも連携して製造体制を強化している。臨床検査薬では、アレルギースクリーニング機器・試薬「ドロップスクリーン」が主力製品であり、その普及拡大と海外展開を進めている。新薬開発では、アルカリ化療法に関する技術や知見を活かし、他社とのアライアンスも積極的に推進している。「その他」の事業としては、受託試験、ヘルスケア事業、不動産賃貸事業などが含まれる。2026年3月期の売上高は331億円であり、医薬品事業がその大半を占めている。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算は、売上高が331億円で前期比1.6%増加したものの、営業利益は2億円と前期比70.5%の大幅な減少となった。経常利益も2億円(前期比48.8%減)、当期純利益も2億円(前期比32.7%減)と、利益面では厳しい結果となった。特に営業利益の減少が顕著であり、これは医薬品業界全体における薬価制度の変更や、ジェネリック医薬品市場における競争激化が影響していると考えられる。一方で、営業活動によるキャッシュ・フローは6億円と前期比334.0%の大幅な増加を達成しており、これは一時的な要因や運転資本の改善によるものと推測される。純資産は160億円で前期比0.4%増、総資産は500億円で前期比0.3%増と、財政基盤は概ね安定している。現金及び預金は53億円で前期比23.9%減少したが、これは投資活動や財務活動による支出が影響している可能性がある。

強みと競争優位性

E00957の強みの一つは、ジェネリック医薬品事業における品質管理体制と安定供給への取り組みである。グループ横断的な品質保証体制を構築し、日本国内工場と同水準の品質をベトナム工場でも確保している点は、信頼性の高さにつながる。また、医療用医薬品の供給不足に対応するための増産努力や、日本薬品工業つくば工場への新設備導入、ベトナム工場での増産計画などは、供給能力強化への意欲を示している。臨床検査薬事業における「ドロップスクリーン」は、短時間で多数のアレルゲンを測定できる製品力と、医療現場の負担軽減に貢献する点で高い評価を得ており、国内累計設置台数1,800台超という実績は、その競争力の証左である。さらに、長年培ってきたアルカリ化療法に関する技術・知見を活かした新薬開発や、他社とのアライアンス積極的な姿勢は、将来の成長ポテンシャルを示唆している。海外展開も着実に進めており、中国やベトナムでの販売実績は、グローバル市場での事業拡大への期待を高める。

リスク要因

医薬品業界特有の薬価制度変更リスクは、E00957にとって引き続き重要な課題である。2年に一度の改定に加え、近年は中間年改定も実施され、薬価引き下げのスピードが加速している。これにより、ジェネリック医薬品の収益性が圧迫される可能性がある。また、医薬品の研究開発においては、臨床試験の失敗や予期せぬ副作用、製造上のトラブル、原材料の供給不安など、多岐にわたるリスクが潜んでいる。特に、新薬開発における開発期間の延長や中止、上市後の導出条件交渉の難航は、業績に直接的な影響を与えうる。ジェネリック医薬品市場における競争激化や、体外診断用医薬品市場における技術革新の速さも、競争力維持におけるリスク要因となる。さらに、海外事業展開に伴う法規制、政治・経済情勢の変動リスク、そして感染症のパンデミックによる事業活動への影響も無視できない。

投資テーマとの関連

E00957は、ヘルスケア分野、特に医薬品セクターに属しており、高齢化社会の進展や健康寿命の延伸といった長期的なメガトレンドとの関連性が高い。ジェネリック医薬品は、医療費抑制という政策的背景からも、今後も一定の需要が見込まれる。また、同社が注力する臨床検査薬事業、特にアレルギー検査機器「ドロップスクリーン」は、予防医療や早期診断への関心の高まりを背景とした投資テーマと合致する。新薬開発においては、アンメットメディカルニーズに応える革新的な医薬品創出が期待され、バイオテクノロジーや創薬支援といったテーマとも関連を持ちうる。海外展開、特に成長著しいアジア市場への進出は、グローバルヘルスケア市場の成長を取り込むという観点からも、投資妙味がある。ただし、薬価制度や研究開発リスクといった業界固有の課題を考慮すると、その関連性の深さやリターンは、他の成長テーマと比較して慎重な評価が必要となるだろう。

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