有機合成薬品工業株式会社 (4531) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
機能性化学ヘルスケアIT電子材料
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 43/81位
C
安定性
業種 65/85位
D
成長性
業種 54/83位
D
効率性
業種 39/84位
A
CF健全性
業種 15/74位
売上高
154億円
粗利率
17.0%
営業利益率
2.5%
純利益率
2.0%
ROE
2.3%
ROIC
1.3%
自己資本比率
52.4%
D/Eレシオ
0.50
有利子負債
67億円
ネットキャッシュ
-58億円
NC/時価総額
-69.2%
運転資本余剰*
-71億円
運転資本余剰/時価総額*
-84.4%
フリーCF
18億円
FCFマージン
11.9%
キャッシュ化率
9.09倍
PBR
0.63倍
EV/EBITDA
8.8倍
PER
26.9倍
想定株価
390.0円
想定時価総額
84億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 154億円 26億円 12億円 4億円 16億円 3億円 3億円
2025年3月期 151億円 33億円 10億円 12億円 23億円 11億円 9億円
2024年3月期 129億円 33億円 10億円 11億円 21億円 11億円 8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 257億円 130億円 80億円 42億円 135億円
2025年3月期 269億円 125億円 79億円 58億円 131億円
2024年3月期 244億円 121億円 80億円 40億円 124億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 9億円 81億円 31億円 67億円 23億円 - -71億円
2025年3月期 10億円 77億円 35億円 84億円 20億円 - -70億円
2024年3月期 6億円 69億円 42億円 66億円 20億円 - -74億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 28億円 -10億円 -19億円 18億円
2025年3月期 21億円 -32億円 15億円 -11億円
2024年3月期 4億円 -19億円 9億円 -15億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 14.5円 624.0円 10.0円 68.9% -269.7円 26.9倍 390.0円 84億円 21,974,000株 360,300株
2025年3月期 41.4円 608.4円 9.0円 21.7% -345.6円 6.4倍 265.0円 57億円 21,974,000株 431,100株
2024年3月期 35.6円 569.6円 8.0円 22.5% -277.3円 8.9倍 316.9円 69億円 21,974,000株 150,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 2.3% 1.2% 1.3% 17.0% 2.5% 10.5% 2.0% 11.9% 52.4% 0.50
2025年3月期 6.8% 3.3% 4.0% 21.9% 8.0% 14.9% 5.9% -7.3% 48.8% 0.64
2024年3月期 6.2% 3.2% 4.1% 25.2% 8.7% 16.3% 6.0% -11.7% 51.0% 0.53

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.1% -68.5% -65.1% 6.4% 6.9% -24.7% -
2025年3月期 17.0% 8.1% 15.5% 7.0% 7.1% 43.3% 代表取締役 社長執行役員松本清一郎
2024年3月期 0.7% 25.4% 39.6% 5.3% 4.7% 72.8% 代表取締役 社長執行役員松本清一郎

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標有機合成薬品工業株式会社業種中央値
ROE2.3%2.4%
ROA1.2%1.6%
営業利益率2.5%8.3%
純利益率2.0%6.8%
自己資本比率52.4%69.7%
売上成長率2.1%4.9%
PER26.9倍16.2倍
PBR0.63倍1.18倍
EV/EBITDA8.8倍9.4倍
NC/時価総額-69.2%4.2%
運転資本余剰/時価総額-84.4%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
森下仁丹株式会社 (4524) 91億円 127億円
株式会社ステムセル研究所 (7096) 77億円 28億円
日本ケミファ株式会社 (4539) 65億円 331億円
コージンバイオ株式会社 (177A) 62億円 49億円
株式会社カイノス (4556) 56億円 53億円
わかもと製薬株式会社 (4512) 122億円 99億円
株式会社免疫生物研究所 (4570) 125億円 10億円
室町ケミカル株式会社 (4885) 35億円 67億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2026年3月期)

機能性化学ヘルスケアIT
アミノ酸分野のグローバル供給体制強化化成品分野のポートフォリオ変革と新規事業医薬品分野におけるCDMOビジネス拡大サプライチェーンの強化収益構造改革

見通し: 2027年3月期を起点とする3カ年の中期経営計画では、売上高は160億円から175億円への成長を目指す。利益目標は未定だが、収益構造改革と高付加価値化を推進し、企業価値向上を目指す。

強み: ファインケミカル分野での長年の実績と、アミノ酸、化成品、医薬品原料と多岐にわたる製品群。CDMOビジネス拡大も視野。

懸念: 売上高の約7割を大口取引先10社に依存。原材料価格の高騰や、化成品分野における価格競争の激化が収益を圧迫するリスク。

リスク: 大口取引先への依存度が高く、取引条件の変更や契約解除が業績に影響する可能性。原材料価格の変動や食品添加物分野の価格競争も収益を圧迫。生産拠点が福島県いわき市の常磐工場のみであり、自然災害等による操業停止リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00848は、アミノ酸、ビタミン原料、タイヤコード接着剤原料、農薬中間体、シリコン化合物、医薬品原料・中間体などのファインケミカル製品の製造販売を主たる事業として展開しています。単一セグメントであるファインケミカル事業において、アミノ酸関係、化成品関係、医薬品関係の3つの製品群で事業活動を行っています。子会社であるユーキテクノサービス株式会社は、主に親会社の製造業務の請負を担っています。企業理念として「わが社は内外のあらゆる技術を駆使して人の役に立ち人によろこばれるものを創る」を掲げ、経営理念である「私たちはファインケミカルに機軸を置き叡智と技術を結集した真の『ものづくり』に挑戦します」のもと、ステークホルダーへの企業価値向上を目指しています。2026年3月期の売上高は154億円を計上し、前年比2.1%の増加となりました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は154億円と前期比2.1%増と7期連続で過去最高を更新したものの、利益面では大幅な減少となりました。営業利益は4億円(前期比68.5%減)、経常利益は3億円(前期比73.4%減)、当期純利益は3億円(前期比65.1%減)となり、いずれも大きく落ち込みました。この要因として、2025年6月に竣工したアミノ酸関係設備の償却負担初年度となったこと、および化成品関係において一部電子材料向け製品の市場価格とシェアが急速に低下したことにより、第4四半期の収益性が大きく悪化しました。アミノ酸関係は食品添加物用途の販売減によりほぼ横ばいの51.6億円、化成品関係は高分子材料やタイヤコード接着剤用原料の好調により56.3億円(同10.5%増)、医薬品関係は一部原薬の販売減により46.6億円(同4.1%減)となりました。総資産は257億円(同4.2%減)、純資産は122億円(同1.1%増)となりました。営業キャッシュ・フローは28億円と前期比32.7%増加し、資金繰りは堅調な様子がうかがえます。

強みと競争優位性

E00848の強みは、ファインケミカル分野における長年の経験と、アミノ酸、化成品、医薬品という多角的な製品ポートフォリオにあります。特に、医薬品用途向けアミノ酸や高分子材料、タイヤコード接着剤用原料などの化成品分野における安定した需要は、同社の収益基盤を支えています。また、輸出比率が51.9%と過半数を占めており、グローバルな販売網を構築していることも強みと言えます。主要取引先上位10社で売上高の68.8%を占めるものの、これらの企業との良好な関係維持や、新規取引先の確保、新製品の研究開発、現有設備を活用した新規事業への参入といった積極的な取り組みにより、取引先への依存度を管理し、事業基盤の安定化を図っています。さらに、2027年3月期を起点とする3カ年の中期経営計画では、「アミノ酸分野のグローバルな供給体制強化と高付加価値化」「化成品分野のポートフォリオ変革と新規事業への挑戦」「医薬品分野におけるCDMOビジネスの拡大と技術革新」などを重点施策に掲げており、持続的な成長に向けた戦略を推進しています。

リスク要因

同社の事業運営における主要なリスク要因として、まず大口取引先への依存度が挙げられます。上位10社で売上高の68.8%を占めるため、これらの取引先との取引条件の急激な変更や契約解除は、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、原材料価格の変動リスクも存在します。原油やナフサ価格の動向に左右される原材料の購入価格や、一部取引先への依存が、コスト上昇圧力となる可能性があります。食品添加物分野では、海外品の品質向上に伴う価格競争の激化も収益を圧迫する要因となり得ます。さらに、生産拠点が福島県いわき市の常磐工場のみであるため、地震、火災、水災などの自然災害や事故により工場が被災した場合、生産機能が停止し、事業継続に深刻な影響が出るリスクがあります。加えて、シンジケートローン契約などの財務制限条項に抵触した場合、借入金の期限の利益を喪失する可能性も指摘されています。

投資テーマとの関連

E00848は、その事業内容から直接的にAI、半導体、EVといった最先端の投資テーマに強く紐づいているわけではありません。しかし、化成品分野におけるタイヤコード接着剤原料や、医薬品分野における原薬・中間体の製造販売は、自動車産業やヘルスケア産業といった、より広範な産業のサプライチェーンの一部を形成しています。特に、医薬品分野でのCDMO(医薬品製造開発受託機関)ビジネスの拡大を目指す中期経営計画は、製薬業界のアウトソーシング需要の高まりというトレンドに乗る可能性があります。また、サプライチェーンの強化や収益構造改革を推進しており、これらが実現すれば、より安定した成長企業としての評価を高める可能性があります。ただし、現時点では、これらの投資テーマとの関連性は間接的であり、限定的と言えるでしょう。今後の事業戦略の進展によっては、関連性が変化する可能性も秘めています。

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