株式会社免疫生物研究所 (4570) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
バイオテクノロジー医療機器創薬ヘルスケアIT化粧品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 5/81位
A
安定性
業種 30/85位
B
成長性
業種 11/83位
C
効率性
業種 8/84位
A
CF健全性
業種 8/74位
売上高
10億円
粗利率
70.3%
営業利益率
28.0%
純利益率
32.7%
ROE
17.8%
ROIC
9.7%
自己資本比率
85.5%
D/Eレシオ
0.10
有利子負債
2億円
ネットキャッシュ
8億円
NC/時価総額
6.0%
運転資本余剰*
7億円
運転資本余剰/時価総額*
5.2%
フリーCF
2億円
FCFマージン
18.4%
キャッシュ化率
0.92倍
PBR
6.78倍
EV/EBITDA
39.2倍
PER
38.0倍
想定株価
1342.5円
想定時価総額
125億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 10億円 7億円 1854万円 3億円 3億円 3億円 3億円
2025年3月期 10億円 6億円 1543万円 2億円 2億円 2億円 2億円
2024年3月期 8億円 5億円 233万円 1億円 1億円 1億円 2億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 22億円 16億円 3億円 3555万円 18億円
2025年3月期 18億円 14億円 3億円 4970万円 15億円
2024年3月期 16億円 13億円 3億円 9545万円 13億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 9億円 4億円 2億円 2億円 2億円 - 7億円
2025年3月期 8億円 3億円 2億円 2億円 9506万円 - 5億円
2024年3月期 7億円 3億円 2億円 2億円 9506万円 - 4億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 3億円 -1億円 -2714万円 2億円
2025年3月期 2億円 -5366万円 -3176万円 1億円
2024年3月期 1億円 -2450万円 99万円 1億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 35.3円 197.9円 6.0円 17.0% 80.7円 38.0倍 1342.5円 125億円 9,314,590株 1,100株
2025年3月期 26.7円 162.6円 - - 60.8円 18.0倍 481.3円 45億円 9,314,590株 1,100株
2024年3月期 20.1円 135.8円 - - 47.1円 26.4倍 529.3円 49億円 9,314,590株 1,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 17.8% 15.3% 9.7% 70.3% 28.0% 29.8% 32.7% 18.4% 85.5% 0.10
2025年3月期 16.4% 13.5% 8.5% - - - - - 82.1% 0.13
2024年3月期 14.8% 11.5% 4.9% - - - - - 78.2% 0.19

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.7% 34.4% 32.1% 8.1% 10.8% 68.9% -
2025年3月期 18.7% 100.7% 33.4% 14.4% 10.9% - 代表取締役社長 清藤勉
2024年3月期 2.8% 78.7% -35.6% 10.7% 0.9% - 代表取締役社長 清藤勉

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標株式会社免疫生物研究所業種中央値
ROE17.8%2.4%
ROA15.3%1.4%
営業利益率28.0%8.0%
純利益率32.7%6.5%
自己資本比率85.5%69.4%
売上成長率3.7%4.9%
PER38.0倍16.2倍
PBR6.78倍1.12倍
EV/EBITDA39.2倍9.2倍
NC/時価総額6.0%3.1%
運転資本余剰/時価総額5.2%-4.6%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
わかもと製薬株式会社 (4512) 122億円 99億円
大幸薬品株式会社 (4574) 150億円 64億円
森下仁丹株式会社 (4524) 91億円 127億円
有機合成薬品工業株式会社 (4531) 84億円 154億円
株式会社ステムセル研究所 (7096) 77億円 28億円
日本ケミファ株式会社 (4539) 65億円 331億円
コージンバイオ株式会社 (177A) 62億円 49億円
株式会社カイノス (4556) 56億円 53億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

異常検知フラグ

2018年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2017年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2026年3月期)

バイオテクノロジー医療機器創薬ヘルスケアIT化粧品
体外診断用医薬品原料ELISAキットカイコ由来タンパク質LipoSEARCH®研究用試薬

見通し: 売上高は微増にとどまるものの、利益率は改善傾向。体外診断用医薬品原料や研究用試薬の販売拡大、ELISAキットの継続採用が牽引。化粧品事業の立て直しが課題。

強み: 抗体作製技術をコアとし、診断薬原料から研究用試薬、検査サービスまで幅広く展開。カイコ由来タンパク質製造技術も強み。

懸念: 化粧品関連事業の不振が続いている。研究開発費の増加と、医薬品開発における許認可取得や開発期間の遅延リスク。

リスク: 1.新規提携・買収時のリスク:期待通りの成果が得られない可能性。2.知的財産権リスク:他社権利侵害による訴訟リスク。3.個人情報漏洩リスク:信用失墜と業績への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

免疫生物研究所(当社)は、抗体技術を核とした研究開発型企業として、治療用医薬品、診断用医薬品、そして生活習慣病領域での検査サービスなどを手掛けています。特に、カイコ繭中に抗体などの安全性の高いタンパク質を発現させる独自の技術を強みとしています。事業は大きく「抗体関連事業」と「化粧品関連事業」に分かれます。「抗体関連事業」では、診断試薬サービス、検査サービス、TGカイコサービスを展開。診断試薬サービスでは、ELISAキットの海外CRO企業への採用や体外診断用医薬品原料の販売が順調です。検査サービスでは、高感度リポタンパク質解析サービス「LipoSEARCH®」を提供し、ペット向けの「LipoTEST」も展開しています。TGカイコサービスでは、組換えタンパク質をカイコ繭で生産し、iPS細胞培養の足場材や化粧品原料として販売しています。化粧品関連事業では、子会社を通じて遺伝子組換えカイコ由来の新規化粧品原料「ネオシルク®-ヒト型コラーゲンⅠ」を用いた化粧品「フレヴァン」シリーズを展開し、国内外での販路開拓を進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当期純利益は3億円と前期比で32.1%増を達成しました。売上高は10億円で前期比3.7%増、営業利益は3億円で前期比34.4%増と、増収増益を記録しました。特に、抗体関連事業における診断試薬サービス、体外診断用医薬品原料、およびTGカイコサービスにおけるネオシルク®-ヒト型コラーゲンⅠ、ラミニン511-E8の販売が順調に推移したことが売上増加に貢献しました。利益面では、利益率の高い製品の売上増加やコスト管理の強化、事業効率化により、営業利益率が改善しました。一方で、化粧品関連事業は販促活動の不足から売上高が前期比48.1%減となり、営業損失を計上しました。経常利益は3億円(前期比43.2%増)、純資産は18億円(前期比21.7%増)と、財務基盤も着実に強化されています。営業キャッシュフローは3億円と前期比64.1%増と大幅に改善しており、堅調な事業活動と効率的な資金管理がうかがえます。

強みと競争優位性

同社の最大の強みは、カイコ繭を用いた組換えタンパク質生産技術にあります。この技術は、安全性が高く、動物由来成分の混入がなく、Xeno-freeであるため、再生医療分野や化粧品原料、診断薬原料として高い付加価値を生み出します。特に、ヒト型コラーゲンⅠやラミニン511-E8は、そのユニークな特性から研究用試薬や化粧品原料として高い評価を得ています。また、44年以上にわたる抗体開発で培われたノウハウと、特異性の高い抗体作製技術も競争優位性の源泉です。これにより、診断用医薬品原料やELISAキットなどの製品開発において、他社との差別化を図っています。さらに、「LipoSEARCH®」のような独自の検査サービスは、専門性の高い市場において強固な顧客基盤を築いています。これらの技術力と独自サービスが、同社の持続的な成長を支える基盤となっています。

リスク要因

事業運営におけるリスクとして、まず知的財産権に関するものが挙げられます。他者の知的財産権を意図せず侵害する可能性があり、訴訟に発展した場合には事業戦略や業績に重大な影響を及ぼすリスクがあります。また、機密情報や個人情報の漏洩リスクも存在し、サイバーセキュリティ対策の強化が不可欠です。さらに、代表取締役社長への依存度が高い経営体制は、特定人物への依存リスクとなります。海外展開においては、政治的・経済的要因、公的規制、自然災害など、多様なリスクに晒される可能性があります。体外診断用医薬品の開発においては、研究開発の遅延や予期せぬ結果、薬事承認の取得困難、競合品の上市などにより、開発期間の延長や中止、投資回収の見込みが立たなくなるリスクがあります。これらのリスク要因に対して、同社は情報収集や体制強化に努めていますが、予期せぬ事態の発生は業績に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

同社は、バイオテクノロジー分野における抗体技術を核としており、将来的な医療・ヘルスケア分野の発展と深く関連しています。特に、医薬品シーズとしての抗体医薬品候補「ACT101」や、消化管間質腫瘍(GIST)を診断・治療するための抗体医薬品の研究開発は、アンメットメディカルニーズに応える可能性を秘めており、創薬・医薬品開発という投資テーマに合致します。また、神経筋疾患の診断・モニタリングマーカーとして期待されるタイチンELISA測定キットや、赤痢アメーバ症の診断薬などは、診断薬開発というテーマに貢献します。さらに、iPS細胞培養の足場材としてのラミニン511-E8や、再生医療分野での利用が期待されるフィブロネクチンは、再生医療・細胞治療といった先進医療分野への貢献が期待されます。これらの研究開発活動は、将来的な医療技術の進歩や、難病治療、早期診断といった社会的ニーズに対応するものであり、長期的な視点での投資テーマとの関連性が高いと言えます。

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