大幸薬品株式会社 (4574) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
ヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 19/81位
B
安定性
業種 41/85位
D
成長性
業種 42/83位
C
効率性
業種 16/84位
A
CF健全性
業種 11/74位
売上高
64億円
粗利率
54.4%
営業利益率
7.2%
純利益率
14.4%
ROE
10.8%
ROIC
3.4%
自己資本比率
69.4%
D/Eレシオ
0.10
有利子負債
8億円
ネットキャッシュ
34億円
NC/時価総額
23.0%
運転資本余剰*
17億円
運転資本余剰/時価総額*
11.7%
フリーCF
10億円
FCFマージン
14.9%
キャッシュ化率
0.88倍
PBR
1.76倍
EV/EBITDA
15.9倍
PER
16.2倍
想定株価
298.1円
想定時価総額
150億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 64億円 35億円 3億円 5億円 7億円 5億円 9億円
2024年12月期 63億円 37億円 3億円 6億円 9億円 7億円 9億円
2023年12月期 61億円 26億円 7億円 -10億円 -3億円 -12億円 -36億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 123億円 84億円 25億円 12億円 85億円
2024年12月期 129億円 88億円 29億円 21億円 80億円
2023年12月期 132億円 91億円 30億円 34億円 67億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 43億円 16億円 24億円 8億円 0円 - 17億円
2024年12月期 45億円 17億円 24億円 20億円 5億円 - 17億円
2023年12月期 52億円 14億円 20億円 33億円 2億円 - 22億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 8億円 1億円 -12億円 10億円
2024年12月期 4億円 -500万円 -12億円 4億円
2023年12月期 -3億円 12億円 15億円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 18.4円 169.5円 3.3円 17.9% 68.5円 16.2倍 298.1円 150億円 50,636,900株 385,700株
2024年12月期 17.9円 158.7円 - - 49.9円 18.5倍 331.0円 166億円 50,636,900株 443,100株
2023年12月期 -76.3円 134.9円 - - 39.8円 - - - 50,436,900株 487,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 10.8% 7.5% 3.4% 54.4% 7.2% 11.3% 14.4% 14.9% 69.4% 0.10
2024年12月期 11.3% 7.0% 4.4% 58.3% 10.0% 14.1% 14.3% 5.7% 61.7% 0.25
2023年12月期 -53.6% -27.3% -7.0% 42.1% -16.4% -4.9% -59.0% 14.0% 51.0% 0.48

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 1.7% -27.0% 2.8% 8.3% -18.3% - 代表取締役社長 柴田高
2024年12月期 2.8% -37.4% -75.1% -17.7% -15.9% - 代表取締役社長 柴田高
2023年12月期 21.4% -132.6% -173.8% -29.7% -10.1% - 代表取締役社長 柴田高

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標大幸薬品株式会社業種中央値
ROE10.8%2.4%
ROA7.5%1.4%
営業利益率7.2%8.3%
純利益率14.4%6.5%
自己資本比率69.4%69.7%
売上成長率1.7%4.9%
PER16.2倍16.9倍
PBR1.76倍1.12倍
EV/EBITDA15.9倍9.2倍
NC/時価総額23.0%3.1%
運転資本余剰/時価総額11.7%-4.6%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社免疫生物研究所 (4570) 125億円 10億円
わかもと製薬株式会社 (4512) 122億円 99億円
扶桑薬品工業株式会社 (4538) 201億円 623億円
森下仁丹株式会社 (4524) 91億円 127億円
有機合成薬品工業株式会社 (4531) 84億円 154億円
株式会社ステムセル研究所 (7096) 77億円 28億円
日本ケミファ株式会社 (4539) 65億円 331億円
コージンバイオ株式会社 (177A) 62億円 49億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2025年12月期)

正露丸ブランド強化クレベリン需要安定化海外市場(中華圏)展開強化新製品・新規事業開発医薬品事業供給体制強化

見通し: 中期経営計画(2028年度目標:売上高85億円、営業利益10億円、ROE10-11%)に基づき、海外売上拡大と新製品・新規事業開発を強化。感染管理事業の黒字化と医薬品事業の安定供給体制構築が鍵。

強み: 「正露丸」「クレベリン」等、長年の歴史と高いブランド認知度を持つ主力製品群。木クレオソート製造技術。

懸念: 主力製品「正露丸」「クレベリン」への売上依存度が高く、類似品による風評被害リスク。特定取引先への依存度も依然高い。

リスク: 主力製品の品質問題や類似品によるブランドイメージ低下。特定取引先への依存による販売機会損失。感染症流行動向に左右される感染管理事業の需要変動。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

大幸薬品は、医薬品事業、感染管理事業、その他事業の3つを主軸に展開する企業です。医薬品事業では、120年以上の歴史を持つ「正露丸」や「セイロガン糖衣A」といった一般用医薬品の製造・販売を行っており、国内では高いブランド認知度を誇ります。これらの製品は、軟便、下痢、食あたりなどに有効であり、新たな購入者層の獲得を目指し、カプセルタイプの「正露丸クイックC」やOD錠なども展開しています。海外市場では、香港・中国、台湾を中心に、子会社を通じて販売網を拡大しています。感染管理事業では、独自の二酸化塩素特許技術を応用した「クレベリン」ブランドの製品を企画・開発・販売しています。これは、一般消費者から法人、公共機関まで幅広い顧客層を対象としており、近年の感染症予防意識の高まりを背景に、その需要は多岐にわたります。その他事業では、医薬品製造の副産物である木酢液を活用した入浴液や園芸用木酢液などを製造・販売しています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度(2025年1月1日~12月31日)の業績は、売上高が前期比1.7%増の63億97百万円となりました。これは主に感染管理事業の増収によるものです。しかし、医薬品事業における原価上昇の影響などにより、売上総利益は前期比5.1%減の34億81百万円に留まりました。販売費及び一般管理費は、広告宣伝費や研究開発費の増加があったものの、コスト削減策や割引率の見直しによる退職給付費用の減少などにより、同0.5%減の30億22百万円となりました。結果として、営業利益は同27.1%減の4億59百万円、経常利益は同29.8%減の4億82百万円となりました。特別利益として投資有価証券売却益などが計上されたことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.8%増の9億23百万円となりました。セグメント別では、医薬品事業の売上高は0.1%減の57億71百万円、セグメント利益は19.2%減の15億73百万円となりました。一方、感染管理事業は売上高が21.8%増の6億19百万円と大きく伸長し、セグメント損失は2億54百万円と改善しました。

強みと競争優位性

大幸薬品の最大の強みは、「正露丸」と「クレベリン」という、長年にわたり培われてきた高いブランド認知度と市場での確固たる地位にあります。「正露丸」は120年以上の歴史を持ち、一般用医薬品の中でも特定の症状に対する確実な効果と信頼性から、幅広い世代に浸透しています。このブランド力は、類似品が多い市場においても強力な参入障壁となっています。また、感染管理事業における二酸化塩素特許技術も、他社との差別化要因となっています。新規格「JSA-S1021」への適合マーク取得は、製品の科学的根拠と信頼性をさらに高めるものです。さらに、国内の薬局・ドラッグストア網や、海外の代理店ネットワークといった販売チャネルは、製品を効率的に消費者に届けるための強固な基盤となっています。これらの要素が組み合わさることで、同社は競争の激しい市場において独自のポジションを維持しています。

リスク要因

同社の事業運営における主要なリスクとして、特定製品への依存が挙げられます。「正露丸」や「クレベリン」といった主力製品に売上高が集中しているため、これらの製品に品質問題や販売中止、回収といった事態が発生した場合、経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、国内のアルフレッサヘルスケア、PALTA C、海外の一徳貿易といった上位3社への売上依存度が高いこともリスク要因です。これらの主要取引先の経営方針の変化や財政悪化は、販売機会の喪失につながる恐れがあります。さらに、医薬品事業における類似品や、感染管理事業における競合品の出現、価格競争も業績に影響を与える可能性があります。法規制の遵守も重要であり、医薬品事業は薬機法などの厳格な規制下にあるため、許認可の取り消しや更新不可のリスクも存在します。加えて、感染症の流行動向による需要の急激な変化や、原材料価格の高騰、調達リスクも事業運営上の課題となります。

投資テーマとの関連

大幸薬品の事業は、いくつかの投資テーマとの関連性を持っています。感染管理事業は、近年のパンデミック以降、公衆衛生意識の高まりとともに注目度が増しているテーマです。「クレベリン」ブランドは、感染症対策製品として、衛生管理や健康維持への関心が高い投資家にとって魅力的な要素となり得ます。また、医薬品事業における「正露丸」は、生活習慣病の増加や高齢化社会の進展といったメガトレンドの中で、セルフメディケーションの推進という側面から、ヘルスケア分野への投資テーマと関連します。新製品・新規事業開発を強化し、ブランドエクステンションを軸とした成長戦略は、将来のイノベーションやM&Aといったテーマへの期待感も抱かせます。中期経営計画で掲げる海外売上拡大は、グローバルヘルスケア市場の成長を取り込む姿勢を示しており、国際的な事業展開に焦点を当てる投資家にとっても注目すべき点です。

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