株式会社ステムセル研究所 (7096) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
ヘルスケアITバイオテクノロジー再生医療医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 29/81位
C
安定性
業種 66/85位
D
成長性
業種 48/83位
E
効率性
業種 45/84位
E
CF健全性
業種 49/74位
売上高
28億円
粗利率
60.9%
営業利益率
7.2%
純利益率
5.5%
ROE
5.8%
ROIC
4.5%
自己資本比率
33.2%
D/Eレシオ
0.18
有利子負債
5億円
ネットキャッシュ
24億円
NC/時価総額
30.6%
運転資本余剰*
-17億円
運転資本余剰/時価総額*
-22.0%
フリーCF
-7億円
FCFマージン
-23.9%
キャッシュ化率
0.47倍
PBR
2.86倍
EV/EBITDA
14.9倍
PER
49.6倍
想定株価
765.8円
想定時価総額
77億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 28億円 17億円 2億円 2億円 4億円 2億円 2億円
2025年3月期 27億円 17億円 1億円 4億円 5億円 4億円 4億円
2024年3月期 25億円 16億円 1億円 4億円 5億円 4億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 81億円 53億円 45億円 5億円 27億円
2025年3月期 75億円 52億円 43億円 6億円 26億円
2024年3月期 65億円 45億円 38億円 9044万円 27億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 28億円 5402万円 23億円 5億円 8億円 - -17億円
2025年3月期 32億円 5098万円 18億円 5億円 6億円 - -11億円
2024年3月期 28億円 4226万円 16億円 878万円 5億円 - -9億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 7351万円 -7億円 2億円 -7億円
2025年3月期 5億円 -3億円 1億円 2億円
2024年3月期 3億円 -8億円 -133万円 -5億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 15.4円 266.3円 - - 234.4円 49.6倍 765.8円 77億円 10,246,600株 176,400株
2025年3月期 37.7円 258.4円 25.0円 66.4% 263.7円 36.0倍 1356.1円 138億円 10,246,600株 75,100株
2024年3月期 30.4円 262.8円 - - 276.9円 65.2倍 1978.8円 203億円 10,246,600株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.8% 1.9% 4.5% 60.9% 7.2% 12.8% 5.5% -23.9% 33.2% 0.18
2025年3月期 14.6% 5.1% 9.3% 63.2% 15.6% 20.4% 14.4% 7.8% 35.3% 0.20
2024年3月期 11.6% 4.8% 10.7% 63.5% 16.7% 21.5% 12.5% -19.2% 41.1% 0.00

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.9% -51.6% -59.6% 10.4% 14.8% -12.0% -
2025年3月期 8.0% 1.1% 24.1% 14.6% - 22.6% 代表取締役社長 清水崇文
2024年3月期 18.6% 39.1% 57.0% 20.7% - 68.3% 代表取締役社長 清水崇文

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標株式会社ステムセル研究所業種中央値
ROE5.8%2.4%
ROA1.9%1.4%
営業利益率7.2%8.3%
純利益率5.5%6.8%
自己資本比率33.2%69.7%
売上成長率4.9%4.7%
PER49.6倍16.2倍
PBR2.86倍1.12倍
EV/EBITDA14.9倍9.2倍
NC/時価総額30.6%3.1%
運転資本余剰/時価総額-22.0%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
有機合成薬品工業株式会社 (4531) 84億円 154億円
日本ケミファ株式会社 (4539) 65億円 331億円
森下仁丹株式会社 (4524) 91億円 127億円
コージンバイオ株式会社 (177A) 62億円 49億円
株式会社カイノス (4556) 56億円 53億円
室町ケミカル株式会社 (4885) 35億円 67億円
わかもと製薬株式会社 (4512) 122億円 99億円
株式会社免疫生物研究所 (4570) 125億円 10億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2026年3月期)

ヘルスケアITバイオテクノロジー再生医療医療機器
さい帯血・さい帯保管事業再生医療・細胞治療東南アジア市場開拓HOPECELL次世代治療法開発

見通し: 2025年度は、国内事業のキャンペーン効果と東南アジア展開の本格化で売上高は回復基調となる見込み。営業利益は先行投資により低水準が続くが、中長期的には成長が期待される。

強み: 国内有数の細胞保管基盤とノウハウ。再生医療分野での研究開発実績とグローバル展開(東南アジア)への注力。

懸念: 再生医療研究の進捗遅延や効果未確認リスク。少子化による国内市場縮小の可能性。

リスク: 再生医療研究の進捗遅延や効果未確認、または新治療法の出現により、新規保管契約が減少し事業継続が困難となるリスク。少子化による国内市場縮小。個人情報漏洩による信頼失墜。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社は、再生医療・細胞治療分野への活用を目的とした、さい帯血およびさい帯といった周産期組織由来の細胞バンク事業を展開しています。具体的には、株式会社ステムセル研究所が国内で細胞バンク事業を運営し、新たな治療法の開発にも取り組んでいます。さらに、シンガポールに子会社STEMCELL INNOVATIONS PTE. LTD.、国内には株式会社ミルケアを設立し、海外での細胞保管事業や関連分野の新規事業を推進しています。2026年3月期より連結決算を開始しており、事業は「細胞バンク事業」の単一セグメントです。さい帯血には造血幹細胞や免疫調節に関わる細胞が含まれ、血液疾患の移植治療や、近年では小児の中枢神経系疾患、自閉症スペクトラム障害などへの再生医療・細胞治療分野での臨床研究が進められています。さい帯には間葉系細胞が含まれ、再生医療分野での活用が期待されています。これらの細胞は出産時に侵襲なく採取でき、長期保存が可能であるため、将来の医療利用に備えた保管ニーズが存在します。同社は、産婦人科施設との強固なネットワークを基盤に、国内市場の安定的な成長と、シンガポールを起点とした東南アジア市場の開拓を成長戦略の二本柱としています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は28億円と前期比4.9%の増加となりました。これは、新保管プラン「HOPECELL」の浸透や、国内事業における保管検体数の増加、そして海外事業の立ち上げ初期段階での貢献によるものです。しかし、営業利益は2億円となり、前期比で51.6%の大幅な減少を記録しました。同様に、経常利益も2億円で同49.3%減、当期純利益は2億円で同59.6%減と、利益面では大きく落ち込みました。これは、主にシンガポール子会社における事業立ち上げ費用や、競合他社の動向を踏まえた市場開拓に向けた先行的な投資、さらに将来の事業拡大を見据えた人員増強や賃金改定に伴う人件費の増加、原材料価格の上昇などが販売費及び一般管理費を押し上げたことが要因です。売上総利益も増加したものの、販管費の増加が営業利益を圧迫する形となりました。現金及び預金は28億円で前期比11.5%の減少、営業キャッシュ・フローは1億円で同84.3%の減少となりました。EPSは15.44円と前期比で59.0%低下しています。

強みと競争優位性

同社の強みは、国内有数の細胞保管基盤と、それによって培われたノウハウにあります。2026年3月末現在で累計保管検体数は11万件を超えており、これは「さい帯血・さい帯保管」というストック収益ビジネスモデルにおいて、安定した収益基盤を構築する上で極めて重要です。また、産婦人科施設との強固なネットワークも、新規顧客獲得における有利な点です。さらに、再生医療分野における臨床研究への積極的な関与や、大学等との共同研究を通じて、細胞の活用領域を拡大し、将来的な保管ニーズのさらなる高まりに繋げている点も特徴的です。シンガポールを起点とした東南アジア市場への事業拡大は、将来の成長ドライバーとなり得ます。特に、現地の所得水準の上昇や健康意識の高まりを背景に、同市場の成長が見込まれており、最先端設備と日本品質による安全性・信頼性を強みとして、この地域での存在感を示すことを目指しています。

リスク要因

同社が抱えるリスクとして、まず再生医療研究の進捗遅延や、予期せぬ治療法の出現による「さい帯血」及び「さい帯」保管の訴求力低下が挙げられます。研究が想定通りに進まなかったり、有効性が明らかにならなかった場合、新規保管者の減少に繋がり、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、事業活動は「再生医療等安全性確保法」などの法規制に強く依存しており、これらの法規制の改正・強化、あるいは予期せぬ事故等による事業許可の一時停止や取消しは、事業継続に重大な影響を及ぼしかねません。さらに、少子化による出生数の減少は、国内の細胞バンク事業のマーケット縮小に繋がる潜在的リスクとなります。これに対しては、海外展開や保管率拡大で対応しようとしていますが、市場の縮小ペースが拡大ペースを上回る可能性も否定できません。加えて、個人情報の漏洩リスクや、自然災害、人為的なミスによる事業継続への影響も考慮すべき要因です。

投資テーマとの関連

同社は、再生医療分野、特に「さい帯血」や「さい帯」を活用した治療法開発と細胞保管サービスを提供しており、これは「ヘルスケア」「バイオテクノロジー」といった長期的な投資テーマと深く関連しています。近年、再生医療分野への関心は世界的に高まっており、細胞治療や遺伝子治療といった先端医療への期待は増大しています。同社は、こうした先進的な医療分野への貢献を目指しており、将来的な医療技術の発展と共に、その事業価値が向上する可能性があります。また、将来的にはiPS細胞関連サービスや美容・自由診療領域への展開も視野に入れており、これらの分野も新たな投資テーマとして注目される可能性があります。ただし、再生医療分野は研究開発の成功確率や規制当局の承認プロセスに大きく依存するため、その進展には不確実性が伴います。

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