扶桑薬品工業株式会社 (4538) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
医療機器創薬
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 38/81位
D
安定性
業種 74/85位
D
成長性
業種 51/83位
D
効率性
業種 29/84位
E
CF健全性
業種 42/74位
売上高
623億円
粗利率
25.7%
営業利益率
4.2%
純利益率
3.2%
ROE
5.4%
ROIC
2.8%
自己資本比率
41.0%
D/Eレシオ
0.77
有利子負債
285億円
ネットキャッシュ
-236億円
NC/時価総額
-117.4%
運転資本余剰*
-468億円
運転資本余剰/時価総額*
-232.8%
フリーCF
-77億円
FCFマージン
-12.4%
キャッシュ化率
-3.10倍
PBR
0.54倍
EV/EBITDA
8.3倍
PER
10.0倍
想定株価
2356.3円
想定時価総額
201億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 623億円 160億円 26億円 26億円 53億円 23億円 20億円
2025年3月期 606億円 165億円 24億円 41億円 65億円 38億円 -33億円
2024年3月期 554億円 138億円 23億円 20億円 42億円 19億円 14億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 903億円 573億円 517億円 36億円 370億円
2025年3月期 817億円 483億円 441億円 46億円 357億円
2024年3月期 758億円 449億円 297億円 95億円 397億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 48億円 157億円 269億円 285億円 53億円 - -468億円
2025年3月期 63億円 149億円 262億円 213億円 44億円 - -379億円
2024年3月期 51億円 142億円 241億円 127億円 39億円 - -245億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -62億円 -15億円 63億円 -77億円
2025年3月期 -33億円 -32億円 76億円 -65億円
2024年3月期 6億円 -35億円 1400万円 -29億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 235.6円 4106.5円 90.0円 38.2% -2766.3円 10.0倍 2356.3円 201億円 9,451,169株 914,100株
2025年3月期 -384.9円 3869.1円 82.0円 - -1759.3円 - - - 9,451,169株 910,800株
2024年3月期 160.0円 4290.6円 70.0円 43.8% -889.7円 13.8倍 2207.7円 189億円 9,451,169株 906,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.4% 2.2% 2.8% 25.7% 4.2% 8.4% 3.2% -12.4% 41.0% 0.77
2025年3月期 -9.2% -4.0% 5.1% 27.3% 6.8% 10.7% -5.4% -10.7% 43.7% 0.60
2024年3月期 3.5% 1.8% 2.6% 25.0% 3.5% 7.6% 2.5% -5.3% 52.3% 0.32

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.9% -36.1% -38.8% 6.9% 4.8% 6.2% -
2025年3月期 9.3% 110.3% -338.8% 6.9% 5.3% 29.0% 代表取締役社長 戸田幹雄
2024年3月期 8.6% -11.0% -14.2% 4.0% 3.8% -5.8% 代表取締役社長 戸田幹雄

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標扶桑薬品工業株式会社業種中央値
ROE5.4%2.4%
ROA2.2%1.4%
営業利益率4.2%8.3%
純利益率3.2%6.8%
自己資本比率41.0%69.7%
売上成長率2.9%4.9%
PER10.0倍16.9倍
PBR0.54倍1.18倍
EV/EBITDA8.3倍9.4倍
NC/時価総額-117.4%4.2%
運転資本余剰/時価総額-232.8%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ラクオリア創薬株式会社 (4579) 247億円 40億円
大幸薬品株式会社 (4574) 150億円 64億円
株式会社免疫生物研究所 (4570) 125億円 10億円
わかもと製薬株式会社 (4512) 122億円 99億円
コーア商事ホールディングス株式会社 (9273) 292億円 233億円
ダイト株式会社 (4577) 296億円 506億円
森下仁丹株式会社 (4524) 91億円 127億円
有機合成薬品工業株式会社 (4531) 84億円 154億円
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AI分析(2026年3月期)

医療機器創薬
人工腎臓用透析剤DMX-200開発岡山第二工場建設サプライチェーンマネジメント強化DX推進(ERP導入)

見通し: 売上高は前期比2.9%増の623億円だが、原材料費・人件費高騰、研究開発費増により営業利益は36.1%減の26億円。2030年度売上高700億円、ROE8%超を目指し、新薬開発・生産体制強化・DX推進に注力。2028年度までは利益水準低下見込みだが、2029年度以降は上昇見通し。

強み: 人工腎臓用透析剤でトップシェア。基礎的医薬品・供給確保医薬品を安定供給する社会的使命を担う。強固な販売網を持つ。

懸念: 主力製品の透析剤市場は競争激化。医療費抑制策や薬価改定の影響を受けやすい。研究開発費増が一時的な利益圧迫要因。

リスク: 医療費抑制策や薬価改定による収益悪化リスク。新薬開発の失敗や上市遅延による投資回収困難リスク。主力製品への依存度が高く、市場環境変化や革新的技術登場による業績への重大な影響リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00953は、医療用医薬品および医療用機械器具の製造・販売を主軸とする製薬会社です。輸液を中心とした注射剤や、人工腎臓用透析剤などが主力製品であり、これらは医療の提供に不可欠な「基礎的医薬品」や「供給確保医薬品」として位置づけられています。また、医療用医薬品の製造受託や不動産賃貸業も展開しており、多角的な事業ポートフォリオを有しています。同社は「生命(いのち)支えて、生命(いのち)育む」をパーパスに掲げ、徹底した品質管理と持続的な安定供給を通じて、腎臓・泌尿器領域におけるアンメットメディカルニーズに対応するスペシャリティファーマとして、医療を通じて社会を支えることを目指しています。2030年度の経営目標として売上高700億円、ROE8%超を掲げ、研究開発や生産効率向上への積極的な投資を進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比2.9%増の623億円となりました。これは、腎・透析関連の後発医薬品の販売促進などが寄与した結果です。しかし、利益面では厳しい状況が見られました。原材料費や人件費の上昇による売上原価率の想定以上の増加、DMX-200に関する研究開発費の増加などが響き、営業利益は前期比36.1%減の26億円、経常利益は前期比37.9%減の23億円となりました。一方、当期純利益は前期比161.2%増の20億円と大幅な増加を記録しましたが、これは前年同期に発生した特許権侵害訴訟に関連する特別損失の反動によるものです。純資産は前期比3.5%増の370億円、総資産は前期比10.5%増の903億円となりました。営業キャッシュ・フローは、訴訟関連の仮払金支払いの影響により、前期比88.3%減のマイナス62億円となりました。

強みと競争優位性

E00953の強みは、人工腎臓用透析剤におけるトップシェアを誇る市場での地位と、輸液製剤などの基礎的医薬品を安定供給する責任体制にあります。これにより、医療現場からの厚い信頼を獲得しており、一定の需要基盤を確保しています。また、長年の事業活動で培われた製造ノウハウや品質管理体制は、医薬品事業における参入障壁となっています。さらに、製造拠点を東西に分散させることで、自然災害等に対する供給リスクの低減を図っており、安定供給能力は同社の競争優位性の一つです。中期経営方針では、腎臓・泌尿器領域におけるスペシャリティファーマとしての地位確立を目指し、革新的な新薬開発にも注力しており、将来的な成長ドライバーとして期待されます。主要な販売代理店との強固な関係性も、安定した販売実績を支える要因となっています。

リスク要因

同社は、医療費抑制策や薬価引き下げといった政府の医療政策、医薬品開発における長期化・高コスト化・承認リスク、そして予期せぬ副作用発生のリスクに直面しています。特に、主力製品である人工腎臓用透析剤への依存度は高く、市場競争の激化や革新的技術の登場による市場環境の変化は、業績に重大な影響を与える可能性があります。また、自然災害やパンデミックによるサプライチェーンの寸断や工場停止リスク、訴訟リスク、情報セキュリティインシデントのリスクも抱えています。売掛債権の回収リスクや棚卸資産の評価損リスク、固定資産の減損リスク、有価証券の価格変動リスクなど、財務面におけるリスクも存在します。これらのリスク要因は、経営成績や財務状況、さらには企業イメージに悪影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

E00953は、医療・ヘルスケア分野に属し、特に腎臓・泌尿器科領域におけるアンメットメディカルニーズへの対応を目指しています。これは、高齢化社会の進展や予防医療への関心の高まりといったメガトレンドと関連が深いです。また、同社が開発を進めている巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)治療薬「DMX-200」や、新概念の胚培養液などは、バイオテクノロジーや再生医療といった将来性の高い投資テーマとも関連が見られます。医薬品の安定供給という社会的使命は、ESG投資の観点からも評価される可能性があります。新基幹システム(ERP)導入を核としたDX加速や、人的資本への投資といった経営戦略は、企業の持続的成長と企業価値向上に向けた取り組みであり、長期的な視点での投資対象となり得ます。

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