コーア商事ホールディングス株式会社 (9273) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
ジェネリック医薬品医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 8/81位
A
安定性
業種 33/85位
B
成長性
業種 15/83位
C
効率性
業種 3/84位
A
CF健全性
業種 16/74位
売上高
233億円
粗利率
33.1%
営業利益率
23.0%
純利益率
15.6%
ROE
12.9%
ROIC
12.3%
自己資本比率
77.9%
D/Eレシオ
0.09
有利子負債
25億円
ネットキャッシュ
123億円
NC/時価総額
42.1%
運転資本余剰*
84億円
運転資本余剰/時価総額*
28.7%
フリーCF
25億円
FCFマージン
10.7%
キャッシュ化率
1.04倍
PBR
1.04倍
EV/EBITDA
2.8倍
PER
8.0倍
想定株価
692.8円
想定時価総額
292億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 233億円 77億円 7億円 54億円 60億円 54億円 36億円
2024年6月期 221億円 66億円 7億円 44億円 51億円 44億円 29億円
2023年6月期 221億円 64億円 7億円 42億円 49億円 41億円 27億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 361億円 265億円 64億円 16億円 281億円
2024年6月期 320億円 248億円 50億円 20億円 251億円
2023年6月期 285億円 218億円 52億円 23億円 209億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 147億円 33億円 36億円 25億円 8993万円 - 84億円
2024年6月期 132億円 23億円 37億円 28億円 1億円 - 82億円
2023年6月期 100億円 25億円 38億円 31億円 5678万円 - 48億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 38億円 -13億円 -9億円 25億円
2024年6月期 38億円 -15億円 8億円 24億円
2023年6月期 27億円 -3億円 -8億円 24億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 86.4円 667.7円 16.0円 18.5% 291.8円 8.0倍 692.8円 292億円 42,119,980株 1,400株
2024年6月期 74.1円 594.8円 13.0円 17.5% 246.2円 9.5倍 701.4円 295億円 42,119,980株 1,300株
2023年6月期 67.8円 528.1円 12.0円 17.7% 174.0円 10.2倍 689.8円 273億円 39,619,980株 1,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 12.9% 10.1% 12.3% 33.1% 23.0% 26.0% 15.6% 10.7% 77.9% 0.09
2024年6月期 11.8% 9.2% 11.0% 30.0% 19.8% 23.1% 13.3% 10.7% 78.3% 0.11
2023年6月期 12.8% 9.4% 12.4% 29.2% 19.3% 22.4% 12.2% 11.0% 73.5% 0.15

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 5.1% 22.2% 23.5% 4.6% 7.7% 12.0% 代表取締役社長 首藤利幸
2024年6月期 0.4% 3.1% 9.6% 7.5% 7.8% 9.1% 代表取締役社長 首藤利幸
2023年6月期 8.3% 11.6% 13.9% 11.2% 8.3% 22.2% 代表取締役社長 首藤利幸

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標コーア商事ホールディングス株式会社業種中央値
ROE12.9%2.4%
ROA10.1%1.4%
営業利益率23.0%8.0%
純利益率15.6%6.5%
自己資本比率77.9%69.4%
売上成長率5.1%4.7%
PER8.0倍16.9倍
PBR1.04倍1.18倍
EV/EBITDA2.8倍9.4倍
NC/時価総額42.1%3.1%
運転資本余剰/時価総額28.7%-4.6%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ダイト株式会社 (4577) 296億円 506億円
株式会社ミズホメディー (4595) 325億円 113億円
ラクオリア創薬株式会社 (4579) 247億円 40億円
富士製薬工業株式会社 (4554) 379億円 517億円
扶桑薬品工業株式会社 (4538) 201億円 623億円
生化学工業株式会社 (4548) 398億円 366億円
Heartseed株式会社 (219A) 421億円 30億円
大幸薬品株式会社 (4574) 150億円 64億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2025年6月期)

ジェネリック医薬品医療機器
医薬品専門商社への転換特長のある注射剤国内トップメーカーへの進化蔵王工場第二工場新設によるプレフィルドシリンジ増産ジェネリック医薬品使用促進策CDMO事業の本格展開

見通し: ジェネリック医薬品市場の拡大と政府の促進策を追い風に、原薬販売事業と注射剤製造販売事業の双方で成長を目指す。2025年6月期連結売上高400億円、営業利益80億円は中期目標であり、着実な進捗が期待される。特に注射剤国内トップメーカーへの進化が鍵。

強み: ジェネリック原薬の安定調達ネットワークと、少量多品種生産・高薬理活性注射剤製造の技術力。政府のジェネリック推進策が追い風。

懸念: 海外サプライヤーへの依存による仕入価格・供給リスク。主力製剤の依存度が高く、市場動向や競合の出現による影響を受けやすい。

リスク: 海外原薬サプライヤーの経営・供給体制変動による調達遅延・不可能リスク。ジェネリック市場における競合激化や顧客戦略変更による販売量・価格低下リスク。薬価改定や医療保険制度見直しによる利益率低下リスク。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

当社グループは、安全・安心・安価なジェネリック医薬品の安定供給を通じて、社会保障費削減に貢献することを目指す医薬品専門商社および特長ある注射剤トップメーカーです。事業は大きく二つのセグメントに分かれます。一つは原薬販売事業で、コーア商事株式会社が担い、世界10カ国以上90社以上の海外サプライヤーと国内製薬会社100社以上とのネットワークを活かし、ジェネリック医薬品原薬の専門商社として機能しています。将来的には、海外で生産された医薬品の輸入販売や、海外の知的財産を国内製薬会社へ導入するライセンスイン活動も推進し、医薬品専門商社へと進化することを目指しています。もう一つは医薬品製造販売事業で、コーアイセイ株式会社が主導し、蔵王工場のシリンジライン増強やバイアルラインの稼働率向上を図り、特長ある注射剤の国内トップメーカーとなることを目指しています。この両事業のシナジーを追求し、新たなビジネスモデルのイノベーションを推進しています。

直近決算ハイライト

直近連結会計年度(2024年7月1日~2025年6月30日)における業績は、売上高が232億69百万円(前期比5.1%増)と堅調に伸長しました。営業利益は53億55百万円(前期比22.2%増)、経常利益は53億75百万円(前期比23.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は36億37百万円(前期比23.5%増)と、増収増益を達成しました。セグメント別では、原薬販売事業の売上高は159億30百万円(前期比3.1%増)、セグメント利益は32億15百万円(前期比16.1%増)となりました。これは、新上市品目の拡販や得意先在庫調整の解消による取引量増加が寄与した一方、一部品目で在庫調整の継続や競合参入の影響が見られました。医薬品製造販売事業では、売上高が86億68百万円(前期比3.2%増)、セグメント利益は21億36百万円(前期比25.7%増)と、プレフィルドシリンジ製剤の販売好調や生産性改善が貢献しました。総資産は361億14百万円(前期末比41億10百万円増)、純資産は281億20百万円(前期末比30億68百万円増)となり、自己資本比率は77.9%と、財務基盤も安定しています。

強みと競争優位性

当社グループの強みは、ジェネリック医薬品原薬の専門商社としてのグローバルなサプライヤーネットワークと、国内製薬会社との強固な顧客基盤です。世界10カ国以上、90社以上の海外サプライヤーとの取引実績は、多様な原薬の安定調達を可能にし、顧客である国内製薬会社のニーズに応える多様な品揃えを実現しています。また、医薬品製造販売事業においては、少量多品種生産に対応可能な高薬理活性注射剤工場を保有しており、受託製造(CDMO)において競合他社に対する優位性を有しています。特に、プレフィルドシリンジ製剤の生産能力増強や、蔵王第二工場の新設(2027年7月稼働予定)により、需要拡大への対応力と安定供給体制を強化しています。さらに、品質管理体制についても、日本のGMP基準に適合する生産体制を備え、品質維持・向上に努めており、これが顧客からの信頼獲得に繋がっています。これらの強みを活かし、医薬品専門商社および特長ある注射剤国内トップメーカーを目指す戦略を推進しています。

リスク要因

当社グループが直面するリスクとして、まずジェネリック医薬品原薬の仕入価格の市況変動や為替相場の影響が挙げられます。海外サプライヤーの経営状況や供給体制の変動も、調達遅延や中断のリスクとなります。また、ジェネリック医薬品市場は、薬価改定や政府による使用促進策、競合製品の動向、顧客の販売戦略変更などに影響を受けやすく、特に腎臓疾患用治療製剤への依存度が高い状況は、代替製剤の出現等により業績に影響を及ぼす可能性があります。品質に関するリスクも重要であり、医薬品原薬や製剤の品質低下、予期せぬ副作用の発生、製造過程での異物混入等は、信用失墜や販売中止、回収に繋がりかねません。さらに、医薬品製造販売事業は薬機法等の各種法令規制を受けるため、許認可の取り消しや業務停止のリスクも存在します。知的財産権に関する紛争、設備老朽化による不具合、研究開発における先行投資の未回収、自然災害による事業中断、売掛金回収リスク、環境問題発生リスク、特定経営者への依存、機密情報管理リスクなども潜在的なリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

当社グループは、医薬品業界におけるジェネリック医薬品の普及促進という大きな潮流の中で事業を展開しており、これは「健康・医療」という投資テーマに強く関連しています。特に、超高齢社会の進展に伴い、社会保障費削減の観点からジェネリック医薬品の重要性は増しており、政府による使用促進策(2029年度末までに数量シェア80%以上、金額シェア65%以上を目指す)は、当社グループにとって追い風となる可能性があります。また、医薬品の安定供給確保は喫緊の課題であり、当社グループのサプライチェーン強化や生産能力増強は、この課題解決に貢献するものです。さらに、DX推進やAI技術の業務活用といった中期事業戦略は、IT・テクノロジー関連の投資テーマとも間接的に関連し、効率化や新たな付加価値創出への期待が持てます。製造受託事業(CDMO)の推進は、医薬品開発・製造のアウトソーシング化というメガトレンドにも合致しており、今後の成長ドライバーとなり得ます。

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