ダイト株式会社 (4577) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
ジェネリック医薬品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 37/81位
B
安定性
業種 48/85位
D
成長性
業種 41/83位
D
効率性
業種 31/84位
D
CF健全性
業種 34/74位
売上高
506億円
粗利率
17.1%
営業利益率
5.2%
純利益率
3.8%
ROE
3.7%
ROIC
2.9%
自己資本比率
66.7%
D/Eレシオ
0.23
有利子負債
119億円
ネットキャッシュ
-97億円
NC/時価総額
-32.7%
運転資本余剰*
-148億円
運転資本余剰/時価総額*
-50.1%
フリーCF
-15億円
FCFマージン
-2.9%
キャッシュ化率
3.09倍
PBR
0.57倍
EV/EBITDA
5.7倍
PER
15.7倍
想定株価
985.0円
想定時価総額
296億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年5月期 506億円 86億円 43億円 26億円 70億円 27億円 19億円
2024年5月期 469億円 98億円 37億円 39億円 76億円 39億円 33億円
2023年5月期 451億円 103億円 39億円 52億円 91億円 52億円 36億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年5月期 780億円 417億円 170億円 89億円 520億円
2024年5月期 777億円 415億円 185億円 69億円 521億円
2023年5月期 706億円 407億円 154億円 42億円 507億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年5月期 22億円 184億円 125億円 119億円 21億円 - -148億円
2024年5月期 27億円 209億円 105億円 87億円 32億円 - -158億円
2023年5月期 36億円 182億円 97億円 49億円 30億円 - -118億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年5月期 59億円 -74億円 10億円 -15億円
2024年5月期 52億円 -59億円 -2億円 -7億円
2023年5月期 42億円 -56億円 6億円 -14億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年5月期 62.7円 1734.3円 52.5円 83.7% -321.8円 15.7倍 985.0円 296億円 30,696,000株 616,400株
2024年5月期 105.0円 1702.3円 28.6円 27.3% -195.3円 10.6倍 1113.0円 341億円 31,396,000株 716,200株
2023年5月期 125.2円 1763.6円 30.0円 24.0% -40.4円 9.2倍 1151.8円 365億円 31,715,200株 12,320株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年5月期 3.7% 2.5% 2.9% 17.1% 5.2% 13.7% 3.8% -2.9% 66.7% 0.23
2024年5月期 6.3% 4.2% 4.5% 21.0% 8.3% 16.1% 7.0% -1.6% 67.0% 0.17
2023年5月期 7.1% 5.1% 6.6% 22.9% 11.6% 20.1% 8.0% -3.1% 71.8% 0.10

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年5月期 8.0% -32.7% -42.1% 5.2% 2.4% -26.3% 代表取締役社長兼CEO 松森浩士
2024年5月期 4.0% -25.2% -8.5% -1.3% 2.7% -13.0% 代表取締役社長 松森浩士
2023年5月期 3.8% -20.5% -22.9% 0.1% 2.5% -0.9% 代表取締役社長 大津賀保信

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標ダイト株式会社業種中央値
ROE3.7%2.4%
ROA2.5%1.4%
営業利益率5.2%8.3%
純利益率3.8%6.8%
自己資本比率66.7%69.7%
売上成長率8.0%4.7%
PER15.7倍16.9倍
PBR0.57倍1.18倍
EV/EBITDA5.7倍9.4倍
NC/時価総額-32.7%4.2%
運転資本余剰/時価総額-50.1%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
コーア商事ホールディングス株式会社 (9273) 292億円 233億円
株式会社ミズホメディー (4595) 325億円 113億円
ラクオリア創薬株式会社 (4579) 247億円 40億円
富士製薬工業株式会社 (4554) 379億円 517億円
扶桑薬品工業株式会社 (4538) 201億円 623億円
生化学工業株式会社 (4548) 398億円 366億円
Heartseed株式会社 (219A) 421億円 30億円
大幸薬品株式会社 (4574) 150億円 64億円
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AI分析(2025年5月期)

ジェネリック医薬品
ジェネリック医薬品原薬・製剤製造日中連携によるコスト競争力オーファンドラッグ開発「Daito Transformation Plan 2027」品質管理体制強化

見通し: 2026年5月期は売上高525億円(前期比3.7%増)、営業利益30億円(同14.5%増)を見込む。既存事業の効率化、中国事業強化、新規事業参入、資本配分高度化、人的資本投資の5軸で企業価値向上を目指す。

強み: 原薬から製剤までの一貫製造体制と、日中両国での生産拠点、FDA査察をクリアする品質管理体制、安定供給力が強み。

懸念: ジェネリック医薬品市場は供給不安や過当競争、薬価改定の影響を受ける。また、原材料費や人件費の高騰も利益を圧迫する可能性がある。

リスク: ジェネリック医薬品市場の成長停滞や政策転換、薬価改定による販売価格低下リスク。また、海外依存の原材料調達や為替変動によるコスト増リスク、製造物責任や品質低下による信用失墜リスクも抱える。

AI詳細分析(2025年5月期)

事業概要

本稿で分析する企業は、医薬品原薬の製造販売・仕入販売、他社開発製剤の製造受託、そして自社開発または共同開発による製剤の製造販売を主幹事業とする製薬会社である。その事業内容は、医薬品のサプライチェーンにおける複数の段階に跨がっており、原薬から最終製剤まで一貫して手掛ける体制を構築している点が特徴と言える。特に、ジェネリック医薬品関連事業が連結売上高の約8割を占めており、同社にとって中核的な収益基盤となっている。このビジネスモデルは、ジェネリック医薬品市場の動向、特に政府による使用促進策や薬価改定といった外部要因の影響を強く受ける構造となっている。また、大手医薬品販売業者や医療機関向けの直接的な営業活動は限定的であり、製剤の自社開発においては、販売を担う他の医薬品メーカーとの連携が不可欠となる。この事業構造は、安定供給体制の構築と品質管理能力が事業継続の鍵となることを示唆している。

直近決算ハイライト

当連結会計年度の業績は、売上高が50,643百万円(前期比8.0%増)と増加した。これは、原薬事業において、新薬価収載された製剤用原薬の販売開始や商品販売の堅調な推移により22,872百万円(前期比5.7%増)となったことに加え、製剤事業においても、長期収載品での製造受託減少という逆風があったものの、ジェネリック医薬品および一般用医薬品の販売が好調に推移し27,592百万円(前期比10.1%増)となったことが寄与している。一方で、健康食品関連事業は市場競争の激化などにより178百万円(前期比10.1%減)と減収となった。売上高の増加に伴う利益の増加も報告されているが、詳細な利益指標については、提示された情報からは具体的な数値とその増減率を把握することはできない。しかし、売上高が着実に伸長していることは、同社が現在の事業環境下で一定の成長を遂げていることを示唆している。

強みと競争優位性

同社の強みは、原薬から製剤までを一貫して製造できる「一貫製造体制」と、それを日本と中国の両国に有している「日中連携」にある。これにより、「日本品質・中国コスト」という競争力の高い製品提供が可能となっている。さらに、米国FDA査察を継続的にクリアする業界トップクラスの「品質管理体制」は、後発医薬品を中心とする供給不安が長期化する中で、顧客からの信頼を得る上で極めて重要な要素となっている。この高い品質管理能力に裏打ちされた「安定供給力」も、同社の競争優位性を確立する上で不可欠な要素である。また、ジェネリック医薬品市場の動向を注視し、成長が見込める高薬理活性製剤領域に注力するなど、市場ニーズへの迅速な対応力も強みと言える。これらの要素が組み合わさることで、同社は医薬品業界、特にジェネリック医薬品市場において独自の地位を築いている。

リスク要因

同社が直面するリスクは多岐にわたる。まず、事業の根幹をなすジェネリック医薬品市場は、政府による薬価改定や医療費抑制策の影響を直接的に受ける。また、ジェネリック医薬品の数量シェア目標達成に向けた政策転換や、長期収載品への「選定療養」導入といった要因も、収益構造に影響を与える可能性がある。さらに、医薬品の品質、有効性、安全性に関する法規制(薬機法、GMP等)の遵守が厳格に求められる中、法令違反による許認可の取り消しや、予期せぬ副作用による販売中止、製品回収といった事態は、経営成績に重大な影響を及ぼしかねない。加えて、為替相場の変動による原材料費の上昇や、海外取引先への依存による仕入困難リスク、そして設備投資の遅延や、大規模投資後の受注不振による採算悪化のリスクも内在している。

投資テーマとの関連

同社は、医薬品原薬・製剤の製造販売を通じて、人々の健康に貢献するという点で、ヘルスケア分野における重要なプレイヤーである。特に、ジェネリック医薬品の安定供給は、医療費抑制という政府の政策目標とも合致しており、今後も一定の市場成長が見込まれる。しかしながら、AI、半導体、EV、防衛といった、いわゆる「成長テーマ」との直接的な関連性は薄い。強いて関連付けるとすれば、医療費抑制策の一環としてジェネリック医薬品の利用促進が図られる中で、同社がその供給を担うことで、間接的に医療費抑制や国民皆保険制度の維持に貢献していると言える。また、将来的には、オーファンドラッグ開発のような新規分野への参入を企図しており、その動向によっては、新たな投資テーマとの接点が生まれる可能性も否定できない。

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