富士製薬工業株式会社 (4554) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
ジェネリック医薬品医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 25/81位
D
安定性
業種 69/85位
C
成長性
業種 19/83位
D
効率性
業種 30/84位
C
CF健全性
業種 24/74位
売上高
517億円
粗利率
40.2%
営業利益率
9.7%
純利益率
5.8%
ROE
6.4%
ROIC
4.5%
自己資本比率
50.2%
D/Eレシオ
0.66
有利子負債
309億円
ネットキャッシュ
-237億円
NC/時価総額
-62.6%
運転資本余剰*
-237億円
運転資本余剰/時価総額*
-62.7%
フリーCF
16億円
FCFマージン
3.1%
キャッシュ化率
1.93倍
PBR
0.81倍
EV/EBITDA
6.9倍
PER
12.6倍
想定株価
1545.4円
想定時価総額
379億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 517億円 208億円 39億円 50億円 89億円 45億円 30億円
2024年9月期 461億円 178億円 33億円 39億円 72億円 44億円 61億円
2023年9月期 409億円 165億円 27億円 39億円 66億円 45億円 34億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 934億円 479億円 310億円 155億円 469億円
2024年9月期 900億円 425億円 358億円 86億円 456億円
2023年9月期 853億円 391億円 298億円 144億円 412億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 72億円 212億円 147億円 309億円 51億円 - -237億円
2024年9月期 46億円 180億円 152億円 293億円 71億円 8800万円 -312億円
2023年9月期 23億円 194億円 152億円 289億円 106億円 4億円 -274億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 58億円 -42億円 10億円 16億円
2024年9月期 42億円 -17億円 -4億円 25億円
2023年9月期 19億円 -52億円 19億円 -33億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 122.9円 1917.8円 45.5円 37.0% -967.2円 12.6倍 1545.4円 379億円 24,891,100株 395,600株
2024年9月期 252.8円 1873.5円 42.5円 16.8% -1012.8円 5.0倍 1271.8円 310億円 24,753,800株 395,500株
2023年9月期 141.4円 1694.2円 37.0円 26.2% -1094.7円 8.3倍 1166.3円 284億円 24,753,800株 433,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 6.4% 3.2% 4.5% 40.2% 9.7% 17.2% 5.8% 3.1% 50.2% 0.66
2024年9月期 13.5% 6.8% 3.6% 38.7% 8.4% 15.7% 13.3% 5.4% 50.6% 0.64
2023年9月期 8.3% 4.0% 3.9% 40.4% 9.4% 16.1% 8.4% -8.1% 48.3% 0.70

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 12.0% 28.6% -51.2% 13.4% 8.9% 9.7% 代表取締役社長 森田周平
2024年9月期 12.8% 0.6% 78.9% 10.7% 4.9% 5.0% 代表取締役社長 森田周平
2023年9月期 15.4% 2.1% 27.4% 6.6% 1.5% 7.1% 代表取締役社長 岩井孝之

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標富士製薬工業株式会社業種中央値
ROE6.4%2.4%
ROA3.2%1.4%
営業利益率9.7%8.0%
純利益率5.8%6.8%
自己資本比率50.2%69.7%
売上成長率12.0%4.7%
PER12.6倍16.9倍
PBR0.81倍1.18倍
EV/EBITDA6.9倍9.4倍
NC/時価総額-62.6%4.2%
運転資本余剰/時価総額-62.7%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
生化学工業株式会社 (4548) 398億円 366億円
Heartseed株式会社 (219A) 421億円 30億円
株式会社ミズホメディー (4595) 325億円 113億円
ダイト株式会社 (4577) 296億円 506億円
コーア商事ホールディングス株式会社 (9273) 292億円 233億円
ラクオリア創薬株式会社 (4579) 247億円 40億円
株式会社タウンズ (197A) 554億円 186億円
扶桑薬品工業株式会社 (4538) 201億円 623億円
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AI分析(2025年9月期)

ジェネリック医薬品医療機器
女性医療領域の拡大バイオシミラー事業グローバルCDMO事業薬価改定デジタル・AI活用

見通し: 今期は女性医療領域の新薬発売やバイオシミラーのラインナップ拡充、グローバルCDMO事業の成長により売上高517億円(前期比12.0%増)、営業利益49.9億円(同28.6%増)と好調。2029年9月期には売上高800億円、営業利益100億円、営業利益率12.5%を目指す。

強み: 女性医療領域に強みを持ち、市場拡大が見込まれる。バイオシミラー事業やグローバルCDMO事業も成長ドライバーとして期待される。

懸念: 医薬品業界特有の薬価改定リスク、原材料価格高騰、予期せぬ副作用発生による製品回収・販売中止リスクなどが存在する。

リスク: ①法的規制:医薬品医療機器等法等の規制変更や許認可取消により、事業活動に重大な影響を及ぼす可能性。②医薬品研究開発:臨床試験の失敗や行政指導による開発遅延・中止リスク。③副作用・品質:予期せぬ副作用や品質問題による製品回収・販売中止リスク。これらは事業継続に影響しうる。

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

富士製薬工業は、医薬品の開発・製造・販売を主力事業とする企業です。特に、産婦人科領域のホルモン剤や放射線科領域の尿路・血管造影剤といった注射剤を中心に、全国5拠点で事業を展開しています。連結子会社であるOLIC(Thailand)Limitedとの間で製品売買や資金貸付なども行っており、グローバルな事業基盤も有しています。同社は単一セグメントとして医薬品事業のみを展開しており、その事業内容は多岐にわたります。長年にわたり女性医療分野に注力しており、この分野での貢献と成長を事業の核と位置づけています。

直近決算ハイライト

2025年9月期(当連結会計年度)の売上高は516億77百万円と、前年同期比12.0%増を達成しました。これは、女性医療領域の新薬「アリッサ配合錠」や既存製品、ウステキヌマブBS皮下注45mg「F」を中心としたバイオシミラー事業の拡大、そして田辺三菱製薬から承継した製品などが貢献した結果です。利益面では、売上増に加え、研究開発費の負担減(新製品契約一時金の計上なし)により、営業利益は49億90百万円と、同28.6%増となりました。一方で、デリバティブ評価損の計上などにより経常利益は44億59百万円(同0.3%増)となり、前期の一過性利益の反動もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は30億円(同51.2%減)となりました。

強みと競争優位性

富士製薬工業の強みは、長年にわたり培ってきた女性医療領域における専門性と、その分野での事業拡大戦略にあります。特に、月経困難症治療薬「アリッサ配合錠」や「エフメノカプセル」などの製品ラインナップは、拡大が見込まれる国内女性医療市場において競争優位性を発揮すると考えられます。また、バイオシミラー事業では、2029年を見据えた普及目標が示される中、既に上市済みの製品に加え、2025年9月には新たに3製品の製造販売承認を取得しており、ラインナップ拡充による貢献拡大が期待されます。さらに、タイと日本を拠点とするグローバルCMO(医薬品受託製造・開発)事業も、地政学的リスクの低さを活かし、欧米企業からの受託案件獲得に繋がっており、成長ドライバーとして位置づけられています。

リスク要因

同社は医薬品メーカーとして、医薬品医療機器等法をはじめとする厳格な法的規制を受けるリスクを抱えています。許認可の取り消しや関連法規の改正は、事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、医薬品の研究開発においては、臨床試験の失敗や外部関係者との問題により、開発遅延や中止に至るリスクがあります。原材料価格の高騰や調達困難、予期せぬ副作用・品質問題による製品回収・販売中止のリスクも存在します。さらに、競合他社との価格競争、薬価改定、訴訟リスク、ITセキュリティリスク、そしてデジタル化への対応遅れなども、業績に影響を与える要因となり得ます。

投資テーマとの関連

富士製薬工業は、「女性医療」と「バイオシミラー」という二つの明確な成長戦略を推進しており、これらは現代の医療・ヘルスケア分野における重要な投資テーマと合致しています。女性医療分野は、疾患認知の遅れや受診率の低さなどから、日本国内でも大きな市場拡大の余地があり、同社はこの分野に注力することで、未充足な医療ニーズに応え、社会課題解決に貢献する企業として注目されます。また、バイオシミラーは、医療経済的な観点から普及が加速しており、同社のラインナップ拡充は、医療費抑制に貢献するテーマとして投資家の関心を集める可能性があります。グローバルCMO事業も、医薬品サプライチェーンの多様化という観点から、関連テーマとして捉えることができます。

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