三櫻工業株式会社 (6584) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 輸送用機器
自動車部品EVデータセンター
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 74/89位
E
安定性
業種 76/89位
C
成長性
業種 48/89位
C
効率性
業種 55/89位
E
CF健全性
業種 88/89位
売上高
1594億円
粗利率
14.4%
営業利益率
2.6%
純利益率
1.0%
ROE
3.2%
ROIC
2.7%
自己資本比率
33.8%
D/Eレシオ
1.19
有利子負債
572億円
ネットキャッシュ
-327億円
NC/時価総額
-133.7%
運転資本余剰*
-285億円
運転資本余剰/時価総額*
-116.3%
フリーCF
-120億円
FCFマージン
-7.5%
キャッシュ化率
0.97倍
PBR
0.51倍
EV/EBITDA
5.2倍
PER
15.8倍
想定株価
672.2円
想定時価総額
245億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1594億円 229億円 70億円 41億円 111億円 30億円 15億円
2025年3月期 1595億円 228億円 68億円 49億円 116億円 46億円 7億円
2024年3月期 1568億円 233億円 62億円 81億円 142億円 73億円 42億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1419億円 834億円 530億円 370億円 480億円
2025年3月期 1171億円 703億円 419億円 272億円 443億円
2024年3月期 1112億円 643億円 412億円 217億円 447億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 245億円 300億円 193億円 572億円 79億円 - -285億円
2025年3月期 227億円 244億円 178億円 397億円 67億円 - -192億円
2024年3月期 177億円 228億円 195億円 330億円 87億円 - -236億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 15億円 -135億円 129億円 -120億円
2025年3月期 85億円 -81億円 41億円 4億円
2024年3月期 101億円 -71億円 7億円 30億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 42.6円 1340.6円 28.0円 65.8% -898.5円 15.8倍 672.2円 245億円 37,112,000株 717,700株
2025年3月期 20.6円 1236.3円 28.0円 136.0% -466.6円 32.0倍 659.9円 240億円 37,112,000株 717,700株
2024年3月期 117.4円 1248.4円 26.5円 22.6% -422.0円 9.7倍 1142.5円 416億円 37,112,000株 717,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 3.2% 1.1% 2.7% 14.4% 2.6% 6.9% 1.0% -7.5% 33.8% 1.19
2025年3月期 1.7% 0.6% 4.0% 14.3% 3.0% 7.3% 0.5% 0.2% 37.8% 0.90
2024年3月期 9.4% 3.8% 7.3% 14.9% 5.1% 9.1% 2.7% 1.9% 40.2% 0.74

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -0.1% -16.2% 106.8% 5.0% 7.0% 45.6% -
2025年3月期 1.7% -39.6% -82.5% 11.2% 2.3% 30.6% 代表取締役社長 竹田玄哉
2024年3月期 13.9% 509.6% 364.8% 11.3% 2.2% 32.2% 取締役社長 竹田玄哉

業種比較(輸送用機器、89社中央値)

指標三櫻工業株式会社業種中央値
ROE3.2%5.9%
ROA1.1%3.2%
営業利益率2.6%5.3%
純利益率1.0%3.5%
自己資本比率33.8%51.2%
売上成長率-0.1%2.7%
PER15.8倍10.4倍
PBR0.51倍0.66倍
EV/EBITDA5.2倍4.4倍
NC/時価総額-133.7%9.6%
運転資本余剰/時価総額-116.3%-31.0%
同業他社: トヨタ自動車株式会社(7203)本田技研工業株式会社(7267)日産自動車株式会社(7201)株式会社デンソー(6902)スズキ株式会社(7269)全90社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

輸送用機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
内海造船株式会社 (7018) 227億円 470億円
株式会社イクヨ (7273) 192億円 301億円
株式会社JRC (6224) 189億円 137億円
株式会社ヨロズ (7294) 187億円 1763億円
阪神内燃機工業株式会社 (6018) 183億円 140億円
フジオーゼックス株式会社 (7299) 178億円 291億円
株式会社今仙電機製作所 (7266) 177億円 871億円
株式会社ユタカ技研 (7229) 314億円 1792億円
輸送用機器の企業一覧(全90社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品EVデータセンター
サンオー・ラストマン・スタンディング戦略サーマル・ソリューション事業拡大データセンター向け冷却装置事業生産ソリューション事業Winkelmann Powertrain México S. de R.L. de C.V.買収

見通し: 次期は自動車部品事業で「サンオー・ラストマン・スタンディング戦略」を継続し、寡占市場でのシェア拡大と価格決定力向上を図る。非自動車分野ではデータセンター向け冷却装置や生産ソリューション事業の拡大に注力し、マルチポートフォリオ構築を進める。売上横ばいに対し、営業利益は回復傾向と予想。

強み: 自動車部品市場における「サンオー・ラストマン・スタンディング戦略」による寡占市場での優位性。培った技術を活かした新事業展開。

懸念: EVシフトの加速による既存事業への影響。為替変動リスク。自動車部品の品質問題発生時の多額の費用負担。

リスク: 1. EV政策や規制強化による自動車部品の需要変動リスク。2. グローバル展開に伴う為替レート変動リスク。3. 重要保安部品である自動車部品の品質問題発生によるリコールリスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

三櫻工業は、自動車部品、電器部品、および製造用設備の製造・販売を主力事業とする企業グループです。自動車部品事業においては、スチールチューブを応用したブレーキ配管や燃料配管などの製品を、国内外の自動車メーカーに供給しています。グローバルに事業を展開しており、日本、北南米、欧州、中国、アジアに生産・販売拠点を有しています。特に、自動車部品事業においては、「サンオー・ラストマン・スタンディング戦略」を掲げ、競合他社が内燃機関車向け製品から撤退する中でも、顧客のニーズが続く限り既存市場に留まり、残存者利益の獲得を目指しています。近年は、電気自動車(EV)シフトに対応するため、サーマル・ソリューション製品の開発・販売にも注力しており、次世代パワートレインに対応した製品ラインナップの拡充を図っています。また、自動車分野で培ったチューブ加工技術を応用し、データセンター向け冷却装置、生産ソリューション事業、冷蔵庫向けワイヤーコンデンサー事業といった、非自動車分野での新事業創出にも積極的に取り組んでいます。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、売上高は1,594億円と前期比でわずかに0.1%減少しました。これは、日本国内での新規立上による販売増があったものの、欧州および中国地域での販売不振が影響したためです。利益面では、営業利益が41億円と前期比で16.2%減少し、経常利益は30億円と34.0%減少しました。北南米地域での米国関税措置の影響や異常費用の発生による収益性の悪化、ならびに為替差損の発生が利益を押し下げました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は15億円と、前期比で106.8%の大幅増益を達成しました。これは、中国子会社清算に伴う費用や減損損失、ドイツ子会社でのリストラ費用を計上したものの、メキシコ子会社買収による負ののれん発生益やアメリカ子会社での法人税等調整額の計上がこれらを上回ったことによります。セグメント別では、日本事業は新規設備販売と部品販売が好調で増収増益となりましたが、北南米事業は異常費用計上等により営業損失に転落しました。

強みと競争優位性

当社の強みは、自動車部品、特にチューブ加工技術における長年の実績と、グローバルに展開された生産・販売ネットワークにあります。自動車部品事業では、「サンオー・ラストマン・スタンディング戦略」により、競合が撤退する市場でシェアを拡大し、価格決定権を向上させています。この戦略は、顧客である自動車メーカーの近隣に生産拠点を配置し、安定供給体制を築くことで、世界各地でオンリーワンの存在となる地域を増やしていることが背景にあります。また、主要顧客であるトヨタ自動車や本田技研工業への安定供給実績は、高い信頼性と品質管理能力を示しています。さらに、自動車分野で培ったコア技術を、データセンター向け冷却装置や生産ソリューションといった成長分野に展開し、事業ポートフォリオの多角化を進めている点も競争優位性と言えます。特に、データセンター用水冷配管事業では、「富岳」への採用実績を活かし、NTTデータらとの共同検証など、積極的な事業開発を進めています。

リスク要因

当社の事業運営には複数のリスク要因が存在します。まず、グローバルな事業展開に伴う経済状況の変動リスクです。特に、事業を展開する各国・地域の景気後退や政情不安は、業績に直接的な影響を与える可能性があります。また、主要顧客である自動車メーカーの生産調整や、電気自動車(EV)政策の急激な変化は、受注変動リスクとして顕在化します。為替レートの変動も、海外売上高比率が高いことから、業績に影響を与える要因です。さらに、原材料価格の変動、製品品質に起因するリコール発生リスク、地震等の自然災害や事故によるサプライチェーンの寸断リスク、サイバーセキュリティリスクなども、経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対し、為替予約、品質管理体制の強化、BCP(事業継続計画)の策定・見直し、サイバーリスク保険の加入などの対策を講じていますが、リスクの完全な排除は困難です。

投資テーマとの関連

三櫻工業は、中長期的な成長戦略として、従来の自動車部品事業に加え、非自動車分野における新事業の育成を推進しており、これがいくつかの投資テーマとの関連性を示唆しています。特に、データセンター向け冷却装置事業は、AIやDXの進展に伴うデータセンター需要の拡大というメガトレンドと強く結びついています。サーバーの高密度化・高性能化が進む中で、効率的な冷却ソリューションへのニーズは高まっており、同社の水冷配管技術などがこの分野での貢献が期待されます。また、自動車部品事業においても、EVシフトへの対応としてサーマル・ソリューション製品に注力しており、これはEV関連という投資テーマにも関連します。さらに、生産ソリューション事業では、製造業の自動化・効率化ニーズに対応するものであり、インダストリー4.0やスマートファクトリーといったテーマとの親和性も考えられます。これらの新事業の成長が、今後の同社の株価に影響を与える可能性があります。

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