HPCシステムズ株式会社 (6597) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AIクラウドSaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 281/649位
C
安定性
業種 384/657位
B
成長性
業種 229/637位
A
効率性
業種 67/657位
A
CF健全性
業種 64/656位
売上高
71億円
粗利率
29.8%
営業利益率
9.0%
純利益率
6.0%
ROE
16.3%
ROIC
14.2%
自己資本比率
57.6%
D/Eレシオ
0.20
有利子負債
5億円
ネットキャッシュ
14億円
NC/時価総額
17.8%
運転資本余剰*
3億円
運転資本余剰/時価総額*
4.1%
フリーCF
13億円
FCFマージン
18.1%
キャッシュ化率
3.15倍
PBR
3.12倍
EV/EBITDA
9.6倍
PER
19.3倍
想定株価
1960.7円
想定時価総額
81億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 71億円 21億円 5780万円 6億円 7億円 6億円 4億円
2024年6月期 69億円 19億円 8336万円 4億円 5億円 4億円 3億円
2023年6月期 89億円 17億円 7867万円 3億円 3億円 3億円 2億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 45億円 42億円 16億円 3億円 26億円
2024年6月期 48億円 44億円 18億円 5億円 25億円
2023年6月期 79億円 75億円 49億円 6億円 23億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 20億円 8億円 11億円 5億円 5120万円 - 3億円
2024年6月期 17億円 8億円 12億円 13億円 5120万円 - -1917万円
2023年6月期 10億円 11億円 48億円 45億円 5120万円 - -39億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 13億円 -5521万円 -10億円 13億円
2024年6月期 41億円 -866万円 -34億円 41億円
2023年6月期 -28億円 -2億円 28億円 -30億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 101.6円 627.6円 28.0円 27.6% 348.1円 19.3倍 1960.7円 81億円 4,367,000株 217,200株
2024年6月期 69.7円 579.3円 25.0円 35.9% 110.5円 19.1倍 1330.5円 57億円 4,360,500株 65,900株
2023年6月期 42.9円 537.1円 25.0円 58.2% -814.7円 49.8倍 2137.9円 92億円 4,358,000株 65,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 16.3% 9.4% 14.2% 29.8% 9.0% 9.8% 6.0% 18.1% 57.6% 0.20
2024年6月期 12.0% 6.3% 8.0% 27.3% 6.1% 7.3% 4.3% 58.6% 52.2% 0.51
2023年6月期 8.0% 2.3% 2.7% 18.8% 2.9% 3.8% 2.1% -34.2% 29.3% 1.96

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 1.7% 49.4% 41.7% 5.5% 8.4% -0.9% 代表取締役 小野鉄平
2024年6月期 -21.6% 64.7% 62.7% 6.0% 5.2% -14.3% 代表取締役 小野鉄平
2023年6月期 47.0% -60.4% -57.6% 23.3% - -18.5% 代表取締役 小野鉄平

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標HPCシステムズ株式会社業種中央値
ROE16.3%11.1%
ROA9.4%6.6%
営業利益率9.0%8.6%
純利益率6.0%6.5%
自己資本比率57.6%62.0%
売上成長率1.7%9.2%
PER19.3倍17.2倍
PBR3.12倍2.29倍
EV/EBITDA9.6倍7.8倍
NC/時価総額17.8%20.5%
運転資本余剰/時価総額4.1%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
プロパティデータバンク株式会社 (4389) 82億円 37億円
株式会社AVILEN (5591) 81億円 17億円
株式会社グッドパッチ (7351) 82億円 51億円
株式会社セキュア (4264) 82億円 68億円
ソフトマックス株式会社 (3671) 80億円 69億円
Zenken株式会社 (7371) 80億円 55億円
バルテス・ホールディングス株式会社 (4442) 80億円 119億円
株式会社モバイルファクトリー (3912) 79億円 34億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2024年6月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2025年6月期)

AIクラウドSaaS
S3 as a ServiceHPC SIサービスAI/ディープラーニング SIサービス計算科学ソリューションマテリアルズ・インフォマティクス

見通し: AI・機械学習、IoTの普及に伴うコンピューティング需要の拡大を追い風に、HPC事業とCTO事業の連携強化と「S3 as a Service」戦略で成長を目指す。中期経営計画「Vision2027」に基づき、売上・利益成長を継続する見通し。

強み: 計算科学分野(特にライフサイエンス、マテリアルサイエンス)における高度なシステムインテグレーション能力と、大学・官公庁・企業R&Dとの強固なネットワーク。

懸念: 主要仕入先であるSuper Micro Computer, Inc.への依存度が高く、同社の技術水準低下や取引関係悪化による供給リスク。また、部品価格高騰や供給不足による原価上昇・出荷遅延リスク。

リスク: 1. 景気・産業動向の変動:顧客の研究開発・設備投資需要に影響され、売上減少リスク。2. 特定仕入先への依存:主要仕入先の供給能力低下や取引関係悪化による調達リスク。3. 部品調達リスク:部品価格高騰や供給不足による原価上昇・出荷遅延リスク。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

HPCシステムズ株式会社は、「人とコンピューティングの力で世界平和に貢献する」という経営理念のもと、「人の創造力とコンピューティングを融合させ未来をつくる企業になる」というビジョンを掲げ、研究者や開発者に寄り添い、その課題解決を支援する企業です。同社は、専門知識が求められる科学技術計算用コンピュータ事業(HPC事業)と、安定的で信頼性の高い製品供給が求められる産業用コンピュータ事業(CTO事業)の二つを主軸に事業を展開しています。HPC事業では、計算科学分野、特にライフサイエンスとマテリアルサイエンス領域に強みを持ち、材料開発におけるマテリアルズ・インフォマティクスのアプリケーション開発に注力しています。システムインテグレーション、高性能コンピュータの販売、ソフトウェア開発・販売、受託計算・研究開発支援、導入後のサポートまでをワンストップで提供し、大学や公的研究機関、企業のR&Dセンターなどとの強固なネットワークを活かしています。CTO事業では、産業用コンピュータの提供を通じて、顧客のニーズに応じたソリューションを展開しています。

直近決算ハイライト

2025年6月期連結決算において、売上高は70億64百万円(前年同期比1.7%増)となり、増収を達成しました。営業利益は6億36百万円(同49.4%増)と大幅な増加を記録しました。これは、HPC事業において民間企業向け売上が低調であったものの、CTO事業で継続・新規顧客ともに好調に推移したことが貢献しました。特に、HPC事業は海外大型案件の反動減や輸入コスト上昇の影響を受け減収となったものの、案件管理の徹底により利益率が改善し、セグメント利益は前年同期比33.1%増となりました。CTO事業は、売上高12.5%増、セグメント利益118.7%増と大きく成長しました。売上高の伸びは小幅にとどまったものの、利益率の改善と販売管理費の抑制により、営業利益は大幅なプラス成長を達成したことは特筆すべき点です。

強みと競争優位性

同社の強みは、HPC事業における計算科学分野、特にライフサイエンスとマテリアルサイエンス領域での専門性と、長年培ってきた大学・公的研究機関・企業のR&Dセンター等との広範なネットワークにあります。これにより、基礎研究と応用研究の橋渡しや、顧客のニーズに合わせた最適なシステムインテグレーション、ソフトウェア開発、研究開発支援までをワンストップで提供できる体制を構築しています。また、「S3 as a Service」という独自のソリューションサービス戦略を展開し、System, Science, Science as a Cloudの3つのサービスを組み合わせることで、顧客の課題解決に3乗の効果で貢献することを目指しています。AIやエッジコンピューティングといった最先端技術にも注力し、両事業の垣根を越えた体制強化を図ることで、将来的な成長機会を捉えようとしています。

リスク要因

同社は、景気動向や産業動向の変動、特に顧客の研究開発投資や設備投資の動向に事業が影響を受けるリスクを抱えています。また、コンピューティング関連市場の技術革新のスピードが速いため、技術革新への対応の遅れが業績に影響を与える可能性があります。さらに、主要仕入先への依存(Super Micro Computer, Inc.)や、部品調達における価格高騰・供給不足のリスク、製品の欠陥等による製造物責任リスクも存在します。特定人物(代表取締役)への依存、小規模組織であることに起因する内部管理体制の不十分さ、そしてカントリーリスクや為替変動リスクも事業運営上の懸念事項です。加えて、年度末の1月~3月に売上・利益が集中する季節変動性の高さも、業績の偏重というリスク要因として挙げられます。

投資テーマとの関連

同社は、AI(人工知能)、機械学習、ディープラーニングといった先端技術分野に積極的に取り組んでおり、HPC事業における計算科学分野や、CTO事業におけるエッジコンピューティングとの親和性から、これらの投資テーマとの関連性が深いです。AI技術の進展がデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる中で、同社はAIを活用した研究開発活動やIoTの実現に貢献できるソリューションを提供しています。特に、マテリアルズ・インフォマティクスや計算化学分野でのAI活用に注力しており、将来的な成長が見込まれる分野での事業展開は、投資テーマとの合致度が高いと言えます。5Gサービスの開始に伴うIoTの成長とCTO事業の関連性も、今後の成長ドライバーとして期待されます。

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