株式会社いい生活 (3796) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSAI不動産テック
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 418/649位
B
安定性
業種 213/657位
A
成長性
業種 82/637位
B
効率性
業種 250/657位
B
CF健全性
業種 328/656位
売上高
32億円
粗利率
58.3%
営業利益率
7.1%
純利益率
4.7%
ROE
7.6%
ROIC
7.5%
自己資本比率
74.5%
D/Eレシオ
0.08
有利子負債
2億円
ネットキャッシュ
5億円
NC/時価総額
23.6%
運転資本余剰*
1655万円
運転資本余剰/時価総額*
0.9%
フリーCF
1億円
FCFマージン
4.4%
キャッシュ化率
5.03倍
PBR
0.97倍
EV/EBITDA
1.9倍
PER
25.5倍
想定株価
279.2円
想定時価総額
19億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 32億円 19億円 6億円 2億円 8億円 2億円 2億円
2025年3月期 30億円 16億円 5億円 -3728万円 5億円 -4214万円 -3954万円
2024年3月期 28億円 16億円 5億円 2億円 7億円 2億円 1億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 27億円 9億円 6億円 8829万円 20億円
2025年3月期 23億円 6億円 5億円 278万円 19億円
2024年3月期 25億円 9億円 6億円 281万円 19億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 6億円 252万円 1億円 2億円 - - 1655万円
2025年3月期 3億円 3082万円 1億円 - - - -1億円
2024年3月期 7億円 5913万円 6136万円 - - - 1億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 8億円 -6億円 1億円 1億円
2025年3月期 3億円 -7億円 -3429万円 -4億円
2024年3月期 6億円 -7億円 -3448万円 -3816万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 10.9円 144.1円 6.0円 54.8% 65.8円 25.5倍 279.2円 19億円 7,280,700株 379,300株
2025年3月期 -5.7円 271.4円 5.0円 - 50.1円 - - - 7,280,700株 379,300株
2024年3月期 21.2円 282.1円 5.0円 23.6% 107.1円 28.9倍 611.8円 42億円 7,280,700株 379,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.6% 5.7% 7.5% 58.3% 7.1% 24.3% 4.7% 4.4% 74.5% 0.08
2025年3月期 -2.1% -1.7% -1.4% 52.8% -1.2% 16.5% -1.3% -11.9% 79.7% -
2024年3月期 7.5% 5.8% 6.3% 57.0% 6.3% 23.5% 5.2% -1.4% 76.6% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.7% 515.6% 282.4% 6.2% 7.9% -0.7% -
2025年3月期 7.8% -121.2% -127.1% 7.5% 7.3% - 代表取締役社長 CEO前野善一
2024年3月期 4.1% -24.9% -7.6% 8.2% 7.2% 36.4% 代表取締役社長 CEO前野善一

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社いい生活業種中央値
ROE7.6%11.2%
ROA5.7%6.6%
営業利益率7.1%8.6%
純利益率4.7%6.5%
自己資本比率74.5%62.0%
売上成長率6.7%9.2%
PER25.5倍17.2倍
PBR0.97倍2.29倍
EV/EBITDA1.9倍7.8倍
NC/時価総額23.6%20.4%
運転資本余剰/時価総額0.9%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社マーキュリー (5025) 19億円 16億円
株式会社ラバブルマーケティンググループ (9254) 19億円 13億円
株式会社BTM (5247) 18億円 60億円
コムシード株式会社 (3739) 18億円 25億円
株式会社キットアライブ (5039) 18億円 9億円
株式会社アズジェント (4288) 20億円 34億円
株式会社まぐまぐ (4059) 18億円 4億円
株式会社セキュアヴェイル (3042) 21億円 13億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

SaaSAI不動産テック
不動産DXSaaS生成AIBPaaSマルチプロダクト戦略

見通し: 不動産テックSaaS事業は、人手不足や法改正対応のニーズを背景に、顧客数と単価の上昇が継続。AI実装やBPaaS強化で更なる成長を目指し、売上高+6.7%増、営業利益は大幅黒字転換と好調。

強み: 不動産市場特化のSaaSビジネスモデル、強力なリカーリング収益基盤、AI活用による付加価値向上と他社との差別化。

懸念: 特定のIaaS事業者(AWS)への依存、サイバー攻撃による情報漏洩リスク、優秀な人材の採用・育成・定着が事業拡大の鍵。

リスク: 1.サイバー攻撃による情報漏洩・システム停止リスク:保険でカバーしきれない損害や信用の失墜。2.特定IaaS事業者への依存リスク:契約解消や仕様変更による事業継続への影響。3.人材確保・育成の遅延リスク:事業拡大スピードに組織対応が追いつかず、機会損失や品質低下を招く可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社は、不動産市場に特化したクラウド型SaaS(Software as a Service)及び関連ソリューションを提供する企業です。ミッションは「テクノロジーと心で、たくさんのいい生活を」、ビジョンは「心地いいくらしが循環する、社会のしくみをつくる」を掲げ、不動産市場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。主力事業であるSaaSは、賃貸仲介・管理、売買仲介など、不動産業務のあらゆるフェーズに対応するプロダクト群を提供し、顧客の業務効率化と情報の一元管理を支援します。これに加えて、データモダナイゼーションや運用支援といった伴走型支援(BPaaS)も展開し、深刻化する業界の人手不足や法改正への対応、サイバーセキュリティ強化といった不動産業界が直面する経営課題の解決に貢献しています。創業以来培ってきた自社開発・直販体制を強みとし、リカーリング収益(サブスクリプション)を基盤とした事業展開を行っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社は売上高32億円(前期比+6.7%)を達成しました。主力であるサブスクリプション売上は27億円(前期比+7.5%)と堅調に推移し、顧客数は1,589法人(前期比+2.6%)へと増加しました。平均月額単価も約15.8万円(前期比+3.1%)に上昇しており、これは既存顧客へのアップセル・クロスセル戦略と、高単価な新規顧客の獲得が奏功した結果です。ソリューション売上も2.6%増の4.9億円となりました。利益面では、AI活用や業務プロセス刷新による生産性向上、開発体制の内製化推進、ソリューション業務の標準化などが寄与し、売上原価は前期比5.9%減となりました。販売費及び一般管理費は、将来の成長に向けたマーケティング投資等を継続した結果、前期比1.3%増となりました。これらの結果、営業利益は2億円(前期は3727.5万円の営業損失)へと大幅に黒字転換し、経常利益も2億円(前期は4214.1万円の経常損失)となりました。当期純利益も2億円(前期比+482.4%)と大きく伸長しました。

強みと競争優位性

当社の強みは、不動産市場に特化したバーティカルSaaSプロバイダーとしての深い業界知識と、顧客の多様なニーズに応えるマルチプロダクト戦略にあります。不動産取引・管理のあらゆる場面を網羅するプロダクト群は、顧客の深いニーズに包括的に対応し、アップセル・クロスセルを促進する基盤となっています。また、「顧客数 × アカウント単価」という平面的な成長モデルに加え、業者間流通プラットフォーム「いい生活Square」等を通じたトランザクション売上を積み上げることで、収益の立体的な拡大(3次元の成長モデル)を図っている点も競争優位性です。さらに、生成AIをはじめとする最先端AI技術の各プロダクトへの実装を急速に進めており、顧客が意識せずともAIの恩恵を享受できる環境を構築することで、顧客単価の向上と他社との差別化を実現しています。子会社を通じた伴走型支援(BPaaS)の強化も、深刻化する業界の人手不足に直接アプローチし、顧客のLTV最大化と解約率最小化に貢献しています。

リスク要因

当社事業におけるリスク要因として、まずインターネットの普及状況とそのインフラ環境の変動が挙げられます。クラウドソリューション事業の根幹をなすインターネット環境が不安定になったり、利用コストが高騰したりした場合、事業に悪影響を及ぼす可能性があります。また、クラウド市場における競争激化も懸念されます。新技術への対応遅れ、顧客ニーズの的確な把握不足、競合他社による画期的な商品・サービスの出現、あるいはクラウド自体の需要予測との乖離などが、財政状態や経営成績に悪影響を与える可能性があります。さらに、不動産業界特有のリスクとして、業界全体の景気変動やシステム投資動向、法規制の変更などが事業に影響を与える可能性があります。技術革新のスピードが速いIT分野においては、技術革新への対応遅れが競争力低下を招くリスクも存在します。その他、サイバー攻撃による情報漏洩や、外部IaaS事業者(AWS等)への依存、特定の従事者への業務依存といったリスクも考慮する必要があります。

投資テーマとの関連

当社は、不動産テック(PropTech)分野におけるDX推進という明確な投資テーマと深く関連しています。特に、最新AI技術の各プロダクトへの実装を急速に進めている点は、AI活用という投資テーマに合致しています。生成AIによる業務自動化・省力化は、不動産業界における生産性向上に直結するため、AI関連の技術進歩や普及は当社の事業成長を加速させる要因となります。また、不動産取引の完全デジタル化への対応、データ活用による業務効率化、深刻化する労働力不足への対応といった経営環境の変化に対し、SaaS及びBPaaSを組み合わせたソリューションを提供していることは、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進という投資テーマとも強く結びついています。不動産市場におけるIT投資の活発化や、セキュリティ・BCP(事業継続計画)への意識向上といったトレンドも、当社の事業機会を拡大させる追い風となっています。

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