株式会社ネクストジェン (3842) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSクラウドAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 312/649位
B
安定性
業種 303/657位
B
成長性
業種 124/637位
B
効率性
業種 186/657位
A
CF健全性
業種 172/656位
売上高
43億円
粗利率
37.1%
営業利益率
7.7%
純利益率
6.9%
ROE
12.2%
ROIC
8.5%
自己資本比率
65.1%
D/Eレシオ
0.12
有利子負債
3億円
ネットキャッシュ
17億円
NC/時価総額
58.0%
運転資本余剰*
9億円
運転資本余剰/時価総額*
30.5%
フリーCF
4億円
FCFマージン
10.6%
キャッシュ化率
2.53倍
PBR
1.24倍
EV/EBITDA
2.0倍
PER
10.2倍
想定株価
961.4円
想定時価総額
30億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 43億円 16億円 3億円 3億円 6億円 3億円 3億円
2025年3月期 36億円 14億円 3億円 3億円 5億円 3億円 2億円
2024年3月期 35億円 13億円 3億円 2億円 5億円 2億円 2億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 37億円 29億円 11億円 2億円 24億円
2025年3月期 35億円 28億円 10億円 3億円 22億円
2024年3月期 33億円 25億円 10億円 3億円 20億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 20億円 1億円 7億円 3億円 - - 9億円
2025年3月期 18億円 1億円 7億円 5億円 - - 8億円
2024年3月期 13億円 1億円 10億円 5億円 - 910万円 3億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 7億円 -3億円 -2億円 4億円
2025年3月期 9億円 -3億円 -3921万円 6億円
2024年3月期 5億円 -4億円 -4918万円 1億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 94.5円 776.5円 30.0円 31.7% 557.2円 10.2倍 961.4円 30億円 3,092,900株 200株
2025年3月期 66.6円 701.9円 10.0円 15.0% 431.5円 13.7倍 911.9円 28億円 3,091,800株 200株
2024年3月期 54.9円 644.0円 0.0円 0.0% 258.8円 14.9倍 818.8円 25億円 3,041,800株 100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.2% 7.9% 8.5% 37.1% 7.7% 14.4% 6.9% 10.6% 65.1% 0.12
2025年3月期 9.4% 5.8% 6.9% 39.1% 7.2% 14.7% 5.7% 16.2% 61.4% 0.22
2024年3月期 8.5% 5.1% 5.2% 37.0% 5.1% 14.1% 4.7% 2.9% 59.8% 0.24

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 17.6% 25.2% 42.7% 11.7% 2.0% 118.9% -
2025年3月期 2.8% 44.6% 22.7% -1.2% -1.4% 11.6% 代表取締役社長 執行役員CEO大西新二
2024年3月期 15.4% 479.6% -63.3% -3.0% 2.0% 142.2% 代表取締役 執行役員社長大西新二

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社ネクストジェン業種中央値
ROE12.2%11.1%
ROA7.9%6.6%
営業利益率7.7%8.6%
純利益率6.9%6.5%
自己資本比率65.1%62.0%
売上成長率17.6%9.1%
PER10.2倍17.2倍
PBR1.24倍2.29倍
EV/EBITDA2.0倍7.8倍
NC/時価総額58.0%20.4%
運転資本余剰/時価総額30.5%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社東京通信グループ (7359) 30億円 62億円
株式会社中央経済社ホールディングス (9476) 30億円 33億円
株式会社Rebase (5138) 30億円 22億円
日本ラッド株式会社 (4736) 30億円 41億円
株式会社ASJ (2351) 29億円 27億円
株式会社Kaizen Platform (4170) 29億円 44億円
GreenBee株式会社 (3913) 30億円 10億円
ジョルダン株式会社 (3710) 30億円 28億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2024年3月期: dividend_corrected:5.0->0.0
2023年3月期: 売上3年連続減少
2022年3月期: dividend_corrected:3.0->0.02

AI分析(2026年3月期)

SaaSクラウドAI
ボイスコミュニケーション事業クラウドDX事業サブスク型ビジネスクラウドPBX「U-cube voice」SBC「NX-B5000」

見通し: 当期は売上高17.6%増、営業利益25.2%増と好調。今後もサブスク型ビジネスの成長、DX推進によるクラウドサービス需要拡大で、2029年3月期売上高70億円、営業利益6億円目標達成を目指す。

強み: NTT創業者が培ったキャリアグレードの技術力と、IP技術を基盤としたクラウドサービス提供能力。大手通信事業者との強固な関係性。

懸念: 市場競争の激化による価格圧力。新規事業への先行投資による一時的な利益率低下リスク。ソフトウェア資産の減損リスク。

リスク: 市場環境の変化に追随できない場合、業績に影響する。新規事業は先行投資負担や計画未達のリスクを抱える。M&A等の投資活動は回収不能や減損リスクを伴う。知的財産権侵害やソフトウェア減損リスクも存在する。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社は「時空を超えてヒトやモノをつなぎ、豊かな社会を創造する」という企業理念のもと、最先端の音声コミュニケーション技術を提供する企業です。事業は「ボイスコミュニケーション事業」と「クラウドDX事業」の二つの領域に区分されています。ボイスコミュニケーション事業では、大手通信事業者にSBC(Session Border Controller)などのネットワーク技術を基盤とした音声コミュニケーション製品群を提供し、IP化が進む電話通信システムの更改・機能強化に対応しています。特に、ソフトウェアSBC「NX-B5000」は、ライセンスビジネスや保守サービスで安定した需要が見込まれます。また、企業向け電話システム市場でのIP化進展に伴い、クラウドPBX「U-cube voice」やクラウドサービス「U-cube friends」の需要も拡大しています。AIによる通話記録解析需要の高まりから、コンタクトセンター向け通話録音ソリューション「LA-6000」や音声認識関連の引き合いも活発です。クラウドDX事業では、クラウド市場におけるネットワーク技術を強みに、顧客の「クラウド・リフト」および「クラウド・シフト」を支援しています。自社サービスで培ったクラウド技術や業務プロセス改善(BPM)の知見を活かし、顧客の業務最適化を支援する「顧客伴走型ビジネス」を展開しています。通信事業者向けのキャリアコアソリューションでも、クラウド化・マルチメディア化・大容量化に対応する技術力へのニーズが高まっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が前期比17.6%増の43億円となり、堅調な成長を示しました。営業利益は同25.2%増の3億円、経常利益は同29.6%増の3億円、当期純利益は同42.7%増の3億円と、増収効果が利益を押し上げました。特に、売上総利益率は11.3%増と大きく改善しており、増収効果が利益率向上に寄与したことが伺えます。ボイスコミュニケーション事業は17.5%増、クラウドDX事業は17.7%増と、両事業セグメントとも高い成長率を維持しました。サブスク型ビジネスであるクラウドサービスが堅調に成長し、保守サービスやクラウドサービスの利用拡大が収益を牽引しました。また、ワンタイム型ビジネスでは、ライセンスビジネスの主要案件獲得やDX関連構築案件の拡大が売上を押し上げました。受注残高も前期比21.0%増と増加しており、今後の業績拡大への期待感を示しています。期末の純資産は同10.7%増の24億円、総資産は同4.4%増の37億円となり、財務基盤も安定しています。現金及び預金は同11.2%増の20億円と潤沢に確保されています。

強みと競争優位性

同社の強みは、長年培ってきたNTTの技術者を中心に創業された経緯に裏打ちされた、キャリアグレードの高い信頼性と品質、そして安定性を実現する技術力にあります。電話公衆網で必要とされる高度な技術・品質レベルを理解し、短時間の停止も許されない信頼性の実現を可能にしています。また、グローバルスタンダードであるインターネット技術をベースに、最新のネットワークやコミュニケーション技術を同時に活用し、クラウドサービスとして提供できる点が競争優位性となっています。特に、国内ベンダーとしては初となるZoom PhoneやMicrosoft Teamsの接続認定を取得している点は、IP電話サービスを提供する上で大きなアドバンテージとなり、需要拡大に繋がっています。さらに、グローバルスタンダードな海外製品を日本の制度やシステムに適応させ、多種多様なソリューションとして提供するビジネスモデルも同社ならではの強みです。パートナー事業者との協業による「Enablerサービス」の展開や、「NextGen CaMP」といったパートナー組織の運営を通じて、エコシステムを構築し、事業拡大を図っている点も特筆すべき戦略です。

リスク要因

市場環境の変化は、同社が直面する主要なリスクの一つです。通信サービス分野における大手事業者や新規参入事業者との激しい価格競争や商品・サービスの差別化競争は、事業継続における継続的な課題となります。また、新規事業やM&A等の投資活動においては、先行投資による利益率の低下や、事業計画の変更、投資回収リスク、減損損失発生のリスクが潜在しています。特に、新規事業の成長が予測通りに進まない場合、それまでの投資負担が業績に影響を与える可能性があります。知的財産権に関しても、第三者の知的財産権侵害の可能性や、保有するソフトウェア資産の減損リスクなどが指摘されています。プロジェクトの納期変動リスクも、売上計上時期の変動を通じて四半期ごとの業績に影響を与える可能性があります。さらに、情報通信分野における高度な専門知識を持つ人材の確保・維持は、事業活動の支障となりうる重要な課題であり、特定個人の属人性に依存する業務体制からの脱却が求められます。大規模自然災害や感染症拡大といった外部要因も、事業継続へのリスクとして挙げられています。

投資テーマとの関連

同社は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の文脈で、クラウドDX事業を中心に投資テーマとの関連性が高いと言えます。企業のクラウド導入支援や、既存システムのクラウド移行、業務プロセスの最適化といったサービスは、まさにDXの本丸です。また、AIによる通話記録の解析や音声認識技術への取り組みは、AI分野への貢献を示唆しています。ボイスコミュニケーション事業で提供するIP電話システムやクラウドPBXは、リモートワークの普及や働き方改革といったトレンドとも強く結びついています。特に、「NX-B5000」や「U-cube voice」、「U-cube friends」といった製品・サービスは、現代のビジネスコミュニケーションの基盤を支えるものであり、その需要は今後も堅調に推移すると考えられます。公衆交換電話網のIP通信技術への完全移行という大きな変化の波を捉え、大手通信事業者に技術的ソリューションを提供してきた実績は、同社が通信インフラの進化という重要な投資テーマにおいて、確固たる地位を築いていることを示しています。

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