チタン工業株式会社 (4098) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
機能性化学電子材料電池材料環境技術DX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 182/215位
E
安定性
業種 201/215位
B
成長性
業種 63/214位
D
効率性
業種 198/215位
A
CF健全性
業種 38/215位
売上高
81億円
粗利率
16.7%
営業利益率
3.7%
純利益率
2.5%
ROE
3.8%
ROIC
1.9%
自己資本比率
38.5%
D/Eレシオ
1.11
有利子負債
58億円
ネットキャッシュ
-50億円
NC/時価総額
-153.9%
運転資本余剰*
-42億円
運転資本余剰/時価総額*
-129.6%
フリーCF
7億円
FCFマージン
9.2%
キャッシュ化率
5.06倍
PBR
0.61倍
EV/EBITDA
8.0倍
PER
16.0倍
想定株価
1088.8円
想定時価総額
32億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 81億円 14億円 7億円 3億円 10億円 2億円 2億円
2025年3月期 78億円 12億円 7億円 2億円 9億円 1億円 2億円
2024年3月期 80億円 4億円 8億円 -7億円 5900万円 -7億円 -17億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 137億円 73億円 51億円 28億円 53億円
2025年3月期 140億円 71億円 49億円 34億円 51億円
2024年3月期 149億円 77億円 58億円 36億円 50億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 9億円 42億円 15億円 58億円 7億円 - -42億円
2025年3月期 8億円 45億円 13億円 65億円 5億円 - -41億円
2024年3月期 8億円 45億円 20億円 70億円 8億円 - -50億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 10億円 -3億円 -7億円 7億円
2025年3月期 8億円 1億円 -9億円 9億円
2024年3月期 7億円 2億円 -5億円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 68.0円 1776.0円 12.0円 17.6% -1675.5円 16.0倍 1088.8円 32億円 3,027,000株 51,100株
2025年3月期 67.5円 1722.7円 10.0円 14.8% -1922.7円 11.0倍 742.3円 22億円 3,027,000株 60,400株
2024年3月期 -566.6円 1681.1円 10.0円 - -2081.4円 - - - 3,027,000株 60,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 3.8% 1.5% 1.9% 16.7% 3.7% 12.6% 2.5% 9.2% 38.5% 1.11
2025年3月期 3.9% 1.4% 1.0% 15.1% 2.1% 11.3% 2.6% 12.2% 36.5% 1.28
2024年3月期 -33.7% -11.3% -4.3% 4.5% -9.1% 0.7% -21.1% 11.5% 33.5% 1.40

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.4% 81.2% 1.0% 0.3% 5.3% -8.1% -
2025年3月期 -2.0% -77.3% -88.1% -1.5% -2.3% -23.8% 代表取締役 社長執行役員井上保雄
2024年3月期 -1.5% -288.6% -621.7% 8.2% -0.6% - 代表取締役 社長執行役員井上保雄

業種比較(化学、214社中央値)

指標チタン工業株式会社業種中央値
ROE3.8%6.5%
ROA1.5%4.0%
営業利益率3.7%7.3%
純利益率2.5%5.2%
自己資本比率38.5%64.4%
売上成長率4.4%2.1%
PER16.0倍13.1倍
PBR0.61倍0.85倍
EV/EBITDA8.0倍6.2倍
NC/時価総額-153.9%4.9%
運転資本余剰/時価総額-129.6%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
丸尾カルシウム株式会社 (4102) 30億円 126億円
ポバール興業株式会社 (4247) 35億円 36億円
丸東産業株式会社 (7894) 35億円 188億円
株式会社アテクト (4241) 29億円 34億円
スガイ化学工業株式会社 (4120) 29億円 64億円
株式会社日本色材工業研究所 (4920) 25億円 166億円
永大化工株式会社 (7877) 24億円 92億円
川上塗料株式会社 (4616) 22億円 59億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2025年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

機能性化学電子材料電池材料
化粧品向け製品の拡販酸化チタン・酸化鉄関連事業6つのコア技術第7次中期経営計画ROE8%目標

見通し: 2026年度は売上高85億円、営業利益3.5億円、経常利益2.6億円、純利益2.1億円を見込む。化粧品向け製品の拡販と収益性向上、リスク耐性強化が基本方針。

強み: 6つのコア技術(粒子形状制御、微粒子化、複合化等)を基盤とした技術力と、顧客志向のきめ細やかな対応力が強み。

懸念: 新規製品の事業化遅延や、設備の老朽化・故障による操業停止リスクが経営成績に影響を与える可能性がある。

リスク: 新規製品開発の遅延や設備老朽化・故障による操業停止リスク、原燃料価格や為替の変動リスク、情報漏洩やサイバー攻撃による信用失墜リスクが考えられる。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期(2026年3月期)の売上高は81億円となり、前期比4.4%増と堅調に推移しました。営業利益は3億円(前期比81.2%増)、経常利益は2億円(前期比119.1%増)と大幅な増益を達成し、当期純利益も2億円(前期比1.0%増)となりました。純資産は49億円(前期比3.8%増)と増加し、総資産は137億円(前期比1.9%減)となりました。現金及び預金は9億円(前期比4.6%増)と増加し、営業キャッシュフローは10億円(前期比25.2%増)と潤沢な資金創出能力を示しています。EPSは68.05円(前期比0.8%増)、BPSは1,776.01円(前期比3.1%増)となり、株主価値も着実に増加しています。配当金も1株あたり12.00円(前期比20.0%増)と増配されており、株主還元への意欲も伺えます。事業の柱は、酸化チタン関連事業と酸化鉄関連事業の二つです。酸化チタン関連事業では、化粧品向け製品の出荷増加と販売価格の値上げが奏功し、売上高は4,981百万円(前期比8.1%増)、営業利益は108百万円(前期は1百万円)と黒字化しました。酸化鉄関連事業では、ブレーキパッド向け製品の新規採用や化粧品向け製品の出荷増、価格改定の効果があったものの、トナー向け製品の出荷減により売上高は3,156百万円(前期比0.9%減)となりましたが、販売価格の値上げやコスト削減により営業利益は180百万円(前期比17.9%増)と伸長しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算において、当期純利益は2億円(前期比1.0%増)と微増ながらも、売上高は81億円(前期比4.4%増)を達成し、事業規模の拡大傾向が鮮明となりました。特に営業利益は3億円(前期比81.2%増)、経常利益は2億円(前期比119.1%増)と、大幅な増益を記録したことは特筆に値します。これは、酸化チタン関連事業における化粧品向け製品の出荷増と販売価格の値上げ、そして酸化鉄関連事業における同様の価格戦略とコスト削減努力が、利益率の改善に大きく寄与したことを示唆しています。セグメント別に見ると、酸化チタン関連事業が前期の赤字から黒字転換を果たしたことが、全体の利益を押し上げる要因となりました。一方、酸化鉄関連事業は、トナー向け製品の出荷減という逆風がありながらも、価格戦略とコスト管理で増益を維持しました。キャッシュフロー面では、営業活動によるキャッシュフローが10億円(前期比25.2%増)と堅調であり、これは減価償却費の計上や棚卸資産の減少、仕入債務の増加などが貢献した結果です。総資産は微減しましたが、純資産は増加しており、財務基盤の安定性も維持されています。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年培ってきた「6つのコア技術」に裏打ちされた高い技術力にあります。具体的には、粒子形状制御技術、微粒子化技術、複合化技術、表面処理技術、分散技術、不純物低減技術といった専門性の高い技術を駆使し、顧客の要求に応じたきめ細かく迅速な対応を実現しています。この技術力は、酸化チタンや酸化鉄といった無機材料分野において、高品質な製品を生み出す基盤となっています。また、自社販売網と商社との連携によって構築された国内外の販売網も強みの一つです。特に、化粧品向け製品においては、専用工場の生産能力と、酸化鉄の生産能力に余力があることから、小ロット多品種生産への柔軟な対応が可能です。さらに、化粧品関連をはじめとする各種法規制への対応力も、品質保証体制の強さとして挙げられます。これらの技術力、販売網、生産体制、品質保証能力の組み合わせが、競合他社との差別化要因となり、市場での競争優位性を確立しています。

リスク要因

当社の事業展開におけるリスクとして、まず新規製品の事業化が計画通りに進まなかった場合、経営成績に影響を与える可能性があります。また、装置産業であることから、設備の老朽化や故障による操業停止リスクも存在します。成長戦略実現のための生産設備増強投資が計画通りに進まなかった場合も、収益に影響する可能性があります。研究開発における新技術・新製品の市場展開が遅延した場合も同様です。販売チャネルである特約店経由の売上債権については、販売先の経営悪化による回収リスクが潜在しています。製品在庫の変動や、国際情勢等に起因する原燃料調達の遅延・困難、原燃料価格の変動も、コスト面での圧迫要因となり得ます。さらに、保有する上場株式の価格変動、為替や金利の変動も、当期純利益や財務コストに影響を及ぼす可能性があります。人材確保・育成の遅れや、設備投資等に関する固定資産の減損リスク、財務制限条項への抵触リスク、資金調達コストの増加なども、経営の安定性を揺るがす要因となり得ます。

投資テーマとの関連

当社の事業は、無機材料、特に酸化チタンと酸化鉄の製造・販売を主軸としており、これらの素材は幅広い産業分野で利用されています。現状では、AI、半導体、EVといった成長性の高い投資テーマとの直接的な関連性は限定的であると見られます。しかしながら、酸化チタンや酸化鉄は、塗料、セラミックス、電池材料、電子材料(MLCC、半導体関連部材)、さらには環境・エネルギー分野など、将来的な技術革新や産業構造の変化によって需要が拡大する可能性を秘めています。特に、次世代電池材料や高機能電子部品、環境浄化技術などへの応用が進めば、これらの投資テーマとの関連性が深まる可能性があります。また、中長期経営計画では、電子材料や導電材料、環境・エネルギー分野を新たなターゲット市場として設定しており、これらの分野への展開が進むにつれて、先進技術分野への貢献度が高まり、投資テーマとの親和性が向上することが期待されます。企業価値向上に向けた戦略の進捗が、これらのテーマへの関連性を具体化していく鍵となるでしょう。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。