積水化成品工業株式会社 (4228) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
機能性化学自動車部品電子材料省エネリサイクルESGサーキュラーエコノミーDXEV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 193/215位
D
安定性
業種 191/215位
D
成長性
業種 140/214位
D
効率性
業種 127/215位
C
CF健全性
業種 152/215位
売上高
1139億円
粗利率
23.3%
営業利益率
2.2%
純利益率
1.9%
ROE
4.3%
ROIC
2.0%
自己資本比率
41.0%
D/Eレシオ
0.77
有利子負債
388億円
ネットキャッシュ
-294億円
NC/時価総額
-148.7%
運転資本余剰*
-303億円
運転資本余剰/時価総額*
-153.5%
フリーCF
22億円
FCFマージン
1.9%
キャッシュ化率
3.10倍
PBR
0.39倍
EV/EBITDA
6.5倍
PER
9.2倍
想定株価
433.8円
想定時価総額
198億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1139億円 266億円 51億円 26億円 76億円 22億円 21億円
2025年3月期 1371億円 273億円 61億円 6億円 67億円 1億円 -63億円
2024年3月期 1303億円 264億円 57億円 13億円 70億円 27億円 11億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1224億円 513億円 397億円 317億円 502億円
2025年3月期 1362億円 636億円 568億円 297億円 489億円
2024年3月期 1465億円 691億円 530億円 367億円 561億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 94億円 118億円 191億円 388億円 106億円 - -303億円
2025年3月期 91億円 153億円 238億円 391億円 126億円 - -477億円
2024年3月期 109億円 162億円 259億円 379億円 130億円 - -421億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 67億円 -44億円 -21億円 22億円
2025年3月期 48億円 -57億円 -6億円 -9億円
2024年3月期 74億円 -38億円 -37億円 36億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 47.1円 1100.6円 15.0円 31.8% -645.0円 9.2倍 433.8円 198億円 46,988,000株 1,405,800株
2025年3月期 -138.3円 1075.9円 3.0円 - -659.0円 - - - 46,988,000株 1,540,000株
2024年3月期 23.9円 1235.5円 13.0円 54.4% -595.5円 21.3倍 509.1円 231億円 46,988,000株 1,627,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.3% 1.8% 2.0% 23.3% 2.2% 6.7% 1.9% 1.9% 41.0% 0.77
2025年3月期 -12.8% -4.6% 0.5% 19.9% 0.5% 4.9% -4.6% -0.7% 35.9% 0.80
2024年3月期 1.9% 0.7% 0.9% 20.3% 1.0% 5.4% 0.8% 2.8% 38.3% 0.68

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -16.9% 298.1% -65.8% -3.0% -0.8% 47.6% -
2025年3月期 5.2% -49.2% -680.1% 5.3% 0.1% -24.1% 代表取締役社長 古林育将
2024年3月期 4.5% 59.0% 139.6% 3.1% 3.0% -15.5% 代表取締役社長 柏原正人

業種比較(化学、214社中央値)

指標積水化成品工業株式会社業種中央値
ROE4.3%6.5%
ROA1.8%4.0%
営業利益率2.2%7.3%
純利益率1.9%5.2%
自己資本比率41.0%64.4%
売上成長率-16.9%2.2%
PER9.2倍13.2倍
PBR0.39倍0.85倍
EV/EBITDA6.5倍6.2倍
NC/時価総額-148.7%4.9%
運転資本余剰/時価総額-153.5%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
タイガースポリマー株式会社 (4231) 195億円 501億円
株式会社北の達人コーポレーション (2930) 190億円 112億円
三光合成株式会社 (7888) 189億円 911億円
大日精化工業株式会社 (4116) 184億円 1243億円
フマキラー株式会社 (4998) 181億円 774億円
アキレス株式会社 (5142) 180億円 818億円
OATアグリオ株式会社 (4979) 218億円 320億円
新田ゼラチン株式会社 (4977) 220億円 380億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

機能性化学自動車部品電子材料
環境貢献ビジネス(資源循環、GHG削減)次世代電子材料(光学ディスプレイフィルム、光通信部材)グローバル事業再構築(事業子会社譲渡、資産見直し)自動車部材(軽量化ニーズ、EVシフト対応)中長期経営計画「Going Beyond 2027」

見通し: 2025年度は売上微減も、収益改善施策により営業利益・経常利益が計画を大幅に上回る見込み。中長期的には「Target 2030」達成に向け、変革と完遂による企業価値向上を目指す。

強み: 発泡プラスチックの製造から販売まで一貫した事業体制。環境貢献製品への注力や、自動車・エレクトロニクス分野での高機能材開発。

懸念: 原材料価格やエネルギー価格の変動、地政学的リスクによる調達への影響。海外事業における法規制変更や政治経済的要因。

リスク: 1. 地政学リスク(ウクライナ・中東情勢)による原燃料調達懸念と価格高騰。2. 為替変動による業績への影響。3. 主要原材料の市況変動と製品価格への転嫁の遅れ。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

積水化成品グループは、発泡プラスチックを基盤とした素材メーカーであり、樹脂、シートの製造から最終製品の製造・販売までを一貫して手掛ける企業集団です。その事業は大きく「ヒューマンライフ分野」と「インダストリー分野」の二つに分かれています。「ヒューマンライフ分野」では、食品包装材や農水産資材、建築・土木資材などに使用される「エスレンビーズ」や「エスレンシート」といった製品を提供しており、私たちの身近な生活を支えています。一方、「インダストリー分野」では、自動車部材、産業用梱包材、電子部品材料、医療・健康用材料など、より高度な機能性が求められる産業分野向けに、「ピオセラン」や「テクポリマー」、「テクノゲル」といった高機能素材を提供しています。国内16社、国外14社の連結子会社を含む37社で構成されるグローバルな事業展開を行っており、素材開発から製造、販売までを一貫して行うことで、顧客ニーズに応じたソリューションを提供しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、積水化成品グループは売上高1,139億円(前期比-16.9%)を計上しました。これは、欧州および中東地域における地政学的リスクの継続や、原材料・エネルギー価格の動向、それに伴う市場の不透明感などが影響した結果と分析されます。しかしながら、営業利益は26億円(前期比+298.1%)と大幅な増加を達成しました。この利益の回復は、前期に計上されたProseatグループ株式譲渡に関する事業譲渡損などの特別損失の反動に加え、収益改善施策や構造改革の着実な推進によるものと考えられます。経常利益も22億円(前期比+2104.9%)と大きく改善し、当期純利益も21億円(前期比+134.2%)と黒字転換を果たしました。特に、営業利益率が前期の0.5%から2.2%へと改善している点は、収益体質強化への取り組みが進展していることを示唆しています。セグメント別では、ヒューマンライフ分野の売上高は微減にとどまりましたが、セグメント利益は増加しました。一方、インダストリー分野は売上高が大きく減少したものの、セグメント利益は大幅に増加しており、事業ポートフォリオの変革や高付加価値分野への注力が利益改善に貢献した様子がうかがえます。

強みと競争優位性

積水化成品グループの強みは、長年にわたり培ってきた発泡プラスチック分野における高度な技術力と、素材開発から成形加工、販売までを一貫して手掛ける垂直統合型のビジネスモデルにあります。これにより、顧客の多様なニーズにきめ細かく対応し、カスタマイズされたソリューションを提供することが可能です。特に、ヒューマンライフ分野における食品容器や資材、インダストリー分野における自動車部材や電子材料といった多岐にわたる用途で、長年の実績と信頼を築き上げてきました。また、グローバルに広がる生産・販売ネットワークも競争優位性の一つです。これにより、地域ごとの市場動向に迅速に対応し、サプライチェーンの最適化を図ることができます。さらに、同社は環境問題への意識も高く、リサイクル原料の使用やGHG排出量削減目標の設定など、サステナビリティを重視した製品開発や事業活動を推進しており、これが新たな市場機会の創出や企業価値向上に繋がる可能性があります。

リスク要因

積水化成品グループが直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、グローバル経済の変動、地政学リスク、為替レートの変動といった外部環境の変化は、原材料調達コストや製品価格、海外事業の収益性に直接的な影響を与えます。特に、主要原材料であるスチレンモノマーなどの市況変動は、価格転嫁の遅れが業績を圧迫する可能性があります。また、製品の品質保証に関するリスクも重要であり、予期せぬ欠陥や不具合が発生した場合、製品回収や損害賠償による財務的影響に加え、企業信用の失墜につながる恐れがあります。環境規制の強化や気候変動への対応も、事業活動におけるコスト増加や新たな投資負担を生じさせる要因となり得ます。さらに、自然災害や情報セキュリティインシデントの発生は、事業活動の停止や顧客情報の漏洩など、深刻な影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対し、同社はリスク管理体制を整備し、保険加入や情報収集、BCP策定などの対策を講じていますが、リスクの発生を完全に回避することは困難です。

投資テーマとの関連

積水化成品グループは、現代の主要な投資テーマである「環境・サステナビリティ」や、間接的には「EV(電気自動車)」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」といったテーマとの関連性を有しています。環境分野では、GHG排出量削減目標の設定や、リサイクル・バイオマス原料の使用比率向上、環境貢献製品「サステナブル・スタープロダクト」の拡大に注力しており、脱炭素社会の実現に貢献する企業としての側面を持っています。EV関連では、自動車部材分野において、軽量化ニーズに対応する素材開発や、EVシフトに対応した高機能材料の開発・提供が期待されます。また、エレクトロニクス分野で開発されているナノサイズのポリマー微粒子は、次世代電子材料分野への展開を通じて、DXの進展に貢献する可能性を秘めています。これらのテーマへの取り組みは、将来的な成長ドライバーとして、また企業価値向上に繋がる要素として注目されます。

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