モビルス株式会社 (4370) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSAI生成AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 455/649位
C
安定性
業種 367/657位
D
成長性
業種 451/637位
C
効率性
業種 422/657位
E
CF健全性
業種 586/656位
売上高
19億円
粗利率
67.6%
営業利益率
4.9%
純利益率
4.9%
ROE
6.6%
ROIC
3.8%
自己資本比率
61.6%
D/Eレシオ
0.22
有利子負債
3億円
ネットキャッシュ
7億円
NC/時価総額
20.4%
運転資本余剰*
6億円
運転資本余剰/時価総額*
15.6%
フリーCF
-3億円
FCFマージン
-18.6%
キャッシュ化率
2.97倍
PBR
2.62倍
EV/EBITDA
-
PER
39.0倍
想定株価
596.3円
想定時価総額
36億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年8月期 19億円 13億円 - 9064万円 - 8137万円 9097万円
2024年8月期 15億円 8億円 2億円 -4億円 -1億円 -4億円 -7億円
2023年8月期 16億円 8億円 2億円 -2億円 5511万円 -2億円 -2億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年8月期 22億円 14億円 5億円 3億円 14億円
2024年8月期 20億円 16億円 4億円 3億円 12億円
2023年8月期 22億円 15億円 2億円 1469万円 19億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年8月期 10億円 692万円 3億円 3億円 - - 6億円
2024年8月期 14億円 710万円 2億円 4億円 - - 9億円
2023年8月期 13億円 419万円 2億円 - - - 10億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年8月期 3億円 -6億円 3188万円 -3億円
2024年8月期 3218万円 -3億円 4億円 -3億円
2023年8月期 2906万円 -2億円 -2億円 -2億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年8月期 15.3円 227.5円 - - 121.5円 39.0倍 596.3円 36億円 6,096,274株 59,700株
2024年8月期 -125.2円 211.4円 - - 167.1円 - - - 5,973,674株 104,700株
2023年8月期 -31.2円 333.7円 - - 217.7円 - - - 5,973,674株 162,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年8月期 6.6% 4.1% 3.8% 67.6% 4.9% - 4.9% -18.6% 61.6% 0.22
2024年8月期 -59.0% -37.3% -15.3% 51.5% -22.9% -7.1% -47.7% -18.6% 63.2% 0.30
2023年8月期 -9.4% -8.3% -5.7% 49.0% -9.8% 3.5% -11.4% -10.8% 88.0% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年8月期 20.9% -74.3% -87.6% 5.7% - -20.7% 代表取締役社長 石井智宏
2024年8月期 -3.8% -324.8% -501.4% 7.5% - - 代表取締役社長 石井智宏
2023年8月期 1.6% -186.2% -244.2% - - - 代表取締役社長 石井智宏

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標モビルス株式会社業種中央値
ROE6.6%11.2%
ROA4.1%6.6%
営業利益率4.9%8.6%
純利益率4.9%6.5%
自己資本比率61.6%62.0%
売上成長率20.9%9.1%
PER39.0倍17.2倍
PBR2.62倍2.29倍
EV/EBITDA-7.8倍
NC/時価総額20.4%20.5%
運転資本余剰/時価総額15.6%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本ナレッジ株式会社 (5252) 35億円 46億円
株式会社エヌジェイホールディングス (9421) 35億円 91億円
株式会社フーディソン (7114) 37億円 78億円
株式会社アイリッジ (3917) 37億円 71億円
株式会社EduLab (4427) 37億円 62億円
ベイシス株式会社 (4068) 37億円 80億円
バリオセキュア株式会社 (4494) 35億円 28億円
ソーシャルワイヤー株式会社 (3929) 37億円 35億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年8月期)

SaaSAI生成AI
コンタクトセンター向けSaaSオペレーション支援AI「ムーア」生成AI活用カスタマーサクセス販売代理店・OEM

見通し: コンタクトセンター向けSaaS市場の拡大と生成AI活用により、売上高は2025年8月期に14億1865万円(ARRベース)を見込む。顧客単価向上と新規顧客獲得で持続的成長を目指す。

強み: 大手コンタクトセンター最適化技術と、AI「ムーア」によるオペレーター支援。システムとコンサルティング両輪のカスタマーサクセス。

懸念: 顧客業界のソフトウエア投資抑制、技術革新への対応遅延、競合激化による価格競争リスク。人材確保・育成の難しさ。

リスク: 顧客業界の景気悪化や技術革新への対応遅延は、業績に直接影響。情報漏洩やシステムトラブルは信用失墜や損害賠償リスク。人材獲得・育成の遅れは事業継続の足かせとなる可能性。

AI詳細分析(2025年8月期)

事業概要

当社グループは、CX(カスタマーエクスペリエンス)向上をミッションに掲げ、「すべてのビジネスに、一歩先行くCXを。」をスローガンとして、主にコンタクトセンター向けのコミュニケーションプラットフォーム開発を手掛けています。主力事業はSaaS(Software as a Service)プロダクトの提供であり、特に大規模コンタクトセンターのオペレーション効率化を支援するテクノロジーに強みを持っています。顧客企業は、プロダクト開発段階から機能性や仕様検討に参画し、大規模コンタクトセンターに最適化されたSaaSプロダクトが開発されています。具体的には、モニタリング、統計、レポーティング機能に加え、管理者・スーパーバイザー支援機能、在宅オペレーション機能などが提供されています。さらに、独自開発したオペレーション支援AI「ムーア(MooA)」は、生成AIや独自のAI技術を活用し、オペレーターの応対業務負担軽減、応対時間短縮、VOC(Voice of Customer)活用促進に貢献します。高速な音声文字起こし、企業内ナレッジに基づく回答案生成、応対内容の要約・意図抽出などが可能で、チャットボットやボイスボットと連携し、オペレーターの応対を支援します。

直近決算ハイライト

当連結会計年度の業績は、売上高1,854百万円、営業利益90百万円、経常利益81百万円と、通期黒字化を達成しました。これは、主要事業であるSaaSサービスにおいて、大規模コンタクトセンターでの利用開始による案件大型化や、生成AI関連製品である「MooA」の導入が進んだことが売上高増加に寄与した結果です。SaaSサービスの契約数は322件、契約当たりの平均単価は295千円となりました。前事業年度との比較では、SaaSサービスの売上高は20.3%成長し、契約当たりの平均単価は55千円増加しました。プロフェッショナルサービスも、有償カスタマーサクセス案件の獲得やオペレーター支援AIの導入が進んだことにより、22.6%の成長を遂げました。これらの結果、合計売上高は1,854百万円となり、前期比20.9%の増加となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は90百万円となりましたが、これは連結子会社であるvottia株式会社の先行投資による赤字業績に伴う非支配株主に帰属する損失配分が影響したものです。

強みと競争優位性

当社の強みは、大規模コンタクトセンターのオペレーション効率化を支援するテクノロジーと、システム提供に留まらない包括的なカスタマーサクセス体制にあります。顧客企業が開発プロセスに参画することで、大規模コンタクトセンターに最適化された仕様を持つSaaSプロダクトを提供しており、これは他社にはない強みです。特に、独自開発したオペレーション支援AI「ムーア(MooA)」は、生成AI技術を活用し、オペレーターの業務効率化とVOC活用を促進します。また、初期導入サポート、カスタマイズ開発、トレーニング、コンサルティング、KPI分析サポート、AI教師データ作成、PDCA支援、生成AIプロンプトチューニングなど、顧客の成功までを支援する幅広いサービスを提供することで、顧客との強固な関係を築いています。さらに、アルティウスリンク株式会社、株式会社ベルシステム24など、コンタクトセンターオペレーションを担うBPO企業を中心に40社を超える販売代理店との提携や、テクマトリックス株式会社、トランス・コスモス株式会社などへのOEM供給を通じて、多様な業種・地域へのアクセスを実現しており、特にBPO企業上位10社のうち8社が当社のセールスパートナーであることは、その市場における影響力の大きさを物語っています。

リスク要因

当社グループの事業運営には、いくつかのリスク要因が存在します。まず、主要顧客であるコンタクトセンター業界のソフトウェア投資動向は、国内外の景気動向に左右される可能性があります。景気後退により顧客の投資が抑制された場合、当社の業績に影響を及ぼす恐れがあります。また、コンタクトセンター向けBPO市場は技術革新が激しく、顧客ニーズが常に変化するため、迅速なサービス開発や変化への対応が遅れた場合、競争優位性を失うリスクがあります。競合他社による新サービス開発や価格競争の激化も、業績に影響を与える可能性があります。情報管理体制の不備による情報漏洩は、顧客からの損害賠償請求や信用の失墜につながる重大なリスクです。システムのトラブルや、SaaSサービスにおける重大な不具合発生による追加コストや損害賠償請求も懸念されます。さらに、サブスクリプション型ビジネスモデルの特性上、新規顧客獲得の鈍化や既存顧客の解約率上昇は、経常収益の減少を招く可能性があります。販売代理店やOEM供給先の業績や戦略変更も、当社の事業に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、生成AI技術の活用を中核戦略の一つとして位置づけており、投資テーマとの関連性は高いと言えます。オペレーション支援AI「ムーア(MooA)」の開発や、「モビボット」「モビボイス」への生成AI連携、「maestra」でのAIエージェント機能提供は、生成AI市場の成長を取り込む戦略です。また、カスタマーエクスペリエンス(CX)領域の強化は、顧客体験向上が企業価値に直結する近年のトレンドに合致しています。VOCの活用や、コンタクトセンターで蓄積されたデータの分析を通じた顧客体験向上への取り組みは、データ活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)といったテーマとも関連が深いです。コンタクトセンターのDX化は、人手不足が深刻化する中でオペレーション効率化が求められる業界のニーズに応えるものであり、BPO市場からCRMソリューション市場への取り込みといった経営環境の変化も、DX推進の追い風となっています。これらの点から、当社はAI、DX、CXといった成長テーマの中心に位置していると考えられます。

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