ゼリア新薬工業株式会社 (4559) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
ジェネリック医薬品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 20/81位
C
安定性
業種 58/85位
D
成長性
業種 35/83位
D
効率性
業種 25/84位
B
CF健全性
業種 20/74位
売上高
892億円
粗利率
73.1%
営業利益率
13.9%
純利益率
9.5%
ROE
7.8%
ROIC
5.9%
自己資本比率
60.3%
D/Eレシオ
0.36
有利子負債
391億円
ネットキャッシュ
-115億円
NC/時価総額
-11.9%
運転資本余剰*
-281億円
運転資本余剰/時価総額*
-29.1%
フリーCF
73億円
FCFマージン
8.1%
キャッシュ化率
1.18倍
PBR
0.89倍
EV/EBITDA
5.7倍
PER
11.4倍
想定株価
2186.5円
想定時価総額
964億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 892億円 652億円 66億円 124億円 190億円 110億円 85億円
2025年3月期 873億円 640億円 68億円 122億円 190億円 128億円 99億円
2024年3月期 757億円 555億円 63億円 96億円 160億円 85億円 77億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1797億円 826億円 557億円 154億円 1084億円
2025年3月期 1592億円 695億円 544億円 149億円 895億円
2024年3月期 1505億円 578億円 545億円 162億円 796億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 276億円 209億円 314億円 391億円 101億円 30億円 -281億円
2025年3月期 235億円 164億円 265億円 412億円 89億円 36億円 -310億円
2024年3月期 186億円 145億円 210億円 462億円 91億円 43億円 -359億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 100億円 -27億円 -59億円 73億円
2025年3月期 129億円 -11億円 -78億円 119億円
2024年3月期 122億円 -40億円 -81億円 82億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 191.8円 2459.1円 49.0円 25.6% -260.2円 11.4倍 2186.5円 964億円 50,119,190株 6,039,700株
2025年3月期 225.4円 2031.3円 47.0円 20.8% -401.5円 10.0倍 2254.2円 994億円 53,119,190株 9,039,600株
2024年3月期 175.4円 1806.3円 44.0円 25.1% -626.7円 12.2倍 2139.8円 943億円 53,119,190株 9,039,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.8% 4.7% 5.9% 73.1% 13.9% 21.3% 9.5% 8.1% 60.3% 0.36
2025年3月期 11.1% 6.2% 6.5% 73.3% 14.0% 21.8% 11.4% 13.6% 56.3% 0.46
2024年3月期 9.7% 5.1% 5.3% 73.3% 12.7% 21.1% 10.2% 10.9% 52.9% 0.58

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.1% 1.5% -14.9% 9.3% 10.0% 11.1% -
2025年3月期 15.3% 26.8% 28.5% 13.6% 7.6% 24.2% 代表取締役社長 伊部充弘
2024年3月期 10.7% 6.7% 24.8% 10.9% 4.1% 40.9% 代表取締役社長 伊部充弘

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標ゼリア新薬工業株式会社業種中央値
ROE7.8%2.4%
ROA4.7%1.4%
営業利益率13.9%8.0%
純利益率9.5%6.5%
自己資本比率60.3%69.7%
売上成長率2.1%4.9%
PER11.4倍16.9倍
PBR0.89倍1.18倍
EV/EBITDA5.7倍9.4倍
NC/時価総額-11.9%4.2%
運転資本余剰/時価総額-29.1%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
杏林製薬株式会社 (4569) 956億円 1263億円
栄研化学株式会社 (4549) 1009億円 419億円
持田製薬株式会社 (4534) 1225億円 1170億円
JCRファーマ株式会社 (4552) 694億円 403億円
あすか製薬ホールディングス株式会社 (4886) 670億円 711億円
株式会社タウンズ (197A) 554億円 186億円
Heartseed株式会社 (219A) 421億円 30億円
生化学工業株式会社 (4548) 398億円 366億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少
2020年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

ディフィクリア特許切れ対策グローバル展開(欧州・アジア)国内医療用医薬品・コンシューマーヘルスケア事業開発パイプライン拡充消化器系・がん領域への特化

見通し: 主力製品「ディフィクリア」の特許切れに備え、グローバル展開(欧州・アジア)と国内両事業(医療用医薬品・コンシューマーヘルスケア)の再成長、開発パイプライン拡充を重点戦略とする。2026年度には売上高1,000億円、自己資本当期純利益率10%以上を目指す。

強み: 消化器系領域に特化した医療用医薬品事業と、セルフメディケーションを軸としたコンシューマーヘルスケア事業のバランスが取れた経営基盤。

懸念: 主力製品「ディフィクリア」の特許期間満了による後発品参入リスク。薬価改定や医療費抑制策も収益を圧迫する可能性がある。

リスク: 医薬品の予期せぬ副作用や安全性懸念は、販売制限・中止につながり業績に影響する。研究開発の成否は多大な時間と費用を要し、開発中断は計画変更を迫る。薬価改定や医療政策変更は売上・利益確保に影響を与える。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当企業グループは、医療用医薬品事業とコンシューマーヘルスケア事業を二つの柱とする総合健康企業です。医療用医薬品事業では、消化器系領域に特化し、潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」やクロストリディオイデス・ディフィシル感染症治療剤「ディフィクリア」などを展開しています。また、がん領域を次の成長領域として注力しています。コンシューマーヘルスケア事業では、セルフメディケーションに貢献する製品開発に注力しており、「ヘパリーゼ群」や「コンドロイチン群」などの主力製品に加え、健康寿命延伸に貢献する製品開発を進めています。これらのコア事業のバランスの取れた経営基盤を強みとし、M&Aやアライアンスによるグローバル展開も推進することで、持続的な成長を目指しています。2026年3月期は、売上高892億円、営業利益124億円を達成しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比2.1%増の892億円、営業利益が同1.4%増の124億円と増収増益を達成しました。しかし、為替差損の発生などにより、経常利益は同14.0%減の110億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.9%減の85億円となりました。セグメント別では、医療用医薬品事業が前期比4.5%増の616億円となり、営業利益は同13.0%増の121億円と好調を維持しました。特に「アサコール」は海外市場の回復により通期で増収、「ディフィクリア」も主要国での伸長が貢献しました。一方、コンシューマーヘルスケア事業は、競合品の影響などにより売上高が同2.8%減の273億円、営業利益が同0.6%減の63億円と、減収減益となりました。純資産は同9.4%増の736億円、自己資本比率は60.3%と、財務基盤は堅固を維持しています。

強みと競争優位性

当企業グループの強みは、医療用医薬品事業とコンシューマーヘルスケア事業という二つの安定した収益の柱を持つバランスの取れた事業ポートフォリオにあります。これにより、一方の事業が不振でも他方でカバーできるリスク分散が図られています。医療用医薬品事業においては、消化器系領域に特化し、研究開発から販売まで一貫した体制を構築している点が競争優位性となっています。また、グローバル開発体制による綿密な治験計画や、M&A・アライアンスによるグローバル展開の推進も、競争力を高めています。コンシューマーヘルスケア事業では、「ヘパリーゼ群」などの主力ブランドが長年にわたり市場で支持されており、確立された顧客基盤とブランド力が強みです。さらに、これらの安定基盤を活かした研究開発投資やM&A戦略が、持続的な成長を支えています。

リスク要因

当企業グループが抱える主要なリスクとして、医薬品の安全性に関する問題が挙げられます。予期せぬ副作用や安全性懸念が発生した場合、販売制限や中止につながり、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、医薬品の研究開発には多大な時間と費用がかかり、開発の成否が業績に大きく影響します。臨床試験での予期せぬ事態や期待される有効性が確認できない場合、開発中止や計画変更を余儀なくされるリスクがあります。さらに、薬機法などの関連法規の変更や薬価改定、ジェネリック医薬品の参入なども、事業展開に影響を与える可能性があります。海外展開においては、現地の法令や税制、薬事行政の変更リスクも存在します。これらのリスクに対して、当社グループは副作用情報の収集、適正使用の推進、綿密な治験計画、規制情報の収集、複数購買による原料確保などの対策を講じています。

投資テーマとの関連

当企業グループは、医薬品の研究開発および販売を通じて、人々の健康寿命の延伸やQOL向上に貢献することを目指しており、ヘルスケア分野における投資テーマと深く関連しています。特に、消化器系領域への特化やがん領域への注力は、アンメットメディカルニーズに応える創薬への期待につながります。また、セルフメディケーションを推進するコンシューマーヘルスケア事業は、健康志向の高まりや高齢化社会における需要増が見込まれる分野です。グローバル展開の加速も、成長市場へのアクセスという点で投資テーマとの親和性が高いと言えます。2026年度から始まる第12次中期経営計画では、グローバル展開の更なる拡大、国内両事業の成長軌道への回帰、開発パイプラインの拡充を重点施策として掲げており、これらの取り組みが将来の成長ドライバーとして期待されます。

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